俺は今、何か幻を見ているのではないかと思った、夜の道を歩いていたら一人の女性に声をかけられた
なんと言っていたのかは問題ではない誰にかけられたかの方だ
「・・・カズ?」
「うん・・・久しぶりやな」
そこに立っていたのは自分の最愛の女性、あの時、彼女を止めるなり一緒に行くなりしていたら
と思う日々を過ごしてきた、でも彼女はこうして無事でいてくれたそれだけでどれ程嬉しいか。
男は駆け寄った、彼女が幻でない事を確認する為に人の目など気にする事無く、彼女を
・・・・・・抱きしめる?
二人の距離がほぼ皆無になるところで十河は足を止める
「どないしたん十河?」
・・・・・・おかしい
「なあ、カズ」
・・・・・・何かがおかしい
「ん?」
「お前、縮んでないか?身長」
分かれたときは190位の長身だった、だが今目の前にいる彼女は少なくとも俺より低い
「ああこれはやな…」


茨城和那12歳

数時間前のの朱里の隠れ家
「いやーおアツいなーお二人さん」
「冷やかしにくるあなたは暇人みたいね」
明日は朱里の彼氏の井伊がオフだったので彼女のところに来ていた
(いいんだ・・・いつもこうだから・・・)
そんな事を思いつつ井伊はうずくまっていじけていた
「ちょ・・・ちょっと、何落ち込んでんのよ」
「そやそや、いつでも会えるだけマシやで」
そう言って笑い出す和那、それを見て朱里も顔をうつむける
やがて笑うのを止めてバツの悪そうに頭をかき始める
重い沈黙が続く・・・それを打ち破ったのは
「・・・・・・みんな、どうしたの?」
静かに響く落ち着いた声が聞えた
「あ!リーダー、いや〜ウチが自分で自分の地雷踏んでしもうて・・・」
「あなたは、大好きな彼に会いたい・・・そうでしょ?」
サラリと彼女が思っていることを言いつつ大きな瓶から二つの赤いあめ玉を取り出した
「これを舐めてみて」
それを和那に渡す
「何やこの飴?」
「舐めてみれば分かる・・・」
不思議に思いつつ信頼するリーダーからだったので不信に思わずそれを口に放り込んだ
その瞬間、和那の周りを光が被い周りにいた三人の視界を一時的に奪う
そして光が収まり視界が回復する
「カズ・・・あなた・・・」
「え、え、えぇぇぇ!?」
「・・・・・・成功」
その変化を見た三人はそれぞれの感想を述べた
「ん?みんなどないした・・・!」
和那はこの時自分がどうなったのか理解した、まずいつも着ているジャージが長くなっている
・・・否、自分の腕が縮んでいた、そしてさらに下を見るとジャージズボンも余ってダボダボになっていて
何よりもいつもより地面が近く感じる
「どないなっとんねんこれ!」
原因となった物を渡した当人に聞く
「・・・・・・一つ舐めれば5歳若返る飴」
「ちゃうて、なんでこんなん飲ませたん」
「・・・・・・それなら大神にもジャッジメントにもあなただと悟られない」
「なるほど、身長が高くなる事はあっても低くなる事はないから、
 少なくともすぐには気付かれることはないってことか」
どうゆう事か理解した和那の顔は歓喜に満ちていく、二大組織に自分だと悟られない
それは彼に会うことができる、そう意味していた
「おおきに!ウチ早速会って来る」
そう言って駆け出そうとする和那の肩をつかむ朱里
「あなた・・・その格好でどこ行くの・・・」


「まあこんな感じの事があってな、後はあんたに会ったところにつながると言う訳や」
あらかたの説明をしつつ二人はホテルの一室に落ち着いた
「そっか、色々あったんだな・・・でも・・・」
不意に和那を抱き寄せる
「お前が無事ならそれでいい」
「くさい台詞やなー、でも・・・嬉しい」
そう言ってどちらとも無くキスをする、いったいどれ程この時をまちのぞんだか・・・二人はそう思わずにいられない
名残惜しそうに離して十河が問いかける
「しかし違和感は隠せないな、カズが俺より身長低いっていうのも」
「身長だけじゃくて年もや、今のウチは12歳の子供や、つまり今の十河はロリコンさんやな」
意地悪そうに笑っている和那に少しふくれっ面になる十河
「・・・まあいいか」
言うより早く胸元に手をのばす、ほどよかったバスト(今はどうなっているかは分からないが)
は無論、体に合わせて小さくなっていたが、わずかでも輪郭が分かった
「いきなり・・ん、やな・・あぁ」
「服・・・めくるぞ」
コクっとうなずく、それを確認して服をたくし上げる、そこから見える突起に顔を近づける
「あ、やぁ・・・なめんと・・・あぁ!」
チロチロと突起を舐める、そして、お腹の方へとむかう
「そ・・そこは、あかんて・・・」
おヘソの近くを舐めまわしてその中に入れる、
「なんや・・・変な感じ・・・」
そのまま上は胸を下はおヘソを攻めつつ下半身をあらわにする、そこへ指を入れていく
「そないにぃ、いろんとこ・・せめんと・・・ひぁ!ぁぁあ!」
大量の刺激に耐え切れず絶頂を迎えた


「はぁ、はぁ、何か前よりうまくなっとらんか?」
「そっちが溜まってたんじゃないのかい?」
「あんたなー・・・」
そこまで言って不適な笑みを浮かべ手を相手の下半身に伸ばす
「人のことは言えへんみたいやな」
手でそれをしごきながら悪戯っぽく問いかける
「まあな、自分でしても虚しいだけだしな・・・」
それを聞いた和那は頬を緩ませて
「素直なのはええ事や、ご褒美や」
そう言って直立状態のモノを舐め始める
(うぅ、ただでさえ大きいのにこの体じゃ一杯一杯やな)
そう思う和那、だが無防備な彼女の体が不意に宙に浮いた
「な、何するんや?」
「いや、せっかくだからこちらも可愛がろうと思いまして」
そして69状態にして秘所を凝視する溢れる愛液と雌の臭いに誘われて頭を近づける
負けじと和那も行為を再開する、互いが互いを責め上げる、自分に来る快楽によってさらに相手を快楽に誘う
((イク!))
同時に果てた二人の顔は相手が出した液体に染められた、荒い呼吸音が部屋に響く
呼吸が整ったところで互いに体勢を立て直して向き合う、
「カズ、ベトベトだな顔」
ティッシュを手にして呟く
「人のこと言えへんやろ」
そんな会話をしながら互いの顔を拭う、それが終わると貪るようなキスを始める
「ふぁ・・・十河・・・」
唇が離れるとあまえた声で話しかける
「どうした?カズ」
顔を赤らめ此方を見つめる
「十河・・・来て」
答える必要が無かった


「じゃあ、力抜けよ」
「そんな初めてや無いんやし」
「ああ・・・処女を破るのはな」
行為中に気付いたのだが幼女化した時に処女膜も再生した様なのだ
「いくぞ!」
本当の初めての時と同じように秘所にあてがって一気に挿入した
「あぁ、あぁぁっぁ!」
どのような条件であれ処女への挿入は相手に対して痛みを伴うものであった、結合部分からの血が痛々しい
「大丈夫か、カズ」
「・・・うん、続けて」
うなずいて、さらに奥に入れていく、
「んん、うふぅ、ああ・・・ひゃぁぁぁ」
進むたびに和那の声色が甘く変わっていく
「ふわぁぁ、ええよ・・・」
「俺もだ、きつくて暖かっくて・・・我慢できない!」
「ウチもや!来ていっぱい出して!」
限界の近づいた和那も腰を振り始める、十河も負けじとラストスパートをかける
そして、一番深くまで突き上げて自分の精液で相手の膣を染め上げる
「ああ、来た・・・十河の沢山・・・」
射精に伴ってイッた和那は体を痙攣させながら自分の膣が満たされるのを感じた

「ありがとな、十河」
落ち着きを取り戻して先に言葉を発したのは和那だった
「何言ってんだよ、こっちこそ喜んでくれて嬉しいよ」
そう言いつつ相手の唇を奪う、それに反応して相手が抱きつく
「あったかいよ・・・ウチしあわせや・・・」
そこまで言って急に静かになった
「カズ!?」
心配になって声をかける、目を瞑った彼女の寝息が聞える
(そうか、きっとこんな風に安心して眠れなかったんだろうな・・・)
彼女の置かれている立場を考えてそう思う、そして、何時でも彼女と共に歩めるようしようと心に誓った。


和那が出て行った後のすぐの朱里の隠れ家
「あーの聞いても良いですか?ブラックさん」
「・・・・・・なに?」
「あの飴玉なんで5歳若返るようにしたんですか」
「・・・・・・秘密」
「ああ、そうですか」
「・・・・・・今日はもう帰る」
そう言って彼女は外に出て行った
「何であんな事聞いたの?」
朱里に問われて井伊が答える
「ああ、元になったであろう物とちょっと違うから疑問に思っただけだよ
たぶん、大きくなるように青い飴玉が有る筈だし、じゃないと元の木阿弥になってしまうからね」
「ふーん」
つまらなそうに返答する、ふと井伊が違和感に気が付く
「何か今日は距離が近いね」
朱里が顔を赤くして不機嫌そうにする
「だって、あいつ戻ってきたら絶対、惚気話を始めるから・・・」
「負けず嫌いだね朱里は」
抱き寄せてキスをする
「じゃあ、負けずに惚気ますか?」
頷いた彼女を愛しく思うその心は誰にも負けない物だった。

その後まもなく、七瀬の家
「・・・・・・これを舐めて」
「飴玉?三つをいっぺんに?」
コクっと頷く彼女の言われたとおりに赤い飴玉を三つ
口に頬張る、そして、和那と同じように光に包まれ
服がダボダボになった少年が立っていた
「真央ちゃん、これは・・・」
意味が分からず動揺する七瀬を抱き寄せ答える
「・・・・・・今日はお姉さんと遊びましょうね、七瀬君」
彼女が飴を作った理由はこのためだった。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

どなたでも編集できます