パワポケでエロパロ保管庫 - 19:907-911
ここは親切高校の屋上。 
 今、俺はここで彼女を待っている。 
 「う〜寒い寒い…やっぱり冬は寒いなぁ。」 
そんなことを呟いていると、ガチャッと屋上と廊下を繋ぐドアが開き、 
 最愛の彼女、桜空が姿を見せた。 
 「どうしたんですか?いつもよりだいぶ速いじゃないですか。」 
 「うん…ちょっと桜空に頼みがあってさ。」 
 「なんですか?」 
 「言いにくいんだけど…」 
 「?」 
 「ちょっとこっちに来てくれ…」 
 「?はい。」 
 意を決して、俺は言った。 
 「桜空のふとももに…キスさせてくれないか?」 

 「えっ?すみません、もう一度言ってくれませんか?」 
 「だから、桜空のふとももにキスしたいんだ。」 
 「はぇぇぇぇっ!?」 
そう。何を隠そう、俺は大のふとももフェチなのだ。ふとももの漢字は分からないが。 
 「ダメ…かな?」 
 「いや…いくらなんでもそれはさすがに…恥ずかしすぎますよ。 
  それに、キスは唇にするものじゃ…」 
 「確かに、そうかもしれない。 
  でも、それだけじゃつまらないだろ?」 
 「十分ですが…」 
 「そう言わずになんとか!」 
 「いや…でも…えっと…」 
くそう。さすがに唐突すぎたか。しかも少し引いてるみたいだ。 
だけど、こうなった時のために、秘策がある。 
 俺はそれを試してみることにした。 

 「実はさ。キスってどうして唇にするのか考えたんだ。」 
これはこの間書店に行った時見つけた本に書いてあった言葉だ。 
いや!断じてエロくはないぞ! 
 何で買ったかって?表紙の女性三人のふとも…ってそれはいいだろう? 
「それは唇が魅力的だからだと思うんだよ。」 
 「な、なるほど…」 
おお、効いてる。 
 「と、いうわけで、桜空のふとももは魅力的なんだ! 
  健康的で、もちもちで、さらさらしてて!」 
 「わ…分かりました。一回だけですよ!」 
いよぉぉし!やったぜ!ありがとうあの変態紳士さん! 

 「じゃあ早速…」 
 「は…はい…」 
 早速、桜空のふとももに口付ける。 
 「ん…っ」 
 柔らかいなぁ。本当に気持ちいいや。 
と、少しいたずら心が芽生えてきて、舌を這わせてみた。 
 「んひゃっ!?なっ、なにしてるんですか!」 
 可愛いなぁ。もう少しいたずらしてみよう。 
 「んぁっ…あう…ちょっ…やめ…」 
とどめに、甘噛みをしてみる。 
 「んあぁぁぁっ!」 
と、途端に桜空の力が抜け、座り込んでしまった。 


 「さ…桜空、大丈夫か?」 
 「うう…小波君の変態っ!!」 
ダッ!と、桜空は屋上から逃げて行った。 
 「…少しやりすぎたか?」 
 少し反省していると。 
 「おーい、小波君!」 
 「ん、ナオ?」 
 妹の次は姉か。いやな予感が… 
「さらに何かしたんですか?顔真っ赤にしてジタバタしてましたけど…」 
 「あー、いや、ちょっとな…」 
 「まさか、ふとももにキスとかですか?」 
 「あー、うん、そう…って、なんで知ってるんだ!」 
 「ふふふ。新聞部の情報収集力をなめないでほしいですよ! 
  それにしても、まさか本当にするとは…」 
 「ううう。頼む、ばらさないでくれ。」 
 「いいですよ。でも、一つ条件があります。」 
 「できることなら何でも…」 
 「あたしにも、同じことをするんです!」 
 「うぇっ?」 
 「いーから、とっととするんです!!」 
 「うーわー!!」 

このあと、桜空も戻ってきて俺はずーっとふとももにキスすることになった。 
 正直、天国だ。 .