カラカラ
最終更新：
sinobu2000 2022年03月10日(木) 02:00:31履歴
リトルカップにおけるカラカラについて 
ニンテンドウカップ２０００におけるガラガラと同様、参加可能ポケモンの中で最も火力を出せる。
受けという手段が極めて乏しいリトルカップで、この攻撃力は脅威的となる。どのパーティにも入る可能性は高く、敵として常に想定しておく必要がある。
受けという手段が極めて乏しいリトルカップで、この攻撃力は脅威的となる。どのパーティにも入る可能性は高く、敵として常に想定しておく必要がある。
基本データ
能力値
| 種族名 | 分類 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
| カラカラ | 種族値 | 50 | 50 | 95 | 40 | 50 | 35 |
| 実測値 | 24 | 14 | 19 | 13 | 14 | 13 |
めざパによる能力変動
| 防御→ 攻撃↓ | 0 | -1 | ||
| 0 | 悪 | ド | 氷 | エ |
| 電 | 草 | 水 | 炎 | |
| 鋼 | ゴ | 蟲 | 岩 | |
| 地 | 毒 | 飛 | 格 | |
使用技の候補
地震
主力技候補� Ｌ臣耄┐琉堕蠕�からホネブーメランではなく、地震を選択することは無難と言える。リトルカップでは爆発系、起死回生系を除き破壊力ナンバーワンとなる。弱点を取れる相手は１発確定、弱点でなくとも物理耐久が低い相手にも１発確定となる。具体的には、ニョロモ以下（https://majinjima.ma-jide.com/little/taikyu.html）がその対象となる（地面半減無効は対象外）。
確定１発にはならないものの、タッツー以下の物理耐久力相手には50%を超える確率で1発となるため、ヒトデマン等に対して簡単に後出しを許さないことになる。また、飛行タイプ8種および地面半減の中の一部の相手5種（キャタピー、チコリータ、タマタマ、クヌギダマ、パラス）以外にはダメージ率50%を確定で超えるダメージになるため、実に73種を相手に確2を取れる驚異的な技である。なお、ここまでのデータは攻撃個体値Fを前提としているが、個体値9以上は同じ攻撃力になるため攻撃面では個体値を考慮する必要性はない。
確定１発にはならないものの、タッツー以下の物理耐久力相手には50%を超える確率で1発となるため、ヒトデマン等に対して簡単に後出しを許さないことになる。また、飛行タイプ8種および地面半減の中の一部の相手5種（キャタピー、チコリータ、タマタマ、クヌギダマ、パラス）以外にはダメージ率50%を確定で超えるダメージになるため、実に73種を相手に確2を取れる驚異的な技である。なお、ここまでのデータは攻撃個体値Fを前提としているが、個体値9以上は同じ攻撃力になるため攻撃面では個体値を考慮する必要性はない。
ホネブーメラン
主力技候補�◆Ｌ臣�100％は保証されないが、大きく3点のアドバンテージを秘めている。まず1つ目は地震より威力が高いことである。これはダメージ計算の都合上、威力100を1回打つより威力50を2回打った方が優れる。具体的には確1の範囲が広がり、タッツー、コダック、フシギダネ、ヒトデマン、ウリムー、マダツボミの6種が範囲として広がる。加えて高確率1発としても影響範囲が大きい。コンパン、スリープ、ヒメグマ、ブルー、イーブイ、ウパー、トゲピー、マリル、ワンリキー、ゼニガメ、ワニノコ、ナゾノクサ、トサキント、クラブの14種がそれに該当する。これだけでも採用理由として十分である。
2つ目は、対身代わり戦術に対して。超短期決戦寄りであるリトルカップでは、いばみが戦術の使い手は少ないのは確かである。しかし、ディグダなどが使用する可能性はあるため、いざというときに役立つだろう。
最後は、急所判定が2回発生すること。そのため、2回攻撃の内1回急所に当てることで1ターンキルを達成するという対象には脅威となる。これにより、地面を半減以下とする15種を除く71種の内70種が1ターンキルの範囲となる。残りの1種は奇遇にもカラカラが該当する。そのカラカラにも急所が出ることで超高確率で確1になる。
地震カラカラとホネブーメランカラカラのミラーマッチを検討すると地震持ちの方が勝率56%程と分が良い。最後の点についてホネブーメランが効果的になるのは、カラカラが一撃で倒せず、かつ上から2発で倒してくる相手に対してである。例えば冷凍ビームを備えたラッキーが該当する。地震では勝率5.5%であるが、ホネブーメラン持ちは9.8%とわずかながらタイマンで勝てる可能性が増える。後述する凍える風を絡めた戦い方をする方が良い相手も多いため注意。
2つ目は、対身代わり戦術に対して。超短期決戦寄りであるリトルカップでは、いばみが戦術の使い手は少ないのは確かである。しかし、ディグダなどが使用する可能性はあるため、いざというときに役立つだろう。
最後は、急所判定が2回発生すること。そのため、2回攻撃の内1回急所に当てることで1ターンキルを達成するという対象には脅威となる。これにより、地面を半減以下とする15種を除く71種の内70種が1ターンキルの範囲となる。残りの1種は奇遇にもカラカラが該当する。そのカラカラにも急所が出ることで超高確率で確1になる。
地震カラカラとホネブーメランカラカラのミラーマッチを検討すると地震持ちの方が勝率56%程と分が良い。最後の点についてホネブーメランが効果的になるのは、カラカラが一撃で倒せず、かつ上から2発で倒してくる相手に対してである。例えば冷凍ビームを備えたラッキーが該当する。地震では勝率5.5%であるが、ホネブーメラン持ちは9.8%とわずかながらタイマンで勝てる可能性が増える。後述する凍える風を絡めた戦い方をする方が良い相手も多いため注意。
岩雪崩
サブ技候補１。地震の相性補完となる。飛行タイプ8種および毒タイプを複合に持たない虫タイプ4種（レディバ、キャタピー、クヌギダマ、パラス）に対しての使用が想定される。この内多くを確1で倒すことができるのが魅力となる。クヌギダマだけは注意したく、最大乱数を引いてもHP92%までしかダメージを与えることができない。また耐える可能性はキャタピーとパラスもあるが、前者は95％、後者は77％と高い確率で1発で倒せる範囲となっている。また後述する原始の力ではダメージ不足となり、確1になる相手が少ないということは知っておかなければならない。
凍える風
優秀な補助技。カラカラと同速以上の相手（素早さ13以上）を対象に使用する。ニンテンドウカップ2000と異なりリトルカップでは効果的に働くケースが多いため、持たせる価値は大きい。もちろんこれは100%発生の素早さ1段階低下の追加効果のおかげである。カラカラは素早さは非常に遅い群（素早さ13）であるが、凍える風を一度当てるとストライクを除き素早さ12以下となるため、カラカラの素早さが上回ることになる。またダメージもそれなりに入るのがポイントであり、地震やホネブーメランだけでは確1とならないが凍える風と組み合わせると倒すことができる「なんちゃって確1」となる相手が多い。15種（ウリムー、マタツボミ、ミニリュウ、コイキング、コダック、フシギダネ、タッツー、コンパン、スリープ、ヒメグマ、イーブイ、ワンリキー、ゴマゾウ、サンド、カラカラ）が該当し、1ターン耐えればタイマンで確実に勝てることになる。ブルー、ウパー、トゲピー、ナゾノクサ、ヒマナッツも「なんちゃって確1」となる部類であるが、素早さがカラカラより低いため、前述の15種からは外した。が、例えば黄金の実などの回復道具を持たれた場合には地震×２ターンでは勝てないため、凍える風＋地震という組み合わせであれば確実に２ターンで倒す手法もあることを知っておきたい。
原始の力
先に紹介した岩雪崩に比べて命中率の安定度、また発動した際限りなく勝利に近付く（と思われる）追加効果が光る。しかし確1で倒せる相手が少ないのが玉に瑕。確1にはならないだけならともかく、その多くが高確率１発撃墜にも届かない。例えばドードーに対しては最大乱数を引いても1発では倒すことができない。ただし、リトルカップ最強と名高いストライクのみが確1の対象となるのは魅力である。その他飛行タイプや虫タイプは登場場面は多くは無さそうであるため、割り切って原始の力を入れる選択肢もあるかもしれない。また攻撃対象は全員が凍える風と組み合わせた"なんちゃって確1"であるため、タイマンだけを考慮すれば原始の力でも問題は無さそうである（パラスだけは先手を取っているため、岩雪崩で攻めた方が良い）。
目覚めるパワー岩
岩雪崩に比べて威力は落ちるが命中率の面で優れ、原始の力よりも威力が高いため使用技の候補に入る。HPや攻撃力を下げることなく使用できるのも魅力である。防御は1下がるが、ストライクの剣の舞＋捨て身タックルを耐えるという点については影響しない。目覚めるパワー虫との選択肢があるため、相手にとっても見分けがし辛い。
目覚めるパワー虫（or目覚めるパワー飛行）
地面も岩も効かない草タイプを対象とする技である。具体的には、ヒマナッツ、チコリータ、タマタマが対象となる（パラスは原始の力持ちの場合対象）。虫と飛行の違いとして、虫であればHPが1高くなるメリットがある。また虫はタマタマが確1となる。一方飛行はパラスが確1となる程度で他のメリットは考え辛い。この中でチコリータだけは1発圏内には入らないため、一番の天敵になると言っても過言ではない。
剣の舞
1度舞えれば、使う技を間違わなければ全員を確1とするところまで攻撃力を上げることができる。相手の回復道具が発動せずに1ターンで倒せるようになるのもメリットとして挙げられる。しかしカラカラは素早さが高くなく、相手が誰でも確2となり得る技（めざパ氷や草）を持っている可能性を考えると、安易に舞うことはできない。そのため舞うための準備として、周りのポケモンによる催眠や麻痺などのサポートで環境を整える必要があると良い。
明確な使用用途として鈍い対策が挙げられる。鈍いの使い手はリトルカップでは少ないが、ラッキーで使用する型があるためその対策として有用である。逆に剣の舞が無いと圧殺され全抜きされる危険性も秘める。
明確な使用用途として鈍い対策が挙げられる。鈍いの使い手はリトルカップでは少ないが、ラッキーで使用する型があるためその対策として有用である。逆に剣の舞が無いと圧殺され全抜きされる危険性も秘める。
爆裂パンチ
地震では1発で倒せないノーマルを1発で倒しにいく用の候補である。ヒメグマ、ブルー、イーブイ、ポリゴンが当たれば確1となる。ラッキーは倒すことができないが、中確率（56％）で1発撃墜となる。ただし、カラカラの性質を考えると爆裂パンチのような博打を打ちたいシチュエーションは少ないと思われ、他の技に比べると優先順位は下がると考えられる。
地割れ
爆裂パンチ同様1発で倒せない相手に使用することを想定する。最後の大逆転を狙い持つのもひとつの手となる。爆裂パンチに比べると範囲が広がるため持たせるならこちらの方が良いか。
大文字
ニンテンドウカップ2000のエアームドのような明確なターゲットがいない。パラスを確1で倒せるが、パラスに恨みがある場合は目覚めるパワー飛行で良い。効果的に使えるのは、攻撃力を下げられる状況が考えられる。泥棒によりホネを取られる場合など、万一のとき用に持たせていても面白いかもしれない。
守る
候補の1つとして挙げたい。大爆発を避けることを想定したものである。決まったら超気持ち良い。カラカラの大爆発の耐久力はビリリダマであれば低確率ながら耐えることもあるが、それ以外の爆発には耐えることはできない。そのため後続を意識した共連れ爆発を狙われる可能性は十分にあるため守るを入れても良い。
防御面
圧倒的な攻撃力を誇るカラカラであるが、物理耐久の面はニンテンドウカップ2000のガラガラと比べ相対的に高い(全体第5位)。一方、特殊防御の面では弱点を突かれると1発で倒れるケースもあるため注意されたい。
- まずタイプ一致ハイドロポンプ、吹雪は耐えることができない。またタイプ一致波乗りもチョンチー、カブトの特殊攻撃力（15）以上では耐えることができない（その他オムナイト、タッツー、ヒトデマン、コダック、テッポウオが該当）。ムチュールの冷凍ビームなども確1である。逆にゼニガメやメノクラゲの波乗りであれば耐える可能性があるが、両者ハイドロポンプの使い手である。ソーラービームを除けば草技も1回は耐えられるが、唯一タマタマの目覚めるパワー草は低確率ながら1発となる可能性がある。
- リトルカップの特性として誰でも目覚めるパワーを突拍子もないタイプで持つ可能性がある。特殊攻撃力13以上（ほぼ大半）の弱点を突いた目覚めるパワーは2発耐えられない。つまり、やられる前にやる必要がある。弱点でなくとも高火力な特殊技には2発で堕ちる可能性もある。例えばポニータ、デルビル、マグマッグ、ガーディの大文字は確定2発に該当する。
- 物理耐久には定評があり中々2発で落とすのは難しい。ストライクのつるぎのまい+捨て身タックルを確定で耐えるのは評価に値する。これは岩技で確1で倒せるため、「ストライクに後出しで勝てる」という貴重なポケモンである。一方、カラカラの地震やドードーの捨て身タックルは確定2発で撃墜される。最大のライバルは自分自身である。
- リトルカップでは、回復持ち物の効力が大きいことから泥棒が飛び交うことが想定されるため、十分気を付けなければならない。
道具
実質、太い骨の一択となる。他と被らないため道具枠の節約になるのは良いところである。一方、リトルカップでは黄金の実やきのみジュースによる回復道具が強いため、それらを持てないというのが弱点である。また奇跡の実や薄荷の実を持てないことも自明であり、催眠技を打たれやすいことは気を付ける必要がある。
技構成サンプル
| 5 | カラカラ | じしん or ホネブーメラン | いわなだれ or げんしのちから | こごえるかぜ | めざめるパワー or つるぎのまい | ふといホネ | DDFF or FFFF | 63-63-63-63-63 |
| 5 | カラカラ | じしん or ホネブーメラン | めざめるパワー | こごえるかぜ | つるぎのまい or だいもんじ or まもる or じわれ | ふといホネ | DCFF | 63-63-63-63-63 |
両立不可表
下記ページを参照のこと。原始の力は遺伝技であるため両立不可が多い。特に剣の舞、地割れと両立できないことは注意したい。
https://majinjima.ma-jide.com/little/impossible/ak...
https://majinjima.ma-jide.com/little/impossible/ak...
このページへのコメント
確定超える→確定で超える
クヌグダマ→クヌギダマ
物理技には定評があり→物理耐久には定評があり
ご指摘ありがとうございました、修正させていただきました
失礼、素早さの凍える風の件は既に書かれていましたね。
これ書いとくといいかも的なことメモ
・物理耐久は２０００のガラガラに比べて相対的にかなり高い（全ポケ中5位）
ストライクの剣＋捨て身を確定で耐える数少ないポケモン。
かつ岩技で一撃なので、「ストライクに後出しから勝てる」というのがめちゃくちゃ貴重。
・ホネブーメランは単純に地震より火力が高い
リトルではダメージ計算の都合上威力100×1よりも、50×2のほうがかなり強い。
具体的にはヒトデマンを地震では中乱数一撃だが、ブーメランなら確定一撃となる。
・原始の力の両立関係について
遺伝経路の関係で両立不可が結構あり、特に剣の舞、地割れあたりが不可なので注意
・道具の制約
黄金の実や木の実ジュースが猛威を振るうリトルでは、
「それらを持つことが出来ない」ということ自体が弱点となりうる。
・素早さ
同速内では最も素早さ種族値が低いので、最も得をしている。
凍える風でストライクとは同速になり、それ以外には先制。
・目覚めるパワー岩
蟲も飛行も持たせない場合は、岩技枠をこれにするのも候補。
雪崩より命中率があり、原始より威力がある。
実はHPが下がらない。防御は1だけ落ちるが、ストライクの剣捨て身耐えは据え置き。
・剣の舞
明確な用途のひとつとして、鈍いラッキー対策になる（これが無いと鈍いから圧殺される危険性）