ポケモン第二世代対戦シミュレータ「ジムリーダーの城」の対戦考察Wikiです。各所に散らばった考察をまとめ上げ、より考察を深めます。

概要

いばみがサンダーエースとして最大限に汎用性を高めようとしたパーティである。
前身となるサンダーフシギバナWAは、第20回プチドラサマ杯にて3勝2敗と勝ち越しを果たしているパーティである。
また、Wiki管理人の主観ではあるが、このパーティの原型となるパーティをThe Pirate 99氏がPoke CupのGrand Finals以降使用しており、そのパーティの対戦内容が野試合含めて良好である、と判断している。
50カビゴンに特殊受けの負担が集中しがち(特にエスパーに対する穴が大きい)、サンダーに交代する際に状態異常が入ったら終了、といった汎用性面の問題はある。
その他、岩技を持った55ヌオー(特に太鼓)・55ハガネール・55イノムーに苦戦する傾向がある。
しかし、55いばみがサンダー+威張るリセットお化けが刺さる相手(フシギバナを含めた出汁だらけのカビゴンエース、バランス系統のパーティ、等)は時折現れ、そのような場合に力を発揮する。

全容

レベル種族技1技2技3技4持ち物個体値努力値
55サンダーかみなりめざめるパワーいばるみがわりたべのこしBDFF63- 0-63-63-63
50カイリキークロスチョップいわなだれねごとねむるピントレンズFFFF63-63-63-63-63
50カビゴンすてみタックルじしんねごとねむるひかりのこなFFFF63-63-63-63-63
50パルシェンまきびしれいとうビームリフレクターだいばくはつおうごんのみFFFF63-63-63-63-63
50ムウマくろいまなざしほろびのうたでんじほうみちづれじしゃく1FFF63- 0-63-61-63
50リザードンだいもんじじしんはらだいこはかいこうせんみずたまリボンFFFF63-63-63-63-63

解説

  • 前身はサンダーフシギバナWAであり、55フシギバナを50カイリキーに変更するチューニングをデフォルトで採用したものである。その更に前身はサンダーニドキングWAである。ちなみに、サンダーニドキングWAは、2020/02/23のプチドラサマ杯の優勝パーティであるプチドラサンダー昆布(https://ameblo.jp/ryoka089/entry-12577716079.html)を参考にWiki管理人が作成したパーティである。
  • サンダーエースは炎エース対策が難しいという課題がある。ファイヤーやリザードンはサンダーで対面有利を取れ、万が一後出しになったとしても著しく不利にはならないのでまだ良いが、純炎に関しては対面でも有利を取れるか怪しい。この課題に対して、50地震太鼓リザードンを入れることで解としている。50地震太鼓リザードンを入れれば、水を誘いやすくなるため55サンダーや50カビゴンで決定力を出しやすくなり、黒まなバトンブラキ対策にもなるため、汎用性の低下を最小限にできる。爆弾としても使用できるため、タイマン戦術も採用しやすくなり、これも汎用性向上に繋がる。
  • いばみがサンダーを採用したパーティ。出汁だらけのカビゴンエース、バランス系統のパーティ等、いばみがサンダーが刺さる相手は時折現れるのでその時に使える。特に、カビゴンエースはカビゴン出汁出汁のアンチパターンを避けるために50フシギバナと組ませることがあるが、いばみがサンダーは50フシギバナを一方的に起点にできるため、カビゴン出汁出汁を50フシギバナで回避しただけのパーティにも刺すことができる。昆布と異なりハピナス等でガン止まりする欠点はあるが、昆布の場合は同時選出の必要がある撒きポケが色々な事故を引き起こすことがある(カビゴンの役割破壊が刺さってしまう、起点にされる、等)ため、その意味でも昆布以上に刺し性能は高い。
  • 50カビゴンがゲンガー含めた特殊対策のために地震寝言型としている(地震はサンダーが苦手とする純電気にも有効)ため、50カビゴンが鈍い持ちの50カビゴン(特に鈍い寝言カビ)に勝てないという問題がある。そもそも、50鈍い寝言カビに明確にタイマンで有利を取れるポケモンがおらず、汎用性面で問題がある。55フシギバナの代わりに50ピントカイリキーを採用することで、この問題を解決した。更に、バンギラス相手にサンダーを選出できない、サンダーとカビゴンの両方が止まると決定力を出すのが困難になる、といった問題も解決し、これらのことも汎用性の向上に役立っている。55ハガネールや55ヌオーとのタイマンで有利というのも、サンダーエースの穴を埋める上では重要となる。
  • 取り巻きでピントクロス(甘えるを貫通し、50サンダースを確1)・爆破で分離・黒まな滅び道連れ・太鼓を行い、エースもいばみがを所持しているので、無駄技になりがちな吠える・吹き飛ばしが無くても幅広いコンボに対応できるようになっている。

苦手な相手

  • 55サイキネあやみがスターミー+地震カビ流し(特にハピナスを併用される場合)
  • 55フーディン+地震カビ流し(特に毒々・光の壁持ちの場合やハピナスを併用される場合)
  • 各種メロみが(例えば、純電気、52以上雷冷パンゲンガー、55キュウコン+ハピナス)

チューニングレシピ(括弧内はShowdownのGUI表記)

  • 「サンダー(Zapdos)」の「かみなり(Thunder)」を「10まんボルト(Thunderbolt)」に変更
    • 55サイキネあやみがスターミーに対して強くなり、穴を少し埋めることができる。また、何かと辛い炎エースに対しても強くなる。しかし、55ライコウ等の純電気やハピナスを突破するチャンスが減るという問題がある。
  • 「カイリキー(Machamp)」の「ねごと(Sleep Talk)」「ピントレンズ(Scope Lens)」「FFFF(15-15-15-15-15-15)」を「めざめるパワー(Hidden Power)」「はっかのみ(Mint Berry)」「DDFF(15-13-13-15-15-15)」に変更(更に、「カイリキー(Machamp)」の「ねむる(Rest)」「はっかのみ(Mint Berry)」を「どくどく(Toxic)」「おうごんのみ(Gold Berry)」や「じしん(Earthquake)」「おうごんのみ(Gold Berry)」に、「パルシェン(Cloyster)」の「おうごんのみ(Gold Berry)」を「きのみジュース(Berry Juice)」や後述の「ピンクのリボン(Pink Bow)」に変更しても良い)
    • 55フーディン関連の穴が小さくなり、ナッシーも釘付けしやすくなる。しかし、ピント寝言ではなくなることで、鈍いカビゴン流し・バンギラス流し・サンダー釘付け・コンボ対策等の精度が低下する。更に、眠る薄荷から毒々黄金に変更した場合は55スターミー関連の穴も小さくすることができ、眠る薄荷から地震黄金に変更した場合は55バクフーン釘付けが強化されるが、50カビゴン流し等の回数が更に低下する、55ヌオーや55ハガネールを積み技未考慮でも流すことができなくなる、といったデメリットがある。
  • 「カイリキー(Machamp)」の「ねごと(Sleep Talk)」「ピントレンズ(Scope Lens)」「FFFF(15-15-15-15-15-15)」を「めざめるパワー(Hidden Power)」「はっかのみ(Mint Berry)」「DEFF(11-13-14-15-15-15)」に、「カビゴン(Snorlax)」の「すてみタックル(Double-Edge)」「じしん(Earthquake)」を「のしかかり(Body Slam)」「ばくれつパンチ(Dynamic Punch)」に変更(更に、「カビゴン(Snorlax)」の「ばくれつパンチ(Dynamic Punch)」を「のろい(Curse)」に変更しても良い)(更に、「カビゴン(Snorlax)」の「のしかかり(Body Slam)」を「おんがえし(Return)」に変更しても良い)
    • 55フーディン関連の穴が小さくなり、ナッシーも釘付け・流しがしやすくなる。鳴海型ムウマが絡む速攻パーティへの対処も容易になる。カビゴンによるサポート性能や特殊流し性能も向上する。しかし、ピント寝言ではなくなることで、鈍いカビゴン流し・バンギラス流し・サンダー釘付け・コンボ対策等の精度が低下する。また、カイリキーでゲンガーを流すことになるため、ゲンガー流しの精度が低下し、特に52以上冷パンサイキネゲンガーは穴になる(55ゲンガーは50めざ霊カイリキーを黄金の有無問わず雷で3発で倒すので、眠る薄荷でないと55雷ゲンガーすら穴になる)。カビゴンの主力技変更は55ブラッキー等の身代わり対策にも影響がある。カビゴンを爆パンから鈍いに変更した場合は、バンギラスやハガネール等に対する釘付けや決定力は減少するが、50カビゴン同士の殴り合いを可能にすることでカイリキーやムウマへの負担を減少させることができる(50鈍い眠る残飯カビゴンを想定するならサポート性能低下を受け入れて圧しを恩返しにする、恩返しは55ブラッキー等の身代わり対策にもなる(恩返し爆パンも有り得る))。
  • 「カビゴン(Snorlax)」の「FFFF(15-15-15-15-15-15)」「ひかりのこな(Bright Powder)」を「1FFF(15- 1-15-15-15-15)」「ピンクのリボン(Pink Bow)」に変更
    • ♀メロみが準電気・ゲンガーや♀メロみがフーディンや♀メロみがキュウコン等に強くなり、メロみが関連の穴が埋まる。しかし、粉がなくなることで特殊流しの精度が落ちるデメリットがある。地震のダメージが減ることによるデメリットもあり、具体的には55バクフーン釘付けが甘くなり辛くなる(50♂カビゴンの地震なら55バクフーンを急所率未考慮で9.47%の確率で2発で倒せる)というデメリットがある。
  • 「パルシェン(Cloyster)」の「まきびし(Spikes)」「れいとうビーム(Ice Beam)」「おうごんのみ(Gold Berry)」を「なみのり(Surf)」「いやなおと(Screech)」「ピンクのリボン(Pink Bow)」(「みずたまリボン(Polkadot Bow)」)に変更
    • 55サンダー・50カビゴンラインとの1対1交換が容易になり、特に50ブラッキーを高確率で1発で倒せるようになるのが重要であり、冷凍ビームから波乗りに変更するデメリットである対55サンダー弱体化もリボンで緩和される。また、岩雪崩ハガネールに対して威張るリセットが容易になる(ヌオーやイノムーに対しては大爆発がある)。バンギラスや炎エースへの釘付け・崩しが容易になる、パルシェン同士の殴り合いで引く必要がなくなる(リフレクターを貼られると1対1交換すら困難になり得る)、パルシェン選出時にもカビゴン流しが可能になる(選出読みが緩和されたり)、といったメリットもある。しかし、サンダーやナッシーに対する釘付けや崩しの性能が落ちる、凍結ワンチャンが無くなることでベースの勝率が落ちる、光の壁サポが絡むケースで55ガラガラ相手の勝率が落ちる、55遺伝子ケンタロスとのタイマン勝率が低下する、50毒エア相手のタイマン勝率が低下する、等のデメリットがある。
  • 「ムウマ(Misdreavus)」の「でんじほう(Zap Cannon)」「じしゃく(Magnet)」「63- 0-63-61-63(252- 0-252-252-252-244)」を「かみなり(Thunder)」「きせきのみ(Miracle Berry)」(他のチューニングとの関係で余らないなら「どくけしのみ(PSN Cure Berry)」)「63- 0-63-63-63(252- 0-252-252-252-252)(251- 0-252-252-252-252)」に変更
    • 寝言スイクンや奇跡リザードン(奇跡ファイヤー)を使われる場合に間接での決定力を出しやすくなる。毒エアや鳴海型ムウマに対してもサイクルを回しやすくなる。しかし、麻痺サポが少し難しくなるデメリットがある(例えば、50純電気をいばみがサンダーで突破するのが困難になる)。
  • 「リザードン(Charizard)」の「みずたまリボン(Polkadot Bow)」を「きせきのみ(Miracle Berry)」に変更
    • 50圧しカビや電磁砲ムウマのようなポケモンを起点にしやすくなり、眠り粉ナッシーへ後出しする時のリスクも減る。その代わり、55カビゴンラインとの1対1交換や50甘えるブラキ+50カイリキー相手の1対1交換が難しくなる。なお、前述のチューニングでカビゴンとパルシェンの両方にリボンが必要になる場合は、このチューニングを行いリボンを回すことを推奨する。

このページへのコメント

パルシェンに波乗りを持たせたりリボンを持たせたりするチューニングを追加しました。

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Posted by  nanashi_a nanashi_a 2021年08月30日(月) 08:22:44 返信

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