ポケモン第二世代対戦シミュレータ「ジムリーダーの城」の対戦考察Wikiです。各所に散らばった考察をまとめ上げ、より考察を深めます。

概要

当Wikiでは、ゴールド氏のヒストリアスタン2000について既に掲載されている(https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%a5%d2%a5%b9%a5...)。
その記事では、ジム城の一撃無し2000に対応するためにカビゴンの地割れを電磁砲に変更するという提案がされていたが、この提案に対してゴールド氏本人から「55カビゴンは恩返し地震腹太鼓眠る薄荷の実とかにするかな」という意見をいただいた。
その意見を受けてWiki管理人が作成したパーティが、Wikiカビである。
ヒストリアスタン2000をベースとしているが、穴埋めを考えてカビゴンの型以外にも色々と変更している。

全容

レベル種族技1技2技3技4持ち物個体値努力値
55カビゴンすてみタックルじしんはらだいこねむるはっかのみFFFF63-63-63-63-63
50サンダーかみなりドリルくちばしリフレクターねむるきせきのみFFFF63-63-63-63-63
50パルシェンなみのりリフレクターいやなおとだいばくはつおうごんのみFFFF63-63-63-63-63
50ハピナスれいとうビームプレゼントうたうタマゴうみせんせいのツメ1FFF63- 0-63-63-63
50ゲンガーくろいまなざしほろびのうたかみなりみちづれまひなおしのみ1FFF63- 0-63-63-63
50スターミーハイドロポンプサイコキネシスでんじはじこさいせいたべのこし1FFF63- 0-63-63-63

解説

ヒストリアスタン2000をベースに、弄っている途中でWikiリキハピ(https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/Wiki%a5%ea%a5%a...)と構造が似てきたのでそれも参考に調整した。

カビゴン

まずはカビゴンの型を太鼓地震にするところから調整をスタートした。
鈍い寝言カビとのタイマンで差をつけられないようにするため、主力技は捨て身とした。
(太鼓捨て身の性能については個別分析(https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%a5%ab%a5%d3%a5...)参照)

サンダー

カビゴンと同時選出可能にするために、レベルを55から50に落とした。
レベルを50に落とすことで、WAの選出制限を突いた穴(具体的に言うと55カイリキー+50純電気決定力)を埋めることができる。
(ハガネールをハピナスに変更しているため、この調整をしなくても50いばみがサンダース・50メロみがサンダースに抜かれることはないが、代わりに50爆パンデンリュウ等に抜かれる可能性がある)
勿論デメリットはあるが、55サンダーの採用理由である55カイリキー対策は50雷ドリ口リフ眠る薄荷(奇跡)サンダーでも十分であること(しかも50ゲンガーや50サイキネスターミーまでいる)、ゴールド氏の解説(http://gold.hatenadiary.jp/entry/2018/11/26/152242)に記載されている選出率も1/10と低く55サンダーを変更することの影響は実戦では少ないということを踏まえ、55から50に落とす調整を行っても問題はないと判断。

パルシェン

55ガラガラ対策は選択肢が少なく、多くの場合はパルシェン採用が最善になるので、とりあえずパルシェンを使うものとして構築をすると調整がやりやすい。
波乗りは対バンギエアライコウで必要(カビスターミーパルと選出し、パルでライコウと1対1交換してスターミーで2タテ)。
リフは太鼓カビと相性が良いし、55遺伝子ケンタロス対策でも外せない。
嫌な音は余程の理由がなければとりあえず入れておいた方が無難。爆破・滅びを利用した詰み展開(https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%c7%fa%c7%cb%a1...)に持ち込む上で重要な技になる。
持ち物は黄金の実。55ガラガラ流しのみを考えるならリボンでも良いのだが、今回の場合は黄金の実が必要な理由が他にもある。黄金の実のメリットは個別分析(https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%a5%d1%a5%eb%a5...)の通りだが、このパーティの場合は噛み砕くバンギラスや55カビ(特に捨て身地震電磁砲眠る)、55遺伝子光線ケンタロスに対して必死に釘付けする必要があるので、これらの相手に対しても有効な黄金の実の価値が高い。

ハピナス

元々ハガネールで考えていたが、ハガネールだと55サンダーに強くなりきらなかったため冷凍ビームハピナスを採用。
55カビゴンの後ろに更にもう一枚55サンダーにタイマンで勝てるポケモンを控えさせることで、自爆1対1交換覚悟で50カビゴンを55カビゴンの起点にする動きが可能になり、55サンダーを崩しやすくなる。
純電気を含む多くの特殊ポケモンに対する役割遂行、またナッシーやバンギラス等への釘付け(バンギラスに対して、PBSのプレゼントはGB・VCのプレゼントの約2倍のダメージが入る)のため、サブウエポンはプレゼントを採用。
プレゼントを採用した場合は両立不可の関係で補助技の選択肢が大きく狭まる。その中で有用性が比較的高いのは歌うなので、特に理由がなければ歌うを採用するのが無難。
なお、ハピナスの採用により、Wikiリキハピに近いパーティになった。

ゲンガー

元々はムウマで考えていたが、55カビ50パル50ムウマ対策のために50雷ゲンガーが必要になったこと(50雷ゲンガーでパルを流しムウマの後出しを許さない→55カビと1対1交換→残ったパルムウマをサンダーやスターミーで突破)、50ムウマだとWikiリキハピのように55フルアタカイリュー(めざ飛爆パン冷凍ビーム雷)が穴になってしまう可能性があること(50ムウマだと55カイリューに先手を取られ1対1交換できない)を踏まえ、ゲンガーを採用。
55電磁砲カビ+50ガラガラや55フルアタカイリューの雷等で素早さを逆転されたくないので、持ち物は麻痺直しの実を採用。
なお、カビゴンの太鼓は爆破で強引に止められることが多いので、その爆破を受けて枚数差をつけられるという意味でもゲンガーは重要である。ゲンガーであれば、その後1対1交換を決めて2対1にしたり、最後の1匹を滅びで止めを刺したりすることもできる。

スターミー

バンギラス対策の枠だが、このパーティの場合は55カビゴンにタイマンで勝てるポケモンが既にいる(55太鼓カビ)ため、50カイリキーを採用する必要は必ずしもない。
また、プレゼントハピナス込みのパーティはリザードンやファイヤー、ドククラゲ、ニョロボン、フリーザーといったタイプ2物理の特殊ポケモンに弱くなりがちなので、これらのポケモンを流せる、少なくとも釘付けできるポケモンであることが望ましい。
それらのことを考えると、サイキネ電磁波スターミーが最善であると判断。
スターミーを採用する場合は噛み砕くバンギラスに穴が開くのが問題となるが、各ポケモンでの釘付けに加え、余っている残飯をスターミーに持たせ釘付け込みで噛み砕くバンギラスを流せる可能性を高める(詳細は個別分析(https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%a5%b9%a5%bf%a1...)参照)ことで半ば強引に対処する。

対策

Wikiカビはカビゴンミラー対策の手段に乏しく、ほぼ55カビゴン頼りなので、上手くパーティを構築すればその穴を突くことができる。
また、スターミーやゲンガー、ハピナスといった特定のサブウエポンに弱いポケモンが多いので、流されにくいサブウエポンを持ったポケモンでも対策できる。
これらの対策が採れないパーティの場合は苦しい。とりあえず、スターミーやハピナスに何匹も止められて決定力を出せなくなるようなことだけは何としても避けたい。

1.サブウエポン持ち55カビゴン+50ゴローニャ+50ムウマ

Wikiカビは55カビゴンに対して55カビゴンのタイマンで対処する方針だが、55カビゴンの横に50ムウマがいると55カビゴンが流される上に50パルで枚数を減らすのも難しくなる。
この組み合わせに対処するためにWikiカビには50雷ゲンガーが入っているが、50雷ゲンガーはゴローニャで受けることができ、ゴローニャがいれば55カビゴンと1対1交換されずに済む。しかも50ゴローニャは50でも55カビに先手が取れる上に高い攻撃種族値の大爆発を使用できるため太鼓カビ流しにもなり、50雷ゲンガーが選出されない場合はムウマによる太鼓カビ流しを更に補強することができる。
後は、50ゲンガーに完封されないように55カビゴンに何かしらのサブウエポンを持たせれば、まず間違いなく有利を取れる。

2.55ミルタンク+1対1交換要員2匹(リフパル・ゲンガー対策込み)

Wikiカビには55ミルタンクにタイマンで勝てる要員がいないため、1対1交換要員2匹+55ミルタンクが穴となる。
50雷リフ眠る奇跡サンダーとのタイマンは際どいが、分身タンクであれば不利を取られることはないだろう。
ただし、パルのリフ爆破から太鼓カビに繋がれるとカビゴンとミルタンクのタイマンの相性が逆転するため、パルシェンのリフ爆破の対策が必要になる。具体例を言えば、眠り粉大爆発ナッシー(対面からリフを貼らせない)やゲンガー(大爆発を避けて残ったカビゴンと1対1交換できる)といったポケモンが対策となり得る。
また、ゲンガーで爆破を避けられる可能性もあるため、ゲンガー対策も必要となる。幸い、ゲンガーは地面やエスパーを弱点とするため、地震カビゴンやサイキネナッシーといったポケモンなら対策になる。
(なお、黒まな滅び道連れで1対1交換を狙う場合は素早さの高いスターミーやサンダーへの対策も必要になるが、これについてはスターミーを攻撃技で潰せサンダーよりも速い雷ゲンガーが対策となり得る)
55分身タンク+50地震自爆カビゴン+50眠り粉サイキネ大爆発ナッシー(先発ナッシー)までやれば、かなり精度の高い対策となるだろう。

3.上記以外

釘付けはされるものの、噛み砕くバンギラス、55カビ(サブウエポン持ち)、クロスチョップエレブー、55遺伝子ケンタロス、55地震タンクといった流されにくいポケモンを採用していれば崩すのは難しくない。手の込んだ対策を施さなくとも互角の勝負に持ち込めるだろう。
そのような流されにくいポケモンがいない場合はかなり厳しい。Wikiカビには流しが一通り揃っている上、受け切ることもほぼできない。太鼓カビばかりに目が行きがちだが、1対1交換の手段を2つ有しているために詰みの展開に持ち込まれやすい。更に、パルシェンスターミー、ゲンガーサンダーの間接的役割破壊コンビが揃っている上、カビゴン対策が1対1交換だと似たような流し役割を持つハピナスが障壁になりかねない。
特定の組み合わせで受け切られないように(例えばスターミー込みやハピナス込みで決定力を出せなくなるということがないように)パーティを作った上で、相手のポケモン選出を読んでこちらの3匹を選出するのが基本的な対策となる。

このページへのコメント

対策に55ミルタンクを追加しました。

0
Posted by  nanashi_a nanashi_a 2019年08月10日(土) 23:40:11 返信

ゲンガーについて、太鼓カビへの爆破を受けられる意味でも重要というのを追記しました。

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Posted by  nanashi_a nanashi_a 2019年07月29日(月) 06:57:27 返信

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