ジムリーダーの城　対戦考察Ｗｉｋｉ

2020年02月現在のメタに対応するためにはスターミーの投入が重要と考えた管理人が、HTC-v3A_カビブラ（https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/HTC%2dv3A%5f%a5...）にスターミーを入れる改造を行って作成した寝言カビSA。
Wikiカビ１．５（https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/Wiki%a5%ab%a5%d...）にスターミーを入れる改造を施した太鼓カビSAであるWikiカビ３（https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/Wiki%a5%ab%a5%d...）と関係性は似ている。

レベル	種族	技１	技２	技３	技４	持ち物	個体値	努力値
55	カビゴン	すてみタックル(PU0回)	のろい(PU0回)	ねごと	ねむる(PU0回)	たべのこし	FFFF	63-63-63-63-63
50	カイリキー	クロスチョップ	いわなだれ	のろい	ねむる	はっかのみ	FFFF	63-63-63-63-63
50	パルシェン	なみのり	のろい	どくどく	だいばくはつ	みずたまリボン	FFFF	63-63-63-63-63
50	ブラッキー	くろいまなざし(PU0回)	あまえる	おいうち	バトンタッチ	きせきのみ	1FFF	63- 0-63-63-63
50	スターミー	なみのり	サイコキネシス	でんじほう	じこさいせい	まがったスプーン	1FFF	63- 0-63-63-63
50	リザードン	だいもんじ	じしん	はらだいこ	はかいこうせん	ピンクのリボン	FFFF	63-63-63-63-63

HTC-v3A_カビブラのサンダー＋ハガネールをスターミー＋リザードンに置き換える改造を施した。
（サンダーやハガネールは選出率が比較的低く、置き換えても大きな影響はない）
この改造により、対炎A、対サイドン、対バンギラス、対エア、対ブラキミラーといった穴のかなりの部分が埋まるが、対ノーマル（爆破含む）、対電気といった所に若干弱くなり、全体として丸くなるような改造である。
何が使われるかわからない混沌としたメタでは有効な改造だが、エース５強に人気が偏るようなメタでは改造元の方が使いやすいだろう。
（改造元であるHTC-v3A_カビブラは2018年のパーティであり、ちょうどエース５強という言葉ができ始めた頃なので、エース５強に強くなるように作られていたと思われる）

個別分析の当該箇所参照のこと。
https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%a5%ab%a5%d3%a5...
なお、寝言以外のPPを削っている意図としては、対55フルアタゲンガーの勝率を少しでも高めるためというものがある。55フルアタゲンガーに対して悪あがきは通るので、PPを減らして特殊攻撃に耐える必要があるターンを減らせば、それだけ勝率も高まる。

個別分析の当該箇所参照のこと。
https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%a5%ab%a5%a4%a5...
55カビゴン流しを重視して黄金にしても良かったが、50カビゴン流しの回数を重視して眠る薄荷とした。
（55カビゴン流しはパルシェンやブラッキーでもできるというのもある）

個別分析の当該箇所参照のこと。
https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%a5%d1%a5%eb%a5...
パルシェンを失っても後続のスターミーでガラガラに勝てる（しかも釘付けもできている）こと、カビゴンやカイリキーがケンタロスと戦える型であることを考え、リフレクターは不要と判断した。
その代わり、相手のリフレクター（具体的に言うとリフスターミー）対策になる鈍いや、ミルタンク対策になる毒（カビゴンやリザードンで55ミルタンクを倒せるようになる）の方が重要と判断した。

個別分析の当該箇所参照のこと。
https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%a5%d6%a5%e9%a5...

個別分析の当該箇所参照のこと。
https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%a5%b9%a5%bf%a1...
55カイリキーにタイマンで勝てるのがスターミーしかいないので、対55黄金カイリキーを考慮してスプーンを持たせている。パルシェンやブラッキーにとって障壁になる可能性がある50吠えるスイクンを倒しやすくなるのもプラスである。
電磁砲は55カビゴンとの接続を良くするためのサポートという面が強い（55ミルタンクや55ポリゴン２に対しては間接的役割破壊のような形でも機能する）が、カイリキーやリザードンと組み合わせて間接的役割破壊のような形でも使用する。麻痺が入った55サンダーや55ライコウ等では岩雪崩鈍いカイリキーや太鼓リザードンの流しが困難になるので、それを利用している。
50スターミーについては直接的に潰すこともできる。サイドン＋スターミーのような組み合わせに強くなる他、55カビゴン＋50スターミーの麻痺の撒き合いでも相手の50スターミーを倒せる＆55カビゴンを出される動きに対しても一貫するので有効に機能する。
また、水ポケモンなのでパルシェンの爆破と組み合わせての間接的役割破壊も決めやすく、フシギバナやべトべトンに代表される毒ポケモンを倒せるサイキネはカイリキーとの相性が良い。
このような仕組みを取り入れることで、ぬるくなるのを最大限防いでいる。

リザードンメモ2020〜の当該箇所参照のこと。
https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%a5%ea%a5%b6%a1...

寝言カビとは言え、カイリキー・パルシェン・スターミー・リザードンはサンダーの出汁で、昆布はかなり狙いやすい。状態異常対策で奇跡があれば尚良い。
50ブラッキーには後攻バトンされるので出汁とまでは言えないが、飛ばしができるため黒まなバトンからカビゴンに渡されて一方的に倒されるようなことはなく、撒きびしを撒いておけばブラッキーは過労死する。
55サンダーは55カビゴンの攻撃にある程度耐えられるので、55サンダー側がかなりの有利を取れる。
例えば、第８回プチドラサマ杯（https://seesaawiki.jp/pbs-thread/d/%a5%d7%a5%c1%a5...）では、一点読みされ続けたとしても55サンダーの方が有利な展開となっていた。
（管理人（chio） 対 ドラゴンサマー氏、管理人（chio） 対 どたばたマシュマロ氏が該当の試合である）

相手には55フルアタゲンガーとタイマンでまともに戦えるポケモンがおらず、高精度で刺さる。
ただし、55カビゴンのPPが減らされており倒しきれない可能性があるので、特防ダウンにも期待できるサイキネ併用の型だとより精度が高まる。

55カイリキー流しが50スターミー頼りなので、クロス岩雪崩めざ虫（めざ霊）眠る薄荷カイリキーが刺さりやすい。50吠えるライコウ＋雷リフスターミー等と組み合わせるとかなりの精度のキラーになるだろう。
カビゴン起点で攻められるという意味では55サイドンも対策になり得るが、55サイドンは50パルシェンに流されてしまい、間接を喰らいやすいので注意。55カビゴン＋50パルシェンでサイクルを回されてから爆破されると、残りのポケモンがカイリキーかスターミーか読み間違えると止まらなくなる（スターミーが１対１交換されるとカイリキーが止まらなくなり、ライコウが１対１交換されるとスターミーが止まらなくなる）。
バンギラスも対策になり得るが、鈍い寝言カビゴンもカイリキーもスターミーもいるのでかなり変な型で使用しないと刺さり切らない。具体的に言えば、爆パン１０万嫌な音＋めざ飛・地震・恩返しのような型でないと刺さりきらない。

改造元のパーティと構造は似ているので同じような対策で良いが、いくつかの対策は通用しなくなっている。
特に55めざ格メガニウムに関しては、タイマンで勝てる（下手したら起点にされて２タテ３タテされかねない）リザードンが入っているためかなり刺さりにくくなっている。エアームドによるガン受けも、リザードンやセミフルスターミーが入っているために受け切るのがかなり困難になっている。
55木炭晴れ文字ファイヤーはめざ草等があれば対策になり得るが、スターミーに電磁波を入れられて55カビゴンで流されるパターンが怖い。麻痺が入ると55カビゴン潰しが怪しくなる。麻痺対策で奇跡を持たせると、今度は対カビゴンで対面有利を取れなくなる。
サイドン等も、前述の通り、ブラッキーさえなんとかすれば普通にサイクルを回すだけで勝てるようなものではなくなっている。

しかし、55カビゴンや55サンダー（前述の通り）といったポケモンを使っている分には、比較的対抗しやすいパーティになっている。
例えば55カビゴンは起点が増えている上に流しもパルシェン・ブラッキー頼りでかなり脆くなっている（50カイリキーは後出しの流し不可、50スターミー麻痺撒き→55鈍いカビゴンのパターンもスターミーが電磁波ではなく電磁砲を使うので不確実）。

なお、ブラッキーや太鼓リザードンといった環境に刺さりやすいポケモンも入っているので注意。
太鼓リザードンに関しては、釘付けするか、スターミー・プテラ等を後出しして流すかが確実な対策となる。逆にこれらの対策が入ってないと１対１交換以上のことをされる可能性が高くなる。