ペンシルパズルWiki - 解き方(天体ショー)

ルール


天体ショーの遊び方、ルール、解き方(WEBニコリ)

天体ショーはざっくり言うと、「点対称」に切り分けるパズルです。
この点を理解することが、とにかく重要です。例題で見ていきましょう。

例題

例題の解き方の説明



では解いていきましょう。




上図のA、B、Cで示した星に注目してみましょう。
Aで示した星はマスの中央にありますが、Bの星はマスとマスの間にあります。
Cで示した星のように格子点に位置しているものもあることが分かります。




それぞれの星が乗っているマスに色をつけました。
Aが単一のマスに乗っているのに対して、Bは2マス(1x2、2x1)、Cは4マス(2x2)の上に乗っています。




星は全てブロックの内部に入らないといけないため、星が乗っている点線の上には線を引くことができません。
したがって、BやCのような星に対して、上図のように線を引くことは許されません。




これは言いかえると、星の乗っているマスは全て同じブロックに入る、ということです。
ルールの2番はそれに加えて、ブロックの内部に入る星が1つずつであるということも言っています。
このため、上図で灰色に塗った領域の間には線を引くことができます。




この原理を使うと上図の状態まで解くことができます。
表出の性格が独特なので慣れるまでは少しややこしいかと思いますが、慣れると簡単に線を引くことができます。



次に、天体ショーの重要な制約である「点対称」について見ていきましょう。

私達がこれから作るブロックは、星を中心とした点対称図形である必要があります。
上図に、実際に天体ショーで良く目にする点対称形をいくつか挙げています。
図形はタテヨコにひとつながり穴が開いていても良いことに注意してください。なお、ブロックの内部に線を引くことは天体ショーではしません。

ブロックが点対称になるということは、その境界線も点対称になることを意味します。




実際に元の問題で見てみましょう。このブロックに注目してみます。




注目部分を拡大しました。
このブロックの右上には既に線が引かれていますが、星を挟んだ反対側(対称位置)にはまだ線が引かれていません。




そこで点対称にするために線を引きます。




こちらにも同じように線が引けます。




これを使ってここまで解き進めました。





次はここに線が引けるかどうかを考えてみます。




試しに線を引いてみると、上図の赤マスが1マスだけのブロックになって、星のないブロックが出来てしまいます。これはルールに反するので、ここに線は引けません。




線を引かないことを覚えておくためにマスの中央を通る線を引いておくと良いでしょう。




点対称の制約から、反対側にも線は引けないことがわかります。右側にも線を伸ばしましょう。




ブロックの確定範囲が大きくなってきても変わりません。このブロックも点対称になるように線を引きます。




連鎖してここまで一気に進みました。
点対称の感覚がつかめてきたでしょうか。あとは同じように手を進めていけば最後まで解くことができます。




解けました。お疲れ様です、と言いたいところですが実は天体ショーの場合はこれで終わりではありません。

ルール3番にあるように、黒い星の入っているブロックを黒く塗りつぶすと絵がでてきます。
解けた人だけが絵を見れるのですから、天体ショーを解く楽しみの一つと言えるでしょう。ぱずぷれの場合、画面下の「色をつける」ボタンを押すと自動で色を塗ってくれます。




この問題の場合は、このような絵柄が出てきました。
今回のように全て解き終わってから色をつけても構いませんし、少しずつ色を塗って「どんな絵が出るのだろう」と想像しながら解くのも良いでしょう。


以上、天体ショーの基本的な解き方を説明しました。