CoC(クトゥルフの呼び声)TRPGのハウスルールです。現代日本を舞台に、ペルソナの力をもった人間達が時にシャドウと戦い、時に超常なる存在に弄ばれ、そしてそれでも抗っていく。

使役型編集する

最終更新： erudorasoul erudorasoul 2019年07月12日(金) 20:27:06履歴


使役型のルールについて

基本ルール

複合化取得時に入手する複合化シートを用いる為、この時のみ使役型の取得が可能。
戦闘中に複合ペルソナへのチェンジができなくなる代わりに複合化シートのペルソナを召喚して戦わせることができる。詳しくは戦闘での運用参照。
使役型では便宜上、メインシートのペルソナを本体ペルソナ、複合化シートのペルソナを使役ペルソナと呼ぶ。
基本的なルールは複合化に則るが、変更される部分もあるためこのページにはよく目を通しておくこと。

スキル一覧

これらは全て本体ペルソナが取得していなければならない。

基本スキル（※必須）

スキル名スキルランク系統種別消費範囲タイミング効果回数命中率バステ・即死基本付着率備考
使役型<形状>4自動効果自-自分パ---複合ペルソナを使役ペルソナとして召喚できるようになる。
取得時に以下から形状を選択し、作成方法に従って系統ランク等を決める。

形状選択（現在は動物型、人型、無形型の三種）

変化補助系

スキル名スキルランク系統種別消費範囲タイミング効果回数命中率バステ・即死基本付着率備考
同時発現4自動効果自-自分パ---異なる具現化スキルを二つまで同時に発現させる。ペルソナが解除される状態になれば両方とも消える。
また、このスキルによって発現している具現化スキルに対応する以下のデメリットから一つ選択し適用する。
�”霑�型の特殊宣言枠を一つ減少する。
�∨俵餬燭料�択能力枠を一つ減少する。
�Ａ狃跳燭離織ぅ彿霧罵�能力が使用不可になる。
�せ般髻λ楝離撻襯愁覆亮�由枠スキル取得可能ランクを自動効果を除き全て-1する(下限R1)。
真・同時発現5自動効果自-自分パ---ペルソナ変化系の別スキルを同時に三つまで発現可能になる。
使役強化＜単体倍加＞4自動効果自-自パ---本体or使役ペルソナ一方を指定し、そのペルソナに割り振られているRポイントを全て2倍に換算する。
この時、元々の習得可能Rは変動しない。また、これによる加算で本来の最大ランクを超過できない。
このスキルが適応されている限り、使役強化＜全体倍加＞の効果を得ることは出来ない。
使役強化＜全体倍加＞4自動効果自-自パ---本体及び使役の系統が両方とも二種以上のときのみ適用可能。
そのペルソナに割り振られているRポイントを全て2倍に換算する。
この時、元々の習得可能Rは変動しない。また、これによる加算で本来の最大ランクを超過できない。
このスキルが適応されている限り、使役強化＜単体倍加＞の効果を得ることは出来ない。
使役強化＜戦闘続行＞4自動効果自-自パ---本体が倒れた時、使役ペルソナが消滅せず本体が倒れた時のLP数分のラウンドだけ使役ペルソナが生存することが出来る。
この数値は毎ラウンド一番最初の使役型ペルソナのイニシアティブ開始時にカウントし、0になると消滅する。(SANチェックは発生する。)
使役＜基本性能向上＞4自動効果自-自パ---HPとDEXに最大値/5の数値を加算する。またSTR最低値をPOW/5かCON/5に変更する。
使役強化＜防衛広域化＞5自動効果自-自分パ---形状<人型>のみ可能。使役ペルソナの庇い行動の対象に他のPCも選択可能になる。
使役強化＜騎乗＞5自動効果自-自分パ---形状<人型>以外で可能。セットアップ時、またはイニシアティブプロセスで使役ペルソナに騎乗できる(騎乗状態)。
ただし、操縦強化＜同時搭乗＞により誰かを乗せている場合は騎乗できない。
本体はあらゆる攻撃命中判定から外されるが回避行動が不可能になり、本体使役ともに庇い行動はできない。また騎乗している本体はスキルもしくはアイテム行動しか出来ない。
騎乗されている使役型が倒れた際は自動的に騎乗状態も解除される。
使役強化＜抗体＞7自動効果自-自分パ---使役ペルソナに対する全てのバステを無効化する。

使役型専用Ｅスキル（使役型の探索者作成ルール参照）

スキル名属性消費条件効果フレーバー
使役強化<探索能力>自動効果効果参照使役型を取得戦闘外でも従者ペルソナのみを召喚可能になり、探索者と同じように操作する事が可能。
形状によって機能が変化する。また、異界外での召喚にはアイテム消費が必要。		常に傍らに使役ペルソナを現出させられる。探索のお供にも。

作成方法

使役型取得時、本体シート及び複合化シートのスキル取得に変更が発生する。
以下のシート記入例に従い、順を追って解説していく。

シート記入例

本体シート例

複合シート例

解説項目

自由枠スキル取得可能ランク
使役型を取得した場合、系統による自由枠スキル取得可能ランクは以下のプロセスで決定される(要熟読)。

ランク決定プロセス

ステータスについて
使役ペルソナのステータスは力・耐などの各パラメータの半分となり、HP・MPについては以下の通りとなる。
また、使役ペルソナによるステータスロールを要求された際は各パラメータの1/5の数値を用いること。
HP耐/2（+自動効果スキル等による補正）
MP本体と共有（消費・回復も共用となる）
異界外ステータス使役強化＜探索能力＞を取得した場合のみ獲得。詳細は使役型の探索者作成ルールへ

戦闘での運用

基本運用について
使役ペルソナは基本的に戦闘時のみ召喚される。使役強化＜探索能力＞取得時のみ、戦闘外でも召喚可能。⇒使役型の探索運用
本体ペルソナを召喚すると自動的に使役ペルソナも召喚される。また、本体ペルソナが消失した時は使役ペルソナも消失する。
但し、使役ペルソナのHPが0の時はこの自動召喚は行われない。
回避及び庇い行動について
リアクティブ系の回避行動は全て不可。本体回避は使役強化＜探索能力＞を取得していれば可能。⇒使役型の探索者作成ルール
本体となるPC以外に庇い行動はできないが、形状＜人型＞のみ使役強化＜防衛広域化＞取得で制限を解除することができる。
ダウン・ペルソナ消失判定及び、HP0時の処理
ダウン判定は発生するが、弱点やクリティカル時含めて使役ペルソナのダウンによる消失は発生しない。
また気絶もせず、HP0時は本体のPCに1d6/3d6のSANチェックが発生する。（但し、これによる一時的狂気は発症されない）

使役ペルソナの蘇生について

アクセサリーやアイテムについて
アクセサリー及びアイテムは受け渡すことで使役ペルソナにも使用可能となる。アイテムの所持数上限はPCと同じ。
アクセサリーは複合ペルソナと異なり本体と共有されず、使役ペルソナの初期アクセサリー枠は一つなので注意。
自動効果スキル及び補助効果・アナライズ系統スキルによる効果について
スキルによって付与される効果などは、全て本体ペルソナ・使役ペルソナ各自で別個として扱う。

使役型の探索者作成ルール

使役型ペルソナは使役強化＜探索能力＞を本体シートにて取得する事で、戦闘外でも召喚可能になる。
この時、一人の探索者のように扱う事が出来るが、その分例外や個別のルールも多い。
ここでは以下の使役探索者シートに従い、使役探索者のルールについて説明する。

使役探索者シート

テンプレート

作成例（作成方法のシート記入例を使用）

解説項目

ステータスについて
以下の通りに決定していく。原則として外的要因による永久増減は行われない。
STRPOWDEX幸運HP･CONMP･SAN･アイデア･知識INT･EDUSIZAPP本体db
異界外力/5魔/5速/5運/5耐/5本体と共有*2存在しない1〜25
(自由)		3〜18
(人型のみ)		一律±0
異界内力/2魔/2速/2運/2耐/2
初期値可能技能について
使役探索者は通常の探索者と異なり、いかなる技能も初期値としてロールできるわけではない。
KPが例外的処置として認めた場合を除き、以下の初期値可能技能のみ初期値でロールすることができる。
これらの技能は本体PCの技能と別個に扱い、通常の技能成長と同様に成長させていくことが可能。
また、形状＜動物型＞は嗅覚、形状＜人型＞及び＜無形型＞は投擲を追加でロールできる。⇒形状特性
初期値可能技能キック・こぶし・頭突き・回避・隠す・隠れる・忍び歩き・跳躍・登攀・水泳
PC依存技能について
聴覚・視覚・思考を本体PCと共有するため、以下はPC依存技能として本体PCの技能値でロールできる。
これらの技能は名前の通り本体PCの技能に依存しており、成長させることはできない。
また、形状＜人型＞はPC依存技能を追加で二つまで習得できる。⇒形状特性
PC依存技能聞き耳・目星・心理学
形状特性
動物型共通で初期値可能技能に嗅覚追加。手を使った動作は不可能。
また、以下の三つの機能の内一つ選択して獲得できる。
�…渓�及び登攀技能に速/2(異界外では/5)を加算する。
�⊃絮傍伺修紡�/2(異界外では/5)を加算し、水中でのCONロールが免除される。
�Ｈ�翔能力を得る。1mまでは無消費。1m加算する毎に消費が2mpずつ増加する。
　戦闘中はセットアップ毎に消費が発生し、戦闘外ではKPの任意とする。
　命中及び回避に影響は無く、ダウン時は落下ダメージが適応される(基本362P参照)。
人型初期値可能技能に投擲追加。物を持つことが可能。
また、本体PCの所持する技能(神話技能を除く)から二つまで選択し、PC依存技能に追加。
無形型初期値可能技能技能に投擲追加。物を持つことが可能。
��DEX/5(切り上げ)mの浮遊能力付与(命中や回避に影響はないものとする)。
�⊃絮傍伺修紡�/2(異界外では/5)を加算する。

使役型の探索運用

使役型のコストについて
異界外で使役型を召喚する場合、アイテムを用いたコスト消費が必要になる。
異界内もしくは、本体がペルソナ召喚中ないし、召喚可能な場合はコストは発生しない。

アイテムコスト計算方法

使役型の実際の探索運用について
使役型は本体がペルソナ召喚している限り、常に召喚される。
本体がペルソナ召喚を行っていない場合、直接触れる事でのみ何時でも消す事が可能。
ただし落ち着いている場合なら判定は必要ないが、突然の動作や、戦闘中の場合P技能ロールを行うこと。戦闘中はマイナーアクションで行う。
この行動により、アイテムコストの日数満たない状態での期限終了は行われない。

死亡時と離れた距離での運用

使役型のスキルについて
既に使役型を使役強化<探索能力>で召喚している場合のスポットルール。
使役型の状態遷移
本体の状態使役型ペルソナの状態
P補正済召喚済本体の視界内・戦闘距離本体の視界外(P補正状態)本体の視界外(非P補正状態)
××異界外ステータス
・その他本体非召喚状態と同じ処理		異界内ステータス
・その他本体非召喚状態と同じ処理		異界外ステータス
・その他本体非召喚状態と同じ処理
◯×異界内ステータス
・その他本体非召喚状態と同じ処理		異界内ステータス
・その他本体非召喚状態と同じ処理		異界外ステータス
・その他本体非召喚状態と同じ処理
◯◯異界内ステータス
・使役ペルソナシート全て使用可能		異界内ステータス
・その他本体非召喚状態と同じ処理		異界外ステータス
・その他本体非召喚状態と同じ処理

具現化共通の注意

同時発現がない状態で複数の具現化を習得した場合、どれを使うかをメインプロセス開始時に宣言する必要がある。
  • *1 : どちらか片方のみバランス系統を所持している場合、所持していない側の系統も選択できない。
    　　（本体側系統:火炎/火炎、複合側系統:貫通/バランスの場合バランス系統でポイントを振れるのは火炎・貫通・アナライズ・自動効果以外となる）
  • *2 : 使役ペルソナに発生したSANチェックは本体PCが受けるが、二重には行われない
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