CoCTRPG〜”A”nother Persona Side(アナザーペルソナサイド)〜 - ベルベットルームについて

ベルベットルームとは


夢と現実、精神と物質の間にあるとされる蒼き部屋。
ペルソナ使いのみが訪れる事が可能であり、その扉はその覚醒、未覚醒に関わらずペルソナ使いに必要となったときに現れる。
蔵書庫のような内装であり、本が所狭しと並べられている。本は今まで此処を訪れた、または此れから訪れるペルソナ使いが記されているという。

ベルベットルームの人物

イゴール

ベルベットルームの主。
ギョロリとした目と、禿げ上がった頭、異様に長い鼻をもつ異形の存在。
だが、その見てくれとは裏腹に、訪れたペルソナ使いには『客人』として丁重に持て成してくれる。
言葉遣いも丁寧だが、自分達について、多くは語ろうとはしない。

ベアトリーチェ

ベルベットルームの司書。
主であるイゴールとは打って変わり、主に対しては常に敬語だが、訪れたペルソナ使いに対しては無礼千万。
しかし、仕事には忠実で、ペルソナに関わることは全てそつなくこなす。
但し、ペルソナ使い自体には関わろうとしない。

「ようこそ、有象無象の仮面を持つ皆様。これより先、あなた方に待ち受ける試練…塵芥なりに足掻く事をお奨めします」

ベルベットルームと彼らの存在について

F.E.S.T.Aや、ヤタガラスも当然その存在は認識している。
しかし、ベルベットルームはペルソナ使いは兎も角、それらの組織と関係性を結ぶ動きは見せておらず、一種の独立地帯と化している。
研究結果では、ペルソナ使い達の潜在的な力の欲求等が生み出した特殊な空間であり、彼らもシャドウの類ではないかとされているが、その本質は窺い知れない。

フィレモンと呼ばれる存在について

時折イゴールが言葉の端々に出す存在。
どうやら、その存在が彼らを作ったらしく、超常的な存在のように仄めかされている。
組織側では"超常存在N・D"(nameless deity(無名の神格)の意)と呼称されている。

            

ベルベットルームの取扱い

シナリオ上の取扱

特に制限はない。ペルソナを取り扱っている施設なので、シャドウの沈静化や、ペルソナについて相談するなど。

システム上の取扱

ここでペルソナの成長や、ワイルドの合体、カードの交換が行われる事となっている。
詳しくは各項目にて。