ずらし縦3タワー土台からの構築
最終更新：
phoernian2424 2023年02月15日(水) 22:45:32履歴
正位置縦3タワーとは結構特性が変わる。
ABACADツモに限れば、縦3タワーを組む場合はずらし置きの方が圧倒的に強い感覚。
縦3タワーは他のデスタワーと比較すると色の密度が高く、また色を切ると軸周りが高くなって尖りやすくなるため、強引なタワー構築は難しめ。
そういった場合の連鎖変形がずらし置きのほうがやりやすいので、こちらに軍配が上がる。
一方で正位置の縦3タワーは中央にゴミが残りにくいというメリットもある。
・【5から組むデスタワーの手引き書】
普通の縦3タワーの解説ページ
派生パターン 
以下の3種類
縦3タワー
マルチ寄りの連鎖変形
なんかよくわからないやつ(中央不定形風縦3タワー変形と呼称するのがベター…？)
縦3タワー
マルチ寄りの連鎖変形
なんかよくわからないやつ(中央不定形風縦3タワー変形と呼称するのがベター…？)
戦型決定基準
おおむね上に載せた3パターンが基本形となり、ツモと土台の形に合わせて選択することになるが、その基準はどの層の色が確定できるかで選ぶべき。
1層目が確定できる場合
縦3タワーに絞って問題ない。
もし、タワーにできない場合もシンプルな前伸ばしをするくらい。
発火色が少ない時にここから紫発火に持っていけたら優秀。ただ、この裏発火は瞬間的に表の発火点を埋めないと成立しないので、判断が下手だとロスになる。難しい。
1層目より先に2層目が確定できる場合
2層目のゾロを引いた時がわかりやすい。
赤緑を34して緑をもう1個待つ形にすると、緑が少し遅れるだけで破綻するので、たぶんこの形は緑ゾロを引いた時にしかならない。
緑ゾロは5縦する手もある。
正位置タワーなら底上げも兼ねることができて良い手なのだが、ずらしタワーだと6列目におけるぷよが一切存在しないので、個人的には3縦したほうが強い印象。
・【面倒な形検討�� 3トリか4ダブか】
このような連鎖ルートを縦3タワー土台からやる。詳細は既に記事にしているのでリンク先にて。
3層目が寄った場合
こういうツモの場合。紫をL字にしてそこを発火点とする3トリを目指す。
3列目の色密度を上げないと紫を3連鎖目にいれにくくなることに注意。
紫のL字の上に最優先で置きたいのが赤。3トリがスムーズになる上、赤が寄ったら赤発火4ダブにもできる。
露骨だけど赤発火と紫発火の並行型。
3トリだけを狙うなら紫の上に黄色を置きとスムーズになる。しかし、3トリ以外の変形が乏しいのと、赤が寄ると結構困る(特に対タワーだと基本的に負ける)。
紫の上に緑を乗せたら紫発火の多連鎖。画像例の多連結4連鎖のように、連結余地が豊富なのが特徴。やっていることは2層目を確定させた時の連鎖変形と一緒。
実はもう一つやれることがある。後述。
2層目と3層目の色が来た場合
タワーだけ見る場合4縦っぽいが、赤が寄ると終わる。4縦するならまだ5縦で緑だけを足すほうがマシ。
縦3タワーは序盤に発火色が寄ると簡単に破綻するので、どれだけ早く3列目にぷよを仕込めるかが鍵になっている。
緑紫ツモはタワーとして成立させるためには3列目に置けないので、赤を引くまでの3列目の高さ稼ぎに貢献できない。
ネクストに緑があるなら、2層目を確定できるのでこう置いてもいい。ネクスト黄緑は3縦。
中央不定形風縦3タワー変形
上の難点を回避するために、そもそものタワーを捨てる方針。これで赤が寄ってもしばらくは困らなくなる。
この形はぱっと見全てが終わっていそうだが、実は結構強い。
基本はここの連鎖の流れ。2層目だけを無理につなげている感じ。
この連鎖形のカラーマップ。基本的にこんな感じに散らして赤発火を狙う。
各色が偏ると発火点が変わる。特に、緑紫が寄ると便利。
緑が寄った場合
緑は板ぷよのように連結させていき、
2連鎖分に分けられたらどちらかの緑を発火点に伸ばすことができる。
紫
緑と似た要領で。
黄色
本命は多連結4連鎖。
赤
赤だけは扱いが難しい。
基本的に4つ目は4列目(あるいは2列目)に置いて軸の赤に繋げられるように準備をしておく。
その後、赤含みのツモは基本的に縦3の露出のせいで発火点側(画像では左側)に赤を置くことができないので、右側にさばいておく。
↑こういうのを5縦
あとは赤→緑→紫の流れが確定していることを考えれば連鎖の完成形は必然的にこういう形に収束するはずなので、それを踏まえて組んでいく。
基本的に4つ目は4列目(あるいは2列目)に置いて軸の赤に繋げられるように準備をしておく。
その後、赤含みのツモは基本的に縦3の露出のせいで発火点側(画像では左側)に赤を置くことができないので、右側にさばいておく。
↑こういうのを5縦
あとは赤→緑→紫の流れが確定していることを考えれば連鎖の完成形は必然的にこういう形に収束するはずなので、それを踏まえて組んでいく。
その他アドバイス
軸に被せたL字がある場合(画像では赤の縦3の上の紫のL字)、中央のL字からの発火も選択できる。
この場合、縦3軸からの発火はたいてい2ダブで暴発を起こすので、ルートを変更する場合は決め打ちで。
あとは、鉄ぷよの部分にできるだけ赤を置くこと。黄色・緑・紫から赤につなげる3色発火を構えられる。
ただし、黄色発火にするとルートがかなり難解になる。なので、黄色が寄った時は黄色を2連鎖にせず、多連結4連鎖にしたほうがいいというわけである。
それからおじゃまぷよ部分はなるべく空けておいて赤発火を保持すること。ここを塞ぐのはネクスト判断をしたうえで前伸ばし連鎖が完成する場合など、限定的な状況に絞ったほうがいい。
軸の背中側に3色発火を構えているのだから、軸の前側には残りの1色である軸発火を考えておくほうが何倍も良い。
縦3中央不定形についての追記
この形が強いので、なるべくこれになるように序盤は組んでいく。
紫が縦3になっているのがミソで、こうなると赤から発火しても黄色が暴発することがない。
こういうのもちぎってL字を作っておく。ちなみに、このあと黄緑がもう一度来たら5縦する。
連鎖ルートを赤紫緑黄で確定しつつ、黄色発火を前に伸ばして緑発火も狙える形になる。
先に1層目(緑)が多めに来ている場合、メインの連鎖ルートは赤紫黄緑なので、黄色が来るまでの緑が無駄になりやすい形になっている。
これを避けるために2層目(紫)を右側、背中方向に伸ばしておくと、赤紫緑黄の順番に入れ替えられるようになる。
基本的には紫→黄のルートの方が両側発火を作りやすいので本線に見据えておきたいが、黄色が遅い時のリカバリルートとして紫→緑も考慮すると安定する。
23で置けば赤紫黄のルートは確定するが、紫の置き場が狭くなるので少し不安定になる。
3列目に紫を2個以上置けたら結構安定するので、その余地を保留するために黄ゾロは12で寝かせる。赤紫緑黄の多連結も見れるようになるし、紫が遅い場合は中央黄色発火定形4ダブが優秀になる。
頻出する苦しい状態はこんな感じに黄色と紫の置き場が狭くなる場合。
なるべく右からでも左からでも足せるような形にすれば柔軟性が上がる。
この土台の要は黄紫のかみ合わせなので、ここを大事にしていきたい。
コメントをかく