中盤定形
最終更新：
phoernian2424 2022年04月29日(金) 19:35:57履歴
長い前置き 
初代ぷよの定形と言われるものは基本的に初手によってアイデンティティを決定する。例えば、千早式は1-2列目から展開していくことで千早式たる連鎖を狙う。また、デスタワーはL字の土台を最速で作ることを目的とした初手である。
原始的なヘルファイアの初手は縦3連結を3つ並べ、その上に板を敷く形を狙った初手である。しかし千早式は2手で、デスタワーも2手でほとんどのツモは土台が完成するのに対して、このヘルファイア土台は土台が12のぷよで構成されているため、初手を固定することによる土台の完成率への寄与はあまりない。
「まず土台が完成しない」というヘルファイアの最たるデメリットを回避するためにヘルファイア勢は長い時間をかけて解決方法を模索し、短足ヘルファイアや折り足ヘルファイア、ROI式ヘルファイア等が考案された。あるいは、土台の完成が見込めないときは他の戦型に合流するなど、強引な解決方法を用いたプレイヤーもいたであろう。
更に別の話に変えていくと、初手ゾロは連鎖不利タワー有利という論調がある。これはタワー側は土台の完成が1手目で確実なのに対して連鎖側は千早式はともかく中央不定形では何を組むか決まらないことがある。第5回S級リーグでは2プレイヤーによってわかりやすい構図を見ることができる。電気イルカさんは初手ゾロの時はネクストをみて1-2列目か2-3列目で寝かして魔方陣タイプの連鎖に持っていこうとするが、時々土台が固まらなくてアドリブ連鎖を余儀なくされる場面がある。一方でのしさんは完全にずらしタワー土台を組んでいる。
このように、初代ぷよは定形土台を安定して作ることが必要条件であり、アドリブを排除することが強さに寄与するものとされてきた。
千早式やデスタワーのように初手2手で土台が決まるということは、その土台は地面に接地しているはずである。
さて、ようやく拡散不定形の話に戻るが、拡散不定形は本来3〜4段目の部分に核となる軸ぷよを置いてそこから前後左右に連鎖を展開する目的の戦型(シュークリーム土台)であった。リバシ3トリの形が作れない時の妥協系が発展してできたもので今の土台だとカジュアル拡散土台がシュークリーム土台に似た性質が引き継がれている。
画像はカジュアル拡散土台だが、土台の軸は紫のL字である。このL字は地面に接していない高さの軸にある。この土台を作るには初手の分を軸ではなく下側のぷよに使わないといけないので、初手による戦型の固定化ができない。
原始的なヘルファイアの初手は縦3連結を3つ並べ、その上に板を敷く形を狙った初手である。しかし千早式は2手で、デスタワーも2手でほとんどのツモは土台が完成するのに対して、このヘルファイア土台は土台が12のぷよで構成されているため、初手を固定することによる土台の完成率への寄与はあまりない。
「まず土台が完成しない」というヘルファイアの最たるデメリットを回避するためにヘルファイア勢は長い時間をかけて解決方法を模索し、短足ヘルファイアや折り足ヘルファイア、ROI式ヘルファイア等が考案された。あるいは、土台の完成が見込めないときは他の戦型に合流するなど、強引な解決方法を用いたプレイヤーもいたであろう。
更に別の話に変えていくと、初手ゾロは連鎖不利タワー有利という論調がある。これはタワー側は土台の完成が1手目で確実なのに対して連鎖側は千早式はともかく中央不定形では何を組むか決まらないことがある。第5回S級リーグでは2プレイヤーによってわかりやすい構図を見ることができる。電気イルカさんは初手ゾロの時はネクストをみて1-2列目か2-3列目で寝かして魔方陣タイプの連鎖に持っていこうとするが、時々土台が固まらなくてアドリブ連鎖を余儀なくされる場面がある。一方でのしさんは完全にずらしタワー土台を組んでいる。
このように、初代ぷよは定形土台を安定して作ることが必要条件であり、アドリブを排除することが強さに寄与するものとされてきた。
千早式やデスタワーのように初手2手で土台が決まるということは、その土台は地面に接地しているはずである。
さて、ようやく拡散不定形の話に戻るが、拡散不定形は本来3〜4段目の部分に核となる軸ぷよを置いてそこから前後左右に連鎖を展開する目的の戦型(シュークリーム土台)であった。リバシ3トリの形が作れない時の妥協系が発展してできたもので今の土台だとカジュアル拡散土台がシュークリーム土台に似た性質が引き継がれている。
画像はカジュアル拡散土台だが、土台の軸は紫のL字である。このL字は地面に接していない高さの軸にある。この土台を作るには初手の分を軸ではなく下側のぷよに使わないといけないので、初手による戦型の固定化ができない。
中盤定形
先ほどのタワーや千早式の土台をとの区別がそこにある。というわけで、ここではタワー等の"初手で作れる土台"を開幕定形、地面に接していない土台パーツあるいは初手によってこちできない定形を中盤定形と区別することにする。
一番シンプルでよく遭遇する形はこれ。
緑→黄色の2連鎖か、黄色→緑→黄色の3連鎖。黄色発火は緑発火からの前伸ばしとも解釈できる。
うえんにさんもよくやっている形で、たいてい緑発火は3トリ、黄色発火で4ダブの並行が可能。
タワーでよくある形。裏発火の択を作って置ける。
通でいうりべスペシャルに似ている要素がある。緑からでも黄色からでも赤紫の連鎖につなげられる。
タワーに縦3が並んだ時に見れる連鎖移行。黄→紫→赤といった連鎖も見れるし、この場合は赤→黄色→紫もある。りべスペシャルと同じ要素を持つ。
同色が3つのパーツに分かれる時はだいたい多色発火の芽が作れる。ここでは黄色。
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