開幕初手は黄赤黄赤なのでABAB。どちらかを4列目に縦向きの2連結で置き、もう片方の色を4列目と5列目に置く。1手目4−5横置き、2手目4縦。
※4−5横置き…4列目と5列目にかけて横むきに置くこと。45で置くなどと書かれることも。
※4縦…4列目に立てて置くこと。
いずれもどちらのぷよが左右か上下かは書かれていないが、必要があれば明示される。(例:1手目赤左の45横置き、2手目赤下4縦)
ネクストの青ゾロについては、先ほど書いた
フィールドに無い色ぷよはとりあえず5列目に置くルールに則って5列目に置く。
青ゾロ5縦が最善だが、45千切りもルールを満たしているので問題はない。
今回は青ゾロ5縦で進める。
次、青ゾロの後の青黄は、
5列目につながるように4列目にぷよを(優先して)置くルールに則って4縦する。
ネクストの赤ゾロはフィールドに存在しないぷよと同じように5列目立てておく。
タワーの土台として赤が置かれているが、2連鎖目の連結には無関係。
次、黄緑は2通りの捌き方がある。
左の例は、フィールドにない色を5列目に置いて置くルールに則ったもの。5列目に置く場合は緑を下にしておいたほうがよい。(高い位置にするほどいれにくくなるため)
右の例は、一見ぷよを捨てているようにみえるが、
このように参式のメリットである一番下の色を横に伸ばすのを予見した置き方になっている。
緑に関しては捨てているという認識でだいたい合っている。(緑より黄色を優先させたという認識がより正しい。)
デスタワーはふつう4色のぷよを同時消しするが、参式タワーの場合はその連結余地の広さから3色だけでも十分量を作り上げることもできる。今回は緑が全然来ていないので緑なしで完結させようといった意図がある。
ネクストの赤黄は3縦して赤の発火点を完成させると同時に、3列目の一番下に黄色を置くことで参式も確定させている。
青ゾロは3列目に立てる。3列目と4列目の繋がりは慣れてないと見落としやすいかも。
赤緑は45で寝かせる。ルール的な説明をすると5列目に既に置かれている赤を4列目と繋げるようにしつつ、まだタワーに置かれていない緑は5列目に置いておくようになっている。
同様にもう一度きている赤緑も45。本当は例外パターンなのだが、ルールに則って4縦でもいい。
緑ゾロがタイミング良く来て4色タワー完成。発火色の赤を引くまで他の色は1列目に捨てる。
4枚目をみるとわかりやすいが、このタワーの上には消えないぷよ(ごみぷよ)がひとつも含まれていない。
このごみのないタワーは
クイックタワーと呼ばれ、とても強い。原理的な話を除くと、0.5連鎖分速くなる。組めると気持ちいい。
参式タワーの一例を挙げた。結果的に1列目に置いた黄色は連結されずしまいだったが、それでも完全致死タワーを作ることができている。これで19個同時消しだが、2列目に黄色を置けば21個に伸びるし、赤も緑もまだまだ伸ばせる形になっている。ある程度の配ぷよの偏りに対処できるということなので、参式タワーは組みやすいのである。
実戦でも基本的に参式タワーを狙っていくのだが、あからさまに参式タワーには不向きな配ぷよもある。そういう場合には壱式タワーを代わりに組むことになる。
次回は壱式タワーの紹介と参式を見切って壱式に路線変更する方法を紹介する。
次
2から組むデスタワーの手引き書