こちらはPC用ゲームPillars of Eternityの日本語版Wikiです。著作権等は英語表記ですが以下の通りです。Project Eternity content and materials are trademarks and copyrights of Obsidian Entertainment and its licensors. All rights reserved.

基本解説

耐久力と生命力
 耐久力はいわゆる戦闘でのHPに当たり、これが0になると気絶(戦闘不能)になってしまいます。
確認方法はキャラクターイラスト。耐久力の減少とともにイラストの上部分が赤く染まっていき、一番下まで真っ赤になると気絶します。
プリースト等が回復させるのも基本的にはこちら。戦闘終了とともに最大値まで回復するので、戦闘以外で気にする必要はありません。

 生命力はそのままキャラクターの命に直結するものです。
耐久力の減少とともにじわじ下がり、0になると瀕死になるか死亡(キャラクターロスト)します。また耐久力とも直結しており、生命力が減少すると耐久力の最大値まで低下してしまいます。
確認方法はキャラクターイラストの横にある緑色のバーです。減少とともに色が黄色、赤、黒に変わっていきます。

 耐久力ならば、例え0になったとしても呪文やスクロール等で蘇生させることは可能ですが、生命力が0になると戦闘時に回復する方法はほぼありません。
キャンプや宿屋で休息することで回復できるので、生命力が半分を切ったら休息することが無難です。
交戦について

図の大雑把な解説

戦闘の流れ

戦闘の流れ1

戦闘の流れ2

戦闘の流れ3

戦闘の流れ4

戦闘の流れ5

戦闘の流れ6

戦闘の流れ7

戦闘の流れ8

AIの設定
 キャラクターごとに便利なAI設定があり、設定しておくことである程度自動で判断して攻撃や回復を行ってくれます。
キャラクター選択時、左側にある「頭に歯車のマーク」がAI設定です。左クリックでAIのオンオフを。右クリックすることで詳細な動きをセットできます。

 上は職業ごとの操作設定です。
例えばファイターなら、積極的にノックダウン等の技能を使用していく攻撃型(アグレッシブ)か、それとも複数敵と交戦し生存を優先する防御型かを選択出来ます。
ウィザード等の後衛型なら、攻撃、味方補助、敵の妨害のどれを優先して使用するかを選択できます。
攻撃型はプレイヤーが技をいちいち支持しなくて済むので楽ですが、開幕で使用してしまうので強敵用に残す等の戦略ができず、不利になることもあります。

 また「パーレスト能力の使用」にチェックを入れない場合、味方は戦闘ごとに使用回数が復活する技のみ使用します。使用回数の復活に休息が必要になる技や呪文系統は使用しません。
プリーストやウィザード、ドルイド等はこれにチェックを入れない限り、基本的に呪文を使用しないので注意が必要です。

 下は交戦時の設定です。
「ディフェンド・セルフ」だと自分からは交戦せず、プレイヤーが指示するか、敵の攻撃に反撃する形で戦闘がスタートします。
「ディフェンシブ」だと"近くに敵がいる場合は"積極的に交戦します。対象の敵を倒した後、近くに敵がいる場合は引き続き自動で攻撃を仕掛けます。
「アグレッシブ」になると視認できる範囲に限り、遠くの敵に対しても積極的に攻撃を仕掛けていきます。

Q&A

狼、猪、熊、レアドリックが強い
 AI任せにして突撃するのではなく、ポーズを活用してパーティーメンバー個々に指示を出しましょう。普段はいちいち使うのが面倒な呪文や技能の中にも有効なものがあるかもしれません。
 また、伝説集や戦闘ログをしっかり確認しましょう。敵味方の攻撃がどのように効いているか、効いていないか、どのような効果を持っているかを把握することで対処法が浮かび上がってくるかもしれません。特定の敵を集中攻撃して先に倒す、あるいは後回しにすることで優位に立てる場合もあります。
 また、多くの強敵とは戦いを避けて先に進むことができます。特にこだわりがない場合、仲間を集めたりレベルアップした後に戻ってくれば簡単に勝てたりします。
敵が前衛を無視して後衛に襲いかかってくる
 前衛のファイターに「ディフェンダー」や「ホールドライン」を覚えさせて交戦数を増やしましょう。それでも後衛に向かってくる敵もいますので、ウィザードの「アルケイン・ベール」やプリーストの「ウィズドロー」を使用する、武器セットを切り換えて盾を持つなど、いろいろ工夫してみましょう。後衛向けのクラスでも、意外と接近戦で有用な呪文・技能を持っているかもしれません。
マーエワルドが強い
 強敵と戦う際は、ポーズを活用して丁寧に操作する、適宜AIのON/OFFを切り替える、スローモードを使用する、戦闘の前に食事をしておくことで難易度が大きく下がります。食料は1つだけでなくいくらでも食べることができます(ただし効果が重複している場合はサプレスト扱いになります)。また、クラフトできるポーションや呪文書にも有効なものがあるかもしれません。 ウィザード系の敵はアルケイン・ベールという特殊能力で回避力を高めますが、ベールピアス効果のある銃で撃てば、関係なく攻撃できます。
幽霊みたいな敵が強い
 本作の幽霊(精霊系)は転移(隣に瞬間移動)してきます。序盤で遭遇すると対策も少なく厄介です。可能な限り後回しにしたいところですが、AIを切ったうえでうまく壁際に固まって後衛が攻撃を受けないようにしましょう。そして前衛が殴られている間に後衛が遠隔攻撃を行ってください。呪文や置物を使ってクリーチャーを召喚するのも有効です。ダメージ耐性も高く、麻痺を与えたりもしてくるので、トラウマになるようでしたら、メインかサブ武器のエンチャントは精霊系の敵に対する命中力+5、+25%ダメージを用意、常日頃から麻痺対策するのをお勧めします。
味方がすぐに死んでしまう
 ファースト・ファイアのクラシブル・キープで買える「信仰の靴」を装備すれば、毎戦闘毎に範囲持続回復で飛躍的に打たれ強くなります。回復、蘇生呪文も回数制限、ポーションも高価で貴重、回復量の控えめなゲームです。耐久力(HP)を回復しても生命力は休息するまで回復することができないため、戦闘中に何度も瀕死になると、生命力が最大耐久力を下回り、最大耐久力まで回復しなくなってしまいます。

盾も持たずに敵集団に突っ込んだりせず、慣れない内はパーティ内で1人は盾を持って前衛を務め、戦闘開始直後の乱戦をしのぎましょう。後衛は敵との距離に注意したり、体術(セカンドウィンド=自己回復/1 エンカウント)や防御系の能力を習得して使用、鎧のエンチャントで体力+1-2(最大耐久力+5-10%)するのもいいでしょう。

敵はダメージ耐性の低い相手を狙う傾向にあるようなので、どうしても耐えられないようなら軽装ではなく、重装備に身を固めるのもいいでしょう。
ウィザードもプリーストもプレートアーマーを着られます。鎧のエンチャントは全てのダメージ耐性を上げ、盾を持つと回避力を高め、囲まれた際の死角(回避-10)の影響を抑えることができます。本作では盾を持ってもダメージ耐性は上がらないことに注意。

ウィザードやプリーストだからと言って、攻撃力が控えめな杖系だけではなく、攻撃力の高い弓や銃を装備できない訳ではありません。呪文回数が尽きたら、近接戦闘を挑まずに遠距離から攻撃しましょう。

無理に連戦せず、生命力が黄色表示になったり、残りの呪文回数が心許ないなら早めに休息(野営)しましょう。生存術スキルを全員が2まで取得していれば、治癒+20%の効果を得られるので、生存率が上がります。出し惜しみしないのは大切ですが、休息前提のスキルばかりに頼らないよう、バランスを意識するのも重要です。

全員のクイックアイテムスロットに、耐久力のポーション:小を忍ばせておくのも有効です。
召喚の置物って何?どこで手に入るの?
 クイックアイテムにセットして戦闘中に使用することで、特定のモンスターなどが味方として参戦してくれます。
だいたいのアイテムに「休息(宿屋か野営用具を使って休む)ごとに1回」の制限があるため、頻繁には使えませんが心強い援軍になるでしょう。

ディファイアンス・ベイへ行けるようになってから、クッパーレーン中央の屋外劇場、ファースト・ファイアのヴァイリア大使館(工匠7以上が必要)、ヘリテージ・ヒルのヴァルタスの霊廟(戦闘あり、工匠8で罠解除可能だが発動させても良い)で入手できます。そのほかにも序盤から終盤までNPCが販売しています。
どの武器が強いの?
 ユニーク武器ではない、普通の武器なら好みのものを装備させて構いませんが、初心者向けには命中力+5のダガー、レイピア、クラブ、槍がオススメです。
盾を装備した際の命中力低下(0/-4/-8)を相殺できます。
小剣はダメージ耐性を3貫通するため、硬い敵にも安定した攻撃力を保証します。

前衛で防御特化するなら回避力+5のハチェット、
大型盾(命中力-8)と組み合わせるなら命中力を諦めてフレイル(グレイズをヒットに変換+30%)もオススメです。
また、盾を装備しない場合はダガーなどを片手持ち(命中力+12)で命中力+17となり、序盤でミスをする事が殆ど無くなります。

どんな強力な武器でも当たらなければ0ダメージなので、命中力を高めるとクリティカル率が上がる、本作で重要な命中力を把握できるようになれば、それ以降は好きな装備で構いません。片手武器なら+20%ダメージのサーベル系、+0.5をダメージ乗数へ付与のバトルアックス系は使いこなせれば強力です。
両手持ち武器は強力で妨害効果も高いのですが、序盤では命中力と防御力の両立は難しいです。レベル補正とスキル習得により、活躍できるのは中盤以降でしょうか。一見強力なのですが、初心者向けではありません。

遠距離武器では、石弓系の中でアーバレスト系がクリティカル時に転倒を付与し、短時間ですが相手を行動不能にできます。
銃系は命中力が低いですが、どれも相手のダメージ耐性を貫通するので威力が高いです。
特にブランダーバス系は弾数 6のため、一度に6回攻撃するので命中力の低さを補うこともでき、非常に強力です。
(反面、石弓系や銃系はリロードが必要なため、銃兵スキルが必須なほど攻撃速度はとても遅いです)

また、前衛には交戦数が増加する武器、中衛には攻撃範囲の長いクォータースタッフや矛(槍とは違います)を装備させるのも有効です。
状態異常が鬱陶しい!
プリーストであれば
LV1:畏怖・恐怖 (命中力の低下)
LV2:不調・衰弱 (持久力、精神力の低下)
LV3:拘束・呪縛 (回避力、反射力の低下)
LV4:混乱・衝撃 (操作不能 クリティカル*1.5倍/命中力&攻撃速度の低下)、静かなる苦痛への連祷(耐性:盲目、拘束、畏怖、狂乱、衝撃、混乱、転倒、呪縛、不調)
LV5:麻痺・石化 (行動不能、行動不能+被ダメージ増加(4倍))
LV6:魅了・支配 (操作不能/敵対化)
といった具合に緩和する呪文を覚えます。ただし、使いたい場面でまだ覚えていないケースも多いです。
伝承スキルを上げていくことにより、プリースト呪文のスクロールを購入して代用できるようになります。

その他、囲まれた際の死角(回避力-10)、
特殊攻撃でよくあるスタン(回避力、反射力-30)、転倒(回避力、反射力-10)(どちらも行動不能)、
非常に強力な盲目(命中力-25/回避力、反射力-20)、
狂乱(防御力-6/交戦数-1)などがある。

プリーストの耐性呪文だけでは対応しきれないので、
全耐性を得ることはできないが、
普段から耐性、(状態異常)に対する防御力+○○を意識した装備で固めておくのが大事。

重要度の高いものは混乱、魅了、支配と対策しにくい石化(4倍ダメージ)。

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