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  • 30 tabibito tabibito - 15/10/10 22:51:21

    誰がためにゴングは鳴る(3)「ユニットで大事なのは拡張+成長」
     第1回のコラムでFGTの今後に与える影響に書いたが、練習生たちが上昇気流を描く一方で、既存の中堅選手の伸び悩みに歯がゆさを感じずにはいられない。特にそう感じたのは、ユニット「ブルージャスティス」の面々に対してである。
     ブルージャスティスのメンバーは、ここ最近いずれ揃って苦戦が続く。FGTには戸次ちあき以外が出場するが誰も準決勝に残れず、最もキャリアを重ねている戸次も現在5連敗中だ。私がこの中で、今自分を見失っているように感じるのは望月美芳である。
     「プロレスサラブレッド」の愛称で親しまれている期待の選手だが、今は明らかに壁にぶつかっている。戦績を振り返ればもっと長い連敗もあるが、今の負け方が悪い。水原千鶴にはらしさを出されての逆転負け、Sweet☆Mikuにはいいようにあしらわれての完敗。「負け=悪い」ではないが、次につながる要素が見出しにくい。私の取材経験上、今の望月は二世選手が陥りやすい状況である。二世ゆえにポテンシャル以上の期待を受け、それに応えようと気負う結果、それが足かせになって自力すら発揮できずに終わっているのである。望月は自分の持ち味が何かを自己分析し、まずは自分の得意分野をぶつけようという原点回帰の意識が大切ではないか。
     望月の逆を行くのは東郷桐野である。道場マッチで抹下血夏から金星を挙げたのはいいが、どうもそれを本戦につなげられない。私の推察ではあるが、相手が自分に付き合ってくれるタイプなら光るが、ペースを潰されると逆転できないというのが課題だと思う。東郷の場合は「自分の持ち味以外での戦い方」を身につける必要がある。そうすることで自分の土壌に相手を引きずり込ませるのである。
     査定マッチを予定するなどユニットとしては活発なブルージャスティスだが、メンバーの新加入は「拡張」であり、存在感を示すためにはメンバーの実力の底上げ、「成長」が必要なのだ。かなりきつい締め方だが、今の朝桐が加入するとユニット内の序列はあっさり変わってしまう可能性大だ。

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