POG道場-11：第3試合

対戦カード

レポート

　道場マッチでは異例のフリー同士の一戦。立ち上がり、リリィは逆水平チョップやエルボーを放ち、抹下にパワーの違いを見せつける。対する抹下は徹底してリリィの脚を狙い、アキレスやアンクルを連発。８分過ぎには奇襲の前蹴りを炸裂させて試合の主導権を握る。リリィもパワースラムで反撃するが抹下のサブミッションからは逃げられず、最後はノーリミットヒールホールドに耐えきれず無念のタップ。注目の一戦は抹下が「黒船」を撃沈した。

シングルマッチ20分1本勝負
●マイティ・リリィ	13分44秒　ノーリミットヒールホールド?	抹下血夏○

試合後コメント

（通訳）不覚を取りました……言い訳ではないですが、相手がレスラーと言うよりグラップラーだとは思いませんでした。分かればやりようは有ります、道場マッチでは遅れをとりましたが、本番の試合ではこうはいきません。

（リリィのコメントについて）レスラーとグラップラーって何が違うんでしょうね。同じリングに上がった以上バックボーンがどうあろうと自分の持っているテクニックを最大限発揮するのが「プロ」ではないでしょうか。私はセミスキラで空手やアマレス、テコンドー、それからプロレスといろんな選手と対戦しますし、自分のテクニックが通じなかったことなんてザラです。「言い訳ではない」って既に言い訳ですからね。私の戦い方は王道のプロレスからはずれているところはあると思います。ですが私はお互いに真っ向から自分の持ち味を出し、それで魅了することも「プロレスリング」であると考えてますので、これからもそういう戦いをここではしていきます。