私的な卓上ゲーム(ボードゲーム、カードゲーム)の雑多なWikiです。

技能/Skill

生存者が持つ特殊な技能。これを使いこなさずしてシナリオはクリアできない。
例外を除いて初期技能1つ、レベルイエローで1つ、レベルオレンジで2つ、レベルレッドで3の技能があり、それぞれレベルアップで1つ修得する。

説明書と同じ五十音順に掲載。
技能の効果についてはわかりやすく記述しなおしています。
  • エネミーの種別を指定する技能についての注意点
    • 追加行動とは基準が異なる。いずれも同じタイプのエネミーは全て対応する。「鉄壁」「収集家」「死神」などの時に注意。
      • 「標準体/ウォーカー」を指定する場合、ルール上ウォーカー扱いのノートリアスウォーカー以外に「オークウォーカー」「スペクトラルウォーカー」「デッドアイウォーカー」「テインテッドウォーカー」全て含まれる(公式回答)。
      • 「変異体/アボミネーション」を指定する場合、「オークアボミネーション」「ウルフボミネーション」を含む。このため日本語版未発売のアボミネーションも全て含むと思われる。(ウルフボミネーションが含まれるため)
      • 「ウルフボミネーション」は「ゾンビウルフ」として扱わず、「アボミネーション」として扱われる(公式回答)。

「移動+1」/+1 Zone per Move

この技能を持つ生存者の移動力は2となる(一度の移動で2マスまで移動できる)。
この技能と他の移動関連の技能の効果は重複する。
エネミーのいるゾーンの移動のペナルティは適用する。

「横臥」(おうが)/Low Profile

遠距離攻撃(射撃・魔法)の誤射が発生した時、誤射の対象にならない。
ただし、目標ゾーン全てのキャラを対象とする効果・攻撃には適用されない。

「大騒ぎ」

手番中に1回のみアクションを消費せずに使用できる。
使用したゾーンに物音トークンを配置する。
以後、使用者の次の手番までこのゾーンがボード上で最も物音トークンが多い場所として扱う。
この技能の効果は最後に使用したゾーン一箇所のみ効果がある。
英語版の説明書に記載されていない技能。

「怪力」/Super Strength

攻撃に使用する、装備中の近接武器のダメージを3として扱う。
特殊な耐性を持つアボミネーションを除いて、近接攻撃で全てのエネミーを倒せるという、わかりやすい超強力技能。
そのため、通常の生存者にこの技能を持つキャラは基本的にはいない。

「鍵開け」/Break-in

ドア破壊アクションを行う際、アクション消費のみでドアを破壊できる。
この技能によるドア破壊は自動成功で、物品を装備していなくても行え、このドア破壊で物音トークンは配置せず、追加の1アクションを得る。
ただし開かないドアに対しては使用できない。

「片割れ確保!」/Matching Set!

探索で「デュアルマーク」のある物品を引いた時、即座に同名の物品カード1枚を追加で物品の山札から入手する。
その後、物品の山札をシャッフルする。
要するに一度の探索でデュアル可能な武器1セットが確実に揃うという強力な技能。
ただ、引いた武器をもう1枚入手するわけなので、必ず強いとは限らない。

「ガラクタ集め」/Scavenger

自分のいるゾーンが建物ゾーンでなくても探索アクションを行える。
通常は探索が可能なのは建物ゾーンのみなので、超便利。

「カリスマ」/Born leader

手番中にアクションを消費せず1回だけ使用できる。自身以外の生存者に「追加アクショントークン」1つを与える。
このトークンを持つ生存者は追加アクション1回を得て、その生存者の手番終了時にこのトークンを失う。
説明書に記載は無いが、自分の手番にアクション消費なしで1回のみ使用できる。
自身のカリスマの効果は自身には適用できない。
与えられた、追加アクショントークンが消えるタイミングは所有者の手番終了時なので、その生存者の手番が既に終わった後に渡すと次のラウンドに持ち越すことができる。

「頑強」/Tough

屍者フェイズごとに、エネミー1体から最初に受けるダメージを無効にする。
防護判定できないアボミネーションなどの攻撃も防ぐことができる。
強いのだが、行動回数や数の暴力には無力なので過信しないように。
アボミナバニーの即死攻撃は、技能の効果を無視するので、この技能でも耐えられない。

「救出」/Lifesaver

この技能はアクションを消費せずに、自分の手番中に1回だけ使用できる。
自身のいるゾーンと隣接する生存者とエネミーがいるゾーンを選び、そのゾーンにいる生存者1人を自分のいるゾーンに移す。
この技能は移動を妨げる遮蔽物や宝物庫を越えて使用することはできない。
移動扱いではないため、対象生存者がいるゾーンのエネミーの数による移動のペナルティやアクション消費を無視できるという技能。
移動扱いでは無いが、移動が可能な地形でなければ使用できない。
例外的に、開いている宝物庫のドアをこの技能で通過することはできない。
この技能を受ける側はこの技能の適用を断ることもできる。

「狂乱−近接攻撃」/Frenzy: Melee

近接武器で攻撃する際、自身が受けているダメージに等しいダイスを追加する。
デュアルの場合、自身が受けているダメージの2倍の数のダイスを追加する。
ゾンビサイドはダメージを受けた状態のリスクが非常に高いため、「狂乱」技能は使いにくい。
特に射程0の近接攻撃にしか適用されないこの技能は、かなり使い勝手が悪いといわざるを得ない。

「狂乱−攻撃」/Frenzy: Combat

近接武器・射撃武器・攻撃呪文のいずれかで攻撃する際、自身が受けているダメージに等しいダイスを追加する。
デュアルの場合、自身が受けているダメージの2倍の数のダイスを追加する。
ゾンビサイドはダメージを受けた状態のリスクが非常に高いため、「狂乱」技能は使いにくい。
この技能は攻撃の種類を問わないので、「狂乱」で最も強いが、それでも正直微妙である。

「狂乱−射撃」/Frenzy: Ranged

射撃武器で攻撃する際、自身が受けているダメージに等しいダイスを追加する。
デュアルの場合、自身が受けているダメージの2倍の数のダイスを追加する。
ゾンビサイドはダメージを受けた状態のリスクが非常に高いため、「狂乱」技能は使いにくい。
遠距離攻撃なら多少はリスクも低くなるが、使いづらい。

「狂乱−魔法攻撃」/Frenzy:Magic

攻撃呪文で攻撃する際、自身が受けているダメージに等しいダイスを追加する。
デュアルの場合、自身が受けているダメージの2倍の数のダイスを追加する。
ゾンビサイドはダメージを受けた状態のリスクが非常に高いため、「狂乱」技能は使いにくい。
遠距離攻撃なら多少はリスクも低くなるが、使いづらい。

「曲撃ち」/Trick Shot

射撃武器または攻撃呪文をデュアルで攻撃に使用する場合、各武器ごとに別のゾーンを攻撃目標にできる。

「巨人」/Giant

この生存者は建物および生垣を超えたゾーンを目視できる。
建物および生垣を超えたゾーンにいるキャラクターは、この生存者を目視できる。
この技能による視線ルールで、お互いのキャラクターは攻撃は行える。
この技能は壁や閉じたドアを通過できるわけではない。
「フィナトン」専用技能。

「近接攻撃ダイス+1個」/+1 die: Melee

近接攻撃を行った時、追加でダイスを1個振る。
デュアルの場合、武器の数と同じ数(2個)のダイスを追加で振る。
基本セットのクローヴィスが初期で持っている技能だが、この技能があれば片手剣のデュアルで振れるダイスは4個となるため、デュアルの使い勝手に大きく貢献する。
単純に強力な技能。

「近接攻撃の出目+1」/+1 to dice roll: Melee

近接攻撃を行う場合、振ったダイスの各出目に1を加える。ただし6は超えない。

「激情」/Battle rage

近接攻撃でエネミーを1体以上倒し、次の行動でも続けて近接攻撃を行う場合、その近接攻撃でダイスを1個追加で振る。
この効果は累積する。
要するに連続攻撃をすればダイスが1個ずつ増えるという技能。
連続で近接攻撃をするということは、同じゾーンにエネミーが2体以上いるということであり、同時に攻撃する回数分のアクションも消費するということなので、注意が必要、
  • アクションを消費しない行動を挟んでも適用される(公式回答)。

「幸運」/Lucky

各行動で振ったダイスを、1回だけ全て振りなおしできる。
この技能は、他の振りなおし効果の前後に使用できる。
ダイスを振る行動全般に適用できる強力な技能。ただし、振りなおした結果、悪化したら泣こう。

「攻撃ダイス+1個」/+1 die: Combat

攻撃を行った時、追加でダイスを1個振る。
デュアルの場合、武器の数と同じ数(2個)のダイスを追加で振る。
武器の種類を問わないので、同シリーズの技能で最も優秀。

「攻撃の出目+1」/+1 to dice roll: Combat

近接・射撃・魔法のいずれかの攻撃を行う場合、振ったダイスの各出目に1を加える。ただし6は超えない。
攻撃の種類を問わないので、同シリーズの技能で最も優秀。

「高速詠唱」/Spellcaster

追加で(攻撃・支援)魔法だけができる1アクション可能。
「追加魔法攻撃」と「追加支援魔法」の上位互換で、魔法であればどちらの種類でも可能な追加の1アクションができる。

「再生」/Regeneration

ラウンド終了時、自身の受けているダメージを0にする。
既にダメージが3になって死亡している場合は適用されない。
ラウンド終了時にライフが全回復するという超強力技能。

「屍者対応」/Zombie Link

屍者の山札から「追加行動」のカードが引かれるたびに、追加の手番を得る。
この追加の手番は、エネミーの追加行動より先に行う。
この技能を持つ生存者同士の順番は任意に決めてよい。
追加行動のカードは黒疫禍、緑鬼軍それぞれに4枚ずつしかないので、発動機会はあまり多くない。

「死神−近接攻撃」/Reaper: Melee

近接攻撃でエネミーを倒した時、倒したエネミーの種類を1つ選ぶ。
同じ場所にいる選んだ種類のエネミー1体を即死させる。
この技能は攻撃1回につき1体までしか倒せない。
この技能で倒したエネミーからも経験値は得られる。
1回の攻撃で追加で1体のエネミーを倒せるという超強力技能。
倒したエネミーと同じ種類のエネミーを即死させるという点に注意。ウォーカーを倒した場合、ウォーカーのみ即死させられる。
1回の攻撃で複数の種類のエネミーを倒した場合、倒したエネミーのいずれかと同じ種類のエネミーを任意に選べる。

「死神−攻撃」/Reaper: Combat

近接・射撃・魔法のいずれかの攻撃でエネミーを倒した時、倒したエネミーの種類を1つ選ぶ。
同じ場所にいる選んだ種類のエネミー1体を即死させる。
この技能は攻撃1回につき1体までしか倒せない。
この技能で倒したエネミーからも経験値は得られる。
1回の攻撃で追加で1体のエネミーを倒せるという超強力技能。
1回の攻撃につき、この技能で即死させられるのは1体だけという点に要注意。
倒したエネミーと同じ種類のエネミーを即死させるという点に注意。ウォーカーを倒した場合、ウォーカーのみ即死させられる。
1回の攻撃で複数の種類のエネミーを倒した場合、倒したエネミーのいずれかと同じ種類のエネミーを任意に選べる。

「死神−射撃」/Reaper: Ranged

射撃攻撃でエネミーを倒した時、倒したエネミーの種類を1つ選ぶ。
同じ場所にいる選んだ種類のエネミー1体を即死させる。
この技能は攻撃1回につき1体までしか倒せない。
この技能で倒したエネミーからも経験値は得られる。
1回の攻撃で追加で1体のエネミーを倒せるという超強力技能。
1回の攻撃につき、この技能で即死させられるのは1体だけという点に要注意。
倒したエネミーと同じ種類のエネミーを即死させるという点に注意。ウォーカーを倒した場合、ウォーカーのみ即死させられる。
1回の攻撃で複数の種類のエネミーを倒した場合、倒したエネミーのいずれかと同じ種類のエネミーを任意に選べる。

「死神−魔法攻撃」/Reaper: Magic

魔法攻撃でエネミーを倒した時、倒したエネミーの種類を1つ選ぶ。
同じ場所にいる選んだ種類のエネミー1体を即死させる。
この技能は攻撃1回につき1体までしか倒せない。
この技能で倒したエネミーからも経験値は得られる。
1回の攻撃で追加で1体のエネミーを倒せるという超強力技能。
1回の攻撃につき、この技能で即死させられるのは1体だけという点に要注意。
倒したエネミーと同じ種類のエネミーを即死させるという点に注意。ウォーカーを倒した場合、ウォーカーのみ即死させられる。
1回の攻撃で複数の種類のエネミーを倒した場合、倒したエネミーのいずれかと同じ種類のエネミーを任意に選べる。

「屍肉漁り」/Hold Your Nose

自分の手番中に1回だけ使用できる。
このラウンド中、現在自分が居るゾーンでエネミーを1体以上倒していれば、追加で探索だけができる1アクションが可能(探索可能な回数は増えない)。
限定的な「追加探索+1回」であり、手番中に1回・同じラウンドでエネミーを倒している・建物ゾーンである・同じラウンドで探索をしていない、と条件が多いので使いにくい。
この技能は探索だけが可能な追加の1アクションを得るというだけで、1ラウンドに探索できる回数は増えないし、建物ゾーン以外で探索ができるようになるわけでもない。
正直、建物ゾーン以外でも探索できていいのでは・・・?

「射撃ダイス+1個」/+1 die: Ranged

射撃攻撃を行った時、追加でダイスを1個振る。
デュアルの場合、武器の数と同じ数(2個)のダイスを追加で振る。

「射撃の出目+1」/+1 to dice roll: Ranged

射撃攻撃を行う場合、振ったダイスの各出目に1を加える。ただし6は超えない。

「射程+1」/+1 max Range

射撃武器と攻撃呪文の最大射程が1ゾーン伸びる。

「収集家」/Collector

(指定の種類のエネミー)を倒した時、2倍の経験値を得られる。
ゾンビサイドは生存者の足並みはそろえたほうが良いので、経験値が増えるというのは、必ずしも良いことではないため、実は微妙な技能。
追加行動の適用範囲と異なり、指定されたエネミーの種類全てに適用される。
  • 「収集家:肥大体」であれば、ファッティ系全てが適用範囲であり、オークファッティやファッティバースターを倒した時にも適用される。

「すり抜け」/Slippery

エネミーのいるゾーンから移動する時、アクションを追加で消費しなくて良い。
この技能の効果はエネミーのいるゾーンに侵入した時には適用されない。
自分のいるゾーンのエネミーの数が何体であろうと、エネミーの数による追加の移動アクションが必要なくなる。
注意書きにもあるように、エネミーのいるゾーンから通常の移動のアクション消費で抜け出せるという技能なので、エネミーのいるゾーンに侵入した場合の移動のペナルティは受けるということである。

「戦術家」/Tactician

他の生存者の手番の交代時、任意のタイミングで自分の手番にすることができる。
複数の生存者がこの技能を持つ場合、任意に行動順を決める。

「全力疾走」/Sprint

この技能は各手番中に1アクション消費で使用できる。3ゾーンまで移動できる。
エネミーのいるゾーンに侵入した時は移動を終了する。浸水ゾーンのペナルティは受けない。
この技能に自身のいるゾーンの移動のペナルティは適用されるが、視界の通らないゾーンにも移動できる。
支援呪文「スピード」と同じ扱いらしく、浸水ゾーンによる移動のペナルティは受けないらしい。

「狙撃手」/Marksman

遠距離攻撃(射撃・魔法)を行った時、誤射と攻撃優先度を無視できる。
誤射、攻撃優先度はどちらも生存者に不利なルールなので、そのルールを両方無視できるこの技能は超強力。
「鷹の目」の上位互換。

「体当たり」/Shove

この技能はアクションを消費せずに、自分の手番中に1回だけ使用できる。
自身と同じゾーンにいるエネミーを全て隣接するゾーンに移す。
壁や閉じたドア・市壁などに遮られたゾーンには移せないが、宝物庫には移せる。
強力技能。複数回行動するエネミーに効果は薄いが、エネミーに囲まれた時の緊急離脱や、味方の救助、ドラゴンファイヤーで焼くための調整など、幅広く活動できる。
手番中に1回しか使用できないが、アクションを消費しない点も有用。
ちなみに日本語版説明書に「城壁」との記載があるが、日本語版では狂狼砦の発売が遅かったため翻訳が不統一なだけで「塔タイル」の「市壁」のことである。

「鷹の目」/Steady Hand

遠距離攻撃(射撃・魔法)を行った時、誤射を適用しない。
この技能は攻撃対象ゾーンの全てのキャラを攻撃する効果には適用されない。
誤射ルールは生存者にかなり不利なルールであり、誤射を気にせず遠距離攻撃が可能になるこの技能の価値は高い。

「(種別)ダメージ+1」/+1 Damage: [Type]

(近接攻撃・射撃・魔法攻撃)を行う場合、ダメージが1増える。
指定された種類の攻撃で与えるダメージが1増えるという、単純に強力な技能。
ダメージ1の武器でファッティを倒せる、ダメージ2の武器でアボミネーションを倒せるなど、普通に強い。
「攻撃ダメージ+1」
全ての種類の攻撃で与えるダメージが1アップする。
攻撃の種類を問わないので、言うまでも無く最も強力。
「近接攻撃ダメージ+1」
近接攻撃で与えるダメージが1アップする。
「射撃ダメージ+1」
射撃で与えるダメージが1アップする。
「魔法攻撃ダメージ+1」
魔法攻撃で与えるダメージが1アップする。

「(物品)ダメージ+1」/+1 Damage with [Equipment]

(指定された物品)で攻撃を行う場合、ダメージが1増える。
「(種別)ダメージ+1」と比べ、名指しで指定された武器での攻撃にしか適用されず、範囲が極めて狭いが有用なのは紛れも無い。
現在確認できる限りでは、以下の1種類だけで、持っているキャラも1人のみ。
「長剣ダメージ+1」
「長剣」で与えるダメージが1アップする。
初期装備でもある「長剣」で2ダメージ与えられるようになる。
この技能を持つのは「ベンソン」ただ1人であるが、取得がレベルレッドになってからと考えると遅い気も・・・。

「探索+1」/Search: +1 card

探索アクションを行った時、追加で物品カードを1枚引く。
探索で2枚引けるようになる便利な技能。
「松明」の効果と重複し、「松明」装備時には合計3枚引けるようになる(公式回答)。
英語版の説明書に記載されていない技能。

「血の渇望−近接攻撃」/Bloodlust: Melee

1アクション消費して使用可能。
2ゾーン以内のエネミーのいるゾーンに移動し、アクションを消費せずに近接攻撃を行う。
この技能に自身のいるゾーンの移動のペナルティは適用される。
目視していないゾーンにもこの技能で移動できる(公式回答)。

「血の渇望−攻撃」/Bloodlust: Combat

1アクション消費して使用可能。
2ゾーン以内のエネミーのいるゾーンに移動し、アクションを消費せずに攻撃を行う。
この技能に自身のいるゾーンの移動のペナルティは適用される。
遠距離攻撃で敵にいるゾーンに移動するメリットが特に無いため、「血の渇望−近接攻撃」と使い勝手は変わらない。
目視していないゾーンにもこの技能で移動できる(公式回答)。

「血の渇望−射撃」/Bloodlust: Ranged

1アクション消費して使用可能。
2ゾーン以内のエネミーのいるゾーンに移動し、アクションを消費せずに射撃攻撃を行う。
この技能に自身のいるゾーンの移動のペナルティは適用される。
遠距離攻撃で敵にいるゾーンに移動するメリットが特に無いので、微妙な技能。
目視していないゾーンにもこの技能で移動できる(公式回答)。

「血の渇望−魔法攻撃」/Bloodlust: Magic

1アクション消費して使用可能。
2ゾーン以内のエネミーのいるゾーンに移動し、アクションを消費せずに魔法攻撃を行う。
この技能に自身のいるゾーンの移動のペナルティは適用される。
遠距離攻撃で敵にいるゾーンに移動するメリットが特に無いので、微妙な技能。
目視していないゾーンにもこの技能で移動できる(公式回答)。

「挑発」/Taunt

この技能はアクションを消費せずに、自分の手番中に1回だけ使用できる。
視界内のゾーンを1つ選び、そのゾーンに居るエネミーは即座に1アクションを行う。
この技能を受けたエネミーは、この技能の使用者のみを狙って移動や攻撃を行い、他の生存者を無視する。

「跳躍」/Jump

1アクションを消費して、自分の手番中に1回だけ使用できる。
2ゾーン以内の視界内のゾーンに移動する。この時、今いるゾーンと目的地の間にあるものを全て無視する。
この技能に対して移動に関する他の技能は適用できない。
この技能に自身のゾーンの移動のペナルティは適用されるが、自身のいないゾーンのペナルティは無視する。

「直射」/Point-Blank

射撃武器・攻撃呪文の最低射程を無視して自分のいるゾーンを攻撃できる。
この技能で射程0を攻撃した場合、誤射と攻撃優先度を無視できる。
射程1〜の武器の射程を0〜に変更できるということである。
誤射と攻撃優先度を無視できるのは、自分のいるゾーンに対してだけなので注意。
日本語版の説明書での掲載順がおかしい。恐らく編集時に漏れたのだろう。最後のほうに掲載されている。

「追加移動+1回」/+1 free Move Action

追加で移動だけができる1アクション可能。

「追加近接攻撃+1回」/+1 free Melee Action

追加で近接攻撃だけができる1アクション可能。

「追加攻撃+1回」/+1 free Combat Action

追加で攻撃だけができる1アクション可能。

「追加行動+1回」/+1 Action

追加で1アクション可能。
全ての生存者がレベルイエローで修得する技能。つまりレベルイエロー以上の生存者は、一度の手番で3アクションではなく4アクションが可能になる。
3アクションと4アクションではかなりの差があるため、重要な技能である。

「追加再装填」/Free reload

追加で装填だけができる1アクション可能。
そもそも再装填が必要な武器が「片手クロスボウ」と「オークのクロスボウ」くらいしかないため無駄になりやすい技能。
しかも再装填1回が不要になるだけなので、さらに攻撃を行う場合通常通りの再装填が必要となる。微妙な技能じゃないかなぁ・・・。

「追加支援魔法+1回」/+1 free Enchantment Action

追加で支援魔法だけができる1アクション可能。

「追加射撃+1回」/+1 free Ranged Action

追加で射撃攻撃だけができる1アクション可能。

「追加初期装備」/Starts with a [Equipment]

通常の初期装備とは別に「(指定された物品カード)」1つを対応スロットに装備してゲームを開始する。
単純に初期装備が2つになるだけでも有用だが、初期装備カードではない通常の物品カードを指定している場合もある。
通常の初期装備は全員に1つずつ配らなければならないので、この技能の初期装備だけを持ち、配られるはずの初期装備を別の生存者に配ってゲームを始めることはできない。

「追加探索+1回」/+1 free Search Action

追加で探索だけができる1アクション可能(探索可能な回数は増えない)。

「追加魔法攻撃+1回」/+1 free Magic Action

追加で魔法攻撃だけができる1アクション可能。

「鉄壁」/Ironclad

「(指定された種類のエネミー)」から受けるダメージを無効にする。
特定の種類のエネミーからダメージを受けなくなる強力な技能。
追加行動の適用範囲と異なり、指定されたエネミーの種類全てに適用される。
一応英語版の説明書には注意書きがあり、「鉄壁:標準体」なら、オークウォーカーやスペクトラルウォーカーなどにも適用される(オークウォーカーに適用されることは英語版には明記されており、日本語版の説明書には注意書きがないが、日本語版の公式回答でも適用されるとのこと)。
    • 「鉄壁:屍狼」は、「ウルフボミネーション/変異屍狼」に適用されない。
    • 「鉄壁:変異体」はアボミノタウロスやアボミナアルファのような、名前に「アボミネーション」を含まないアボミネーションにも適用される。
    • 日本語版は漢字表記なのでわかりにくいので注意。
現在この技能を持つ生存者は全てキックスターターの限定キャラのみであり、日本語版は存在しない。
また、レベルウルトラレッドモードでは取得できないため、日本語版ではウルフスブルク収録の物品カードでしか使用することができない。
どの鉄壁でも、亜種を含む全てのその種類のエネミーからのダメージを受けないため、非常に強い。
ただし、この技能が適用されない唯一の例外がアボミナバニーであり、アボミナバニーは技能を無視して即死させてくるため、「鉄壁:変異体」をもってしても防ぐことはできない。
「鉄壁:標準体」
  • 適用されるエネミー
    • ウォーカー
    • オークウォーカー
    • テインテッドウォーカー
    • デッドアイウォーカー
    • スペクトラルウォーカー
    • ノートリアスウォーカー
  • 確認済み所持生存者
    • ゴーワン(レベルレッド)
    • ブラノグ(レベルレッド)
    • ボーリガード(レベルレッド)
「鉄壁:肥大体」
  • 適用されるエネミー
    • ファッティ
    • オークファッティ
    • ファッティバースター
  • 確認済み所持生存者
    • カシウス(レベルレッド)
    • ゴーワン(レベルレッド)
「鉄壁:俊足体」
  • 適用されるエネミー
    • ランナー
    • オークランナー
  • 確認済み所持生存者
    • ゴーワン(レベルレッド)
「鉄壁:屍狼」
  • 適用されるエネミー
    • ゾンビウルフ
  • 確認済み所持生存者
    • グレゴワール(レベルブルー)
  • その他
    • 支援呪文「鉄壁:屍狼」

「電光石火」/Blitz

同じゾーンにいるエネミーを全て倒した時、アクションを消費せずに即座に移動を1回行える。

「天命」/Destiny

手番中に1度だけ、「探索アクション」で引いたカードの確認時に使用できる。
引いたカードの処理を行わずにそのカードを捨て札にして、物品カード1枚を引く。
日本語版では説明が抜けているが、引いたカードの処理を無視して捨てて引きなおすことができる(公式回答)。

「到達」/Reach

装備中の近接武器の射程に関係なく、射程0〜1で近接攻撃を行える。
「フィナトン」専用技能。

「投擲」/Throw

この技能は手番中に1回のみ使用できる。
同じゾーンにいるジャイアントとドラゴンを除くキャラクター1体を選び、視界内で射程1〜2のゾーンを目標に使用する。
選んだキャラクターを目標ゾーンに移し、目標ゾーンにいるエネミーに遠距離攻撃を行う(攻撃優先度は適用する)。
この攻撃は、選んだキャラクターを除く、目標ゾーンにいるエネミーに自動命中する(ダイスは振らない)。
与えるダメージは、選んだキャラクターが生存者の場合は装備中の武器のダメージ、
エネミーの場合はその攻撃力と同じダメージとなる。
「フィナトン」専用技能。

「討破離脱」/Hit & Run

近接・射撃・魔法のいずれかの攻撃でエネミーを倒した時、アクションを消費せず即座に移動を行う。
この技能による移動では、自分のいるゾーンの移動のペナルティは適用されない。

「同盟」/Brother in arms

自身と同じゾーンに別の生存者がいる場合、この技能を持つ生存者を含む同じゾーンにいる生存者は、(指定された効果を適用できる)。
この技能の所持者が2人以上であれば、技能で指定された効果をそのゾーンに居る全員が受けられるという超強力技能。

「突撃」/Charge

この技能は自分の手番中に何度も使用できる。
アクションを消費せず、2ゾーンまでのエネミーのいるゾーンに移動する。
この移動には通常の移動ルールが全て適用される。

「トランスミューテーション」/Transmutation

1アクション消費して使用可能。この技能は自分の手番中に何度も使用できる。
自分の所持品を1つ選んで捨て札にして、「物品カード」を1枚引き、アクション消費なしで装備できる。
この技能は「探索アクション」扱いではないが、「ギャー!!」の効果は適用する。
不要な物品を捨てて新しく物品を入手できるという優秀な技能。
探索アクションではないので、建物ゾーン以外でも使用できるのもすばらしい。
支援呪文の「トランスミューテーション」の上位互換となる技能。物音トークンが発生しない上に、手番中の使用回数制限も無い。
日本語版では狂狼砦より緑鬼軍が先に発売されたため、支援呪文の「トランスミューテーション」の立つ瀬が無い。

「二重詠唱」/Double casting

支援魔法を行う時、対象を1つ追加できる。先に対象を全て選び、処理は任意の順番で行う。

「二刀流」/Swordmaster

自分が持つ全ての近接武器をデュアルマークがあるとして扱う。

「鋼の肉体」/Iron Hide

体防具スロットに鎧が装備されてなくても、防護判定5+が可能。
鎧を装備中であれば、防護判定で振ったダイスの各出目に1を加える。ただし6は超えない。
防具なしでも、1/3で成功の防護判定ができ、鎧装備中の成功率が1段階上がるという優秀な技能。
成功率が1/3と低い「革鎧」の成功率が1/2になるだけでも有用で、元々成功率が2/3もある「板金鎧」なら成功率がなんと5/6という凄まじい防護成功率となる。
とはいえ、アボミネーションのような防護判定を無視する貫通攻撃をするエネミーもいるので過信しないように。

「早足」/2 Zones per Move Action

1アクション消費して移動を行った時、2マス移動できる。エネミーのいるゾーンの移動のペナルティは適用する。
「移動+1」との違いがいまひとつわからないが、こちらが下位互換だろうか。

「蛮勇」/Barbarian

近接攻撃で振るダイスの数を攻撃するゾーンのエネミーの数と同じにできる。
この技能に、ダイスの数を追加する技能の効果もさらに全て適用される。

「封鎖」

1アクション消費して使用可能。自身のいるゾーンに隣接する破壊されたドアを閉じることができる。
この技能によって閉じたドアが再び破壊されたり開いてもエネミーの出現判定は行わない。
手番中に何度でも使用できるのかは不明。
英語版の説明書に記載されていない技能。

「腐敗」/Rotten

自分の手番終了時、攻撃や物音を発生させていない場合、「腐敗トークン」を得る。
腐敗トークンは攻撃や物音を発生させた時に取り除かれる。
腐敗トークンを持つ生存者はエネミーに無視される(狙われず攻撃されず物音として扱わない)。

「魔道書」/Spellbook

バックパックスロットの全ての呪文を、手に装備している扱いになる。
この技能でバックパックから使える呪文はデュアル含めて2つまで。

「魔力の嵐」/Mana Rain

魔法攻撃で振るダイスの数を攻撃するゾーンのエネミーの数と同じにできる。
この技能に、ダイスの数を追加する技能の効果もさらに全て適用される。

「魔法攻撃ダイス+1個」/+1 die: Magic

魔法攻撃を行った時、追加でダイスを1個振る。
デュアルの場合、近接武器の数と同じ数(2個)のダイスを追加で振る。

「魔法攻撃の出目+1」/+1 to dice roll: Magic

魔法攻撃を行う場合、振ったダイスの各出目に1を加える。ただし6は超えない。

「身代わり」/Is That All You’ve Got?

ダメージを受ける時、この技能を何度も使用できる。
物品カード1枚を捨て札にすることで、ダメージ1点を無効にする。

「矢の雨」/Iron Rain

射撃攻撃で振るダイスの数を攻撃するゾーンのエネミーの数と同じにできる。
この技能に、ダイスの数を追加する技能の効果もさらに全て適用される。

「両手利き」/Ambidextrous

自分が持つ全ての近接武器をデュアルマークがあるとして扱う。

「6の出目でダイス+1個−近接攻撃」/Roll 6: +1 die Melee

近接攻撃を行った時、出目6の数と同じ数のダイスを追加で振る。
追加のダイスの出目に6があれば、さらに適用してダイスを追加する。
振り直し効果の技能や物品は、追加ダイスを振る前のみ適用可能。

「6の出目でダイス+1個−攻撃」/Roll 6: +1 die Combat

近接・射撃・魔法のいずれかの攻撃を行った時、出目6の数と同じ数のダイスを追加で振る。
追加のダイスの出目に6があれば、さらに適用してダイスを追加する。
振り直し効果の技能や物品は、追加ダイスを振る前のみ適用可能。

「6の出目でダイス+1個−射撃」/Roll 6: +1 die Ranged

射撃攻撃を行った時、出目6の数と同じ数のダイスを追加で振る。
追加のダイスの出目に6があれば、さらに適用してダイスを追加する。
振り直し効果の技能や物品は、追加ダイスを振る前のみ適用可能。

「6の出目でダイス+1個−魔法攻撃」/Roll 6: +1 die Magic

魔法攻撃を行った時、出目6の数と同じ数のダイスを追加で振る。
追加のダイスの出目に6があれば、さらに適用してダイスを追加する。
振り直し効果の技能や物品は、追加ダイスを振る前のみ適用可能。

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