DARK SOULS ダークソウル攻略Wiki - 用語集
登場する固有名詞や一般的でない言語について紹介。
この手のファンタジーRPGに深い造詣のある方々に、ぜひ世界観の補完に協力していただきたい。

※ 注意 ※
小ネタが満載なので夢中に注意。
またネタバレも含むのでネタバレを見ずに性能や攻略情報を知りたい場合は他項目から調べる推奨。

各文にある↑をクリックすると省略された文が見れますがネタバレを多分に含みます。


あ行 / か行 / さ行 / た行 / な行 / は行 / ま行 / や行 / ら行 / わ行 / 英数字




あ行

アヴェリン(/武具)

公爵の書庫にて手に入るクロスボウ。
1動作で矢が3射される特殊なボウガンで、初弾がヒットすれば連続ヒットする。
強化も通常派生となのでPvPでもなかなか。雷ボルトを組み合わせると高火力。
弓矢と同じく複数属性を持たせることができる。

アクティブチャンク(/ゲーム用語)

ヘルカイトの背中に矢を一発当てただけで落下死してしまうのは、その着地地点のチャンク(エリア)がアクティブになっていないからである。
同様の理由で計算上の落下ダメージ(落下距離は落下時間で算出)では生存できるにも関わらず死亡判定がプレーヤーに出てしまうこともある。

アナスタシア(/NPC)

火継ぎの祭祀場の篝火を守る火防女。
心折れた戦士いわく「故郷のものが神の名を喋らぬよう舌を抜いた」らしい。
ロートレク絡みのイベント後は、掠れた声を聞くことが出来る(本人はその声を恥じている)。

彼女の火防女の魂の解説文からみるに、他の火防女同様、身体になにかしらの症状が出ているらしいが詳細は不明。
ちなみに彼女の衣服には足下の位置に血が付いている。
衣服からして元白教の聖女。彼女がどういう経緯で火防女となったのかは不明のままだ。

アルトリウス(/敵)

深淵歩きアルトリウスと呼ばれるグウィン王に仕えた四騎士の1人。単に騎士アルトリウスとも。故人。
ダークレイスの狩人であり、深淵の魔物と契約し、深淵を歩いたという。
彼の象徴「狼」は、相棒とも言える大狼シフから来ているらしく、シフは彼の墓を今も守り続けている。

故人ゆえに登場することはなかったが、PC版及びDLCのウーラシールでボスとして登場。
ウーラシールに現れた深淵を留めに向うも、闇を持たぬ身であったため、戦いで深く傷つき、深淵に飲まれ正気を失ってしまう。
装備はボロボロで闇に汚れ、盾が無く大剣のみ、左腕もまともに使えない状態だが、体力が高い上に攻撃の隙も少ない強敵。
回転切りやジャンプしながらの切り下がりといった、シフと似た攻撃があるので、シフは彼の剣技を真似ていた、あるいは学んでいたのかもしれない。

チェスターの話によると、彼の元いた時代では「深淵狩り」の英雄として伝わっていたらしい。
しかし、前述のように実際はアルトリウスはウーラシールの深淵を留めることはできず、深淵狩りの伝説は事実とは異なる形で伝えられたものであった。
なお、それを拡大解釈し、深淵の魔物との契約により深淵を歩いたという話も歪めて伝えられたものだと考えるプレイヤーもいるが、
明確に否定されたのはウーラシールの深淵を狩ったという伝説であり、深淵歩きに関しては触れられていない。
少なくとも深淵の魔物との契約に関してはアイテムの説明文で明言されている以上、事実だと思われる。

小ロンドの深淵に関わったていたかどうかは不明だが、イングウァードは口調から判断するにアルトリウスとは面識が無いと思われる。

余談だが、本作の海外版パッケージにアルトリウスの剣と盾を装備した騎士の後姿が描かれており、追加要素発表前は彼がアルトリウスなのではと言われていた。

アルトリウスの大剣(/武具)

大狼シフのソウルを使うことで、直剣・大剣・特大剣系+10から進化させられるユニーク大剣。
二種類存在し、普通の武器からは無属性の物が、折れた直剣or直剣の柄からは神聖属性の物ができる。
前者は小ロンド遺跡の亡霊を直に攻撃することができ、後者は神聖属性によりダークレイスに高い効力を持つ。
アルトリウスの設定にのっとり、小ロンド遺跡攻略に調整されたものといえる(詳しくはここここを参照)

シフが咥えていた大剣であるが、サイズは相応に小さくされており光ることもない。

アルトリウスがアーサー王の別名であるため、元ネタはおそらく聖剣エクスカリバー。
またエクスカリバーには、「折れた刀身を湖の乙女に鍛え直してもらい、それが聖剣となった」という説話が存在する。
折れた直剣もしくは直剣の柄から出来るものに神聖属性が付く事には、そんな由来があるのかもしれない。

暗月の女騎士(アンゲツノオンナキシ/NPC)

アノール・ロンドの篝火を守護する火防女、本名は不明。
金色の鎧を身に、クールな態度と待ちわびた巡礼者を気遣う面が見られる大人な人柄で癒された人も多い。
彼女もまた、人間性の侵食を受けており、鎧はそれを隠すものであるとのこと。
グウィネヴィアとグウィンドリンに仕える「暗月の剣」であり、プレイヤーが暗月の剣に属していると会話が一部変化する。

そのため、陰の太陽グウィンドリンと敵対していると問答無用で襲ってくる。
グウィンドリンを倒している場合は免罪もできず、倒すしかない。
倒すことで火防女の魂を落とし、以後、一方通行の転送は可能だが、アノールロンドの篝火は使用できなくなる。

死ぬ間際の台詞「この男(女)は危険すぎます…」から、彼女が仕えた主人への忠実さをうかがわせる。

暗月部隊(アンゲツブタイ/スラング)

陰の太陽グウィンドリンと誓約を交わし、その剣となった罪業を狩る復讐霊である。
俗に言う青レイスとしてPvPを行うプレイヤーの総称であり、そのロールプレイから「暗月警察」や「暗月Gメン」という呼ばれ方もする。

罪人録に登録された人物の世界に侵入し、その人物を倒すことが目的である。
闇霊とは違い、こちらはレベルが自身より下の人物のところでも侵入することができる他、やられたときのデメリットもない。
勿論、相手は生者なので白レイス付きの可能性も高く、下手すると闇霊と復習霊、生身の三つ巴となる可能性もある。
手段を選ばぬ重犯罪者の場合は接敵3秒で沈められることも。

アンドレイ(/NPC)

不死教区で腕をふるうアストラ出身の鍛冶屋であり不死人。
見た目とは裏腹にプレイヤーを親身に気遣うなど、態度は驚くほど優しい。
クセの強い鍛冶屋の中では一番まともで話せる相手。

しかし怒らせれば態度は一変。鍛え抜かれた肉体を駆使したダイナミックな攻撃を繰り出してくる。
彼専用の攻撃モーションは一見の価値ありだが、殺害すれば当然彼の鍛冶仕事はその周では不可能になるので要注意。
足が短い。

アンバサ(/前作ゲーム内用語)

1. 前作Demon's Soulsにおける祈りの言葉。キリスト教における「アーメン」に近い。
 発音としては「ウンバサ(ン〜バァサ)」が近い。
 信心深いキャラクターがことあるごとに呟いたので、前作プレイヤーも相手の武勲を祈るときに使ったりする。
 信仰特化キャラのことを『アンバサ戦士』と言ったりするが、それは後項の『祈祷戦士アンバサ』を参照。

2. Ambasa(アンバサ)は1981年にコカ・コーラ社から発売された乳性炭酸飲料の名前である。
 なぜかデモンズの人気上昇に前後してよく見かけるようになったとかなんとか。
 デモンズユーザーになって過敏反応してるだけなのか、本当に自販機のラインナップとして増えたのか、謎である。

イザリスの魔女(/人物)

グウィン、ニトと同じく王のソウルを見出した人物。
オープニングで混沌の娘たちと共にいるのが確認できるが本編には一切登場しない。
クラーナの話や呪術の説明を見るに「最初の火」を自ら作り出そうとした結果、混沌の炎の業で自滅し、多くの娘たちと共に混沌の苗床になった模様。

石の大剣(イシノタイケン/武具)

黒い森の庭にいる石の騎士が稀にドロップし、誓約「森の狩猟者」を交わしていると病み村の沼地でシバより購入可能。
説明文の通り、両手持ちをすることで「緩やかな平和の歩み」と同じ効果を発揮する。
ver1.04で、存在していたバグが修正されてた。

バグの内容は、
見えない連続DOT(damage over time:時間経過でのダメージ)を発生させるもので、
「結晶魔法の武器」を速射のやり方でエンチャントして両手持ちすると、平和の歩みの効果範囲にDOTダメージが発生。
ダメージ的に結晶武器での追加ダメージ分となっており、およそ50~100前後食らうことが多い。
何故この武器だけこんなバグが出現したのかは謎である。

井戸(イド/地形)

火継ぎの祭祀場の篝火の近くにある涸れた井戸。
某有名RPGのユーザーが見るとよほど琴線に触れるものがあるのか、近くにいい具合に段差があるのも相まって、ダッシュジャンプで飛び込み落下死してしまうプレイヤーが多数いる模様。
そのためか、井戸の周囲に落下に注意といったメッセージを見かけることも。そんなん言われたら逆に飛び込みたく(ry

しかし、そういった一種の冒険心、蛮勇こそが、退廃的な世界における確かな道しるべとなるのかも知れない。……まぁ、だからってわざわざ進んで落ちに行く必要はないんだけど。

犬ネズミ(イヌネズミ/敵)

名前の通り中型犬・大型犬のようなサイズのネズミで、 城下不死街の下水道や最下層に登場する。
名前の割に色々なサイズが存在しており、多数生息しているのは上記の犬程度のサイズだが、普通のネズミサイズの小タイプや、おまえのようなネズミがいるかという巨大タイプなども最下層に生息している。
亜種として絵画世界に登場する真っ白な雪ネズミも存在する。

ボスキャラ等を除くと、プレイヤーが最初に出会うであろう非人型/毒持ちの敵であり、
序盤、解毒手段を手に入れていない状況が多い場所で登場し、プレイヤーに毒の恐怖を叩き込んだ敵でもある。
とはいえ他の非人間モンスターである野犬などと比べるとサイズが大きい(= 刺突攻撃がまともに当たる)ことや、
モーションに厄介なところが少ないということから、対処は難しく無い。ちなみに炎が弱点。

人間性をドロップするが、ネズミ以外で人間性をドロップするのは「元人間と推測されるスキュラ」「赤子骸骨」であり、
ネズミが例外的に人間性をドロップするザコであることがわかる。
しかしネズミは大抵死体オブジェクトの近くに居るという特徴がある。
つまりネズミが持つ人間性は元々は…

ヴィンハイム(/地名)

魔術の総本山とも言うべき都市。
本作に登場する魔術師は一部を除いてほぼこの国にある竜の学院に所属している。
魔術中心の国家と思われるが詳しい政治形態等は明かされていない。
ローガン、グリッグス、リッケルトに縁が深い。

ウーラシール(/地名)

既に滅んだ国であり、独自の魔術理論で知られていたものの、それらの殆どを喪失してしまっている。
擬態照らす光など、視覚・光に関係する魔法を取り揃えているのが特徴。
ウーラシールの宵闇曰く、「現代の魔術(おそらくヴィンハイム系列)は頑なで理論的だが、ウーラシールは大らかで自由」とのこと。
揃っているものが嫌らしいものばかりだが、どれも魔法属性かつ攻撃用という限定用途ばかりの通常魔術に比べれば汎用性が高く、
特に初回プレイは照らす光目当てに理力14まであげるだけで、比較的早期から墓地へ足を延ばすことができるだろう。

PC版及びDLCの追加要素「ARTORIAS OF THE ABYSS」の舞台となる。
その位置は現代の黒い森の庭とその周辺であり、黒い森の庭は元々はウーラシールの霊廟の森であった。
滅んだのはマヌスより生じた深淵のせいであり、市街の住民は闇に飲まれ、狂気に染まり人間性を暴走させ、異形の姿となっている。また、深淵の影響なのか、所々に大穴が空いている。
そのマヌスを目覚めさせたのは、出っ歯の闇の蛇(恐らくカアス)に唆されたウーラシールの人間達であった。

週刊ゲームの食卓の第189回にて、過去のウーラシールに召喚されて、姫君である宵闇を助けるイベントを考えていたが、没になってしまったことが語られていた。開発中に没となった要素が実現したと言える。

ウーラシールの宵闇(-ヨイヤミ/NPC)

亡国ウーラシールの姫君。
色々薄幸な人生を送ってきており、嫁いだ時点で国は滅亡、故あって金ゴーレムに封印され次元の歪を彷徨って数百年……。
その末に出会ったプレイヤーに、恩義以上の思いを抱いているかのような台詞を呟く。
露骨なフラグを立ててきたり親しみやすい雰囲気などから隠れたファンが多いと思われる。
去り際がやたら男らしい。

DLC「ARTORIAS OF THE ABYSS」では深淵の主マヌスに連れ去られてしまい、彼女を救うことがDLCにおいての目的となる。

霊廟の守人エリザベス曰く「見えぬもの」らしいが、それが何を意味するかは不明。

エスト瓶(/アイテム)

不死の宝であり、回復アイテム。
不死院にて騎士から手渡されてから、最後の最期までお世話になる事だろう。
着飾らない、ただ生きる為の道具として、宝と言うに相応しい代物。

使用するとグビッとイッてHPが回復し、□ボタンを連打すると口を付けたままグビッ、グビッと回数分飲み続けれる。
一応、液体が波立つ音がするが、エフェクト的には篝火の火に見える。

解説文によると火防女の魂から生み出されるものであるとされ、
アイテムとして中身の名称ではなく入れ物の名称で呼ばれることからして、この瓶自体にもなにか秘密がある模様。

エンジー(/NPC)

卵背負いのエンジー。
クラーグの住処にて蜘蛛姫に仕える従者。卵背負いでありながら会話が可能である。
最初はそっけない態度で接してくるが、あることをすると途端に親しく会話出来るようになり、呪術や貴重なたまごくだしを売ってくれるようになる。また、混沌の娘についても語ってくれる。
見た目が周りにいる卵背負いと変わらないため、うっかり殺してしまうことが多い。

元は呪術師として名の知れた人物であり、沼地でも異端とされる毒の呪術を生み出した。
いわく不死人であり、蜘蛛姫が病み村の毒を飲み込んだことに心打たれ、卵を背負い忠実な従者となる。
勿論、蜘蛛姫を攻撃すれば激怒し敵対状態となる。特別強くはないが……。
救済処置としてver.1.02より死体であっても残っており、殴ることで時々卵くだしを落とすようになった。
呪術師らしく呪術の火を成長させてくれる。イベントの進行によっては唯一の呪術師ともなりえるので大事にしたい。

エンチャ(/略語)

Enchantmentの略称で「魔法をかける」ということ。
各種松脂や魔法の武器、魔法の盾などを使って武具を一時的に強化することを指す。

黄金松脂(オウゴンマツヤニ/アイテム)

雷属性の攻撃力を武器に付与する松脂。
強力なためか、店舗では購入限度があり、落とす敵も「黒い森の庭」にいるキノコのみとなっている。

同じ属性付加アイテムとして炎属性の「炭松脂」、毒を付与する「腐れ松脂」があるが、これらは購入限度がないため買い貯め可能。
中盤からは属性武器が手に入るためあまり使用されないと思われるが、粗製+5や通常+15の武器と組み合わせると終盤でも有用。
属性を付加する強化をすると武器補正ボーナスが消失するため、かかるステータスに極振りしている人にはこちらの方が向いている。
成長が緩やかになる40以降も振っている筋力、技量派の人は他の松脂と合わせて携行しておきたい。

王のソウル(/アイテム)

闇より生まれた者たちが火の中から見出したとされる強大なソウル。
アノール・ロンドクリア後は、これを集めることが新たな目標となる。

入手後はキーアイテムとして扱われ、通常のボスを倒した際にログに出るソウルとは別の物。
そのため使用することはできない。

オーンスタイン(/敵)

竜狩りオーンスタインと呼ばれるグウィン王に仕えた四騎士の長で、存命する最後の一人。
金色の鎧をまとい十字槍を構える騎士で、処刑者スモウを伴い、アノール・ロンド王女の間を守護する。
近・遠距離攻撃ともに充実している上、雷属性攻撃や高速移動で一気に間合いを詰めてくる厄介なボス。
同時に登場するスモウを先に倒すと、スモウのソウルを吸収する為か巨大化する。しかし素早さは据え置き。

道中の長さとも相まってアノール・ロンドにおける最大の壁。
大多数のプレイヤーの心を折るため、ボスエリア前後のサインが他所に比べてかなり多い。

余談だが、フロム・ソフトウェアの別作品に、同じ姓のキャラクターが登場している。

オズワルド(/NPC)

カリムのオズワルドと名乗る教戒師。
不死教区の鐘を鳴らすと音も無く現れ、皮肉たっぷりな発言や、小馬鹿にしたような笑い声など、
第一印象が悪い得体の知らない人物だが、免罪、ベルカ絡みのアイテム販売など、教戒師としての仕事はしっかりこなしてくれる。
またペトルスの事を本性を含めて知っているようだが、詳しい関係は不明。

おっぱい(/ロマン)

男のロマン。
ベキベキにへし折られたプレイヤーの心を甦らせる、本作における最大の癒し要素。
  • アノール・ロンド『太陽の王女グウィネヴィア』
  • 病み村『魔女クラーグ』
  • クラーグの住処『混沌の娘』
それぞれ巨乳、美乳、貧乳と一通り揃っているので好きなだけ眺めるといい。
ちなみにグウィネヴィアと混沌の娘は遠眼鏡で心行くまで堪能できる。

更なる匠を目指す者は自身の女プレイヤーにバルデル鎧、チェインメイル等を身につけさせるようだ。
ただし亡者状態だとえらい事になるので要注意。

おれはやった!(/サイン)

メッセージにおける定型文のひとつ。
主にボス戦後に通過できる光や扉の向こう側によく見られる。
初見殺しと一撃死が山積する本作において、油断したら即昇天の恐怖を乗り越えた時の感動を共有できる定型文といえる。
対称的な意味で、一歩前へ出てみたくなる崖や見るからに怪しげな場所へ果敢に突っ込んでいった勇者が
(他の奴らはビビって逃げたかもしれないが)おれはやった!という意味で書き残す事もある。
よく心折れた戦士やペトルスの前にも書かれている。彼らも難儀なことだ…。

NPCの周りに書くと一気に卑猥な意味になるため注意。
女性キャラの周りには加えて「絶景」などと書かれていることが多い。

か行

カーク(/NPC)

「トゲの騎士」カーク。
悪名高いダークレイスであり、主に最下層方面で闇霊として侵入してくる。
二つ名通りのいでたちで、トゲの付いた鎧装備に身を包み、トゲの直剣と盾を手にプレイヤーを付け狙う。
リロイやミルドレットとは異なり白霊として召喚できない生粋の敵対NPC。

さして手強い相手ではないが、トゲ装備特有のローリング追加ダメージ、トゲの直剣の出血など、面倒な攻撃を使う。
また一本道の崖で侵入してきたり他のNPCと共闘して襲い掛かったりと、闇霊らしい立ち回りを見せる。
そんなキャラクターが愛されているのか、彼のコスプレは闇霊たちに人気である。

週刊ゲームの食卓 第189回ダークソウル特集で語られたところによると、
彼もまた混沌の従者であったらしい。
そのため、何度か撃退すると蜘蛛姫の近くに彼の遺体と装備が出現する。
闇霊侵入も他者から人間性を奪って蜘蛛姫に捧げるため。
じゃあなんで同僚のところにまで侵入するんだアンタ。

ガーゴイル(/敵)

城下不死教区で待ち受ける強敵、正式名称「鐘のガーゴイル」。
牛頭のデーモンを倒してここまで来た初心者に、2体同時ボスという試練を与える難所である。
厄介な尻尾攻撃や遅れてやってくる2匹目、というシチュエーションに
デモンズソウルのマンイーターを思い出し、トラウマが蘇ったプレイヤーも多いだろう。

救済措置としてなのか、ボス戦直前の足場にはソラールの白サインがある。
またそれに加え、牢から救出し祭祀場でお礼をもらっている時にはロートレクのサインもある。
苦戦している人は生者になり、彼らの協力を仰ぐのもいいかもしれない。
尾があるタイプと尾が無いタイプがおり、前者は尾に一定以上のダメージを与えると切断が可能。
後ろに回り込んだプレイヤーを攻撃する尾の振り回しモーションが無くなるだけでなく、
ガーゴイルの名前を冠したユニーク武器を獲得できる。

このボスを打倒し、一つ目の鐘を鳴らすことが出来れば脱・初心者といってもよいだろう。
しかし、ここからが本当のダークソウルだ。

アノール・ロンド序盤の橋上にも登場する。こちらは不死教区に登場するものと比較すると
色が青銅色→金色に、ブレスが炎属性→雷属性 に変化している。

絵画守り(カイガモリ/敵)

アノール・ロンドの巨大絵画を守る白装束の敵。
曲刀を両手に持ち、流麗な動作と投げナイフによる遠距離攻撃でプレイヤーを翻弄する。
絵画世界で手に入る彼らの防具はおっぱい胸板のボリュームを表現しており、全体的になんかセクシー。
なお、エスト瓶で回復を行うため、人間であると思われる。

そして、梁の上でかっこいいモーションとともに勝手に落下してゆく彼ら。 貴公…。

火炎壷(カエンツボ/アイテム)

投げると爆発して炎ダメージを与える、いわば火炎“瓶”だが、コチラは“壷”である。
城下不死街の商人(男)が50ソウルで販売している為、大量購入が可能。
結構な火力があり、武器も弱い序盤では特に役に立つ。
終盤でも呪術等の代用として、高さが異なる敵を攻撃するのに便利だったりする。
流石に通常の火炎壺ではダメージ不足が辛いので、強化版の黒い火炎壺をセンの古城で購入しよう。

現実にも似たような古代兵器であるギリシャ火薬なる物が存在した。
火薬とあるが石油由来成分を使用した物だったようである。

篝火(カガリビ/システム)

主人公達の休息地点で、不死人の骨がソウルを持って燃えているもの。
体力・魔術回数・状態異常(呪死を除くバッドステータス)の回復に、
レベルアップ、エスト瓶の補給、道具を集めれば武具の修理・強化やアイテムの収納など、
ソウル以外のあらゆる補給が可能になる、文字通り拠点といえる場所。
ただし死亡後の再復活地点は最後に休息した篝火であり、休息すると倒した敵も復活する。よく考えて休息すべし。

刀(カタナ/武器種類)

今作では3振り+デーモン派生1振りが確認されている。
両手武器の中では単発の攻撃力こそ劣るものの、出の速さ、リーチ、範囲に優れており、連続攻撃、ダッシュ突きも健在。
ただし耐久度が恐ろしく低く、攻略をこれ1本で立ち回るには修理手段が必須となる。対人時も気をつけたいところ。
結晶武器派生の耐久力に注目。

かぼたん(/NPC)

火防女(ひもりめ)の愛称。
前作の「Demon's Souls」発売当初、“火防女”という見慣れない文字列に対してユーザーの読み方が複数あった。
そのひとつの「かぼうおんな」から生まれたのが「かぼたん」である。
前作の、おどろおどろしい外見と健気で実直な姿勢と仕草で多くの冒険者の心を癒したところにも起因する。

神の怒り(カミノイカリ/奇跡)

聖女レアを助ける事で彼女から買える奇跡。
フォースと同程度の発動の早さに加えて高威力を併せ持つが、回数が3回と少ない。
周回して購入すれば回数増加は可能だが、タイミングが難しいところ。
発動はプレイヤーの物よりも遅いが、アノール・ロンド霧前の巨人兵が神の怒りを使用するので、
対人用に回避の練習をしてみるのも良いかもしれない。

仮面巨人(カメンキョジン/スラング)

仮面シリーズを頭部に被り、首から下は巨人装備を纏うコーディネートの一種。
高い強靭度と防御力に加えて仮面によるブースト、更にver.1.04以前は暗い木目の指輪の
壊れ性能と合わせることで更に軽やかな立ち回りも可能となり、レベル100前後で強靭・防御・俊敏の3拍子を実現し
木目指輪の修正が入るまで強装備のテンプレコーデとして知れ渡ることとなった。
現在はバランス修正も行われ、カンストレベルでも無い限り見かけることは少なくなったが
かつて多くの対人勢がその隙のない装備で数多のプレイヤーを屠ってきた事、
仮面の禍々しいデザインも相まって、一部のプレイヤー間においては仮面を装備するだけで非難される風潮が
依然としてある模様。仮面にとっては風評被害も甚だしいことだろう。
ちなみに類例に「ハベル仮面」もある。

貴公…(キコウ/台詞)

前作・今作で使われる人を指す言葉。
丁寧な口ぶりではあるが、基本的に発するのは暗殺者なのであまり良いイメージは無い。
後述するユルト氏が使っていた為にユーザーにも人気になった言葉。
本作では割と紳士的なキャラが多いので前作よりも増して使われる。

が、この場合「お前ってやつは……」と呆れたりする場合に使われることが多い。

奇跡(キセキ/魔法)

タリスマンを触媒に「信仰」心によって神の力を呼び出す魔術系統の一種。
回復・治療など、いわいるRPGで言うところの「僧侶」「白魔法」系のラインナップがメイン。
そのせいか、攻撃に関するものはあまり揃っておらず、他の手段を確保する必要がある。

経典である神の物語を学習することで身につくらしい。結果、聖職の者がこの技を身につけていることが多い。

擬態(ギタイ/魔法)

ウーラシール系列の魔術。周囲になじむ姿に変わる。 →擬態
移動以外の行動を取ると解除されるが、中には移動しても判別しづらい姿もあるので静止ばかりが能ではない。
奇襲は霧の指輪によるものと思いこんでいる相手にはこのようなギミックを用いることで意表を突くことも。
攻略においてもかなりの威力を発揮するため、ネタ魔法であると同時に使い方次第で化ける魔法でもある。

装備や魔法効果のオーラは擬態後は消えるため視認はされず、視覚や聴覚遮断の装備や魔法を使用している場合は、見た目では普通のオブジェクトに見えるがNPCには効果が発揮する。
ただし、光源となる装備や魔法を使用している場合は他のプレイヤーからも見える模様。

「周囲になじむ」といっておきながら、変化した姿は周囲に無い木箱や壷だったりすることもある。
どこかの蛇のように、愛があるのなら、そんなこと問題な・・・
         ____    
       /  ./  /|         !
     _|  ̄ ̄ ̄ ̄.|  |___     ∧∧
   /  |_____.|/  /    (・ω・ )  誰だ!!
    ̄ ̄~  |し  |  ̄ ̄     _| ⊃/(__
        し⌒ J       / └-(____/ 


祈禱戦士アンバサ(キトウセンシ-/育成スタイル、前作ゲーム用語)

略称「アンバサ戦士」。信仰重視キャラクターの愛称。
信仰で威力ボーナスがつく重武器を持ち、多少の被弾を省みず相手の骨を断つ戦法に向けて鍛え上げる育成方針。

前作と違い本作では、HPに対してリジェネをする手段が少なく、回数制になり、属性が分類され防具によってメタを張られることがあるといったように、前作ほどの使い勝手の良さは無くなっている。
今作でバリエーションが豊かになった奇跡を駆使していきたいところ。
元ネタはもちろんアニメの枠に収まらない某有名ロボットエンターテイメントシリーズ。

雷属性奇跡のために誓約「太陽の戦士」に属するアンバサ戦士も結構存在し、
最近の作品に因んでか「俺が、俺たちが! 太陽だ!」といわんばかりに太陽賛美のポーズを交わす者も増えているとのこと。

キノコ人(/敵)

大樹のうつろや黒い森の庭に出現する巨大な歩くキノコ。デカキノコ、パパキノコとも。見た目エリンギ。
ゲームの大晩餐での宮崎氏いわく、ウーラシールの神聖な生き物とのこと。
子供キノコ達を連れてのんびり歩くそのユーモラスな姿に騙されそうになるが、実は恐るべき打撃力の高さを誇り
単純な単発、純粋な物理打撃としてはボス含めてゲーム内で3本の指に入る。
攻撃力もさることながら、耐久力も高い。周回時はより身構えていく必要がある。

ゆっく〜〜〜りな動きなので、ヒット&アウェイが基本となるが、そのせいか、二発目を嫌らしいぐらいのタイミングで放ってきたりする。
ゲーム進行を優先するなら無視して先に進んだほうが賢明だが、黒い森の庭にいる個体については、貴重な黄金松脂をほぼ確実に1〜2個落とす。

牛頭のデーモン(ギュウトウ-/敵)

「うしあたま〜」「ぎゅうとう〜」「ごず〜」等、読み方は複数だが、
週刊ゲームの食卓第190回において、宮崎氏は「ぎゅうとう」と呼んでいたのでこれが正式な読み方と思われる。
本作の最初の壁、前作でのファランクスの位置にいるデーモン。
その巨大さ、攻撃範囲の広さ、攻撃力の高さ、弓兵の援護といった要素が複合し、初心者の心をへし折りに来る。
しかし、入り口横のはしごを登ってそこから飛び降り攻撃を繰り返すという攻略法さえ分かってしまえばノーダメージ撃破も。

後のデーモン遺跡では雑魚敵の如く大量に登場。飛び降り攻撃は出来ない状況なので、別の攻略法を模索する必要がある。
……が、飛び降りたプレイヤーを追いかける習性は変わらない為、あえて崖から身を投げる事で撃破することができる。

“週刊ゲームの食卓”で語られたところによると、不死街とデーモン遺跡に登場す牛頭デーモンは若干パラメータが違い、
データ上は区別されるモンスターなので、開発陣の中ではデーモン遺跡で七匹登場することから、
そちらを「七英雄」と呼び分けていたとのこと。

強攻撃(キョウコウゲキ/アクション)

主にR2ボタンで繰り出される攻撃。
前作では武器種ごとにアクションは決まっており、ごく一部の例外を除いて同じモーションだったが、今作では目玉の一つとして同一武器種でも強攻撃に差異があるものが多い。
飛び道具や衝撃波、ロマン溢れる長いタメからの吹き飛ばし、華麗な剣捌きなど多種多彩。
「自分はこのモーションが好きだからこれを使う!」という基準で武器を選ぶ一助になるだろう。

特殊なモーションの武器はクセが強いものが多く、また強化派生やエンチャントできるものも少ないため、
ある程度の愛と戦略で使いこなしていこう。

強靭度(キョウジンド/システム)

重量級の防具などに備わる追加ステータス。
これを上げることで、ダメージを受けても仰け反らず行動が可能となる。
各攻撃のモーションにはよろけ値が設定されており、『強靭度>よろけ値』の関係の間は仰け反らず、いわばスーパーアーマー状態を維持できる。
100オーバーになると一部の魔法と弱攻撃、弓矢はほぼ耐えることができる。

回避能力を犠牲とすることで多少の牽制に対して力ずくでカウンターを叩きこむことが出来る。
軽装でも一部位に強靭度のある防具を組み入れるだけで生存率が上がる。
とはいえ、盾や防御の上から削れる攻撃も多く、敵によっては即死や大ダメージの掴み投げもある。
なにより、強靭度の高い防具は重量に比した素の防御性能が低い傾向にあるためバランスが大事。
「強靭度は上がったけど結局防御力は下がって肉を切らせたら骨までイッた」では格好がつかない。
状況にあわせて使いたい。

極振り(キョクフリ/略称)

ステータスの振り分けにおけるスタイル。特化型とも。
予め振るべきステータスに狙いを定め、他を必要最低限に留める振り分け方。
系統や攻撃手段が限られるものの、武器などはステータスにより補正がかかり強化されるため非常に攻撃的なキャクラターができる。
攻略向けではなく、対人用の育成方法。

今作では成長限界が40と早いため、バランス型>周回から狙ったステータスを伸ばすことが容易。
あまり気にせずともプレイスタイルに合わせた特化型育成が後期からでも可能となった。
どれをどれほど伸ばすかは、能力値を見て各人見定めるといい。

武器や魔法には必要能力値が50を超えるものもあり、それらを扱うならば自然と特化ステの体を成すことになる。
各種情報も武器の使い勝手も把握できていない初心者には、扱いが難しいかもしれない。

霧の指輪(キリノユビワ/アイテム)

装備することにより姿を消すアイテム。一応うっすらと見えてはいる。
魔術の見えない体と同じ効果だが、こちらは装備している限り効果が消える事はない。
ver1.03では、対人戦時にロックオンが出来ず、猛威を振るっていたが、ver1.04ではロックオンが出来るようになった。


          < きりのゆびわを そうび します


          / ̄\
         |    | < やめてください みえません
          \_/
         _| |_
        |     |


興(/武具)

黒鉄のタルカスの愛用する兜、黒鉄の兜の事。
同社開発の「アーマードコア」に登場する機体の頭を正面から見たときに似ていることからであり、
黒鉄の兜がそれにとても似ているところからきている。画像検索

黒鉄の兜やソラールのようなバケツ頭は、一般に「グレートヘルム」と呼ばれるもので、
円筒の鉄板に視界確保用の穴をあける単純な構造から高い強度を誇ったため、12~14世紀に使われた。
しかし視野に難があったため、非戦闘時に開閉できる(上級)騎士やバルデル、カタリナ兜のような形が主流となっていった。

技量戦士(ギリョウセンシ/育成スタイル)

主にステータスを技量に割り振り、技量ボーナスの付いた武器を持つスタイル。
使用武器は主に刀や槍、曲剣などであり、一撃の威力を重視する脳筋とは逆に手数と素早さで攻める育成方法。
ver1.04から技量系武器の補正値が上昇し、立ち回りで楽になった。

堅実な守りをもつ槍、致命倍率の大きい短剣、リーチと連続攻撃に特化した刀、変則的な鎌など、トリッキーな武器が多く、面白みがある武器が揃っているのを仕えるのが、このタイプの強み。
また、技量が高くなると、一部の魔法の発動時間が短縮されるため、魔法(特に呪術)との相性も良い。

キングスフィールド(/ゲーム名)

同社フロムソフトウェアの一人称視点のゲーム。
プレイステーション発売間もない頃に出されたRPGで、フロムソフトウェアがゲーム業界進出した時のデビュー作。
経緯に関してはコチラ(2chからの書き込みまとめ)。
開幕二秒即死、くるぶしまでで溺死、「俺は太ってるから行かないけどね」など、濃厚な作風が特徴。
後のフロム作品に多数登場するムーンライト(月光・月明り)の元祖であり、
ダークソウルでは白竜シースの登場に、心躍った人も多い。

筋力戦士(キンリョクセンシ/育成スタイル)

主にステータスを筋力に割り振り、筋力ボーナスの付いた武器を持つスタイル。
筋力系の武器は、主に斧系や槌系といった、一撃の攻撃力の高い武器が多い。
武器を両手持ちすると筋力が1.5倍扱いになるため、レベルの低いうちから高い火力を出せるのが長所。
さらに大盾を持てばボスの強力な攻撃も容易に受けることが可能。
また、技量を必要としない遠距離攻撃手段としてクロスボウが存在するため、遠距離の敵にもある程度対応可能。
ただし、筋力系の武器は全体的に重く、隙の大きいものが多いのが欠点である。

筋力系武器のモーションの悪さから、対人戦においては不遇とされる。
一方で攻略においては、重量武器の強靭削り値の高さや大盾を持てる点から、有用である場面も多い。

グウィン/太陽の光の王グウィン(/敵)

最初の火から王のソウルを見出した一人。
騎士を率いてイザリスやニト、シースたちと共に古竜と戦った人物。

劇中の存在感から火の時代を作った中心人物と取れるほど、多くの場所で関わりがある人物。
闇を畏れ、火を継ぎ、最後は燃え殻になりながらも刃を向ける様は、なかなか重いものを感じさせる。
しかしカアスの言葉を信じるなら、グウィン自身が人にとっての諸悪の根源であるとも取れる。

彼の装備品や相対時のBGMなど、
物悲しい雰囲気が漂うが、それをどう受け取るかはプレイヤー次第である。

グウィネヴィア(/NPC)

グウィンの娘であるという太陽の王女グウィネヴィア。
アノール・ロンドの王女の間にいる美しき巨大なおっぱい王女で、不死の英雄を待っている。

特徴はやはりそのおっぱい。
胸はおろか、身体自体が大きいため、目線の高さ的に近くなるのが胸。目のやり場に困るとはまさしくこのこと。
地獄のようなボス戦を乗り越えた先に、荘厳なBGMとともに現れるグラマラスな彼女の姿はまさに『この先、癒し有り』という他ない。
特に用事も無いのに遠眼鏡片手に彼女の元をたびたび訪れるプレイヤーが後を絶たないとか。
ちなみにデザインワークスでのインタビュー記事によると、宮崎氏はもう少し控えめなほうが好みなのだが、スタッフの一人が活き活きとして作っているのを止められなかったらしい。


アーサー王物語の中心人物、主君アーサー王にはグィネヴィアという王妃がおり
円卓の騎士長ランスロットとの不義の恋により円卓の騎士分裂の一因となったというものがある。
アルトリウス関連にアーサー王物語を出典とするらしき要素が散見されるため、彼女の名前も元ネタはそこなのかもしれない。

グウィンドリン(/敵)

陰の太陽グウィンドリンと呼ばれる「暗月の剣」の長で、各地に散らばる火防女を守護する神でもある。
金色の甲冑の火防女を従え、グウィンの墓所たる暗月の霊廟にて棄てられたアノール・ロンドを守り続ける。
シナリオ進行上スルーして差し支えないが、倒すことで隠しトロフィーを入手できる。

霧の中に進入すると敵対関係となり、同時に誓約が破棄される(免罪することで再度の誓約は可能)
戦闘中は無限回廊をワープで奥へ移動しつつ、魔術、弓矢による強烈な弾幕でプレイヤーを苦しめる。

戦闘中でないと姿が見えない+遠距離に逃げるため見る機会は少ないが、
遠眼鏡などでヴェールの下を伺うとかなりの美人であると知れる。しかし実は……。
詳しくは装備の説明を参照されたし、撃破後に祭祀場の橋下の店にて販売されている。

糞団子(クソダンゴ/アイテム)

拾った瞬間プレイヤーが絶句するアイテムその1。説明文が分析的すぎて逆にエグイ。
投げて当てると、相手を猛毒にさせる代物だが、自身もその影響を受けるという、やたらと強力なものを投げている実感を与えるもの。
使い方次第では非常に強力なアイテムと化すが、やはりあの見るからに臭そうな巨漢のモノなのだろうか?
今作においても敵の状態異常に対する耐性値、スリップ時間が長いため一部の攻略においても有用な手段になっている。

フラムトに食べさせて換金するという、悪魔のような処分方法がある。

クラーグ(/敵)

混沌の魔女クラーグ。病み村方面の鐘楼前で戦う黒髪の裸のお姉さま。
PVでも顔を隠して姿を見せ、多くのプレイヤーを色んな意味で期待させた。

下半身にあたる蜘蛛が吐く溶岩によって、フィールドが狭くなるという、特殊な攻撃を持っている。
至近距離が死角となっているため、キャラによっては強弱分かれるボスだが、
爆発などといった高ダメージ攻撃も備えているため、油断は禁物。
倒すことでクラーグのソウルを入手。鍛えられる武器はどちらもクラーグを象徴する物である。


クラーナ(/NPC)

病み村に出現する、かつての混沌の娘の一人。詳しい出現条件などはNPCで。
魔女イザリスと共に古竜たちと戦った一人であり、事が起こったときに一人だけ逃げてきたことを悔やんでいる人物。
言動からも、彼女が背負った思いが伝わってくる。
主人公を気遣い、そして希望を託し、主人公の師のような立ち位置を彷彿させる人物なため好感を抱く人が多い。
プロデューサの宮崎氏は、弟子であるザラマンとはただの師弟関係であると言い、彼女も他の娘達王達同様に人間ではないと語っている。
なお、他の娘たちのことを「妹たち」と言っているため、長女だと思われる。

出現条件が複数あるため、当wikiではその出現報告も合わせてコメント数は他のヒロイン差し置いてダントツ。
また、彼女が教授してくれる呪術に不死の魅了がある事もよくネタにされている。

黒い森の庭(クロイモリノニワ/地名)

ロードラン北部に広がる広大な森で、広さも最大でエリアボスが2体いる。
幻想的でありながら、どこか不気味な印象を抱くその景色。
比較的低い土地であるため、最初の火が消えかかっている影響で上空は霧に覆われ、夜のようになっている。

比較的難易度が抑えられたエリアであるが、アルトリウスの紋章による開錠の先は生者状態だと難易度が上がる。
理由は誓約「森の狩猟者」による復讐霊の乱入で、他所で生者状態でうろつくよりも高い確率で侵入されるため。
フィールドには盗賊団もいるため、圧倒的不利になりやすいことも高難易度に拍車をかけている。

最奥には大狼シフが守るアルトリウスの墓があり、
盗賊団は、それを狙うものたちから墓を守るために、白猫アルヴィナの管轄で結成された。

元々はウーラシールの霊廟の森であり、樹人や石の騎士もウーラシールで作られた物が長い年月を経たものである。

黒い森の4馬鹿盗賊団(/略称)

アルトリウスの紋章で開く扉の先、通称2万扉の先にいる盗賊団の一部のこと。
魔術師、斧戦士、聖職者の3名と透明の盗賊、狩人、騎士からなるNPCで構成されている。
そのうちの4名が、お手軽かつ大量のソウルを稼ぐために利用されるため、このような名前が広まった。
最寄の篝火から徒歩30秒で遭遇できる4人(魔術師、斧戦士、聖職者、盗賊)が主な対象とされる。

引き連れてから入り口脇の細い場所で待つことで勝手にプレイヤーの頭上から転落死する。
一回の稼ぎが3分弱で7000(魔2000+斧1000+聖職2000+盗賊2000)と破格であり、序盤とわずお世話になる方も多い。
勿論、各NPCにはそれぞれタイプが違うため、油断すると事故も起こることはある。
とはいえ、死んでも回収が容易で、事故があってもソウル高取得量と、人気の稼ぎ場だが、
ここは誓約「森の狩猟者」による対人が起こりやすい場所なので、生者での稼ぎには向かない場所でもある。

とかくローリングを多用する斧戦士の落下は芸術の域であり、
盾を構えたプレイヤーの上をダッシュから崖へとローリングする様は勇猛さと潔さに溢れている。

黒騎士(クロキシ/敵)

ロードラン各地に散在する、グウィンに仕えていた騎士達。
海外版パッケージやXMB(PS3のメニュー画面)の待機画面で描かれているのは彼ら。
黒騎士と同様にグウィンに仕えていた銀騎士がおり、こちらはアノール・ロンド以降に登場。

黒騎士はグウィンを追って火に焼かれ、灰となって世界をさまようようになり、
銀騎士はアノール・ロンドに残って幻の女神(グウィネヴィア)に仕え、2つに別れたとされるため、出現エリアや姿が異なる。
この設定を反映してか、黒騎士装備は火耐性は高いが雷耐性が低い。

体格、威圧感、強さなど、前作『Demon's Souls』の北騎士(青目・赤目)を彷彿とさせる。
剣、槍、大剣と豊富なタイプがおり、その豪快な攻撃モーションは、彼らの武器を使用すれば体感することが出来る。
怯みにくく、真正面からゴリ押ししようとするとカウンターからのチェインで、あっというまに死亡なんてことも。
バックスタブが有効。

前後半問わず巧妙な位置に配置されており、迂回が困難なシチュエーションが多く、必然的に死闘を余儀なくされる。
また邪教属性で攻撃すると倍率に補正がかかり、大きいダメージを与えられる。
銀騎士、グウィンも同様であり、“邪教”が太陽を信奉する者達と敵対していたことが伺われる。

余談だが、剣装備の黒騎士のモーションは、『Demon's Souls』の北騎士(剣)とほぼ同じである。

黒金糸シリーズ(クロキンシ-/武具)

デーモン遺跡、爛れ続けるもののいるエリア最奥にある祭壇で入手可能な防具。
混沌の魔女の娘が身に付けていた衣装。これを取得することで爛れ続けるものが動き出す。
彼は姉の残したものを守っていたのだろうか。

装備すると全身を黒いローブで覆ったような格好になる。足下は裸足。
ver1.04のアップデート前は、強化不可能ながらもその性能の優秀さで注目されていた。
頭装備はフードが深く亡者でも顔を隠せるため、顔に関して悔い残る人はオススメ。
ただし霧の指輪・見えない体で透明化していると……?

クロスボウ(/武具)

日本語では弩と呼ばれる「誰にでも扱える」というテーマで作られた武器。
装填速度が遅いが、それこそが妙味であるとも言えるだろう。
弓と違い脇に抱えて射撃するため発射点が外側にずれ、角や障害物から銃だけ出して攻撃が可能。
また遠眼鏡と組み合わせれば、疑似的な狙撃も行える。

ちなみに『Demon's Souls』の時のクロスボウは、強化が出来ない、能力補正が無い(一応、あるものも存在したが雀の涙)等の理由で凄まじく弱く、一周目の序盤ぐらいしかまともに通用しない有様であり、クロスボウというカテゴリ自体が悲劇だった。これは開発途中、テスターの一人が「ヘヴィクロスボウでクリア余裕っすよ!」と発言したことにプロデューサの宮崎氏がカチンと来たため大幅な弱体化を受けての結果だったと語られている。

しかし、本作ではめでたく他の武器と同様に強化できるようになり、最大強化すれば周回後も十分運用できるレベルになっている。
また「射った後の隙は大きいが、出が速い」という特性を生かし、近・中距離戦での追撃用サブウェポンとしての実用も充分可能。特にアヴェリンのような多弾クロスボウや属性矢によるダメージ向上は強力。「出は遅いが出した後の隙が少ない」というまったく逆の特性を持つ魔法とどちらをとるか、どちらもとるかはプレイヤー次第である。

月光蝶(ゲッコウチョウ/敵)

白竜シースが生み出した魔法生物の一種。黒い森の庭でボスとして、結晶洞穴では雑魚敵として登場する。
胴体が人並みサイズの巨大な蝶で、青白く光る姿と共にゆったりと飛ぶ。
いざ対峙するとピアノが水滴のように響くBGMもあって実に幻想的な光景である。
ただし、攻撃を避けるのが困難なほど優秀な射撃攻撃の、見た目とは裏腹なえげつない攻撃を繰り出し、
狭い足場もあってパターンが分かってても避けられないことが結構ある。

某ロボットシリーズとは関係ない・・・・はず。

月光の大剣(ゲッコウノタイケン/武具)

通称「月光剣」と呼ばれるフロムソフトウェア作品御用達の武器を彷彿とさせるもの。
フロムソフトウェア作品には、同社の作品『キングスフィールド(以下KF)』に登場する「ムーンライトソード」を、見た目や性能、名前を多少なりとも変えて登場させる特徴があり、これもそのひとつであると思われる。
ウロコの無い白竜シースの尾からドロップするが、KFではシースの対となる黒竜ギーラが作りだした聖剣であった。
結晶に縁の深いシースの尾から生まれたためか、金属の刀身が結晶質で覆われているような刀身が特徴的。

強攻撃をするとKFの魔法剣やACシリーズのブレードのように光波を飛ばす。
攻撃中に特定のタイミングで追加入力、という事ではないので安心(ガッカリ)してほしい。
『Demon's Souls』の「月明かりの大剣」と違い、今作は理力による魔法攻撃であり、盾無効の特徴は無い。
とはいえ、今作では魔法カット率の高い盾が少ないので、盾の上からでもエゲツないダメージを通せるのは変わっていないかもしれない。
また光波が直撃した場所に爆発が生じ、範囲攻撃となる。武器持ち替えが必要のない遠距離攻撃ということもあって、対人戦では起き攻めや牽制によく用いられる。この範囲攻撃と振り回す剣自体の攻撃判定は別々に存在するので、近距離でうっかり両方くらって即死、というパターンもよくみられる。

デザインは柄がKF1〜3のようで、刀身はKF4のようにうっすらと光を帯びている。

血痕(ケッコン/システム)

地面に見える血溜り。
自分が死んだ場所にできるものと、オンライン時にそこで誰かが死んだ場合にできる2種類がある。
前者は緑がかった光る靄が浮いており、取得することで前回死亡時に持っていたソウルと人間性が再取得できる。
また一度に残せる血痕は常に最後の1つであり、古いものは上書きで消去されるため再取得には注意すること。
後者は調べることで他者の末路を垣間見ることができる。

初めてのエリアで血痕が見えた場合は奇襲などに備えること。
探索途中であれば、自身の血痕はチェックポイント、フラグの役目を果たす。

血痕がつく場所は死んだ場所より少し手前であるが、これはソウルなどが回収不能になるのを避けるためと思われる。
また血痕は時間経過で消えることは無いが、ゲームを終了したり、オンライン<>オフラインに移行させた際には消失する。
(前回よりかはフリーズ時にも残る=巻き戻されることが多いため何らかの不幸が起こっても取得しやすくなっている)

ちなみに上記までで説明されている血痕とは異なるが、今作では床が血で汚れてる(というテクスチャがはられている)場所が幾つかあり、何らかの死亡フラグを示されている場所がいくつか存在する。代表的なものはセンの古城にあるエレベーター。

結晶輪の盾(ケッショウリンノタテ/武具)

大型でない盾を+10にさせ、月光蝶のソウルでさらに鍛錬して作られる「攻撃用の」盾。
装備してL2(R2)ボタンを押すことで盾自体が回転しながら前方へ飛んでゆくチャクラムのような攻撃が可能。
特殊アクションの見た目から「気円斬」や「八つ裂き光輪」と呼ばれることも。
ver1.04以前は、
右手に持った武器の攻撃力に依存してこの盾の威力に倍率制で補正がかかるバグがあり、4桁前後のダメージを叩き出していた。

幻影(ゲンエイ/システム)

オンライン時に時々見られる白い人影で、近くにいる他プレイヤー達である。
篝火の近くに現れた場合、見た目がより詳細にわかるようになっている。
前作より続いて導入されたシステムであり、常時マルチプレイではないが辛いときも誰かしらの存在を感じさせてくれる。

黄衣シリーズ(コウイ-/装備)

伝説の追放者ことジェレマイアなる呪術師が身に着けていた防具で、説明文の通り、黄色が目に痛い。
なお、「きごろも」と間違われる場合も多いが正確な呼称は「こうい」もしくは「おうい」である。

前作『Demon's Souls』でも登場した防具だが、当時は頭装備のみで、宵闇の頭冠のような効果が付いていた。
しかし、効果そのものよりも、そのデザインがまさしく“狂気”であったため、愛用者も少なくなく、
一部では「う○こターバン」と呼ばれていた。
その反響を聞いたのかどうかはわからないが、今作では全身揃い、頭防具もその“狂気”なデザインを引き継いでいる。
今回はつくしというか、ボラギノールというか、とにかく すごく…大きいです…。
以前の魔法に関する特殊効果も無く、正面側に血痕がついていることから「頭突き用武器」「侵入したときにホストを間違って殴った痕」とネタにされる。
デザインに関して、宮崎氏は「どうしてああいうデザインになったのですか?」という質問に対し、「あれ以外に何が?」と答えている。

両作品とも、元ネタはロバート・W・チェンバースの短編集「黄衣の王」と思われる。
同作に登場する戯曲および超自然的な存在から取られており、
かのハワード・フィリップス・ラヴクラフトによりハスター関連のものとしてクトゥルー神話にも取り込まれている。
また、J・トッド・キングリアは「ファン・グラーフの絵」という作品で、「王国」という絵を通してその所有者の下に現われた作品を書いている。
これは絵画世界に登場するジェレマイア自身のモデルなのかもしれない。

ちなみに前作のターバンでもよく言われたことだが、大きすぎてとにかく視界を遮る。
小さめの相手をロックオンしたら全く見えないし、白で召喚された際にホストの視界を遮った挙句事故や落下なんてことも。
用法、用量を守って正しくお使いください。

告罪符(コクザイフ/アイテム)

不死教区の鐘楼下に居るカリムのオズワルドが200ソウルで販売してくれる。
持っていることでオンラインで侵入され殺されたときに使用するかの有無が確認される。
一枚で何度でも使用できるが、マッチングの残り時間があるため15秒程度で判断しないといけない。
使うことで罪人録にカウントされ、罪人録でランキングが見られる。
誓約「暗月の剣」に属するプレイヤーは青い瞳のオーブにより、
該当地区付近に居る罪人録に乗っているプレイヤーへと優先的に侵入できる。

尚、闇霊侵入後に死亡したのであれば、MOBに殺されたり転落死した場合でも告罪可能。
思いっきり冤罪の様な気もするが、恐らく[侵入自体が罪]と言う事なのだろう。

ここからが本当の〜だ(/前作ゲーム内用語)

前作の定型メッセージ文「ここからが本当のデモンズソウルだ」にちなむ。
その文字列からとある漫画の精鋭部隊との連戦に臨む猿系宇宙人の王子を髣髴とさせる。
他のプレイヤーをビビらせる文句であるが、同時に気を引き締めろという叱咤でもあった。

本wikiでもゲームの難易度の節目といえるところで「ここからが本当のダークソウルだ」
……というコメントが添えられている。例としては、
 1.自由行動が可能となる火継ぎの祭祀場初到着後。
 2.序盤の装備や操作慣れが未熟な時点での城下不死教区のボス「鐘のガーゴイル」戦
 3.二つの鐘を鳴らし終えた後に攻略することとなるセンの古城
この前後では求められる戦略・知識の次元が異なるといわれている。

心折れた戦士(/NPC)

火継ぎの祭祀場の篝火前に座り込む戦士。亡者にこそなってはいないがその名の通り心が折れているため新参のプレイヤーに対して皮肉めいた発言が多い。
だがその皮肉めいた言葉の中にも色々とヒントが隠されていたり。

プレイヤーが2つの鐘を鳴らした中盤以降は少しやる気が出た(嫌々気味ではあるが)ようで、もうちょっと頑張ってみるかと行動するようになる。
だがその行動も空しく、「心折れた者」の末路とでも言うべき状態で再会する事になる。

デモンズソウルにも同名のキャラクターは登場するが、当然ながら別人。
だがあだ名はそのまま拝命しており、「青ニート(二号)」と呼ばれる。
また、デモンズソウルに比べてかなり好感を持てるキャラクターになっている。まず、彼に攻撃をして倒した時のセリフがプレイヤーの同情を誘うようなセリフになっていること。そして、逆にプレイヤーを倒したときに言うセリフが心折れたということがよくわかるが、根が悪い奴ではないというのを感じさせるようになったためである。
余談だが、前作の青ニートと同じ声優さんが担当している。

心が折れそうだ…(/サイン)

本作を象徴するメッセージ。このゲームの必須アイテムは「プレイヤーの折れない心」と断言される原因。
「失敗しても再度やりなおす根性」が尽きる時、それはあなたの「心が折れる」時である。今日はもうやめにして寝ましょう。
あくまで『折れそう』であって、折れてないのところが『絶望と希望のダークファンタジー』の趣といったところか。

前作デモンズソウルにも使われたメッセージ。
特にデモンズソウルは死ねば死ぬほど敵が強くなる『ソウル傾向』システムがあり、それによって詰みに近い状況が更に悪化し、
特に発売直後では頻繁に見られたとのこと。
某リフォーム番組の影響で匠(開発のFrom陣営)による至れりつくせりのもてなしから『心折設計』、とも言われる。
なんということでしょう。

五足のバイバル(/敵)

通称ホタテ、二枚貝の事、稀にお椀とも呼ばれる、結晶洞穴や灰の湖等、ダークソウルでも屈指の名スポットに出現し、
美しい景観に心奪われ油断している初見プレイヤーが接近するといきなり多足歩行し始める姿にまず度肝を抜かれ、
よく見ると内部に大量の人骨を蓄えている事に気付き二重のキモさと生理的嫌悪感を味わう事になる。

見かけによらず動きが早く高い攻撃力と耐久力を持ち、その上捕食攻撃は装備の耐久値を大幅に減少させるなど
非常にやっかいな敵である為多くのプレイヤーに嫌われている。

だが特定の装備を強化するのに欠かす事の出来ない光る楔石を低確率でドロップするため嫌でも戦わなければならず
やっぱり多くのプレイヤーに嫌われている。光る楔石の為に狩りを繰返す行為をホタテマラソン、またはホタテに因んで潮干狩りと呼ぶ。

Ver1.03で解呪石が、ver1.04パッチにおいて光る楔石が購入可能になったものの、ホタテのアイテムドロップ率も上昇している為どちらを利用するかはプレイヤー次第。

ハワード・フィリップス・ラヴクラフトらの創りあげたクトゥルフ創作神話体系、
そこに登場する架空の神性、「アザトース」なるものがラムジイ・キャンベル、スコット・D・アニオロフスキーらの作品の中で変化した姿の描写が非常にコイツに似ており、曰く、
「二枚貝の様な殻を持ち、多数の長い偽足が殻から延びており、殻の中には毛が覆われ、緑色の目を持つ顔がある」とのこと。
本作には他にも同じ出典を持つ要素があるだけに、これを踏まえて考えればコイツの気持ち悪さも納得できるかもしれない。

骨片レーダー(コッペンレーダー/スラング)

闇霊に侵入された場合、帰還の骨片や白サインろう石などが使えなくなるが、これを逆手に取り闇霊の侵入を事前に察知できることから名付けられた。
帰還の骨片が使えなくなってから実際に闇霊や復讐霊に侵入されるまでには少し時間(通信状態にも寄るが10秒ほど)があるので、その間に迎撃の準備をしよう。
ちなみに前作Demon's Soulsでも同様の使い方ができた。

ゴミクズ(/アイテム)

拾った瞬間プレイヤーが絶句するアイテムその2。拾う順番的にはこっちが先か。
直球ストレートな名前とシンプルすぎる説明文にしばらく硬直したプレイヤーも多いのではないだろうか?
一部には、こう呼ばれて悦ぶ変態紳士もいるとかいないとか。うん。
ちなみにあったかふわふわで交換することが可能。

古竜への道(コリュウヘノミチ/誓約)

灰の湖にいる石の古竜と交わせる誓約。
誓約者たちは生命の超越を目指し、古竜の不死の力を得ようとするらしい。

誓約を交わすことによって得られる竜頭石を使うことによって、頭が竜に変態し、竜のブレスを吐けるようになる。
ちなみにこの変態効果は死ぬまで解けないので、
「竜頭石を使ったら頭が戻りません!どうしたらいいですか><」
「とりあえず死ね」
という会話が定番となっている。

古竜に竜のウロコを貢ぎ、誓約の絆を深めた者にはさらに竜体石が与えられる。
素手状態の威力が格段に上がり、相手を怯ませる竜の咆哮が使えるようになるぞ!ふははーすごいぞーカッコいいぞー!
……だが、防御力は全裸のそれと変わらず、強靭度にも補正がかからないため、半分ネタ扱いされているのが現状である。
しかし、この誓約や尻尾を切られても平然としている心の広い古竜様に魅力を感じて生涯を捧げる者も多く、そんな紳士的な彼ら眷族は古竜の民、古竜民などと呼ばれている。

誓約のために必要なウロコは飛竜の谷の竜からのレアドロップか古竜の瞳による対人戦でしか得られないため、古竜民は今日も安心して戦える安息の地を求めてさまよいながら、せっせとウロコを貢いでいる。キシャー

  ∧∧ /) キャー コリュウサーン!    )
 ( ゚∀゚)/  )\           (
 /!≡)  ≧`∋          ) 
 (/´U    { }  白サイン!!   /   
      ノ|  |)   ∧∧   ( 
       ノ ̄ゝ ∩(゚  )∩  )
  _______○____ノ
          o
       ヘミ)\)\ 
      彡( ヽっ,,cイ   そろそろ1時間 篝火放置中
     ノ彡〉 ´- -{
    ノ彡〈、_`⌒'ー-ソ
      彡  ̄⌒{´
     彡  ヽ=ソ 
    ノ(⌒ヾ≡Ξ})
    {  ヽここつとノ     从       ?
  r'´(   ⌒ヽ⌒ヽ     )人       ↓
  )ノヘ_ ノヽ_つつ   (从 ))     <(◎)> 


混沌の苗床(コントンノナエドコ/敵)

混沌の廃都イザリスの深部に根を張る、巨大な樹木の様な怪物。
王のソウルの持ち主であり、攻撃も苛烈を極めるが、実のところ本体は脆弱な虫の様な姿に過ぎない。
今作でも屈指の初見殺しのボスであり、護っている結界を破壊して本体に辿り着くことリアルラックが出来なければ勝機は無い。
逆に攻略法さえ分かっていればあっけないほど楽に倒せてしまう。
初見で苦労して本体にまで辿り着いて、ようやくダメージを与えられると折れかけた心で攻撃してみたところボスが即死した瞬間は、まさに拍子抜けであるといえよう。

混沌の娘(コントンノムスメ/NPC)

1.
イザリスの魔女の娘。混沌の娘たちと基本複数で表されるように大人数。OPムービーでは八名が確認できる。
多くは混沌の炎の業に巻き込まれ混沌の苗床となった模様。存命し、ゲーム中に登場するのはクラーグ姉妹と、おそらくクラーナ。また、混沌の苗床の部屋の前にいるのも娘の一人。グラナという名らしい。

2.
クラーグの住処に棲む美しい女性の姿をした大蜘蛛。「蜘蛛姫」、「卵姫」などとも呼ばれる。こん「ら」んのむすめではない。
その呼び名から、古の時代にイザリスの魔女らとともに古竜と戦った混沌の娘たちのひとりと思われるが……。

エスト瓶の強化の他、誓約を交わすことで強力な呪術を与えてくれる「かぼたん」のひとりでもある。

目が見えないらしく、使う言葉も独特らしい。
通常は話しかけてもすべてのセリフが「…?」と表示され会話の体をなさないが、あるものを装備して話しかけることで普通に会話できるようになる。そのセリフの健気さに思わず忠誠を誓い、持ちうるすべての人間性を捧げてしまうプレイヤーが続出した。(どれだけ人間性を捧げたかをランキング形式で見られるのも、その貢ぎ合戦に油を注いでいるとの見方も)


さ行

最初の火(サイショノヒ/ゲーム内用語)

はじめての火とも。
まだ世界が灰色一色で古竜達によって支配されていた原初の時代に忽然と熾った火。
これにより世界に差異や変化がもたらされ、火から王のソウルを見出した者たちによる古竜への反乱によって
火の時代、つまり現在の世界が始まったと語られている。
現在は消えかけており、その結末はゲームの終盤に語られるだろう。
イザリスの魔女はこの火を自らの力で熾そうとし、結果として多くの娘たちとともに滅んだ。
呪術の炎や混沌の炎とはまた違う、特別な火である。

最初の火の炉(サイショノヒノロ/地名)

使命を帯びた不死者が目指す終の地。
物語の始まりの地でもあり、OPにもその光景を確認できる。
シンプルながら絶景。是非、自身の目で見て欲しい。

最終地点であると同時に、PvPにおける聖地となっている。

また、ここの敵は珍しく復活する黒騎士であり、黒騎士装備集めや
楔石の塊*2、白楔石の塊、赤楔石の塊、青楔石の塊を確定で落とすため素材集めにも使われる。
(フラムトが居れば砕いて大欠片にも転用可)
前述のPvPがあるため、亡者状態で集めることを推奨。

サイン(/システム)

他者が自分の世界へと干渉している証。
複数種類があり、前作と違いオフライン時でも豊富な種類を見ることができる。
主に以下の2つが該当する。
  • 侵入サイン(敵対する赤、協力する白)
  • メッセージサイン(オレンジで書かれた他者からの助言)
オンラインにおいては一部地域、ボス前で侵入サイン、道中の謎やボス付近でメッセージサインが多く見られる。

竿状武器(サオジョウブキ/前作ゲーム内用語)

ポールウェポン。長い柄の先に刃をつけ、リーチから生まれる遠心力で威力を増大した武器。省略して竿とも呼ばれる。
本作では『斧槍』というカテゴリ名に改名されており、使い勝手も変わった。

その字面から「白くべたつく何か」とセットでセクハラ用メッセージとしての需要が高かったのだが、
ダークソウルでは両方とも削除され、悪戯心のやり場に寂しさを覚えるデモンズ勢が結構多かったりする。

サンクトゥス(/武具)

盾に属する武具で、発売前のシールドデザインコンテストにおいて優勝した作品。
盾としての性能は及第点といったところだが、装備時にHPが徐々に回復する稀有な性能を持つ。
レイス時、ソロ攻略時問わず持ち歩くことで生存率を高めることができる。
実際のHP回復量は微々たるものだが、今作では回復効果は累計されるため侮れない。
ちなみに語感が似ているせいか、質問スレなどで納得のゆく回答を貰った人はこの名を書き込んで感謝の代わりとすることもあるらしい。

産廃(サンパイ/フロム用語)

一般的には産業廃棄物の略だが、フロムゲーのファンの間では使えない装備の事を
『産廃』と呼ぶ事がある。
時期は不明だがAC(アーマードコア)シリーズから使われ始めたとされている。
定義は一定してないが『愛』があれば使えるモノとは違い、どう検討しても使い道が無い、
他に完全上位互換のモノがある、フロムなに考えてんだ的なモノが『産廃』と呼ばれる。

今作でも『産廃』はちゃんとあるので一喜一憂して下さい。

余談だが


ジークマイヤー・ジークリンデ(/NPC)

カタリナからやってきた騎士ジークマイヤーとその娘ジークリンデ。
父親の方はセンの古城前で門が開かないと悩んでいる時に初めて出会う。
特技はどこでも寝れることらしく、実際にイベントの大半で寝ている。
娘はアノール・ロンドの書庫中庭でクリスタルゴーレムの中から登場する。

その甲冑を初めて見た時、貴方は何を思っただろうか。頭が玉ねぎに似ていると言われているらしいが、どう見ても玉ねぎです。
身体も贅肉が段を作っているようで、お世辞にもカッコいいとは言えない。娘も同じ甲冑の為、微妙な印象を受ける。
しかしその防御力は非常に高く、試しに殴ってみると思いの外ダメージが通らないなんて事も。

兜が大きいのでカメラを調節すると中身を見る事が出来、父親は性格の通り人の良さそうなおっさん顔を拝める。
娘の方はどこか父親と似ている。そんな二人の冒険の末は……。


シース(/敵)

アノール・ロンドの書庫に引きこもっているウロコのない白竜。
グウィン王に与(くみ)して古竜達を裏切った存在。竜以外にとっては英雄だが、竜達からすると裏切り者。古竜たちの戦いの後、グウィンから公爵の称号を与えられる。
戦後、自らのウロコを作り出そうと書庫に引きこもって研究に没頭。そのうち狂気に犯され書斎は牢獄へと変わったという。

書庫を無理やり改造したと思われる牢獄。化け物に改造され、音で無理やり凶暴化させられるスキュラ。せっかくペトったのに人間性を失ったレアたん。望んだ物なのにたちまち狂気に支配されたローガン。と、王のソウルの持つ者の中で現在進行で危ない存在である。
もっとも、蜘蛛姉や忠狼、燃え殻の王と背景を知ってしまうと倒すのを躊躇してしまうボスがいる中で、清々しいほど倒す動機を与えてくれるボスとも言える。

そこそこ旋回の早い巨体と呪い結晶ブレス、そして尻尾狙いプレイヤーを苦しめる叩きつけ。加えて結晶の力による無敵化、初戦での強制敗退と、さすがは古竜と言ったところか。
特に、月光の大剣を取るために尻尾を狙う場合は難易度が跳ね上がり、フロム伝統のアイテムを諦めきれない不死人たちを豪快に尻尾で薙ぎ払う。

同社作品キングスフィールド(以下KF)にも同名の竜が存在する。


ジェスチャー(/システム)

セレクトボタンを押すことで様々な動作をする。
チャットが存在しないこのゲームでは重要なコミュニケーション手段の一つ。
前作では最初から全種類使うことができたが、今作ではNPCから教わることで種類を増やせる。
サイン、会話など調べることができる場所では使用することができない。
事前にジェスチャー選択画面を出しておくことでこれらの場所でも使用することが可能。

対人、協力問わず終始に礼を欠かさないことは様式美ともいえる。
が、侵入プレイに関してはする側、される側とも問答無用で開戦ということが多い。
キャンセルができるもののタイムラグが存在するため、敵対者とは距離を十分にとった状態で使用したい。
なお、人気のある太陽信仰のジェスチャーは誓約:太陽の戦士に属した後、太陽の祭壇から学ぶことができる。

太陽万歳!

静かに眠る竜印の指輪(シズカニネムルリュウインノユビワ/武具)

センの古城にて入手できる指輪、装備者が発する音を消すことができる。
消せるものは足音、転倒、落下、武器の持ち替え、アイテム使用、攻撃(装備者は聞けるが周りには聴こえていない)など。
魔法、呪術の発生音などは消すことができない。

概ね利用方法としては攻略における安全な走破、対人を含む奇襲など。
魔術の「音無し」が同じ効果を持つ。

攻略優先の構えで侵入された際には大いに助かる装備となっている。

死体(シタイ/ゲーム内用語)

これを「アイテムボックス」と誤読するようになれば一人前の不死人。
先輩の拵えのよい武器を拝借するのはフロムソフトウェアのゲーム処女作「キングスフィールド」からの伝統である。
「これか?当然盗品だよ、文句あるか? イヒヒヒヒヒッ」

そして倒した敵の死体は物理演算ソフトによって台風に舞う新聞紙のように軽々と吹っ飛ぶ。
たとえ黒い森の庭にいる石像戦士であってもプルプルのゼリーみたいになる。
死体がプレイヤーの動きを阻害しないような配慮なのだろうが、
前作デモンズからこのシュールな光景は続いている。

シバ(/NPC)

東のシバ。
東国からやって来た異国人。森の狩猟者の誓約を交わす事で初めて出現する。
狩猟団の戦闘部隊のリーダーではあるが、くだけた口調で接してくるため親しみやすい。
狩猟者になるまでの経緯は一切の謎に包まれており、アルヴィナにも裏切りを疑われているなどミステリアスな人物。
死に際に「これでお前も追われる身」と発言する点からシバ自身何かから追われている立場だったのかもしれない。

また結構な武器コレクターらしく、病み村では彼からしか買えない東国の武器や敵がドロップする武器などが購入できる。刀好きは必見。

縛りプレイ(シバリプレイ/ゲーム用語)

ある程度ゲームをやり尽くしたプレイヤーがまだまだ楽しみたい、と新たな刺激を求めて、
ゲーム攻略のセオリーをことごとく無視する制限を自らに課し、茨の道を突き進むドMプレイの事を言う。
前作デモンズソウルでは「レベル1縛り」や「奴隷兵縛り」等が有名な処だろう。

なお、人によって「○○を縛る」と「○○以外を縛る」という使い方に分かれる様なのでどちらの意味かは文脈で判断しよう。
(日本語としては後者は難があるが)
例:強靭縛り(強靭度0でプレイ)、投擲縛り(投擲武器のみでプレイ)

未経験だけど縛りプレイに興味ある人へ・・・
とりあえず軽めに「強靭度ゼロ装備のみ&盾禁止&遠距離攻撃禁止」辺りからやってみたらどうだい?

シフ(/敵)

灰色の大狼シフ。
黒い森の庭で待ち受ける首周りのモフモフ具合が実に素敵な巨大な狼。
かつて四騎士の一人である深淵歩きのアルトリウスの相棒であり、今でも彼の墓標を守っているという忠狼である。
攻撃方法は口に咥えたこれまた巨大な大剣による見事な剣技。
素早くフィールドを駆け回りながら強烈な剣撃をぶちかましてくる。

彼のHPを撃破寸前まで減らすことでモーションが弱ったものへと変化するのだが、
そのあまりのリアルさに多くの犬好きのプレイヤーの心がへし折られそうになるという。
しかし彼を倒さなければ小ロンドの公王達を倒すのに必要なアルトリウスの指輪は手に入らない。
歯を食いしばってトドメを刺してあげよう。

PC版及びDLCの追加要素「ARTORIAS OF THE ABYSS」においても登場。この時は現代と比べて大分小さい。
深淵の穴で敵に追い詰められており、周囲にいる敵を倒して救出すると、生者の場合マヌス戦で霊体として召喚できる。
この時からアルトリウスの大剣を咥えている。元々2本あったのか、アルトリウスの死によりシフに受け継がれたのかは不明。
なお、深淵の穴でシフを救出していると黒い森の庭のシフ戦のムービーが変化するのだが、その内容にさらに心にダメージを受けるプレイヤーが続出した。

ちなみにゲーム発売直前直後では剣閃が青く輝くことから彼が使う大剣こそが月光剣ではないかと一部では噂されていたらしい。ファンタジー系での月光剣はほぼ外見が統一されてきたので冷静に考えればあり得ない、悲しい噂である。

弱点は尻(ジャクテンハシリ/ゲーム内用語)

後続する者達に「弱い所を教えてやろう」という崇高な精神を持つ偉大な先人達からの高尚なメッセージである。
主にあの鍛冶屋の前に書かれていることが多い。アッー バリエーションとして、「弱点は洞窟」とかあったり。
前作勢の「白くべたつく何か」や何やら消された腹いせだと思われる、いや確実にそうだ。

何故か最大の被害に遭っている筈のトカゲ族の縄張りでは見かけたことがない。

車輪スケルトン(シャリンスケルトン/敵)

地下墓地やエレーミアス絵画世界に登場する、刃の付いた車輪と同化したような奇妙なモンスター。
視界の効かない場所や逃げ場のない袋小路に大量に出現し、
多くのプレイヤーを出会い頭ミンチにしてきた恐怖の敵。
こいつがトラウマだというプレイヤーは後を絶たない。

特筆すべきはその攻撃の連続ヒット判定。車輪を回転させて体当たりしてくるという
表記だけ見るとそれだけ?と思うこの攻撃だが、
一度よろめくと死ぬまで食らい続けるという恐怖の特性がある。
じゃあ盾で防げばいいじゃんと思うだろうが、
受け値の低い盾だとスタミナが無くなるまで削られ結局よろめいて以下略
大盾でしっかり受け止めるなど、よろめきさえしなければなんと言うこともない相手ではあるのだが…。
またロックしながら盾受けすると、
通り過ぎたスケルトンを追って振り向いたところに背後から後続のスケルトンが直撃、
というパターンもしばしば。
以上からノーロック&大盾で受け、というあしらい方や、遠距離から一匹ずつ誘き出して排除、
というのが有効な対策である。

元ネタはやはり某ダークファンタジー漫画だろうか。

呪術(ジュジュツ/魔法)

魔法の一種。「呪術の火」を媒介して内なる生命力を変換する。
生命の根源的な力を引き出すものとして、文明から隔離された大沼の隠者達が扱う技術。
触媒となる「呪術の火」も、持ち主の命が具現化したものといってよい代物らしい。
元は炎の魔術であり、それが進化(原初化)していき呪術へと行き着いた。
生命に対する理解や悟りが必要というのは、奇跡を求める僧侶よりも求道的といえる。

魔術と違って接近戦に向いた攻撃魔法のラインナップがそろっており、攻撃範囲に優れる。
また、ステータスへの依存度が低く、「呪術の火」を強化するだけで性能向上ができる点もプラス。
おかげで、他の魔法系統との併用はもちろん、打撃専門キャラでも実戦的な攻撃力を得ることができる。
攻略においても極めて有用。困ったら体力と呪術に振ればいい、とされるほど1周目における威力は破格。
欠点は「呪術の火」の強化コストが最終的に莫大になる点であろうか。

以前は一部の術に、所持している人間性の数によるダメージボーナスが存在した(人間性10でMAX)が、
現在は無くなっている。

呪術王ザラマン(ジュジュツオウ-/人物)

昔、ロードランの地に足を踏み入れイザリスのクラーナに師事し、外の世界にそれを持ちかえったと思われる人物。
不死人だったのかどうかは不明。
呪術とは炎への憧憬である、という教えをもって呪術を広めたと見られる。
彼以前にロードランの外に呪術があったかどうかは定かではない。

呪術師カルミナ(ジュジュツシ-/人物)

呪術王ザラマンの一番弟子と呼ばれた人物。
炎を炎のまま扱うのではなく、その力を取りこんで内なる力を活性化させる呪術の新しいあり方を示した。

純魔(ジュンマ/育成スタイル)

ステータスを理力に割り振り、魔術の使用のみに特化したスタイル。
回避を中心に立ち回るため軽装にしたり、体力を控えめにすることが多いので打たれ弱い。
そのため攻略では他のスタイルより不利になる場面も見られるが、少し慣れてくると、近接武器よりもダメージの大きい魔法で敵の間合いの外から安全に攻撃できることから、ほかのスタイルでは危険な場所を容易に突破したり、強敵を短時間で沈めるボスキラーとなる育成でもある。
対人戦では、防御力やスタミナの欠如から癖は強い傾向にあるものの、プレイヤーによっては無類の強さを発揮する。
攻略面でも対人面でも上級者向けのスタイルのため、ある程度ゲームに慣れたプレイヤー向け。

上質(ジョウシツ/前作ゲーム内用語)

筋力と技量をバランスよく伸ばすステ振り、またはそれに準じたビルドのこと。
旧作デモンズソウルの武器強化の一つ「上質武器」において最もボーナスの伸びが良いビルドだったことから
今作においても適した武器を指すこともある(斧槍、直剣等)。

地雷(ジライ/スラング)

地雷白、地雷ホストなどと使われ、協力プレイにおいてチームメイトにとって著しく不利益な行動が目立つプレイヤーを指す。
一般に地雷と見なされがちな例としては
地雷白……ホストを置いてけぼりにして勝手に攻略を進めてしまう(杖蝿)、無闇やたらに敵に突撃する(勇者様)等
地雷ホスト……決別の黒水晶の乱用、全くエスト支援をしない等

……しかしこれらはマルチの経験不足によることが大半であり、コミュニケーションが難しい本ゲームならではの悩ましさともいえる。
それに発売から時間が経つに連れて「◯◯コスプレは地雷」「太陽誓約は地雷」といったような根拠のない揶揄が極々一部ではあるが目にすることが増えてきたのは如何にも日本的な足の引っ張り合い・いじめ社会を彷彿とさせ興味深い……ではなく残念な事である。
人の振り見て我が振り直せではないが、初心に帰り大らかな気持ちでプレイしてはどうだろうか。

尻(シリ/部位)

しり。ケツとも。
病み村の巨漢、蛇人、聖女レア様などと対峙する際に効果的な攻撃ポイント。
なお鍛冶屋アンドレイもプレイヤーの尻を狙って来る。彼に背中を見せてはいけない。

深淵(シンエン/地名)

沈み、封印された小ロンド遺跡の下に存在する場所であり、四人の公王との闘いの地である。
周り見渡す限り黒一色。 主人公の影はおろか、光及び光の反射すらも存在しない、まさに闇の領域である。
深淵では通常足をつくことが出来ないが、深淵歩きと称されたアルトリウスだけは、深淵内を駆け巡ることが出来たという。 ゲーム中ではそのアルトリウスが持つ能力を秘めた指輪で深淵内に入ることが出来るようになる。

一見ただのいちボスステージにしか見えないが、
アルトリウスが深淵内で魔物と遭遇していたり、闇撫でのカアスが存在していたりするなど、ダークソウルにおける闇を司る重要な場所である。
ちなみに一見無限に広がっているように見えるが、キチンと行ける範囲に制限がある。

DLC及びPC版の追加要素であるウーラシールにおいても深淵という用語は登場するが、
こちらは深淵の主マヌスから生じる闇を指した言葉であり、小ロンド遺跡の下にあるようなな地形としての深淵は登場しない。
ウーラシールの深淵が小ロンド遺跡の深淵と同じものかは定かではない。

深淵という言葉の意味は、水の深く淀んだ状態などを指すものだが、
フレッド・ゲティングズ著『悪魔の辞典』では「進化の終着点」としている。

死んでいる(/ゲーム内用語)

未踏のダンジョン。
視界の奥に見える微かな影。
恐る恐る近付くと倒れている人間。
調べると画面下に何か表示された

 「死んでいる」
火防女アナスタシアが死んでいる間に彼女のいた場所を「○:調べる」と表示されるメッセージ。
ぶっちゃけた話それだけと言えばそれだけなのだが、この五文字はフロムの当業界デビュー作である「キングスフィールド」シリーズでも用いられてきた。

あの緊張感や恐怖感の中でプレイヤーに最低限与えられた「死んでいる」を知っている者であるならば、
本作でやはり淡々と表示された「死んでいる」という情報も万感の思いで咀嚼したに違いない。

ムーンライトソードといった分かりやすいオマージュの陰に埋もれてはいるが、これも一種のファンサービスである。

スーパーアーマー(/ゲーム内用語)

「アーマー」「ハイパーアーマー」「SA」とも呼ばれる。
キャラクターが、他のキャラクターからの攻撃等のアクション、またはオブジェクトの特性を受けても
「よろめく」「仰け反る」などの状態にならないことを総じてこう呼ぶ。

名称の語源は、ある格闘ゲームでこのような状態になれる必殺技の名称がそのまま定着化したもの。

相手の攻撃を食らっても強引に攻撃が出来るため非常に強力な状態であり、本作では前述の強靭度を高めることで常にこの状態になることが可能。
とはいえダメージそのものを軽減する効果は一切無く、あくまで強引に攻撃を出せるだけなので注意。
耐えて攻撃を出せたはいいがダメージ負けした、相手の攻撃が痛すぎて死んでしまったでは意味がない。
相打ちでもダメージ勝ちできる、ダウンを奪えて起き攻めができるなど自分が有利になれる状況に持っていくのが大事なのである。

スキュラ(/敵)

公爵の書庫、書庫塔最下フロアに出現するタコ娘。
ローガンが捕えられている牢屋の手前に左右並んで出現し、貴重な人間性をドロップする。
そのため呪術でまとめて焼き払われたりとやっぱり乱獲の対象に。

ちなみに牢屋の扉近くの二匹は敵対せず、よく聞くとすすり泣くような声を上げている。
また倒すとそれぞれ上位の奇跡を落とす。
あまり気に留めなかった人も多かろうが、奇跡の説明、書庫塔牢屋の中に落ちている指輪と装備一式、レア絡みのイベントをつき合せると…
シースの狂気の所業が垣間見える。

スタブ=バックスタブ(/ゲーム内用語)

背後から仕掛ける「致命の一撃」
敵背面の適正な角度からR1を押すことで成立、演出とともに敵に大ダメージを与えられる。
パリィによる致命の一撃と区別するために使われる。
逆にパリィ成功時に成立するものを「パリィスタブ」、「(狭義の)致命」というプレイヤーも居る。

性能やキャンセル派生など


ずた袋(-ブクロ/武具)

病み村の「人食いミルドレット」女史も愛用している頭装備。
見た目もシンプルに袋を頭全体に被せただけで防御も見た目通りの低めの数値。
あったかふわふわで「デーモンの大槌」と交換できたりするが…
出た人は全裸になるなり、肉断ち包丁を持つなりして快適な人食いライフを過ごすのも一興。

ドロップする亡者コックが1周につき2体のみ、更にリスポン無しという条件の為、
入手難易度は全装備中トップクラス……だったのだが、ver1.04以降はどちらかのコックが確実にドロップするようになった為、ほぼ確実に入手できる。

ちなみにリスポンがない為に出にくい頭防具は他にもある(いずれも現在は改善されている)

本作ではソウルが加算される毎にオートセーブが作動する為「ドロップが確認できなければ電源を直切り」は非常に危険
実際にセーブデータが破損した例も報告されているので、出なかったら諦めて次周に賭けよう。

スモウ(/敵)

処刑者スモウ。
竜狩りオーンスタインと共に中盤の山であるアノール・ロンドに立ちふさがるボス。
大巨漢とも言うべき体躯と巨大な大槌「スモウハンマー」を携えた見た目通りのパワーキャラ。
同時に登場するオーンスタインを先に倒すと、オーンスタインの遺体をハンマーで叩きつぶし、
(恐らく彼のソウルを吸収することで)雷の力を得、雷属性攻撃を放ってくるようになる。

四騎士に入れるほどの実力はあったようなのだが、「処刑者」と言う名の通り処刑行為に愉悦していたらしく、その酷薄さから四騎士に名を連ねる事は無かった。

ちなみにフラゲ組を襲ったと噂されるステータスMAXの謎のダークレイスはこのスモウ防具一式を装備している。
勿論プレイヤーも装備する事ができ、スモウを最後に倒す事で珍品売りのドーナルの店に売り出されるようになる。

因みに装備品の説明の『色々と無理がある』と言うのは、恐らく《兜の構造》であると思われる。

生者(セイジャ/システム)

いわゆるまともな状態。人間性を一つでも所持していれば、篝火で亡者から生者に復活できる。
この状態では召喚サインから霊体を呼び出せる他、注ぎ火を行い、篝火を大きくすることができる。
しかし同時に闇霊・復讐霊にも侵入されるため、ある意味では亡者より危険と言える。
見た目の関係で維持したいプレイヤーは多いと思われる。
ちなみに霊体の時は亡者であっても生者の姿になる。

なお、デモンズソウルからの癖か「生身」と呼ぶプレイヤーが非常に多いが、これは誤用なので注意。

センの古城(-コジョウ/地名)

古い神が作った試練もとい罠の道。ここからが本当のダークソウルだ。
城のおおよその来歴はフラムトとアンドレイが教えてくれる。
王都アノール・ロンドに入る資格を問うための場所で、さしずめ目覚ましの鐘は全国大会前の地方予選といったところか。

罠の道というだけあって敵よりも仕掛けが怖い。わずかな油断が命取り。
ショートカットや篝火の場所もわかりにくい。
まあ、言葉を多く重ねるよりも入ればすぐにわかるであろう。

速射・連射(ソクシャ・レンシャ/バグ)

ver1.03以前で存在していた仕様の穴をついた、所謂バグの一種。(ver1.04にて修正済)
デモンズに引き続き登場したため最早仕様ではないか、とさえ取られるモーションのキャンセルを使った動作。
主に前の動作をキャンセルして、その動作での発動のタイミングに別の動作を発動させる仕組み。
(ソウルの矢をキャンセルしてソウルの槍を前の発動タイミングで発射する、など)
今作では派生系の連射(レンシャ)までできてしまい、大惨事を引き起こしていた。


底なしの木箱(ソコナシノキバコ/アイテム)

篝火で休憩中に所持しているアイテムを収納することでアイテムの表示・非表示を切り替える。
いうなれば四次元ポケット。最下層に居る珍品売りの商人、最新版では不死街の商人が販売している。
別名である貪欲者の烙印はヤツと遭遇すれば納得できるだろう。

本作では前作デモンズであった『所持重量(装備含めて持ち歩ける物の重量)』に制限がないので攻略上必要は無い。
……が、種類が集まると項のソートだけでも時間を食ってしまい、アイテムの使用・装備にストレスを感じるのも事実。
コンパクトにまとまったアイテム欄は一瞬が貴重な状況になったときに強い味方となってくれるだろう。

また、所持制限数のある消費アイテムをこれに収めることで、事実上倍の数を所持することができる。(例:火炎壷を99個携行しつつ50個ストックしておく、など)

ソラール(/NPC)

アストラのソラール。「太陽の戦士(騎士)ソラール」とも。
ゲーム序盤に出てきて、マルチプレイ用アイテム「白いサインろう石」を提供してくれる好漢。
全身太陽のマークが施されたバケツ頭であり、その外見に劣らずの朗らかな性格はプレイヤーの癒し。
そしてもちろん、メッセージ定型文における「太陽万歳!」の元凶であろう。

生者の状態ならばオフラインでもいくつかのボス前にサインを出し、助力を買ってでてくれる。
召喚した彼の強さはなかなかのもので、タフな上に魔法で雷の槍を投げてボスを足止めしたりと心強い。
出現する時の「グリコ」ポーズ(AA)は必見。

ちなみに装備品説明によると太陽マークは自画とのこと。なかなかのセンス。
また装備品は全て既存の騎士装備と大差無く、後半部の場所まで辿り着いたのは彼の努力と鍛錬の賜物であるとも書かれている。
ただし、ver1.03までは盾だけは別格となっており、受け値、耐性ともに高水準な物となっていた。
鍛えるのも普通の楔石で済むため、周回時などに鍛えるのも良い。

時々「太陽の長子では?」と考えるプレイヤーがいるが、ゲームの大晩餐での宮崎氏いわく普通の人間である。

AAにもある彼の特徴的なポーズ「太陽賛美」のジェスチャーは、太陽の戦士と誓約を交わすことで入手できる。

た行

ダークハンド(/武具)

誓約ダークレイスを交わすことでカアスから貰うことができる。
左右どちらの手に持つかで性能が変化する。
分類としては拳となっているが盾としても非常に優秀な性能を持つ。

呪術や魔法を相手にする場合には、とかくオススメできる逸品となっている。

ダークリング(/アイテム、ゲーム内用語)

不死人の証。
これが身体に現れた者は死んでも何度でも蘇生する「不死人となる」
が、次第に考える器官が劣化し、凶暴化して“亡者”になる運命にある。
身体のどこに現れるのかは詳しくは分かっていない(OPの描写から不死人の眼?)。

アイテムとしては自殺アイテムであり、
使用した時点で所持している全てのソウル、人間性をロストして最後に休息した篝火へ帰還する。
血痕として残るわけではないため、後で回収しようとしても不可能な点に注意。
使用できる状況は限られるが、ソウルを必要としない素材集め等では簡易の「帰還の骨片」として役に立つことも。

ちなみに、本作「ダークソウル」の仮タイトルであったのだが、
『ダークリング』がいわいる肛門のスラングであると知って急遽タイトル変更したという逸話がある。
音声でダークサインと言っているのはこの為。

ダークレイス(/システム)

闇霊、自分の世界の侵入者。
小ロンド遺跡において語られる人の道を踏み外したとされる異端者達。

プレイヤーもダークレイスになることができ、特定アイテムを使うと他人の世界へ侵入する。
侵入された際は画面下部にメッセージが表示される。
前作の黒ファントムにあたるが、今回、ダークレイスは自分で回復ができないので、上手く立ち回らないと3対1ですぐ消滅してしまう。
レイス状態は遠くでも視認しやすいため(霧の指輪は除く)、前作に比べても防御側は比較的迎撃耐性が取りやすい。
誓約で手に入れた指輪や、あるアイテムを使うと青いダークレイスとして侵入する。(こちらは悪ではなく善に近いだろう)
またダークレイス状態では神聖系統の被ダメージが上がることが報告されている。
反対にレイス状態での神聖、邪教被ダメージの増加は検証中となっている。

余談だが被ダメージ時の効果音がデモンズソウルに比べて若干音が低い。

対人(タイジン/ゲーム内用語)

対人戦のこと。本来はプレイヤー対プレイヤーの対戦全般を指すが
デモンズソウル、ダークソウルではお邪魔プレイ(PK)である「侵入」と区別して
一対一で双方了解済みの平和的な対戦を指して使う人が多い。デュエル。

大発火(ダイハッカ/魔法)

呪術の発火を大幅に強化し、範囲も大きくなっている。
性能としては純炎属性のダメージ500〜を軽量武器の弱攻撃程度の隙で放てるため非常に強力。
一周につき1枚、沼地のクラーナより5000ソウルで購入することができる。
火の玉についで攻略におけるボスや強敵に向けた切り札とされる。
2011/11/02のver1.03>ver1.04にて下方修正、威力が少し下がった。

攻略でも強いがPvPで猛威を振るえる為常備しておくのが良い。


太陽(タイヨウ/ゲーム内用語)

でっかくてあったかい、ソラールの憧れ。
かつてのグウィンの力の象徴。
その力は雷の力として表れる。この為か、最後のグウィンは姿こそ火を纏っているが雷耐性が非常に高い。
全てを分け与え、燃え尽きようとしてもなお、太陽の力は残っていたということかもしれない。
OPムービーで視覚的に、太陽の光の剣や雷の槍などの奇跡で文章として雷が太陽の力であることが説明されている。

太陽の長子(タイヨウノチョウシ/人物)

戦神として知られているグウィン王の長子(最初に生まれた子と言う意味)
グウィンの太陽の光を継ぎ、奇跡「雷の大槍」も彼の武器。
詳細は不明だが、説明によると『愚かさ』ゆえにすべての記録と共に神を追われ、彼の名前すらも伝わっていない。
しかし神を追われてもなお戦神として存在しているようで、前述の奇跡から推測すると誓約「太陽の戦士」を交わす相手が彼である可能性も考えられる。
太陽の祭壇にある大破している像も、おそらく太陽の長子の像であったのだろう。

太陽万歳!(タイヨウバンザイ/サイン)

デモンズソウルの「アンバサ」的な言葉。
暗い場所から外に脱出できたときなど思わず叫びたくなる。

太陽虫(タイヨウムシ/防具/魔物)

説明文によると、混沌の廃都イザリスに生息する寄生虫。
頭にかぶることで太陽の如く光を放つ事が由来でつけられた名前のようだ。
臆病な性格のようで、プレイヤーが通ると一目散に逃げ出す。

特定の太陽虫を倒すと手に入る頭装備で、装着すると周囲を照らし出す。
その為殆ど明かりがない巨人墓場攻略に役立つ。

「こんなに明るいと、侵入したときに目立つのでは?」
と疑問を持たれる人も多いだろうが、
他プレイヤーからはこの明かりは見えない。

クラーグの脚や爛れ続けるものの上半身、さらに混沌の苗床と姿形が似ているあたり、何か関係がありそうではある。
イザリスの魔女が熾そうとした最初の火、その元になった物か、副産物として産まれた物ではないかとも。

爛れ続けるもの(タダレツヅケルモノ/敵)

デーモン遺跡入り口にいる混沌の娘達の巨大な弟。
生まれながら溶岩で焼け爛れ続けており、
あまりにも可哀想なので姉の魔女達は特別な指輪を贈るのだが、
頭が残念な彼はすぐにそれを無くしてしまう。
その指輪こそ黒焦げた橙の指輪であり、百足のデーモンの正体である。

デーモン遺跡に入るためにはまず彼を倒す必要があるが、
高威力・回避困難な攻撃を繰り出してくる難敵である。
が、彼の居るフィールド奥にある黒金糸装備を拾ってから入り口まで逃げると、
簡単に崖から突き落として撃破できる。
頭が残念な彼は自分のいる位置も満足に把握できない……とみることもできるが、
「黒金糸装備を奪う」というイベント発生条件を鑑みるに、
足下もみえぬほど姉の形見を奪った盗人に怒り狂った、
それ程に姉を慕っていたと妄想すると切ないものがある。

盾チク(タテ-/略称)

戦術の一種で攻略、対人問わず見られる。
主に受け値とカット率の高い盾を構えつつ、刺突武器で刺す戦法。(盾構えてチクチク=盾チク)
軽重、武器種、組み合わせは色々とあるが非常に堅固な防御能力を有し前作でも猛威を振るった。
主な特徴として
  • ガードしつつ攻撃ができ、刺突武器特有のカウンター性能が上乗せされる
  • 普通に攻撃するよりもモーションが短く、隙が少ない
  • 受けられる限り後退(ノックバック)することが無いため一本道などの狭い場所でジリジリと押せる
  • 受け値と攻撃値によって敵の攻撃を弾かれ状態にすることができる

重装+大盾+長い槍などではリーチもあって硬い、が弱点も勿論存在する。
  • 盾を構えたままではスタミナの回復速度、量が極端に減るため持久力によっては突破される
  • 大物の武器にはガード値を大きく削るものがある
  • 属性系の攻撃は完全に0にすることができないためジワジワと削られる
  • 基本的に待ちとなるためスタブやパリィに対する対策が必要
  • 後の先を狙うため相手に逃げられたり、準備する機会を与えてしまう。

一様に万能とは言えないのが面白いところ。
特に属性が増えているためこれなら全てを防げる、という組み合わせが無い。
攻略においても敵の両手持ち攻撃や一部の攻撃はとてもガードしきれなかったりするため、
これ一辺倒では勝率も上がりにくい。

とはいえ堅牢さは確かなため二つ装備できる選択肢には十分なりえる。
この戦術を取る場合は武器だけでなく、盾や防具もきっちりと鍛錬し望みたい。

卵頭(タマゴアタマ/用語)

卵背負いのつかみ攻撃を食らうことで発生する状態異常。
ただのつかみ攻撃を食らっただけ…と、思ったプレイヤーを驚愕させるバッドステータスであろう。
食らっただけでは発生せず、食らってから5分後に発生するという性質もあり、
何より特殊なのは発生した後のその容姿だろう。いろんな意味で前代未聞の状態異常である。

この状態になると頭装備が不可能になりソウル入手量とエスト瓶や奇跡の回復効果が半減してしまう。

呪死とともに恐れられていたバステであり、非常に回復手段が限られているにも関わらず
後述のエンジーを殺害してしまった場合、絵画世界に行くまで回復する手段が見つけられない場合が多い。
またエンジー自体が隠し扉の先にいるためエンジーの存在を知らず泣きを見たプレイヤーも多いだろう
ちなみに回復アイテムである「たまごくだし」は
エンジーの販売、卵背負いと黒い森の庭に居る双頭トカゲのドロップ、絵画世界の拾得、この四つで入手可能

この状態でエンジーに話しかけると驚き、「それは流石に辛かろう」というコメントと共にたまごくだしをくれる。
どうやら卵背負いの間でも「頭から生える」というのは中々無いことらしい。

なおこの状態のまま一定量のソウルを入手するとさらに凄いことになる。

タリスマン(/武具)

お守り。奇跡の触媒として利用される。
その形状はまるで「てるてる坊主」。何かを布で包んでいるように見えるが中身は一体…。

粗布・通常・ソルロンドと地位が上がる毎にタリスマンのランクも上がって行くが、よく見ると信仰ボーナスが極端に下っている。
そしてソルロンドのタリスマンでは説明に、信仰によらず高い威力修正を実現するとある。
高位ほど信仰が必要無いという皮肉であろうか。

タルカス(/NPC)

黒鉄のタルカス。
センの古城、アイアンゴーレム戦で呼び出せるゲストレイス。
クロガネなのかクロテツなのかコクテツなのか不明(振り仮名がない)なため、読みは仮置きとする。

同エリアの商人がチラッと名前を出す騎士で高名な人らしい。
装備は大剣に黒鉄シリーズだが、異様に硬い。攻撃力も尋常ではなく、呼び出せるNPCの中ではトップクラスの性能。
その強さは、周回しても平然とアイアンゴーレム相手にノーガードで殴り合えるほど。
ただし鈍足なためか一方的に縁へと追いやられ落下するケースも多い。

情報なしだと呼びだされることも少ない為、必然出番も少なくなるキャラでもある。
黒鉄のタルカス「なぜ皆俺のサインに気づかないんだ。」
出している場所が悪すぎである。

尚、彼の装備する兜が某ゲイヴンを連想させるが全く関係はない(当たり前だが)

誰も知らぬ小人(-ショウジン/人物)

火に惹かれ、王のソウルを見出した者の一人。読みは「こびと」ではなく「しょうじん」。(ゲームの食卓の第189回より)
オープニングにほんの一瞬出てくるだけなので忘れている人も多いだろう。
他の王のソウルを見出した存在はストーリー内で戦う事となるが、この小人については本編ではほとんど触れられていない。
とかく謎の多い存在である。
なお、読みを知らないプレイヤーからは「神々から見て小さいから小人」とよく言われるが、小人(しょうじん)には「身分の低い者」という意味もあるので、こちらの意味の可能性が高い。

深淵で王の器を持っている状態でカアスに話を聞くと、その正体がうっすらと見えて来るかもしれない。


ダンス(/ゲーム用語)

伝道者の三又槍の両手持ちR2の特殊アクションのこと。

1度使うと耐久度を80も消費してしまうものの、使うと周囲の仲間の攻撃力を上げる効果がある。
教区のボスまでの道に出現する亡者の群れや公爵の書庫の結晶亡者で痛い目を見たことのある方も多いのではなかろうか?

プレイヤー側が使った場合は召喚した白レイスの攻撃力を上げるため非常に強力。
なにしろ属性武器や魔法武器だろうがエンチャしてようがお構いなしに攻撃力を上げるので爆発的に火力が高まる。

しかしマッチング問題によってなかなか日の目を見ることが無いアクションになってしまっている。
さらに効果が発動する前に奇抜な踊りを披露することから主に侵入者が相手を威嚇するためだけに使われることもしばしば
何かと哀愁漂うアクションである。

チェイン(/武具 ゲーム用語)

1.城下不死街の商人が販売するチェインシリーズのこと。
強靭度のある防具としては非常に軽量。その分全体的な防御力はやや残念。
一式で固めると特に頭が全身タイツっぽさを醸し出してビジュアル的に悩ましい。

2.打撃攻撃が連続HITすること。
いわいるゲーム用語で「コンボ」といわれるもの。
やられの仰け反り、モーション間の時間の関係でスタミナ切れが発生するまで脱出不能なものを指す。
これが成立する武器を持てば、一発攻撃が刺さればそこから連続HITからの大逆転が可能である。
前作では竿状武器(斧槍)両手持ちや直剣両手持ちでスタミナがなくなるまで殴り続けられ、猛威を振るったが、
前作後期には武器きりかえでやられモーションを一時キャンセルするという離脱手段が開発され、脅威度はさがった。

血が出た!(/ゲーム用語)

状態異常の出血が発動した時に表示されるメッセージ。
出血自体は前作のほとんど役に立たないスリップダメージから、発動と同時に大きくHPが削られる仕様に変わった。
ロードランをはじめて訪れた不死が、スケルトンや犬と対峙したときにいきなり表示されて驚くシュールな一文。
なんとなく力が抜ける表示とは裏腹に、出血したキャラクターのHPは洒落にならないことになってることも多いので気をつけたい。

追尾するソウルの塊・追尾するソウルの結晶塊(/魔法)

前作に続いて登場する攻撃系魔術の1つ。1周で2つ、上位互換の「追尾するソウルの結晶塊」は1つ手に入る。
要求値が低めにされているためバランス型キャラでも使えるものの理力により弾数、攻撃力が上昇する。
そのため理力特化型が使ってこそ驚異的な火力をたたき出すことができる。
1スロットで10回展開できるため、コスト的にも優れ使い勝手が良い。

2011/11/02のver1.03>ver1.04において威力に調整が入り、4桁を出すにはそれなりの工夫が必要に。
防具なども調整された為、ソウル槍系とどちらを選ぶかの駆け引き面が大きくなった。

頭打ちの数値が緩やかながらも拡張性があるため高周回時の攻略において頼れる攻撃手段となる。
神の怒り、大発火に並び、周回する毎に習得しておきたい魔法の1つになっている。

杖蝿(つえはえ/スラング)

ホストを置いてきぼりにして次々とモブを倒しながら独断先行してしまう白霊のこと。
あたかも「俺って強えー速えー」というセリフが聞こえてきそうな様から「つえーはえー」→杖蝿に転じたもの。
白霊始めたてのプレイヤーが陥りがちで張り切る気持ちはわかるがホストや同僚の楽しみを奪うだけでなく
はぐれたところに侵入されたらピンチ必至。慣れないうちはホストの側を離れないことだけを考えよう。

ツヴァイヘンダー(/武具)

ツヴァイヘンダー(Zweihänder)はドイツ語であり、英語にするとツーハンドソードでとなる。文字通り両手で扱う剣の事である。
広義ではクレイモアなど両手で扱う事を想定した武器は、全てツーハンドソードである。しかし、ドイツ製のツーハンドソードは独特の形状をしており特別にこの名前で呼ばれる。特徴は刀身の根元辺りにある「リカッソ」と呼ばれる刃の無い部分があり、ここを掴んで剣の軌道のコントロールを行う。

ゲーム内では墓地に落ちており、根性があれば最序盤でも入手可能である。
特大剣の強攻撃はクセの強いものが揃っているが、これは上段からの振り下ろしと比較的扱いやすい事で知られる。

デーモンの炎司祭(-ホノオシサイ/敵)

デーモン遺跡に待ち受けるボス。
名前の割には呪術の火属性ダメージも通る、名前負け気味の敵である。
使う攻撃も見た目は炎っぽいが魔法属性。名前負けである。
だがそれもそのはず、こいつの扱う炎は呪術のそれでなく、今はもうない魔術の炎なのだ。
そのため呪術の攻撃は素通りするが、武器に炭松脂を塗って攻撃するとダメージが半減。
設定が細かいというか、融通が利かないというか……

炎の魔術の最後の使い手にして、最初のデーモン。
不死院のデーモン、はぐれデーモンと姿が似ているが、むしろこちらが原型なのだろう。
距離の長いバックステップを使用し、ステージにも回避の妨げになる障害物が多いなど、前二者と比べても厄介な相手。

デスルーラ(用語/戦術)

故意に死んで篝火まで移動を行うこと。

ダークソウルでは死んでしまうとソウルと人間性を置き去りにしてしまう。
このため移動のために故意に死ぬと言うのは大きなリスクを伴う。
反面、ソウルと人間性がなければ何べん死んでも失うものは何も無い。
これを逆手に取り、道中の敵をすべてスルーし宝だけ回収して故意に死ねば、労せず欲しいものが手に入る。

名前の由縁は死ぬことと某国民的RPGの移動呪文の名前を掛け合わせたもの。
ダークソウル以外にもさまざまなゲームで使われている用語である。
前出のRPGと双璧をなすRPGシリーズを出展とする類語に、デジョン4(死)なども存在する。

鉄壁のスカート(テッペキ-/スラング)

ウーラシールの宵闇が装備している「古めかしいスカート」を指す。
実戦向けではない、古い、と書かれているのにも関わらず、
シリーズ内だけでなく全防具に比べ規格外の性能を誇るため付けられた。

同シリーズは性別問わず装備ができるが男性が装備した場合は例え紳士的であっても告罪符を使われる。
2011/11/02に行われたver1.03>ver1.04において正しい数値に修正された。(+5で防56>26)

出待ち(デマチ-/スラング)

本来は熱心なファンが有名人等がテレビ局等から「出」るところで「待」つ事を指すが、ダークソウルにおいては侵入霊の出現ポイントが固定であるのを逆手に取り、ホスト側が(或いは複数で)ポイントで待ち構えて闇霊(復讐霊)侵入直後の隙に不意打ちを行うこと。卑劣な行為と評される向きもあるが、白サインの集まりやすいポイントと侵入霊の出現ポイントが被るエリアにおいて(アノールロンド等)意図せず出待ちのようになってしまうことも度々。そもそも暗殺にやってきておいて不意打ちに文句を言うのもヘタレな話ではある。侵入の際は気を抜かないようにしよう。仮にやられてもすぐに気持ちを切り替えられるようになってこそ一人前の闇霊。
なお、よく混同されがちだが不意打ちを伴わない場合は単なるPKK(対戦待ち)。

デモンズソウル(/前作ゲーム内用語)

1.前作「Demon's Souls」のこと。
略称『デモンズ』。『前作』とも。
これについては“英数字”の項にて。

2.デーモンが持つソウルのこと。
前作では各エリアの主であるデーモンを倒したことで得られるソウルがすべてデモンズソウルと呼ばれたためか、
ダークソウルでも各種ボスから得られるソウルをデモンズソウルと言う人も少なくない。
しかし、ダークソウルではデーモンと各種ボスは別の存在であるため、正確にはデモンズソウルとは言えない。

道場(ドウジョウ/スラング)

ホストが未クリアエリアにて赤サインや白サインを拾い、順番に正々堂々の1対1による対戦を楽しむ遊び方。
ホスト一人で侵入を待つ場合を指すこともある(タイマン待ち)。
見通しの良いエリア(例:最初の火の炉・不死街等)が使われやすい。
広く親しまれているプレイスタイルである一方、マルチプレイとしてはゲーム進行を止めて行う事になるためプレイヤーにより賛否あるようである。
中でも侵入側にとっては攻略の邪魔が成立しないため白ける等の声もある。
安全で平和的な対戦なら闘技場を使うべきという意見もあるが、ホストが自分の世界でどう遊ぼうが自由とも言えるし、誓約「古竜への道」や赤サインに至ってはそういったプレイを推奨しているのは自明である。
ちなみに道場へ意図的に侵入しホスト殺害を狙うことを「道場荒らし」と揶揄される事もあるが、これまた侵入側にとっては当たり前に侵入しているに過ぎないのである。

遠眼鏡(トオメガネ/アイテム)

前作から引き続き登場しているアイテム。遠くの景色を見ることができる。また十字キーの上下で倍率を変えることが出来る。
キャラクターメイキング時の贈り物でも選ぶことが出来るが、火継ぎの祭祀場から地下墓地方面に向かうとすぐに手に入れることが出来る。贈り物で選ぶ意義は薄い。

特に目立った特徴はないが、主観視点となるため敵の配置を確認したり、オブジェクトを眺めるのに最適である。
使用中は立ち止まり基本的な行動が制限されるため、安全な場所からじっくり観察しよう。
これを使い様々な情景を見ることで、今作の世界観を更に堪能しフロム脳が活性化されること間違いなしである。
また王女や蜘蛛姫などに使うと攻略、対人で荒んだ心も癒されるかもしれない。
時には旅をする様に立ち止まって様々な物を観察してみてもいいだろう。

土下座(ドゲザ/ジェスチャー)

土下座(どげざ)とは、土の上に直に坐り、平伏して座礼を行うこと。日本の礼式のひとつで、本来は極度に尊崇高貴な対象に恭儉の意を示したり、深い謝罪や請願の意を表す場合に行われる。(Wikipediaより)
本作ダークソウルでは火継ぎの祭祀場にて鉄板のパッチより学ぶことが出来る。恐らく土下座のプロなのだろう。
謝罪や懇願など日本ならではのコミュニケーション手段である。また鞭を持った闇霊や龍霊に土下座をすれば、良い子の皆も大好きなSMプレイが出来るだろう。もちろんジェスチャー中はスタブ可能なので、後ろを向けて土下座してきた場合はスタブを決めてあげれば相手は悦ぶはず。なにかと使えるジェスチャーなので持っておいて損はない……はず。

貪欲者(ドンヨクシャ/敵)

他のRPGでいう所のミミック。RPGではおなじみの宝箱に擬態したモンスター。ダークソウルでの名前は貪欲者。
うかつに開けるとむしゃむしゃされる。
他のゲームでは宝箱に口が付いた程度の物が多いが、ダークソウルのミミックはなんとやたらスタイルのいい八頭身。キモイ。
恐ろしいことに古くは神の一員だったらしい。キモイ。

普通の宝箱とはほんの少し外見が違う上、よく見るとフタ(くち)が呼吸をしているかのように微妙に動いている。
とはいえ、初めて遭遇したプレイヤーはまず間違いなく捕って食われるだろう。
それ以降宝箱を発見すると、開ける前に攻撃して確認する習慣が自然と身に付く。

☆俺たちの知っているミミック
  _____
 ∠_∠∠_/ \
 VVVV\ |
  >(・丶ノ・)\/
 ∧/⌒⌒∧ /|
 L|| |二|/|
 L|| |二|/
 (__ノ

☆ダークソウル
       / ̄ ̄ ̄>
     ./ /VVVV
     | |/:::;:;::<
     |\∧/⌒⌒∧
     ||\||| |二」
     ||\||| |二」
    /   \_))     ドゴォォォ _  /
   / ,イ 、  ノ/    ∧ ∧―= ̄ `ヽ, _
  / / |   ( 〈 �. ・(   〈__ >  ゛ 、_
  | |  ヽ  ー=- ̄ ̄=_、  (/ , ´ノ \
  | |   `iー__=―_ ;, / / /
  (!、)   =_二__ ̄_=;, / / ,'
      /  /       /  /|  |
     /  /       !、_/ /   〉
    / _/             |_/
    ヽ、_ヽ

距離を取るとスタイリッシュな旋風脚をかましてくる。カッコイイ

最近は一部の心無い人達にロイドの護符で弄ばれている。

な行

投げナイフ(/アイテム)

投擲用の特殊なナイフのこと。また、それを投げる行為も同様に呼ばれる。
「前作」に引き続き、本作「Dark Souls」でも攻撃用アイテムとして登場。また、通常の投げナイフに加え、刃に毒を塗って使用する毒投げナイフも作中で販売されている。

いわゆる遠距離用の攻撃アイテムだが、攻撃力に乏しく使い方には工夫が強いられる上、前作では所持重量(装備品と所持品の全重量)の面からいらない子扱いされることもしばしばだった。しかし所持品の携行量の制限がない今作では、毒投げナイフ共々とりあえず持っておいて損はない。
ちなみに病み村の蚊を一撃で倒す事も出来、敵を誘き出す等にも使える。

なお、漫画等では戦闘手段のひとつとしてよく用いられるが、現実には一部を除きあくまで趣味や競技としてのレベルで存在するものらしい。

刺さったナイフをよく見ると、ダガーと同じくらいのサイズだったりする。

七色石(/アイテム)

使用すると足元に光り輝く石を設置できる消費アイテム。
前作の道標の輝石に当たるアイテムだが、今作では高所から落としたときの音で落下可能な高さか判断できるという機能が備わった。
投げるとガラスが割れるような音がし、高ければ高いほど落下音が大きくなっていく。音の大小での判断って難しいと思うかもしれないが
体力に関係なく即死する高さから投げ入れると他とは違うものすごい音がするので判断は簡単である。
一度、火継ぎの祭祀場の落下死ポイントから、投げ落として確認してみるとよいだろう。
今作では高いところから飛び降りないと手に入らないアイテムや人が多かったり、
逆に行けるようにみえて即死判定のポイントも存在するので何気に有用である。
これは駄目だろと思う結構な高さでも飛び降りる事が可能であったりする。
試しに地下墓地で使ってみると案外飛び降りる事が出来る場所が多いのが分かるだろう。
ただしこれで判別できるのは即死ポイントかどうかだけなので、
HP次第では落下ダメージで即死することもあり得る。注意しよう。

また、本来の使用用途以外にもオンラインでのコミュニケーション手段としても使う事ができる。
撃破した闇霊や復讐霊、無念にも道中力尽きてしまった霊体の墓標として置いたり
召喚待ちの時間や少し長いエレベータの待ち時間で置いたり、特に用も無く道中置きまくったり
余裕のあるボス戦で置いて場を煌びやかにしたり、竜霊や赤サインで霊体を呼び込む前に置いて戦場をドレスアップしたり、と様々な事に使う事ができる。

不死街下層へのショートカットにいる商人から、一個10ソウルで購入可能である。
99個買っても990ソウルであるので気軽に使う事が出来る。
今作には所持重量も無いので、試しに購入してみてアイテムスロットに入れて使みてはどうだろうか。
というかうっかり忘れて巨人墓場や結晶洞穴に挑むと大変な目にあう。
1周目に挑むプレイヤーは是非購入しておくべきである。

ニト(/敵)

墓王の名を持つ、巨人墓場に引きこもる居を構える最初のニート死者。
グウィン王やイザリスの魔女、白竜シースと共に古竜たちと戦った盟友。
見た目こそ王のソウルを持つ者達の中で最も邪悪そうだが、邪悪に堕ちて封印された四人の公王や狂ったシース、魔女達が自滅した末の混沌の苗床に比べれば何もしていない。
というか、王のソウルを持つ中で唯一明確な目的が見えにくいキャラ。
後述の墓王の眷属の内容からすると自分の死者の王国を広げる野心があったのだろうか?
ともあれ王のソウルを持っていたばかりに狩られるという可哀想な奴である。

誓約:墓王の眷属を交わすことが可能。
この場合、通常のルートではなく地下墓地の楔のデーモンがいる棺が並ぶ部屋から向かうことになる。
外に出ている棺に入り1分ほど待つと移動、ボスエリアと似た場所にいるニトと誓約が交わせる。
戦うことはできないもののボスエリアの形状を事前に下見できることもあり、一度は訪れたい。
誓約するだけで派手な奇跡とそこそこ使える武器をくれ、誓約レベルアップのアイテムも’’オフライン’’で集める場合
暗月や古竜、太陽等と比べて集めやすい。
また墓王の剣は眷族として誓約しに来る者の為にニト自ら作っていると読み取れる説明文であり、
その見た目に反して優しい性格なのかもしれない。でも誓約経由以外で部屋に入られるとブチ切れ。

二刀流(/ゲーム内用語)

そのまま左右で盾、触媒以外の武器を装備すること。刀以外でもこう呼ばれる。
左手武器の操作は右手とは異なり、武器種によってはガードのほかに攻撃やパリィも行える。
ガード時は左手武器の受け値、耐性値が適用されるため注意。

概ね趣味の領域で連続攻撃も普通の武器ではとても遅い。
ただし短剣や刺剣などは発生が早く、連続して攻めることが可能。射程の長い槍も牽制として使える。
これらを組み合わせて右手の大型武器の隙を補う、ということも可能ではある。
大剣の二刀流などはロマンであるが見た目でのインパクト狙いと割り切ったほうが良い。
ダークレイスが太陽虫を被って大剣2本抱えガンダッシュしてきた日には距離をとろうと逃げてしまうだろう。

「カークだと思ったか?俺だよッ!!」
……どこぞのイラストレーターであれば喜んでやりそうな風景である。

ニ万扉(ニマントビラ/スラング)

黒い森の庭にある封印された扉のこと。開封の紋章を購入するのに20000ソウルが必要な為、この名前が付いた。
扉の向こうには恐ろしい敵が待ち構えているが、対人戦を求めるプレイヤーの溜まり場やソウル稼ぎポイントとして利用される事も。

説明によると、ソウルを集める力が無ければ紋章を手にする資格は無いとのこと。全体的にソウルが稼ぎ辛い中で二万はどう考えても高い。
フロムファン的には扉を調べた時「その資格はない」と表示して欲しかったかもしれない。

人間性(ニンゲンセイ/システム、ゲーム内用語)

本作のテーマの一つといえるもので、アイテムとして保持する黒い精とプレイヤーのパラメータの2つが同じ名で呼ばれている。

アイテムの状態では有効でなく、一度使用し、左上の数字として加算することで各種効果を発揮する。
左上の数字としてカウントされている間、ステータス強化効果がある。 その他くわしくはこちら→人間性
某国内大手ゲーム会社の社長が「私には人間性がなかった」と呟いたのは有名。

シングルプレイにおいてはあまり利便性の無い要素だが、やっぱりあったほうがいいことは確か。
ただし、死亡するとソウルと一緒に血痕として残され、回収できずにまた死亡すればまるごとロストしてしまう。
そのため、アイテムとしてキープしておくのも重要といえるだろう。

このようにプレイヤー(不死人)にとっては多少のメリットばかりでデメリットは存在しないが、
「火防女の魂は篝火に捧げられた人間性に食い荒らされている」
「イザリスと混沌の娘を滅ぼした混沌の炎の業に関する呪術/武器は、人間性を得ることによって威力を増す」
等、危険な代物であることが設定等から示唆されている。

ストーリーを進めるにあたり、世界の根幹に必要な要素であるようだが、
説明文の通り、「ソウルが生命の糧ならば人にのみある人間性とはなんぞや」という謎が作中ずっとつきまとうだろう。
その真実はプレイヤー自身の中に見つけるものであろう。


脳筋(ノウキン/育成スタイル)

元々は「脳まで筋肉で出来ている」ような単純な思考の人物を指す蔑称。
今作(及びデモンズソウル)においては筋力特化キャラの通称となっている。
今作では筋力系のカテゴリの武器が全体的に振りが遅い、空振り時の隙が大きい等の欠点が大きく、特に対人戦においては不遇とされている。

筋力のみに特化したキャラだけを指すというプレイヤーもいれば、黒騎士系武器等のある程度装備に技量が必要な武器を使うキャラも含めるというプレイヤーもおり、人によってその定義がやや異なっている。

は行

バーニス騎士(/敵)

プレイヤーの倍近くの体格を持つ重装騎士。
かつては最強を謳われていたらしいが、多くの不死人を生みロードランで亡者になってしまったようだ。
基本的にロードランに出現しているのだが、迷い込んだのか分からないがエレーミアス絵画世界に出てくる奴もいる。

こいつらの着ている鋼鉄シリーズは、シンプルかつ傷の付いているいかにも「戦う騎士」といったものに仕上がっている。
鋼鉄シリーズと右手ツヴァイヘンダー、左手ライトクロスボウを携えヘルカイトに突っ込むと前作のあの人そっくりである。

灰の湖(ハイノミズウミ/地名)

病み村の隠された壁のさらに壁を越え、大樹のうつろの底の底を降りた先に広がる湖。
ストーリー進行上まったく行く必要の無いエリアであり、いわゆる隠しマップの一つ。
しかし一面に広がる広大な湖、響き渡るBGMが作り出す壮大で神秘的な空間は今作屈指の美しさなのでぜひ一度は行っておきたい。
ただし帰り道にはショートカットなどは一切無く非常に面倒なので、向かうのはアノール・ロンド攻略後まで待った方がいいかもしれない。

ちなみに巨人墓場で灰の湖を見ることができる。

はぐれデーモン(/敵)

北の不死院再来時に戦うことになるボス。ゲーム開始直後に見えた、地下牢脇のドームを闊歩していた怪物がこいつである。
不死院のデーモンに姿が似ているが、名前の由来ともども関係性は不明。

相変わらず攻撃は大振りだが、特筆すべきは魔法属性の衝撃波。
かなりの威力と攻撃範囲をほこり、位置によっては回避や盾受けが非常に困難になる。
不死院では霊体を召喚できず、またボスのHPも相当に多いため、強化の度合いによっては強敵となり得る。
出血や毒が有効であり、そちらに活路を見出すのも良い。

倒すと貴重な楔石の原版を入手できる。

バジリスク(/敵)

別名呪いトカゲ。最下層や大樹のうつろに登場する。
バジリスクとは様々な逸話を持つ伝説の怪物を指す名前だが、その内の一つに「視線を合わせた者は石になる」というものがある。それをイメージしたのか、巨大な眼球を持つトカゲの姿をしている。ダークソウル屈指のキモさを持つ敵。

見た目もどぎついが、それ以上にこのゲーム中唯二(雑魚敵の中では唯一)の呪死攻撃の持ち主であり、多くのプレイヤーを葬り去ってきたトラウマ量産機。彼らと最初に(しかも落とし穴の先で)遭遇する最下層には、ネットワーク上の他プレイヤーが呪死した証である石化死体が日夜建立されている。

ちなみに巨大な眼球は擬態であり、よくみると胸の上に小さな本当の目がある。
死体をひっくり返すか、侵入した際に観察してみるといいだろう。

バックステップ(/アクション)

普通に攻略していく場合、おそらくあまりお世話になることのないアクションNo.1。
むしろ会話やメニューのキャンセルに×ボタンを連打すると暴発して落下さえありうる危険な動作。
あったかふわふわ交換で瀟洒なバックステップと共に落ちないように注意しよう。
暗い木目指輪装備で重量4分の1未満のステップが一番長く、重量が重くなるごとに短くなる。
近接武器装備でバックステップ中にR1を押すことで走ることなくダッシュ攻撃が出せるため、
狭い場所で隙の少ないダッシュ攻撃を出す時には利用していきたい。
しかしバックステップ中はカウンター状態であるため、被ダメは激増する。
バックステップで華麗に避けてダッシュ攻撃で反撃、などをする場合は距離感に注意。

ちなみに敵が使うサイドステップも処理的にはバックステップと同様の為、動作中に攻撃が当たればカウンターとなる。

パッチ(/NPC)

鉄板のパッチ。
地下墓地、巨人墓場で出会う墓荒らしを生業とした禿頭の男。
いずれにおいても、装備品を強奪する目的でプレイヤーを陥れようと画策してくる(画策といっても、橋を渡るのを妨げる、落とし穴に向けて後ろから突き落とすなど、単純なものだが)。
「聖職者がうじ虫より嫌い」とのことで、会話の運びによっては問答無用に敵対、対峙することとなる。暗く見えにくい足元、落下しやすい地形などと相まってなかなか苦労することになるだろう。

また、選択肢によっては和解し、後に火継ぎの祭祀場に移動して貴重なアイテムを扱う商人としてプレイヤーを助けてくれるだろう。商品の出所なんて気にしない気にしない。
その際、貴重な人間性の双子を渡して和解を持ちかけてくるが、ここで「ノーカウントだ、ノーカウント! な、わかるだろ?」と脳内で再生されるあなたは立派なフロム脳である。
しかも死亡時に「ついてねえ、ついてねえよ・・・」と発言してくれたりもする。

なお、前作においても今作とほぼ同じキャラ設定と装備を持つ「ハイエナのパッチ」が登場しているが、
プロデューサーの宮崎氏曰く、別人でありスターシステムのようなものである、とのこと。

ハベルシリーズ(/武具)

アノールロンド城内、地下倉庫より一式が入手できるハベルの戦士の鎧と指輪。
全身鎧の中でも非常に重く、後述の指輪を装備してもよほど持久力を上げていないと通常速度では走れない。
性能としては非常に高い水準で全ての防御力があがる。
強靭度も大きく上昇するため一部ボス戦などで活躍を見せる。
代表例として「墓王ニト」、「四人の公王」が上げられる。
とかく後者はこれがあるだけで安定度が飛躍的に上昇する。

指輪は不死城下街と狭間の森の境にいる同騎士と思われる亡者(もしくはハベルの信奉者)を倒すことで入手可能。
装備重量の限界値を50%増やす効果があり防具と合わせることでほぼ初期の持久力でも歩くことができる。
持久力に振るまで時間のかかる魔法タイプキャラには大変助かる指輪。
防具、指輪ともに一部を装備に組み込むことでそれぞれ持久力、移動速度が上がるため部位での流用も大きな効果がある。
欠点としては同じように高性能な黒金糸シリーズと同様に鍛えられないこと。
ただしこれも同じく、他の防具でこの水準にするまで光る楔石が大量に必要となるため周回しても使うプレイヤーは多い。

余談ではあるが、貪食ドラゴンと同様名前を非常に間違われやすい。
「バ(Ba)ベル」ではなく「ハ(Ha)ベル」である。

羽虫(ハムシ/敵)

病み村最深部の大沼にて、地表付近を飛び回る小さな虫。

小さい体でプレイヤーの周りをちょこまか動くため近接攻撃が思うように当たらずウザイ。
多段ヒットで仕掛けてくる針、ある程度距離や軸ずれがあっても当たる噴射液、どっちも毒持ちで尚ウザイ。
その上大体は足場の悪い沼を何とか歩いているときにツーマンセルで同時に襲ってくるため倍ウザイ。
あまつさえ倒しても倒してもリスポーンポイントから無限沸きするため超ウザイ。

極めつけは撃破時の取得ソウルが何と0というトンデモ仕様・・・だったが流石にあんまりにもあんまりだとフロムも認めたのかver. 1.04の修正でソウルが出るようになった。

このように多くのプレイヤーを煩わせる存在だが、我らがクラーナたんとの蜜月を遠目に見据えると途端に後ずさる紳士的な一面も持ち合わせている。
単にクラーナ周辺がこいつらの縄張り判定の外側なだけとか言ってはいけない。

今日も羽虫は元気に沼の上を飛び交い、初見プレイヤーを集団でハメ殺してトラウマを植え付ける仕事に精を出す。

パリィ(/システム)

相手の攻撃を弾き、一定時間被カウンター状態で無防備、かつ正面からスタブが撃てるようになる。
タイミングは難しいものの攻略、PvPともに高い性能を発揮する。
不完全成功でも恩恵が高いため、出し得な場面が増えた。
4段階の判定が存在。


バルデル(/地名)

かつてどこかにあったとされる王国。
センの古城の商人との会話で出てくるアノール・ロンドを目指した騎士王レンドルの故郷。
原因は語られていないが、ある時に多くの不死人を生み出してしまいそのまま亡国となってしまった。
ゲーム内には装備品としてバルデルシリーズ、敵としてバルデルの騎士が出てくるのみ。

防具の性能はそこそこであるが、運がよければ最序盤から手に入れることができるのが強み。
ローマ帝国時代の兵士の鎧をモチーフとしているのかインナーを着込まないデザインになっており、
この設定を含めたのか、女性プレイヤーに鎧を着けるとご丁寧にブラを外して身に着けている事が判明した。
ところどころに見られる鎧の亀裂をじっくり見てみると…?正面・側面・下……癒しを求める者は後を絶たない。
ネタと思われがちな装備だが、その露出度の高い恰好から某スパルタ映画に近い恰好をする事が可能。
鎧のマントが千切れているのが悔やまれる。

敵としてのバルデル騎士は軽装タイプ(刺剣&軽盾)と重装タイプ(大剣&盾)がおりなかなかの強敵。
特に軽装タイプは雑魚でありながらも華麗なステップとパリィを駆使して攻めて来てプレイヤーを驚かせており、
亡者や亡者戦士を軽々倒せるようになってきた初心者プレイヤーの心を幾度と無くへし折ってきた。
反面、PvPの良いお手本としてパリィの練習や立ち回りの仕方も学べるので「先生」とも呼ばれているとか。

ハルバード(/武具)

「斧槍」「鉾槍」とも呼ばれる。槍に斧と鉤爪をあわせたようなデザインが特徴的なポールウエポン。
農具を改良したのが誕生のきっかけとも言われており、神話の名所北欧で6〜9世紀ごろに使われていた。
「斬る」「突く」「叩く」「引っ掛ける」といった多岐にわたる用途が魅力の武器ではあるが、
ダークソウルにおいては前者2つのみになっている。

突出した強さは無いものの弱はリーチの長い突き攻撃、強は範囲の広いなぎ払い攻撃と隙の無いモーションであり
さまざまなステージで活躍できる良武器。装備条件が緩めなのも魅力。
前作デモンズソウルにおいては苦手なエリアも無く雑魚戦、ボス戦、PvPにも使える人気の武器であった。
やや強すぎたためか、ダークソウルにおいてはモーションの一部変更に加え、両手持ち攻撃のコンビネーションが削除。
さらに空振り時にスキができるようになってしまったが、片手弱攻撃が使いやすくなっており完全な弱体化ともいえない。
なにより前作プレイヤーにとっては愛着もあるようで、今なおこの武器を愛用する人は多い人気武器の一つ。
本作では敵がドロップせず強化の自由に出来る通常品が1周1本の一品になってしまっており、結晶化を戻せないことを嘆くプレイヤーもいるのでは?

ビアトリス(/NPC)

異端の魔女ビアトリス。
黒い森の庭および小ロンド遺跡で呼び出せるゲストレイス。
なぜかどちらとも召喚サインが人目を忍ぶ場所にひっそりと書かれており、存在に気付かずクリアしてしまった人も多いと思われる。

ヴィンハイムの竜の学院に属さない数少ない魔術師。
異端とは言うが、ヴィンハイムに学ばない魔術師が蔑まれていたかどうかは定かではない。
深淵に挑んだ者の一人。

終始人目を忍ぶような行動から極度の恥ずかしがり屋さんなのでは?と憶測をする紳士が後を絶たない。

火継ぎ(ヒツギ/ゲーム内用語)

本作における重要なキーワードの1つ。
最初の火の炉に灯った「最初の火」を継ぐこと。

不死やダークリングの出現は前述した「最初の火」と密接な関係にあり、
大王グウィンはこの火を継ぐことで世界が闇に包まれることを防いだとされる。

火防女(ヒモリメ/ゲーム内用語)

ヒモリメ→かぼたんを参照。
世界に散らばる篝火の番をする守人。
前作のデモンズソウルとは違い、今作では複数存在しており不死ではない。
今作では貴重な回復手段であるエスト瓶の強化とその場の篝火を使用可能にする存在となっている。
重要なキーワードとなっている火、人間性に深く関わっている。

火防女の魂(ヒモリメノタマシイ/アイテム)

篝火の化身である火防女の魂。篝火に捧げられた人間性の憑代であり、
その為、火防女は魂も肉体も人間性に食い荒らされているという。

アイテム欄から使用すると人間性+5だが、
火防女に渡すことによりエスト瓶を強化できる。
入手場所、詳しい強化内容については左の「エスト瓶と火防女」の項目を参照。

アイテム名こそ同じだが、
・ダンジョンで拾える汎用のもの
・各地にいるNPCの火防女を殺害、ないしイベントから取得できるもの
以上それぞれはアイテム欄が独立しており別アイテム扱い。その為計4種類が存在している。
ロードラン各地で拾える汎用のもののアイテム説明文は共通だが、
火防女アナスタシア、金色の甲冑の火防女、混沌の娘のNPC3人の物は、
それぞれの火防女についての情報が書かれている。
その為NPCの魂は使用できずとっておく人も多い。

説明文は固有だが、アナスタシアのものが蘇生イベントで利用可能な以外、
汎用のものと同様の使い方しかできない。

エスト瓶の強化は7回が限度で、1周で入手可能な魂が汎用のものが4つ、
NPCのものが3つ手に入る為、1周目だけでも最後までの強化が可能である。
しかし全ての魂を利用するため、NPCの殺害や、アナスタシアの蘇生断念が必須となる。
2周目まで進んで汎用のものを拾い集めればNPCの魂を利用する必要はないので、好きな方を選択しよう。

風評被害(/国語)

根拠のない噂のために受ける被害。特に、事件や事故が発生した際に、不適切な報道がなされたために、本来は無関係であるはずの人々や団体までもが損害を受けること。(「デジタル大辞泉」より)
ダークソウルにおいては「仮面シリーズ」装備の白霊は喚ばない、◯◯装備は地雷〜、アニメアイコンは云々…等が一部コミュニティにおいてしばしば上がる様子。勿論これらは何の根拠も無い、一部コミュニティにおける一部声の大きいプレイヤーの印象論でしか無い場合がほとんどで、考える器官が損なわれている、まさに亡者化一歩手前。たまには陽の光を浴びて人間性を回復しよう。

フォース(/魔法)

奇跡の1つで回りに衝撃波を放ち範囲内の敵を吹き飛ばす。
ダメージこそ無いものの発動時間から敵に囲まれる前に使うと包囲網から逃れられる。
また説明文のとおりにナイフ等の投擲、矢を弾き返す性質をもつため弓兵が多い場所でも活躍できる。
系列として他にも2つあり、フォースの基本性質をうけつつもダメージを与えられる数少ない攻撃向けの奇跡となっている。

敵を吹き飛ばすことと弾いた矢を相手に残った飛距離分はねかえすことから某映画を彷彿とさせる人が多いようだ。
私的であるが放つフォースを撃つときは是非とも「ハァァーーーーーッ!!」と気合を下っ腹に入れて力強く叫び、
寺生まれのTさんプレイをしてもらいたい。
やっぱりTさんは凄かった。

復讐の証(フクシュウノアカシ/アイテム)

復讐霊として侵入し、目的を遂げると手に入る。
あったかふわふわの交換でも手に入れることができるが贈り物ペンダントが必要。
誓約:暗月の剣で誓約レベルを上げるのに必要。
ちなみに人体の耳である、ホストを倒した後にこれを切り落としているということは……

余談ではあるが三十路近くの方ならPvPで相手の耳を切り落とす、という行為に覚えがないだろうか?
中世で首のかわりに軽い耳や指を切り落とすという風習はあったようだが某MOが頭をよぎる人も多いだろう。
最新作の発表時期が近かった同じダークファンタジーとしてオマージュの1つなのかもしれない。

復讐霊(フクシュウレイ/システム)

青い瞳のオーブ、黒い瞳のオーブを使って侵入した状態。
主な対象はダークレイスとして他世界侵入を繰り返したプレイヤーやNPCを殺したプレイヤー。
目的はダークレイスと大して変わらないのだが、ダークレイスとは別にカウントされるようなので
ホストとダークレイスに鉢合わせすることもある。攻撃はどちらにも当たる。

ホストが死ぬと無条件で復讐の証が手に入る。これを集めてランクアップすることで手に入る奇跡のため、
普段対人をしないトロフィー目的やアンバサ戦士のプレイヤーがなることも多い。

不死(フシ/ゲーム内用語)

1.死なないこと。
2.死んでも生き返ること。

「不死人」と呼ばれる、主人公や本作に登場する多くの人物は後者。
原始結晶の力を得た白竜シースは前者である。

パッ見ではどちらも同じもののように見えるが、前者は傷ついてもすぐに肉体が再生するため死ぬことすらない。
後者は単に生き返ることができるだけで、大きな傷を負えば常人と同じように死亡するという点で異なる。
ビッグハット・ローガンは前者の不死である白竜シースを「我らとは違う、本物の不死」と評している。

不死院のデーモン(フシイン-/敵)

北の不死院にて最初にまみえることになるボス敵。
全身に角を生やした巨体の鬼で、岩の大樹でできた大槌を振るう。某バルザックというモンスターがですね
「逃げろ!」からの一連の流れは多くの不死人の度肝を抜いた。

攻撃は大振りで、隙が大きく対処は易い。
まともな武器さえあれば倒すのは難しくないだろう。
初戦闘時のみ限定のドロップ品があるが、二週目以降にも入手可能。

ちなみに前作とも言えるDemon's Soulで一番最初に出会うボス「拡散の先兵」とは
・巨体から繰り出される武器攻撃
・その場で少し浮き上がってからのヒップドロップ
などモーションに共通点がみられる。

…打倒後、戦闘の余韻にふけっていると、どこからともなく巨体が歩き回る音が聞こえてくる。

不死街下層(フシガイカソウ/地名)

アノールロンドへと続くロードランにおいて集まった不死者が築き上げた街。
元は都市として活動していたようだが亡者化の流れがあったのか荒れ果てている。
早期にプレイヤーが入れるものの、
・離れれば毒投げナイフ、近接戦ではパリィを使う亡者盗賊
・大抵複数匹で襲いかかってくる犬
が同時に出現する点から、序盤としては難易度が高い。
それに加え、トドメとして下へと続く扉の鍵を持つボスは、
このゲームにおける初見殺しポイントの1つとして名高い山羊頭のデーモンである。
ここに手を焼かないプレイヤーは少ないだろう。

不死人(フシビト/ゲーム内用語)

世界の『最初の火』が消えかけたことによって現れるようになった存在。
身体にはその証であるダークリングが浮かび上がり、何度死んでも蘇ることができるが
繰り返し死んでいるうちに次第に考える器官が壊れ、最終的には亡者となって凶暴化してしまう。
これは実際のプレイヤーにも言えることであり、主に同じ場所で死に続けると心が折れて亡者となるとかならないとか。
そのため人の世では呪われた忌み人とされて北の不死院へと送られ監禁されるのが掟となっている。

主人公を始め、ロードランに来ているNPCの大部分はこの不死人。
何度死んでも敵に立ち向かうというこのゲームのコンセプトを設定として生かしたとも言えるだろう。

フラゲ狩り(/略称)

発売日数日前に話題となった騒動
以下、概略。

主要NPCを勝手に倒されたりと散々な目にあった報告がスレに飛び交う中、発売日を待つプレイヤーが
「われわれの業界ではご褒美です!」「羨ましい!」「発売日後も是非お願いします!」
……という台詞が飛び交うところが、よく訓練されたシリーズファンといったところだろう。

ただし、ネットに流れた”証拠”は単なる罪人録のスクショのみ。
動画もなければその後の目撃報告も皆無。侵入者はNPCへの干渉は不可能。勿論公式アナウンスもなし。
問題のスクショにおいても不自然な点が見られ信憑性に疑問が残る。
 
・能力値はオール99にも関わらずレベルは145と中途半端のまま
仮に公式が自由に数値を弄れたとしても、闇霊は自分より上のレベルしか侵入できないので
「狩り」目的ならレベルは1に抑える方が自然であるし、何らかの手段により侵入上限を突破できるなら
中途半端なレベルにする必要もないはず。
 
・アイテム欄に侵入には不要な白ろう石がセット
 
・「オンラインIDがフロム・ソフトウェアの住所」と言われたがスクショの画質が悪いため判読困難
唯一確認できる後ろの数字「31」にしても実際の住所にかすりもしない。
 
そもそもフラゲ自体は何ら咎められる言われはなく、制裁されるとしても一般的にはフライング販売した小売の方なのだが……。

プリシラ(/敵)

半竜プリシラ。
エレーミアス絵画世界の主であり、禁忌である生命狩りの秘術を身に付けた、世界でも稀少かつ忌み人とされる存在。
倒す、倒さないはプレイヤーにゆだねられ、一度敵対すると倒すまで絵画世界から出ることができない。
絵画世界の中では転送もできないため、免罪による改善もできないので注意が必要。
その力と(忌み人として)命を数多の種族から狙われており、絵画世界にて隠遁状態で平和に過ごしている。

敵対した場合は姿を消しつつ手に持った大鎌で攻撃してくる。
彼女が落とす武具はどれも最高の出血属性を持つが、大鎌は禁忌の力により自身にも被害を与えてしまう。
前作の柄無し、妖刀:誠を彷彿とさせるドM武器ながら、相手に与える出血も膨大。
クセは強いものの今後の研究次第では化ける可能性もある。
尻尾を切ることで入手できる彼女の短剣は技量系戦士にとっては強力な逸品。
500という破格の出血性能と闇属性のダメージも与えることが可能なドラゴンウェポンとなっている。
欠点は耐久度が100と少ないことだが、盾の上からでも削りきれる性能から対人などで愛用する人も。

攻撃しない限り存分に眺めることができる。
貴重な獣娘 美人 声が可愛い の三連コンボで攻略目的以外でのお触りを躊躇わせる。
今日もまた橙ろう石による涙が絶えない。

“週刊ゲームの食卓”で語られたところによると、ボツ設定ではヒロインとしてもっと扱いが大きかったらしい。


フロム・ソフトウェア(/企業)

ダークソウルの開発元。
代表作としては『アーマード・コア』『Another Century's Episode』シリーズと前作『Demon's Souls』。
初代プレイステーション発売直後から『キングスフィールド』でデビューし、ゲーム制作会社としての道を歩み始める。
作品に対する尋常ならぬ”愛”ゆえに『変態企業』と呼ばれる事もしばしば。  もちろん褒め言葉である。
各種インタビューによって流行や一般受けよりも「クリエイターが楽しいと思えるものを作る」という信条を持っているようだ。

出る作品は操作系が複雑、ビギナーに不親切な初見殺し多め、回収されない伏線が多いという傾向があり、
結果的に好みが分かれる傾向。ハマったからといって他人に猛プッシュすると嫌われる原因となるので注意。
そんな硬派一徹、ダークな作風ばかりではなく、『METAL WOLF CHAOS』や『NINJA BLADE』といった馬鹿ゲーをはじめ、
CAPCOMの外注で『モンスターハンター』シリーズ外伝作『ぽかぽかアイルー村』を手がけたりと、色々やって(やらかして)いる。

月明かりの大剣(ムーンライトソード)はフロム作品ほぼ全てに登場し、パッチなどはACからのゲスト的キャラクターになる。

フロム脳(-ノウ/ファン用語)

矢鱈思わせぶりなのに結論を出さないフロムソフトウェア製ゲームのファンによくある思考パターン。
小出しされた設定から色々考察して物語性、正当性を見いだそうというとし始めたら初期症状である。おめでとう。
いわいる伏線考察であり、あまりに個々の設定(点)が散らばりすぎているので線でつないでゆくのも大変。
人によっては斜め上の繋げ方をし、それが妙に説得力を持ったりするのでそういった談義はファンの華といってもいいだろう。
(ダークソウルにおいては「スモウ女子説」「ファリス偽物説」等がごく一部で流行(?))
そしてこれほど投げっぱなし設定ばかりのゲームが フロムソフトウェアの平常運転 である。
ただ、公式側の回答は出ない(あるいは最初っからない)だけに結論は人それぞれ。
大事な事なので二度言うと、 公式側の回答は無い ので、熱くなって喧嘩することほど不毛なものはない。

フロム脳が集まって化学反応を起こすとすごい事になるとも言われ、
同じく平常運転だったはずの同社の看板シリーズ作「アーマード・コア 4」がファン間の補完によって
一種の歴史伝記のレベルまで組織同士の利害や人物の意図の考察が進んでいたりする。スモイ!
派生として、夏と冬に行われる薄い本の即売会3日目のようなヤーンな展開を想像するのを「エロム脳」、
「アーマード・コア」シリーズのネタ(二次創作派生含む)に敏感ならば「コジマ汚染患者」と呼んだりする。
ただ、フロム以外のメーカーの作品でフロム脳は自粛しような!ドミナントとの約束だ!

プロロ(/略称)

プロファイルロードの略。ゲーム終了→リロードに過ぎないが使いこなせば攻略の強力な友となる。
活用例としては
・高所から落下した瞬間に→落下直前にロールバック
・敵に囲まれてピンチ→全ての敵が初期位置に戻る
・ボス戦中→ボス霧前に戻る
 
なお言うまでもないがマルチプレイ中は使用不可。

ペトルス(/NPC)

ソルロンドのペトルス。
ゲーム初期から火継ぎの祭祀場に佇む聖職者。
序盤から交わせる誓約や奇跡、タリスマンの販売など、始めたばかりのプレイヤーには割と重要な存在である。
待ち人である聖女レア達が到着すると地下墓地へ向かい、一時的に居なくなるが後に彼だけが逃げ戻ってくる。
残して来てしまったレアの安否を心配し、動揺するなど一見すると普通の人物に見えるが、とある人物から話を聞く事で態度は一変する。


ペトる(/ネタ用語)

聖女レアたんを生存させる為に仕方なくでもないが火継ぎの祭祀場にいるペトルスを殺すこと。
仕方ない、文句は容姿に言え。
関連用語:バナナマン、日村 など


ヘルカイト(/敵)

城下不死街と城下不死教区を繋ぐ橋に出る飛竜。
前作をプレイした人は懐かしさを覚える組み合わせである。
相違点としては体躯が大きいことと近接戦闘が可能なこと、そして尻尾の切断が可能なことが上げられる。
通常ルートとしては橋下を通って安全にやりすごすべきなのだが周回時などは誘い出すことで存分に接近戦が堪能できる。
尻尾の切断は橋下から安全に行え、技量が足りていればロングボウで矢70発前後、
ショートボウで120、技量不足のショートボウだと200発近くで切り落とすことが可能。
ドロップする品が序盤において2倍近くのダメージ値をもつ(初期武器が100前後に対して200)ため、
城下街にいる店員のお世話になる人が多い。

橋下からの狙撃では一定量ダメージを与えるとどこかに飛び去ってしまうのだが、
橋の上で戦うことでトドメまで戦えるようである。
主に周回プレイ時に高火力で一気に畳み掛けるのが望ましい。

また、ヘルカイトは出現、配置に条件がある。


ま行

巻き込み攻撃(/略称)

一部の敵が行う敵味方問わずダメージを与える攻撃、無差別攻撃とも言う。
主にドラゴン系の大型の敵(飛龍の谷の小さな物は除く)、地下墓地や小ロンドで見られる浮遊する頭の爆弾霊が行う。
敵味方を問わないため侵入者にも容赦なく当たる。

尚、小ロンドの爆弾霊は特殊な扱いと成っており、爆発しても周囲の雑魚にはダメージが通らない。
地下墓地の骨は問題なく食らうため、車輪骸骨など厄介な相手を弾き飛ばしてくれることが多々有る。

魔術(マジュツ/魔法)

魔法の系統の一つ。杖を触媒としてソウルの力を顕現させる技術。
主にヴィンハイムの竜の学院で研究されているが、
その道の権威である「ビッグハット」ローガンが知識を求めて此方に来ていたり、
滅んだ魔法大国ウーラシールの魔術を再現できなかったりと、なかなか技術開発に苦悩しているようだ。

ソウルの矢、魔法の武器など、遠近両用かつ攻撃的なラインナップがそろっており、単純に戦いの手数が増えるのが嬉しい。
ただ、飛び道具系の魔術は至近距離が苦手だったり、複数の敵を一掃する範囲攻撃系が少ないところが悩ましい。
また上級魔術を使用するための必要能力値が恐ろしく高い。


魔法(マホウ/システム)

RPGにおける武術的な打撃攻撃と対になる、リソースを消費して放つ特殊行動。詳しくはこちら→魔法
本作では「魔術」「呪術」「奇跡」の3系統があり、それらを総括した呼称となっている。
3系統共通でステータスの記憶力によって増えるスロットの分だけ記憶が可能。装備したものしか使えない。
装備した魔法も、対応する触媒を装備しているときにしか使用できない、回数制限ありといった制約がある。

なお、たまに「魔術」と混同してしまうプレイヤーがいるが、前述の通り魔術は魔法の一系統なので間違えないように注意。

マラソン(/ゲーム用語)

欲しい装備品、楔石の原盤等を求めて篝火〜狩場間をひたすら行き来する事。
欲しいアイテム名と合わせて使うことが多い。例→純刃マラソン(前作)、原盤マラソン(本作)など。
帰りは「帰還の骨片」等で瞬時に帰れるが、狩場までは基本走って移動するしかない上、
何回も、何十回も繰り返し続ける有様はさながら苦しみながらも走り続けるマラソンランナーそのもの。
長時間マラソンするプレイヤーは心折れないように適度な休憩を挟む事を推奨する。

ミルドレット(/NPC)

人食いミルドレット。
よく名前を間違われるが「ミルドレッ

その姿はずた袋をかぶり包丁と鍋蓋のような盾を装備した太ましい女性
ほぼ全裸でありながら驚きの耐火能力を備えており、プレイヤーを驚かせる。
もしかしたら常人には及びも付かないほど激しい発汗をしているのかもしれない…。
しかし耐火能力に慢心してるのか、火の海の中でも委細構わず殴りに行くため
あっという間に壁際に追い込まれ死ぬまで焼かれたりするお茶目な一面も併せ持つ。
クラーグ戦は彼女がいるだけでかなり難易度が下がるのでお世話になった人も多いだろう。

週刊ゲームの食卓の第189回にて語られたところによると、
元はスタッフの一人が使っていたキャラで、それが気に入られたため、ノリで登場したとのこと。

余談だが前作で似たようなMAPで似たような武器を持ったNPCと遭遇する場面があった。
前作プレイヤーならニヤリとしたり、あるいはトラウマが蘇った方もいるのではなかろうか?

百足のデーモン(ムカデ-/敵)

デーモン遺跡にて対峙するボス。呪術主体できたプレイヤーを苦しめる難関の1つ。
ゲームでも稀有な呪術耐性(炎耐性)を持ち、火炎属性の攻撃はほぼ無効化される。
溶岩地帯という悪状況での戦闘となるため、呪術主体でなくとも苦戦を強いられる強敵。

混沌の娘たちが、産まれた時から溶岩に焼かれ続ける弟へと送った指輪(焦げ付いた指輪)が変化したものである。
この弟はデーモン遺跡入り口にいる「爛れ続けるもの」を指し、貰ったはいいがすぐに落として紛失した模様。

虫が嫌いな人は発狂しそうになる生理的嫌悪感を与えてくる。ちなみにムカデとあるが二足歩行である。

鞭(ムチ/武器種)

今作で追加された武器種の一つ。
この武器種の特性として、パリィされず、盾受けされた時に鞭使用者に仰け反りが発生しない優位点がある一方、
パリィ後の致命攻撃及びバックスタブができない、落下攻撃ができない欠点を持つ。
ウィップ・イバラムチと二種類あるが、どちらも攻撃力が低く致命を取ることも出来ないため、火力不足が否めずメイン武器にするには心許ない。
だがパリイをとられない数少ない武器種であり、今後の研究次第では化ける可能性もある・・・かもしれない。

見えない武器・結晶魔法の武器などエンチャントを行うと、武器の軌跡がなかなかに美しい。一見の価値あり。
またイケナイ大人が使うこともある。土下座を持っているとなにかと楽しめる(?)
炎、あるいは神聖強化をして某ドラキュラ城なプレイをしてみるのもまた一興。

免罪(メンザイ/システム)

実行すると、NPCとのマイナス関係が0まで引き戻される。(+分はそのままの模様)
前作で多く見られたうっかりさんの救済策。
ただしイベント等での決定的な敵対関係は直らない。
また蘇生まではしてくれないため、万が一殴ってしまった場合は逃げ切ることが必要。

不死教区、鐘楼の下にいるカリムのオズワルドが行ってくれるが、高レベルであるほど要求されるソウルが多くなる(レベル×500)。
周回することでNPCとの関係もリセットされるため、進行状況によってはそのまま進めてしまった方が無駄が無い。

罪人録の罪状も減らしてくれる模様? 暗月の騎士による復讐が一度は必要かもしれない、要検証。

亡者(モウジャ/敵、システム)

不死人が絶望し、人間性が失われた際に変化する異形の存在。
主に死にすぎたり、考える器官の劣化が原因で亡者化する。
敵として様々な場面でプレイヤーの道を阻む。
今作では頭装備で表情が隠れることが多いため判別は難しいが、大多数の人型の敵は亡者化しているものと思われる。

人間性をその身で浄化し続ける火防女とは対極の存在。

プレイヤーも死ぬことで生者>亡者となり、紫の肌に多少皮がついた骸骨のような外見となる。
亡者状態では一部のソウルサインは出せるものの、侵入方法が限定され、召喚することは不可能となる。
前作におけるHPの減少などは無い。あと口数が減る(攻撃を食らった、死亡での声が違う)。

NPCもイベントの進め方によっては亡者化し、終盤、プレイヤーに襲い掛かってくる。

明らかにおめぇら亡者だろ、というものも2名いるが襲ってくることは無い。(商人の2名)
働く人はそれだけで人間性をもっているということだろうか?(そうなると火防女はとんだブラック企業に…)

持たざるもの(モタザルモノ/生まれ)

ゲームスタート時選べるキャラクターの素性の一つ。

素性も知れぬ裸の人。
棍棒と板切れの盾が装備品のすべて。

と説明書にあるように「すっぽんぽん」という言葉がよく当てはまる。前作で言うところの蛮族。
名前と見た目の強烈なインパクトのせいか発売前から話題になっていた。
初期能力は全て11と器用貧乏なステータス、武器のクラブは初期装備にしては割と良い物だが、防具なしに貧弱な盾と、慣れないうちは色々と苦労する羽目になるだろう。
初見でこの素性を選び、贈り物をなしにした人は一体何人ほど居るのだろうか。いるのならば間違いなくMか変態かのどちらかだろう。
とは言うものの知識さえあればこの素性でも問題なく運用できる。これもダークソウルならではと言えるだろう。

や行

山羊頭のデーモン(ヤギアタマ-/敵)

不死街下層のボスとして登場するデーモン、通称「山羊」。
操作にも慣れ、レベル的にも精神的にも成長したプレイヤーの心を無残にもへし折る。
ガーゴイルを倒したプレイヤーであれば、倒すことは容易いデーモンのはずなのだが、
縦に長く横幅が狭いエリア、血肉に飢えた犬二匹、盾を突き破る強靭な腕力など、悪条件が重なったせいで凶悪な難易度となった。
しかし、攻略法がない訳ではなく、開幕の一発をかわすことが出来れば勝利を掴むことができるだろう。

実はこのデーモンを倒さなくても、別のルートを通ることでメインシナリオを進めることができる。

野犬(ヤケン/敵)

字義通りの犬。下層などに登場するゾンビ犬タイプと、病み村などに登場する火を吹く"混沌の野犬"が存在する。
山羊頭デーモンのお供として登場、最下層ぬかるみのある場所に登場、病み村の厄介なポイントで登場してプレイヤーを袋だたき、等等配置がいやらしいことが多いためトラウマになったプレイヤーも多いのではないだろうか。

登場する場所も厄介だが、野犬自体が
・突進攻撃が素早い上、複数匹で一気に飛びかかってくることが多い
・サイズが小さいため、ロックしていると刺突攻撃があたりにくい
・こちらがボタン押したのに合わせて攻撃する為、野犬の攻撃をガード後でないと攻撃があたりにくい
という厄介な特性を持つ。とはいえ耐久性/強靭度は高く無いので、慣れれば盾をかまえつつ横に薙ぐタイプの武器でもあればそこまで苦労はしない。

ちなみに病み村のゴンドラを動かしているのは混沌の野犬である。
週刊ゲームの食卓で語られたところによると、最初はバジリスクの予定であったらしい。

病み村(ヤミムラ/地名)

木で組まれた不安定な足場、延々と広がる毒沼…。前作の腐れ谷のトラウマが甦った人も多いはず。
やたら強い巨漢亡者、数発当たると猛毒状態にされる吹き矢の蓑虫亡者、火を吐く混沌の野犬、無限湧きする羽虫などなど
狭い足場や毒沼と合わせてこっちを殺す気マンマンなマップである。

更に、この沼地を抜けた先は卵背負いがいるエリア。こういうのが苦手な人にとっては拷問以外の何物でもない。
現在は何らかの影響で病が蔓延し、全ての敵が更に異形化している。

勇者様(ユウシャサマ/ゲーム用語)

勇猛果敢な戦士である勇者を、あえて様付けで呼ぶことで侮蔑の意味を込めた言葉。
後先考えずに突っ込んだり、自分こそ最強だと誇示するプレイをすると送られてしまう称号。
その判別はオンラインゲームそれぞれで異なる。

本来の意味としてはソラールさんあたりにふさわしい呼び名。


ユルト(/前作NPC)

デモンズソウルに登場した暗殺者「沈黙の長ユルト」のこと。
その溢れ出る魅力はプレイヤーを虜にし、キャラ人気はデモンズ1、2を争う程と言っても過言ではない。
有名な台詞に「ダイスンスーン」「貴公…」がある。

本作においては、黒騎士がその名称が判明するまで「スーパーユルト」などと言われており、
(ユルトの代名詞は兜の登頂にあるウサギの耳のような角のパーツであり、それと似ていたのが由来)
判明してからもやっぱりスーパーユルトと呼ばれている。また実際は全然スーパーじゃなかったため「偽ユルト」とも呼ばれる。
さらに装備品や振る舞いなどがまさにユルトをリスペクトした「女神の騎士ロートレク」は「金ユルト」と呼ばれている。

緩やかな平和の歩み(ユルヤカナヘイワノアユミ/魔法)

地下墓地にて入手可能な、説明文に防御系と書かれている奇跡。
唱えることで一定時間、回りの敵対する相手の動きを大きく制限する。
  • 回避行動不可能
  • 鈍重
ただし攻撃は変わらずできるため注意が必要。
「おだやか」ではなく「ゆるやか」、略称は「平和」「歩み」など。

説明文からも多くの人が勘違いしてしまった魔法、正に奇跡。

晴れて2011.10月に公式に強すぎると認定され、ver1.04で調整の対象に。
ver1.04においては効果範囲が非常に狭まり、発動時間も10秒と大幅に弱体化した。

幼生スケルトン(ヨウセイ-/敵)

かわいいよね。
そんな事はさておき、巨人墓場に出現する赤子の骸骨。
彼らがドロップする人間性は、出現してもごく短時間で消えてしまい、拾得が間に合わないこともしばしば。
オンラインプレイと蜘蛛姫のために乱獲される悲しき存在。
ただし、数の暴力と低身長、復活する場所が足元周辺となるため追加の猛毒もあり、たびたび事故が起こる。
油断せず、慎重に、かつ手早く回収するため長物などの範囲武器で狩られることが多い。

それにしても、「人しか持ちえない」と言われる人間性を彼らが度々落とすということは…。あまり考えないほうがよさそうである。

なお、デモンズソウルでも「赤子」と呼ばれるエネミーが存在し、それらもデモンズにおける復活用アイテム「儚い瞳の石」を落とすなど、共通点が見られる。

四人の公王(ヨニンノコウオウ/敵)

小ロンド遺跡の奥、深淵で戦うことになる敵。
悪名高い古いダークレイスの4人だったが、3人の封印者によって封印される。
現在では2人の封印者が去り(一人は病み村で遺体になっている)、一人残った封印者が監視している。
かつては小ロンドを導いた偉大な人物であり、それ故にグウィンから王のソウルを授かった。

小ロンドに残った封印者であるイングウァードの話によれば、闇撫でのカアスにそそのかされ、闇に堕ちたという。

周回を経るごとに目に見えて強くなると評判のボス。
掲示板などでは「ハム王」と呼ばれることが多い。(公>ハム)

四騎士(ヨンキシ/人名)

グウィン王に仕えた四人の騎士。
「竜狩り」オーンスタイン 象徴は獅子
「深淵歩き」アルトリウス 象徴は狼
「鷹の目」ゴー 象徴は鷹
「王の刃」キアラン 象徴は雀蜂
このうち、アルトリウスは現代では既に故人となっており、生存が明確なのはオーンスタインのみ。
他の二人の生死に関してはゲーム中明確に描写されていない。(アルトリウスの墓の裏の死体がキアランとの説がある)過去のウーラシールで殺害すればそこで死んだことになるが…。

それぞれに対応した指輪が存在しており、
装備することで、四騎士の技能をその身に宿すことが出来る

ら行

落下死(ラッカシ/用語)

本作における死因の一つ。
高いところから飛び降りると落下時間に応じたダメージを受けるが、余りにも高すぎたり足場のない奈落に落ちると
残り体力に関係なく即死する。
前方不注意、敵やトラップに弾き出されて、あからさまな崖っぷちのアイテムに釣られて……など
理由はたくさんあるが誰もが一度は経験したに違いない死亡要素であり、
初心者から上級者を問わず数多くのプレイヤーを文字通り絶望のどん底へ叩き落としてきた。

デモンズから続くシビアさを象徴する要素ではあるが、それはプレイヤーだけに向けられたものではなく敵も同様に落下死する。
歩行型の敵は言うに及ばず、飛行攻撃を持つ飛竜やベルカの鴉人、果てはエリアボスであろうと足場を踏み外せば問答無用で死ぬ。
重力とは非情なのだ。

リカール(/人物)

不死の王子リカール。
物語にもなった、とある王家に生まれ不死となった人物。
ゲーム内ではリカールの刺剣でその名を知ることができる。
詳しいことは何も分からないが、物語になるからにはなかなかの有名人なのかもしれない。

しかしゲーム内ではあまり人が来そうもない塔に引きこもり、階段上に陣取るも弓の攻撃を床にあてるドジっ子。
装備も刺剣以外は特にない寂しい存在である。
北に旅立った王子の人知れぬ結末がこれとはなんと悲しいことだろうか。

リスポン(/略称)

リスポーン:Respawnのこと
Respawn:再発生=復活の意
篝火にあたって敵が(復活=リスポン)する、自身が死んだあとリスポンするなどと言う。
逆に序盤の黒騎士・ハベルの戦士・バーニス騎士など一度倒したあと復活しない敵はリスポンしないということ。

リッケルト(/NPC)

ヴィンハイムのリッケルト。
小ロンド遺跡で牢に引きこもりつつ、魔法鍛冶を行ってくれる魔術都市ヴィンハイム出身の男。
鍛冶屋でリッケルト、さらに奥に居る幽霊を切った時の水を斬るような手応え……某ダークファンタジー漫画を連想してしまいそうだ。
ちなみに前作デモンズソウルでも所々(竜骨砕き等)に某漫画の影響が見られる為、今作でもオマージュとして仕込んだ可能性は高い。

竜の学院(リュウノガクイン/地名)

ヴィンハイムにある魔術の学院。同国の実質的な支配者。
ソウルを扱う魔術が中心であり、その有り様は亡国ウーラシールの関係者に「頑なで理論的」と評される。

魔術師装備の説明に「正規の魔術師達の多くは学院の学びに誇りを〜」と記載されており
厳格な学院であることが想像できる。
しかし魔法の武器の説明を見ても分かる通りその門戸は魔術師以外の者にも開かれているようだ。
また国の実質的な支配者である為、一部の魔法や装備にその暗い面が表れてもいる。

竜霊(リュウレイ/システム)

字面的にドラゴンレイスなのだろうか。
未クリアのエリアにある古竜の片鱗に触れ、召喚すると現れる。召喚される側は古竜の瞳を使い、サインを出す。
竜のウロコを所持していないと片鱗を見ることはできない、勝利した側が竜のウロコを1枚得る。(奪われるわけではない)
竜頭石、竜体石を使うと竜人間になることができる、竜体石を2度使うと白い火を吐ける(炎ダメージはない様子)。
これもダークレイスやリベンジレイスと別にカウントされるのかもしれない。

レア(/NPC)

ソルロンドの聖女レア。
使命を帯びてやってきた白教の聖女。人見知りで目立たない性格。
鐘を2つ鳴らした段階で登場し、お供2人を引き連れて巨人墓場へと向かう。
しかし人の良い彼女はパッチに騙され巨人墓場で遭難。その際に2人の護衛を失ってしまう。
すべてを無くした彼女は救出後に教区で亡者のために祈りをささげる日々を送っていたが…

奇跡だけしか取り柄がなく人の良い彼女は何かと蔑まれていた的な趣旨の言葉を本人から聞ける。
ご多分に漏れずいろいろと報われないルートが多い。


レイス(/システム)

霊体。
白いサインろう石を使って召喚サインを出し、それを他の世界の生者が拾うことで召喚される。前作の青ファントムに当たる。
レイス側のデメリットはエスト瓶が使えないこととアイテム取得が無いことだけで、
死んでもソウルなどをロストすることはない。
攻略成功による恩恵もあるため積極的にやってみると良い。
レイスが二人いる時にダークレイスが侵入してきたら全員でボコボコにしましょう。
いいんです、相手はダークレイス。敵なのだから。

尚、どのレイスも攻略の成否以外に「決別の黒水晶」を使うことで元の世界に任意に戻ることが可能。
レイス(白)のみ、呼び出したホストが使うことでも帰ることができる。

また生者だとボス前にNPCの召喚サインが落ちていることがある。役立たずだったり、強力なサポートをしてくれたりと様々。

レンドル(/人物)

騎士王レンドル。
バルデル出身でアノール・ロンドを目指した人物の一人。
バルデル装備の説明や、センの古城の心折れた商人からチラリとその名を聞くことが出来る。
ゲーム内で会う事も無く詳細は不明。
商人によればアノール・ロンドに辿り着く事は出来なかったらしいが真偽は定かではない。

バルデル装備をまとった亡者共は王と共に来た騎士達の成れの果てなのだろうか。
ちなみに換金アイテム「銀の硬貨」の図案は彼である。

ロイド(/人物)

主神ロイド。
グウィン王の叔父にあたり、レアやペトルスらの奉じる白教の信仰対象。
不死を狩る者であり、ロイドの護符には不死の宝たるエスト瓶の効果を封印する力がある。
彼の騎士たちもまた不死人を狩り、北の不死院へそれを送還するという。

白教の信仰者が不死になると、ロードランへ篝火を広める旅に出る使命を受ける……らしいのだが、
これはおそらく不死人に最初の火を継がせるために、ロードランの巡礼者を増やしているのだと思われる。
きたないなさすが主神きたない。
ちなみに換金アイテム「金の硬貨」の図案は彼である。

ローガン(/NPC)

ビッグハット ローガン。
魔術都市、ヴィンハイムの偉大なる魔術師。
巨大な帽子を被った如何にも魔法使いといった白髪に髭の老人。
魔術の研究のために知識の眠る公爵の書庫を目指しロードランへと旅立った。
姿を消すたびどこぞの牢に囚われている。
プレイヤーに強力な魔術を販売しており、条件を満たすと後半で更に強力なものを期間限定で販売してくれる。
魔術師を目指すプレイヤーにとっては無くてはならない存在であり、
彼の近くには「先生」といったサインが多く見られる。

問題として大きな帽子にすっぽりと覆って座るため非常に見つけづらい。(全てを遮断して集中しているらしいが)
気づかずに殴っててソウルの槍をぶち込まれる人も多い。

またイベントの進行度により狂人化して襲ってくる。


ロードラン(/地名)

本作の舞台。選ばれた不死だけが巡礼を許される、古き王たちの土地。
その最深部には『はじめての火』が灯された最初の火の炉がある。
現在は『はじめての火』が消えかけていることの影響をモロに受けているのか時空の流れが澱んでおり、
内部は凶暴な亡者やデーモンたちの巣窟となっている。


ロートレク(/NPC)

女神の騎士ロートレク。自らを抱きしめるかのような装飾の金色の鎧が特徴的な騎士。
城下不死教区のあるところに囚われており、助け出すと有益な情報をくれたり、白霊としてボス戦を手伝ってくれたりする。だがその後の彼の行動はプレイヤーの怒りを買うのみ。

上述の沈黙の長ユルトとキャラや武器がかぶる事で「金ユルト」と呼ばれてしまうかわいそうな御仁。
彼の愛され系装備の説明からは、これまでの苦悩の歩みが見て取れる。

わ行



英数字

Demon's Souls(/前作)

デモンズソウル、デモンズ、DSとも(DSはダークソウルと重複するので使用されない傾向)。
ダークソウルの前身にあたり、「(ダークソウルの)前作」といった場合、この作品を指す。

基本的なシステム、操作は本作と同じ、というか本作に手堅く継承されている。
が、楔の神殿という拠点を中心に5つのエリアとその中の小さなステージを攻略する面クリア方式であるなど、
ある程度とっつきやすさが重視された作風が印象的といえる。

流行から外れた雰囲気・難易度設定などからあまり注目度は高くなかったものの、
口コミ、各種コミュニティによる盛り上がりによって粛々と売り上げを伸ばし、
特に海外では「Kill Zone 2」「Uncharted2」「Left 4 Dead 2」といった大作と時期を同じくしつつも
『Game of the Year』に輝くなどの栄冠を成し遂げた。

「マゾゲーに数えられる難易度。だけど楽しくてやめられない」
「ほぼノーヒントだからこそ答えを自力で獲得する嬉しさがある」
そう評されたエッセンスはこのダークソウルにも受け継がれている。

注:前作ファンをニヤけさせるためか、共通・類似したワードや設定がぽつぽつと出るが、本質的には別物ということに留意されたし。

くわしくはこちら。
デモンズソウルwiki:http://wiki.livedoor.jp/demons_souls/

DLC(/略称)


古い時代
タイトルはまだ判かれず、霧に覆われ
闇色のPVとSSと、朽ちぬ噂ばかりがあった

だが、いつかはじめてのE3がおこり
E3と共に差異がもたらされた
実装と見送りと、希望と絶望と、そして、有るよと無いよと

そして、幾匹かの、闇から生まれた噂たちが
バンナムに惹かれ、DLCのソウルを見出した

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しかし、2012年10月25日に追加要素「DLC ARTORIAS OF THE ABYSS」が配信されることが決定した。

PS(ピーエス/ゲーム用語)

PlayerSkillの略。ゲームの腕前。
装備やレベルでセオリーを無視してもPSさえあれば何とかなってしまうのがこのゲームの良い所でもある。

PvP(/略称)

Player versus Player(プレイヤー・バーサス・プレイヤー) の略。
プレイヤーが操作するキャラ同士が戦うことをさす。
ダークソウルでは【侵入】と言う専門用語があるためあまり使われない。
だが、侵入プレイもPvPであるためダークソウル以外のMMOを好む方はこちらの略称で済ます場合も多い

RP(ロールプレイ/略称)

誰かになりきって遊ぶこと。
今作では8割のNPCが装備している武具を落とし、プレイヤーは同じ格好に全身を固めることができる。
男女ともに声質と顔つきだけが相違点なこと、フルフェイスが多いことからもキャラを問わず成り切ることが可能。
比較的、性能が劣るものも多いが黒金糸一式(魔女)、ハベルシリーズ、上級騎士、太陽(ソラール)などは人気が高い。
敵でも人型であれば大抵の装備品が手に入るためそういった物で固める人も多い。

いわゆるコスプレではあるがco-opやPvPで見かける機会が増えた。
また、PvPにおいては新たな可能性を見せてくれることも・・・。