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ゲーム概要

制作:セガ(AM3研)・1995年
基本ルールは他の落ち物パズルに倣い、2個一組で降ってくるブロックを回転・操作し積んでいくスタイル。
同色のエサブロックと動物ブロックを食いつかせて消せば、その量に応じて相手にブロックを送り込める。このゲームに相殺はないので、同時に送り合った場合もブロックが減る事は無い。
お助けアイテムとして【コイン】があり、コインを置いたブロック及び同種のブロックが全部消える。(同色ではない。骨に置いたら骨だけ消える。)コインの出現タイミングは26手目と決まっており、言い換えれば25手以内に連鎖を発動させないと連鎖もコインももったいない。
フィールドの大きさは横6×縦11の計66マス。最上段の中央2マスのどちらかが埋まった時点で負けが決定する。つまり65ブロック以上送れば問答無用で即死。

楽しむポイント

  • 高い攻撃力を出すためのコツをつかめば、勝負は一撃で決まる。大量消しか大連鎖か、もしくは2つを上手く組み合わせて、出来る限り最短で即死を目指す工程がこのゲームの醍醐味。
  • ブロックの配分が偏りやすい為、自分の得意な組み方が出来なかったり、パンダが永久に来ない為に組んだ連鎖を崩さざるをえないシチュエーションなんかはよくある事。連鎖の積み方や小ネタの引き出しの多さ、計画通り行かない時の対応力・修正力がこのゲームで安定して勝つための鍵。
  • 食べ物に対する感謝の心が学べます。お子様への食育に。

ごはんのたべかた(ブロックの消し方)

降ってくるブロックは4色。それぞれが【エサブロック】と【動物ブロック】に分かれており、エサブロックのみ、あるいは動物ブロックのみで何個集めても消える事は無い。同色のエサブロックと動物ブロックが縦あるいは横で隣り合った時に、動物がエサを食いつく事で初めて消える。対応ブロックは犬⇔骨(青)兎⇔人参(赤)猿⇔バナナ(黄)パンダ⇔笹(緑)
この時、エサブロックが縦・横に繋がっていればまとめて食いついてくれるし、同時に複数の動物ブロックが同じエサブロックに触れれば、それぞれの動物が同量のエサを食べたとみなし、倍々で計算される。

消えたブロックの量や連鎖数に応じて攻撃力が発生し、相手側のフィールドにブロックを送って妨害する。いわゆるお邪魔ブロックのようなものは存在せず、エサ・動物ブロックがランダムで降ってくる。この時に同色のエサ・動物ブロックが隣り合った場合はその時点では消えず、次のブロックを置いた後に消える。

おいしいごはんのたべかた(効率的なブロックの消し方)

どういう消し方が効果が高いか知るために、まずは攻撃力の求め方を知ろう。

カロリーけいさんをしよう(攻撃力計算式)

相手にブロックを送る攻撃力、これはごく単純な計算式で成り立っている。

【(動物が餌を食べた数+1)×連鎖の段数】を各動物ごとに計算して加算していき、修正値として-2する。

+1」としたのは動物自身も計算に加える、つまり動物も含め消えたブロック総数が計上されるという事。エサ数だけ数えるミスは特に複数動物を絡めたときに起こしやすいので注意。「修正値」とは、単発消し(動物1+エサ1)の攻撃力を0とするための、ゲーム内部での計算。ゲーム上では1連鎖ごとに攻撃力の合計値が表示されるので、1連鎖目の時点で修正値を考慮するのが正しいが、最終的な数値だけを求めるなら最後にマイナスしても構わない。

わいるどなごはんのたべかた(大量消しに関するポイント)

同種のエサブロックは縦横に連結させておけば、動物が食いついたときにまとめて消えてくれる。また、同じエサに複数の動物が同時に食いつけば、どの動物も同じだけのエサを食べたとみなされ攻撃力は2倍3倍……と換算される。注意点として、別色ブロックは当然として、同色の動物ブロックでも間を遮られればエサに食いつけない事。

動物を複数絡める消し方は事前の準備が不可欠。「動物の塊」「エサの塊」の他に「動物とエサを仕切る別色のエサ」が必要。場合によっては動物とエサの隙間を埋める「追加エサ」を仕切り用エサの上に用意する。エサが全ての動物に触れるように段差計算をしっかりと。仕切り用のエサを必要としないパターンもある。(連鎖しない分攻撃力は下がるが単発消しよりはマシ)

えれがんとなごはんのたべかた(連鎖組みに関するポイント)

発火条件さえ揃わなければいくらでもブロックを繋げられるので自由度は高い。ただしそれは目的のブロックが来なければ発火できないということでもある。
効率という点だけに着目すれば大きなエサの塊を消費するのは連鎖の後半であればあるほど効果的であり、連鎖の前半部分は言ってしまえば導火線みたいなもので、必要最小限で構わないともいえる。(点火のしやすさという点では事情が変わってくるが)

もっとおいしいごはんのたべかた(ブロックの組み方研究)

では実際にどのように即死レベルまで連鎖を組んでいくか、この一番単純な階段積み2連鎖に積み足していく形で説明していく。

横に連鎖を伸ばす

このまま階段積みを続けていくのが一番手っ取り早い。出来るなら動物を下にすると、あとから餌を積んでいける(餌の方が来る確率が高い)。動物が上の場合は餌を積みにくくなるが、あとから動物を追加して複数食いを狙っていける利点もある。
 

縦に連鎖を伸ばす

階段積みの上に色順に合わせてブロックを置けば連鎖や同時消しを狙える(下側に動物1・上側に餌2が最効率)。この縦連鎖で消える範囲を把握しておけば、横1列ずらした階段積みでさらに連鎖を繋げられる。
 

無駄食いをしない心がけ

ブロックの順番・組み合わせによっては活用しにくい場面も出てくる。特に同色の動物・餌の組み合わせは難しい。それでも動物の無駄食いは出来る限り避けたい。今後一切その動物が来ないとも限らないからだ(そしてそんなパターンはよくあることだ)。段差を利用してブロックをちぎる、階段積みからはさみ積みへ移行する、少し離れた位置に置いて後でフォローするなど、消さずに済む方法を模索して欲しい。

より確実に発火する為に

十分な連鎖を組み終わって、さて発火という段階で相手の攻撃で発火点が埋められたり、発火用のブロックが来なかったり、そういったアクシデントを回避する手段は用意しておきたい。
  • 発火点を上に伸ばす
  • 両面待ちで待ちブロックを増やす
  • 発火ルートを複数用意する
  

おいしいおやつのたべかた(小ネタ・TIPS)

ネクネクネ(+ク)

このゲームにおけるネクスト表示は、5ブロック(=2手先+3手先の半分)までとなっている。この際、表示のされ方が1P側と2P側で異なる。例としての順で並んでいるとする。この時の表示のされ方は以下の通り。

3手目の半分づつが1P・2P側で分かれて表示される形となっている。これを利用して、試合開始前に【自分側の5ブロック+対戦相手側の5ブロック目】の計6ブロックを確認する事で3手目を完全に把握し、少し余裕を持って最初の置き方を考えられる。

大事な部分が隆起してても大丈夫

おじゃまブロックの落下パターンに関しては詳しくは分かってませんが、唯一判明してるのは、ブロックの落下口付近は最後に埋まるようになっているので、ギリギリまで積んでも自爆することはありません。動物だから大事なところが立ってても犯罪じゃありません。ただ1点の注意事項として、ブロック落下口2マスの左側(フィールドの左から3列目)がギリギリまで埋まっている場合、その場でブロックの回転が出来ない仕様になってます。動物だからって最後の一線を越えてはいけません。

セット数(二本先取、三本先取)に設定変更する方法

動画


参考リンク

ばくばくアニマル連鎖シミュレータ
  • 右上にある置きたいブロックのボタンをクリック→フィールドの置きたい場所をクリック。消したい場合は空白(enpty)ボタンをクリック後に消したい場所をクリック。連鎖を組んだらstepボタンで連鎖開始。
  • 古いIEだと正常作動しない(WindowsXP・IE8で確認)ので他のブラウザを使おう。
  • backボタン・all clearボタンを押さないと、連鎖数&おじゃま表示、(表示されてないが)連鎖倍率が残ったままになる。全消し連鎖をした後に気づかず続けて連鎖を組むと計算が狂うのでbackボタン・all clearボタンはその都度押す事。連鎖終了後にリセットされる様になりました。stepボタンの押し過ぎに注意。意図せずリセットしてしまったら慌てずbackボタン。
けんじーさんのばくばくアニマル解説
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元覇者()のばぐばぐアニマル講座