極めて容赦のない描写がメインになりますので、耐性のない方、および好きなキャラが残酷な目に遭うのがつらい方はご遠慮ください。

618 :名無しさん@ピンキー:03/10/12 14:53 ID:UK4h4nlG
男たちは、アイラ煎眠り薬をかがせ、建物の中に連れて行った。
目が覚めると、そこは、密室のようだった。

その次の瞬間、あいらは、激痛に襲われていた。
恐る恐る後ろを振り向くと


620 :ROM選:03/10/16 05:00 ID:op5cJB/M
>618
本来目に映ってくるべき二本の脚が、そこにはなかった。
痛みは確かに膝からきている。
ただ太股から下が妙な金属の筒に成り代わっており
こびりついたどす黒い血とともに鈍い輝きを放っていた。

激痛と吐き気が継続してアイラを襲う。
涙と血で汚れた自身の顔に気づくことも無く、
すぐにでも崩壊しそうな正気を必死に保ちつつ、
アイラは自身に何が起きているのかを確認し続けた。
だが


誰か続きよろw


621 :名無しさん@ピンキー:03/10/16 21:13 ID:cpMrA1qX
幾ら自分に問いても答えなど出る訳も無く
ただ、現実を直視する他無かったアイラの双眸からは
無意識の内に熱い何かが止めども無く流れていくのを止めようが無かった。
「わ……私の脚、脚が……!?」
手で傷口を触れようとした瞬間、石床に響く靴音が聞こえた。
それは間も無く部屋の前の扉の前で止まり、ゆっくりと開かれた扉から
三人の男が燭台を持って入ってきた。痩せていたり肥満してたりと様々な
容姿だが、共通しているのは如何にも卑猥な笑みを浮かべてアイラを
見下ろしている事だった。
アイラが口を開く前に、男の内の一人が言った。
「よう。大人しくしていたかい? 勇敢なイザークの王女様。ヘヘへ……」
せせら笑いで締めた如何にも嘲笑する風な言葉に、美しい眉を歪めたアイラは
「き、貴様らっ! 私に何をした!? ここはどこだっ!」
強く吐き出す様に詰問するアイラを眺めながら他の二人の男が返す。
「はあ? 自分の状況もつかめないほど混乱しているのか?日頃の冷静さは
 どこに行ったんだかね」
「まあ、そう言うな。足無しになれば誰しもがこうなる物さ。これでまともな
 人間では無くなった訳だが、感想はどうかね?」
アイラの美貌が固まった。いや固まらざるを得ないだろう。
今まで当たり前のように存在していた二本の脚を失った。それは剣士失格の
烙印を押されたも同然だったからだ。


636 :(゚∀゚)b*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜ ! ◆W/StKwkmmA :03/10/21 14:41 ID:GqaScib8
>621の続き

今まで味わった事の無い絶望感に身を震わせながら、アイラは
本能的に危険から逃れようと身を起こそうとした。
「おや? こいつ何しようとしてるんだ?」
アイラの緩慢な動作に気付いた男が素早く抑え、部屋の隅に追いやる
「ははぁ…逃げようと言う魂胆か。芋虫の分際でよくやるぜ」
今のアイラを芋虫と揶揄した肥満男が、懐から何やら取り出し
黒光りするそれをアイラの眼前に突きつけた。鉄の首輪だった。
「ちょっと歩くんでな。逃げないようにこれを嵌めて貰うぜ」
言い捨てた男がアイラの頤を上げて頑丈そうな鉄環を装
させようとすると、当然ながらアイラは激しく抵抗した。
「やめろっ! 私に触れるなっ!」
左右に顔を振るも、側にいた男に艶やかな黒髪を鷲掴みにされ
ささやかな抵抗も封じられたアイラの首に鉄と鉄が触れ合う
無骨な音と共に、無情にも環が嵌められた。
「よし、これでいい。何か犬みたいだな」
「けっ! 足無しの犬なんて飼う奴いねぇよ!」
「ちげぇねぇや。それじゃ、ここを出て目的の部屋に行くか。あのお方も
 さぞ待ちわびているだろうしな」
どうやら、この男達の雇い主か何かの元に連れて行こうとしてると
判断したアイラが違和感を覚える首を幾分でも動かしながら訊ねる。
「き…貴様らを操っているのは誰だっ! 私をどうする気だ」
訊ねると言うには語弊がある怒声を受けた男達だが、特に気にする風も
無く、鉄環の鎖を引く。
「今に理解できるさ。嫌と言う程な……へへ」
扉の側で控えていた男が開き、それと前後してアイラを引き回す役目の
二人が躊躇するアイラの背中或は臀部を足蹴にして歩かせる。
尤も、美脚を失われたアイラには、手で這い蹲るようにしなければ
前に進む事もかなわぬのだが。


639 :死を詠む詩人:03/10/24 16:38 ID:30PHLyFT
636の続き
所々に備え付けられた松明の炎が照りつける回廊を三匹の野獣に
引き回される様にされるアイラは注意深く目線で周りを見回した。
四方石造りの壁には染みや苔がこびり付き、一種異様な雰囲気を
かもし出していたが、それ以上に不気味なのが自分をどこに
連れて行こうとしているのかが一切不明な事だった。
男達に訊いても無駄なのは分りきっていたし、このまま解放される
訳が無いのは自明の理だから尚更だ。
(……例え知り得たとしても、今の私には……何も出来ない)
ある意味自暴自棄とも取れる思考を描きながら、鎖を引かれるままに
不自由な両手での歩行を強いられたアイラ…その双眸からは言い知れぬ
無力感からか、一、二滴の涙が頬を伝って石床に落ち新たなる染みを作った。

「さあ、ついたぜ」
男の声と共に動きを止めたアイラが見上げると、頑丈な鉄製の扉が視界に入り
一時、間を置いて、ここが男たちの言う目的の部屋だと認識した。
「ここは……?」
洩れるような小声で訊ねるアイラに肥満男が返した。
「入れば理解できるぜ。嫌と言う程な……ヒヒ」
下卑た笑みをこぼす男の顔に嫌悪感を感じたアイラを余所に、
痩せ気味の男が扉についている覗き窓を開けて中に向かって一声かける。
「おい、例の女を連れて来たぜ」
その呼び声に応じて、中の者らしいのが顔を覗かせ応じるように首を振った。
目の部分に二つの穴が開いた黒頭巾を被ったそれを垣間見たアイラの脳裏に
不吉な予感が走って間も無く、扉が音を立てて開き、それど同時に鎖を
引かれて中に入る様促される。


640 :死を詠む詩人:03/10/24 18:24 ID:30PHLyFT
両手を動かそうとした瞬間、若い女性の声がアイラの耳に入った。
聞き覚えのある声…いや、つい少し前まで頻繁に聴いていた声と気付くのに
さほど時間はかからなかったが、さりとて手を止める訳にも行かず
引かれるがまま中に入っていった。
「侯爵。連れて来やしたぜ……へえ? それが例の天馬騎士で」
男の言葉に危惧を抱いたアイラが顔を上げると、屈強な風の黒頭巾を被った
男二人に左右の腕を掴まれている女性が視界に入り、それと同時に美貌が
一瞬にして凍りついた。

「フ……フュリー!?」
「アイラ……様?」

アイラの名を出した女性───深緑の艶やかな髪を長く伸ばし、幾分
細身の肢体の上に肩当胸当を装着した、アイラに劣らぬ─いや、それ
以上とも言える儚げな趣を感じさせる美麗な女騎士が怪訝そうに顔を
向けると、仲間であると同時に尊敬の対象であった王女の変わり果てた
姿に驚愕の色を隠せず、今しがたまで面を合わせて睨み合っていた
眼前の男に対して、今までに無い強い口調で言った。
「な……何故アイラ様にこのような酷すぎる事を……!? 
 この様な残酷な振る舞い……決して許される物ではありません!」


641 :死を詠む詩人:03/10/24 18:26 ID:30PHLyFT
五体満足の方がいいと思いフュリーを出しました。
と言うか、こちらの方がメインディッシュなので(w
手足切断と強姦は禁忌なので、その所を宜しく。


651 :649:03/11/10 11:52 ID:943hYCbc
>640
フュリーは、いつも護身用に携帯していた、細身の剣を、スカートの端から抜いた。
「うわああああああ!」
声を張り上げ、勇敢にも男に向かった。
どつっ
なにかが切られて、張り裂けるような音。
ばしゃっ、液体が跳ねる音。
アイラは、その残酷な光景を直視することが出来ず、顔を背け、目を閉じた。
フュリーの、将来は子供を孕むのであろうその腹部に、鋼の槍が刺さっていた。


652 :名無しさん@ピンキー:03/11/10 13:24 ID:T24TfGnW
>651
かに見えた。実際は鋼の槍の先端で止まっていたが
一度は死を覚悟したフュリーには意外な事だった。
(…………!?)
怪訝そうに男を見るフュリー。男は無表情のままで
顎をしゃくる。その方向を向いたフュリーの美貌が
驚愕に凍る。
三人の下男に囲まれていたアイラの咽喉元に短刀が
今にも突き刺されようとしていたからだ。


653 :名無しさん@ピンキー:03/11/10 13:52 ID:T24TfGnW
>652
「アイラ様っ!? 辞めてくださいっ!アイラ様に手を出さないで!!」
細身の剣を持ったまま立ち尽くしつつ叫ぶフュリーに男は平然と声をかける。
「先に手を出したのは貴女でしょう。場を弁えていただきたい物ですね。
 万一の保障にと思いイザークの物を一緒に連行しておいて幸いでした」
微笑を浮かべて口を動かす男の指の合図で、下男がアイラの黒髪を掴み上げ
咽喉に短刀の先端が刺さる様をフュリーにまざまざと見せ付ける。
「………!!」
狼狽の色を隠せないフュリーを愉快そうに見ながら男が持っていた鋼の槍を
床に落として、数歩フュリーに近付く。
「どうです? 今の私は無防備ですので、貴女が持っている細身の剣を
一突きすれば逃げられるでしょう。ただあの者たちがイザークの物の咽喉を
掻っ切るのが先か、一つ試してみますか?」
遠回しに脅迫する男の言に逡巡するフュリーを見かねたアイラが大声を放った。
「フュリー! 私のことは構わず奴を殺してお前だけでも逃げろっ!
 どの道私はこの様な姿にされたのだ。おめおめと生き恥を晒したくは無い!」
「黙れ! この雌犬風情が偉そうな口聞くんじゃねぇ!!」
下男が反抗するアイラの腹を蹴飛ばし転ばせると、他のも同様に床に倒れて
起き上がる事も出来ぬアイラを叩き、或は足蹴にする。


654 :名無しさん@ピンキー:03/11/10 14:27 ID:uR2AHFdI
「やめてっ! アイラ様に乱暴はしないで下さいっ!」
凄残なリンチの場面を見せ付けられたフュリーの哀願を
心地良く聞きながら、男が言った。
「では、その剣をこちらに渡していただきましょう。その様な物騒な物
 貴女の様な麗しい女性には似つかわしくありませんよ」
鳥肌の立つのを覚えながら唇を噛むフュリー。しばしの間を過ぎると
細身の剣を男の足元に落とし、今までとは違って少し震え気味の声で言う。
「……これでいいでしょう。さあ、アイラ様を放しなさい」
満足げな表情の男が細身の剣を拾い上げ、ゆっくりと眺めつつ感心したように
「ほう? これはよく手入れをされている。騎士の嗜みですか?」
場違いな言葉とふざけた口調に怒気を露わにしたフュリーが
「そんな事は関係ありません。早くアイラ様を解放しなさいっ!」
「解放……? 貴女は勘違いをされていますね。私は乱暴を止めるとは
 言いましたが、ここから解き放つとは一言も言った覚えはありませんが」
「………!!」
口車に乗せられたと悟ったフュリーの頬に怒りの余り朱色が映ったのを
見た男が条件を加える。
「……そうですね。他に武器を隠し持っていないか調べるために
 身に纏っている物を全て引き渡していただきますか」
×

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