極めて容赦のない描写がメインになりますので、耐性のない方、および好きなキャラが残酷な目に遭うのがつらい方はご遠慮ください。

「こ、ここはどこなんですか?私、何をされるんですか?」
少女が尋ねる。年の頃は十五、六といったところであろうか。全裸にされ、両手両足には
鎖のついた鉄枷をはめられている。大男に急かされ、一歩進むたび、鎖がじゃらじゃらと
音を立てる。
「ふん。今夜の生贄はこいつか。器量もいいな。なかなか上物じゃないか」
男が肘掛け椅子から身を乗り出し、撫でつけるように、少女のつま先から髪の先までを見
つめる。この男こそが、この館の主であり、また一帯を治める領主でもある。善政を敷き、
領民からの評判もよいが、彼は唯一の欲望のため、時おり孤児院から、年頃の少女を手
に入れているのだ。
 領主の前方、少女と大男が立っているところには、二つの、直径二メートルほどの巨大
な歯車が備え付けられている。両者は互いに噛み合うように置かれており、歯と歯の間の
隙間は数センチ程度である。歯車の車軸は壁の反対側に伸びていて、動力部へと繋がって
いる。また、少女が立たされている前には階段が備え付けられており、それはちょうど二
つの歯車が噛み合う部分の、上へとつながっている。
「では早速始めてくれ」
 領主が言うと、大男は乱暴に少女の髪を掴み、階段の上へ引きずっていく。
「イヤッ、痛い。やめて。お願い」
 少女は懸命にもがき、少しでも痛みを和らげようと必死で大男についていく。装置の上
に来ると、男は少女の手枷と足かせをそれぞれ別の鎖に取り付けた。手枷に取り付けた鎖
は天井に強力なバネで固定されており、足かせに取り付けられた方は、噛み合った歯車の
隙間から伸びている。枷を取り付けてしまうと、大男は少女を階段から蹴り落とした。

「キャアアッ。痛いっ」
落下の衝撃で手枷が喰い込み、流れ出た血が少女の腕を染める。両手の枷はネジきつく締
められており、外すどころか動かすことすら不可能なほどである。さらに足かせにも、下
から強く引く力が加えられ、腕には少女の体重以上の負担がかけられていた。体を上下に
引き伸ばされ、少女の全身に激痛がはしる。
「ああああっ。痛い。痛いい。やめてえっ。お願い」
領主は椅子に座ったまま、口元に笑みを浮かべている。大男が壁に備えられた鎖を引くと
、足枷につけられた鎖が引かれ、少女の体が下に沈んだ。
「ひいいっ。いやあああああああ」
体をさらに強く引き伸ばされ、痛みに少女が悶える。大男はさらに鎖を引き続け、その度
少女は、体中に走る痛みで悲鳴をあげる。少女のつま先がとうとう歯車にふれた。
「ひっ。いやあああ。やめてえええ。お願いっ。お願いしますっ。」
つま先の感触から、あまりに残酷な想像が広がる。少女は髪を振り乱し、必死に懇願する。
領主が大男に指示をだすと、大男は無表情で壁のスイッチを操作した。不愉快に軋みなが
ら、歯車が回転を始める。
「きゃあああっ。いやっ。やめてええええ」
少女が懸命にもがく。少女の足は歯車にふれはするものの、かろうじて巻き込まれずにい
た。体を引き伸ばされる苦痛と、つま先を撫でる歯車の恐怖で、少女の全身に玉の汗が浮
かぶ。領主は相変わらず、口元にだけ冷たい笑みを浮かべていた。大男がさらに鎖を引く
と、少女の身体が沈みこみ、とうとうその足に、歯車の牙が届いた。

「ぎゃああああああああ。痛いっ。いやああああああ」
歯車は不快な軋みを増し、少女の足をゆっくりと飲み込む。噛み合った歯車の隙間は数セ
ンチ程度しかなく、少女の肉と骨を容赦なく圧し潰していく。その筆舌に尽くしがたい痛
みで、少女は壮絶な悲鳴を上げる。
「じぬっ、死んじゃううっ。お願いやめてええええっ」
歯車は非情に少女の体を砕いていく。少女の膝のあたりまでさしかかると、歯車はその動
きを弱めた。足の太さが増したことで、歯車の動きが鈍ってきたのだ。もっともそれは少
女にとっては、不幸といわざるをえないだろう。ただ苦しまなければならない時間が延び
ただけなのだから。
「殺してっ。もう殺してよおっ。ぎゃああああああああっ」
歯車がとうとう少女の腰に達した。骨盤が砕け性器が押しつぶされる、その凄まじい痛み
に、少女は獣のような悲鳴をあげる。
「ギャアアアアア。ジヌウッ。モウゴロジデエエエッ」
歯車はさらに速度を落とし、ゆっくりと少女を飲み込んでいく。砕けた骨盤が子宮を貫き
、さらにそのまま圧し潰していく。激痛に振り乱した髪が、汗と涙でべとべとになった顔
にはりつく。と、突然少女の身体が歯車を離れ、持ち上がり始めた。いや、正確には歯車
が脊椎まで達したことで、少女の身体がバネの引く力に、耐え切れなくなったのだ。めり
めりと音を立てて少女の皮膚が裂けていく。下半身と繋がったままの内蔵が引きずり出さ
れ、脊椎を通る太い神経が限界まで張りつめる。
「グギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ」

とても若い少女から発せられたとは思えないような、壮絶な断末魔と共に、脊髄が切断さ
れ内臓が一気に引き摺り出される。

 後に残されたのはただ、少女だったものの、文字通り抜け殻のみであった。
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