極めて容赦のない描写がメインになりますので、耐性のない方、および好きなキャラが残酷な目に遭うのがつらい方はご遠慮ください。

409 :八拾五:2006/01/09(月) 14:17:14 ID:qTKC/Qn8
さて、まっている方が居られるか知りませんがラング3モノのラストです。
ラング3ネタの最初のを投下したのが04/05/23ですから
大体一年半もかかっています。
さくさくかける(誘υ受)氏やカンタベリーがうらやましい…



アルテミュラーに討たれ、命を落したリグリアの僭帝パウルは、混沌の神カオスと契約を結び、新たなボーゼルとなり復活した。
ボーゼルは、同じく魔族として復活したガイエルにカオスを人間界に召喚する為の生贄を攫って来る様に命じた。
そして、ラーカシアで開かれていた祝勝会の最中、ラーカシア軍の軍師であったルナがガイエルの手で誘拐されるという事件が起こったのである。
カオスを降臨させるというガイエルの言葉に、エルスリード・リヴリア両国は、三度のヴェルゼリア遠征を決意する。
両国の連合軍は圧倒的大兵力でヴェルゼリア城に侵攻、城門を守るガイエル率いる魔族軍に苦戦するもこれの撃破に成功する。
しかし、城の地下にある祭壇の間では、重厚な迎撃陣をひいたボーゼルによるカオス降臨の儀式が着実に進みつつあった。



「イア・ハスター・アザトート・フォアブロ・シャタラク・イクター・レン・フォアブロ・クトゥグァ!」
祭壇の前でボーゼルはカオス降臨の為の呪文を唱えていた。
祭壇には四肢を鎖で拘束された長い銀髪をポニーテールにした美しい少女が捧げられている。。
名軍師と名高いトーランド男爵の娘であり、軍略の天才として名をはせたルナ・トーランドである

「闇の主にして、混沌の神よ!
我が声に応え、この世界に姿を現せたまえ!」

ボーゼルの呪文に応えるようにカオスの影にして分身ででもある闇色の触手が祭壇の中に現れる。
混沌の神は実体化を果そうと自らに奉げられた美しき生け贄に触手を伸ばし、むき出しの太腿に絡み付く。

「くっ」

ネトリとした触手の感触に嫌悪感を覚え、ルナはその身をよじらせる。
しかし、鎖に繋がれた少女は逃れる事が出来ず、這い登ってきた触手は白い上着を切り裂くと、身体の線が露になる黒いボディスーツの上から少女とは

思えぬ豊かでそれでいて形の良い乳房を触手が絞り上げる。
ルナは内心怯えていたが、それでも凛とした知的な美貌で気丈にもボーゼルを睨み付ける。

「ふん、生意気な小娘が」

怯えるかと思っていた生贄に睨まれ、ボーゼルはつまらなそうに呟いた。

「まぁ良い、貴様がどれだけ耐えれれるか、楽しませてもらおう」

ボーゼルの言葉に答えるかのようにルナを触手の動きがはげしくなってくる。
ルナの股間をむき出しにすると、彼女の羞恥の部分を攻め立てる。
肉壷の中にこそ入ってこないものの、股間をすりあげ愛撫していく。
一度ディハルトの肉根を受け入れてただけの秘所は快楽に免疫が無く、触手の巧みな愛撫の前に次第にぬれ始めていた。

「はぁ、はぁ、はぁ」

それに伴い、少女の息がしだいに荒くなっていく。

ディハルトからは得られなかった未知の快楽がルナの肉体と魂を侵蝕していく。
彼女がディハルトに抱かれたとき、彼はただ、許婚を殺してしまった罪悪感と損失感を少女の肉体にぶつけるだけの乱暴なものであった。
愛撫もされないまま、硬くなった肉の槍を股間に突き立てられて処女を散らされたあげく乱暴に動かれたのだ。
愛する人に処女を捧げ、結ばれたという心の喜びとは裏腹に身体は快楽を感じる事なく、ただ激痛の中にいたのだ。
甘い快楽が全身を覆っていく。
次第にルナは快楽に身をを任せるようになりつつあった。

「ああっ・・・いい・・・」

思わず嬌声が洩れる。

「どうした、濡れているぞ」

ボーゼルがルナをからかうように声をかける。

「ど・・・どのような辱めをうけようと、心は屈しません」

ルナは押し寄せる快楽に押し流されそうになりながらも気丈に答える。
軍師としてのプライドと、きっとディハルトが助けにしてくれるという女の心がルナを支えていた。
触手がボディスーツを破きはちきれんばかりに実った豊満な乳房をむき出しにすると、深い胸の谷間に挟み込みこすりあげ始めた。
ディハルトと結ばれるまでは、剣を振るうのに邪魔だと疎ましく思っていた大きな乳房であるが、
今となっては、愛しい人を慰める事が出来た大切なものである。
胸が大きく膨らんでくれるように生んでくれた今は亡き母に感謝さえ感じていた。
その大事な胸をただ快楽を得る為の道具としてに使われ、ルナは屈辱に顔を歪める。

「こ、このような事を」

だが、屈辱と快楽に壊れかけたルナの心は、胸の中で動く触手をぼんやりと見つめながら、

「ディハルト様にしてあげたら喜んでくれるでしょうか?」

などと取り留めなく考えて始めていた。


甘い快楽にひたっていたルナにとっそれは突然の衝撃であった。


一際太い触手がルナの後の門に突き刺さったのだ。

「ひぎゃぁ、ち、違うそこはぁ」

触手になぶられ、愛するディハルトにしか許した事の無い肉体を触手に蹂躙され、与えられる快楽に屈しかけていたルナの心が現実にもどされる。
触手が突き刺ささったのは、モノを入れるように出来ていない後ろの門であった。
無論、世の中にはアナルセックスというものもあり、廃退的なリーザスの貴族達にはこれを好む者も多かった。
しかし、彼女は貴族とはいえ、幼い頃から軍略と剣術の修行に明け暮れ、ディハルトに抱かれるまで自慰すらした事の無かった少女にそのような知識が

あるはずは無い。
排泄器官を犯すという理解出来ない触手の行動がルナに更なる恐怖をもたらしていった。
本来入れるように出来ていない排泄器官は侵入してくる巨大な触手に耐えることができず、筋が切れてしまう。
幾多の戦いを勝利に導き戦女神と称えられた年若き美貌の軍師は、ディハルトに救われたとしてもこれから糞便を垂れ流す悲惨な一生が残っているだろ

う。
もっとも、今のルナにそのような事を考える余裕は無いにだが・・・
「くっ」
その痛みにもルナは耐え、悲鳴をあげる事は無かったが触手はそのまま前進を続け、小腸、大腸と這い登ってくる。
内臓を冒される恐怖と苦痛にルナは遂に悲鳴を上げた。
「ひぎゃ、い、いやぁ助けてぇええ」
普段と凛とした知的な美貌は崩れ去り、瞳から涙があふれ出す。
気高く、気丈な美貌の軍師も年若い少女であることが露呈した瞬間だった。
少女は激痛とほのかに感じられる快楽に両手足を跳ね動かす
泣き叫ぶルナをボーゼルが嘲笑する。
「どうした、どのような事をされても屈しないのではなかったのか小娘」
しかし、ルナ、ボーゼルの声は聞こえていなかった。
触手が胃の中に侵入してきたのだ


「おごあがっ」

消化器官を触手に満たされ、ルナが声にならない呻きをもらす中・・・・

「がはっ!」

触手は食道を通り抜け、口から顔を出した。
それに伴い腸から逆流してきた糞便がルナの口からあふれ出た。
美しい顔から豊かな乳房が醜悪な排泄物にまみれ、臭気を放つ。
ルナを串刺しにしている糞尿と胃液に塗れた触手が、少女の身体そのものを肉壷に見立てたかのように前後に動くたびにルナの苦悶の呻きと共に汚物に

塗れた豊満な乳房が淫らに揺れる。
琥珀色の瞳が自分の口から溢れる汚物と、突き出される触手を映し出し、体内を触手に貫通された事を悟ったルナを更なる絶望の淵に追い込んでいく。
肉の槍に貫通された内臓がルナの恐怖と絶望と共に萎縮し触手を刺激する。
その最上級の性器に勝るとも劣らない締め付けが、触手を高まらせ遂に白い粘液を発射させたその時、少女の気高い精神は遂に焼け切れてしまった。
普段は軍略を語る美貌の軍師の口から突き出された触手からあふれた体液は汚物に塗れた意識の無いルナの上半身を白く染め上げ、汚物の茶色と混ざり

混沌とした色をかもし出していた。



ルナを犯していた触手も身体を拘束していた触手も少女の肉体からはなれ、
少女は糞便と粘液にまみれ襤褸雑巾のような姿で祭壇に転がっている。

横を向いていたルナの身体をボーゼルが仰向けにすると、
焦点が定まっていない虚ろな瞳が中空を見つけていた。

「う・・・・ぉあああああぁあおおおお・・・」

その時どこからともなく不気味な声が微かに聞こえ始めた。
その声が高まるにつれ、ルナの腹が妊婦のように膨らんでいく。
彼女の子宮の中に混沌界へと続く門が開きつつあるのだ。
それに伴い混沌の力が祭壇に満ち始める。
「ひ、ぎぐぁあああああぁああ」
その痛みにルナは意識を取り戻し、悲鳴を上げる。
一度折れてしまった心は、これまでと違い簡単に少女に悲鳴を上げさせるのだ。

「おおっ!
聞いたか、カオス様の声を!
もうすぐだ。
もうすぐ、儀式が完了する」

ボーゼルの歓喜の声が響く。

贅肉一つ付いていなかったスラリとしたルナの下腹部は、
もはや臨月の妊婦すら上回る異常な大きさに膨らんでいる。

「ひぃがぁあああああはあ、さ、裂ける、裂ける、た、助けて、
 ディ、ディハルト様ぁああああああがはっ!」

涙を流しながら、
愛しき人に助けを求めていたもはや無力と化した美少女の限界まで膨らんでいた腹が遂に破裂した。

祭壇が赤く染まる。

そして下腹部が破裂し、息絶えたルナの上空には暗黒の渦が存在していた。
異界への門が開いたのだ。


「ふはははははっ!
 遂に我が祈りはカオス様に届いた!」

暗黒の門の彼方より赤い襤褸を纏った巨大な骸骨が現れる。

「やったぞ!
 カオス様の復活だ!
 あっはっはっはっはっはっ!」

遂に実体化したカオスの姿にボーゼルは歓喜の声をあげる。

「・・・・・・でかしたぞ、ボーゼル」

混沌の神が自ら召喚に成功した僕に労いの声をかけたその時・・・
復活したはずカオスの身体がボロボロに崩れていく。

「ぬぅ、これはどういうことだ・・・・
 ・・・ぬかったな・・・・ボーゼル
 この贄、生娘では無い・・・・・」

崩れ行くカオスの言葉にボーゼルは愕然とした。

「なっ、なんですと」

一度は実体化を果たしたカオスの身体が崩れ、消えていく。
ボーゼルは慌てて、ルナの股間を覗き込むと少女の秘所を指で開く。
ディハルトと結ばれていたルナは生贄の資格を失っていたのだ。

「クッ、処女で無かったのか、この売女が!」

ボーゼルは怒りのあまり剣を抜くとルナの首を蹴り飛ばし、
一度だけ愛する人を受け入れたルナの型崩れしていない美しい股間に刃を突き刺しズタズタに切り裂いた。



ゴロゴロ

切り飛ばされた少女の首が転がり、祭壇の入り口で止まった。
護衛の魔族軍をようやく排除し、ディハルトが祭壇へ続く階段を上りきったのは調度その時であった。

「ル、ルナ・・・・」

自分の目の前に転がるもっとも信頼する軍師であり恋人でもあった少女の糞尿に塗れ苦痛に歪んだ無残な首にディハルトは逆上した。

「・・お、これは、・・彼女を守れなかった・・・・
俺は・・・俺は・・・
お前がいなければ、ルナはっ
お前は絶対に許さん!!
ボーゼル!!!!!」

「ヌゥ、ここまでくるとは・・・人間風情が」

ボーゼルとディハルトが切り結ぶ。

「ルナの仇、取らせてもらうぞ」

「ふん、あの売女の事か
 あいつのおかげでカオス様の降臨がかなわなかったわ」

愛しき少女を愚弄するボーゼルにディハルトは怒りの一撃をみまう。
ボーゼルは余裕をもって剣を合わせ様とするが、
ディハルトの剣から放たれる波動がカオスより拝領した混沌の魔力が打ち消されていく。
その為ボーゼルは剣を弾かれ、身体は袈裟懸けにされてしまった。。

「くはっ
 ・・・・な、なぜだ・・・・その剣から放たれる波動が、私の力を・・・・。
 一体、その剣は・・・・? 」

「この剣はラングリッサ―。
 お前達の魔の力を封じる為にエルスリード王ジークハルトが、
 自らの命を注ぎ込んで生まれた聖剣だ
 去らばだボーゼル、永久(とこしえ)の闇に消えろ」

ディハルトは聖剣を瀕死のボーゼルに突き刺した。


こうしてリヴリア軍をラーカス侵攻に端を発した戦乱は多くの犠牲を払いながらも人間の勝利に終わった。
バーラルを併合したエルスリード王国はルイン王の元、
多いに栄え後に大陸を統一するが、程なく聖剣を巡る王族間の争いから分裂、
聖剣を保持する事に成功したバルディア王国を除き、戦乱の中に消えていく事になった。
リヴリア帝国は、エルスリードとの講和に成功したもののその国力差は大きく、
名君アルテミュラーの死後、急速に衰えエルスリードに併合される事になる。
この戦いで英雄となったディハルトは、ヴェルゼリアから帰還後、
周囲からの引き止める手を振り切って姿を消し、二度と姿を現す事は無かった。
ルナを失ったトーランド男爵家は、
ラーカス復興軍時に本隊に参加していたルナの従姉が伯爵にのぼった上で後を次ぎ、
その後、親衛隊長を代々勤める事となる。
魔剣を封印した巫女ソフィアは、封印を守るため血を次代につなげて行かなくてはならないが、
かつての美しい姿なら引く手あまたであっただろうが全身に火傷を負った今ではなかなか相手は見つからず、
結局爵位を上げる事を条件に下級貴族の娶ったが、辛うじて一子をもうけた後は別宅に遠ざけられ、
夫とも、生んだ娘とも二度と会うこと無く、一年後に短い一生を終える事となる。

こうして、年若く美しい少女達を幾人も破滅させ、幾多の人命が失われた聖剣と魔剣を巡る最初の戦いはひとまず幕を下ろすことになる。
そう、数百年後に第二幕が上がるその時まで・・・



419 :八拾五:2006/01/09(月) 14:34:16 ID:qTKC/Qn8
最初の内、改行を忘れました。
読みにくくてスマソ。
後、エロ分さすがに多すぎでしたが?
ダメなようなら次回から自重します。

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