極めて容赦のない描写がメインになりますので、耐性のない方、および好きなキャラが残酷な目に遭うのがつらい方はご遠慮ください。

131 :(誘υ受) ◆6t6CYCuKNY :2005/11/13(日) 18:47:44 ID:eSY8/V5I
とりあえずまた「マリみて」を書きます。
「マリみて」を始めとして、職人さんたちもまた帰ってきてください。



期末テストも近いリリアン女学園。5時を過ぎるともう学園は一部を除き闇に包まれる。
明かりが消えた薔薇の館から二人の少女が出てきた。
「えぇ、私に勉強を教えて欲しい??瞳子ちゃんの方が私より勉強が出来るのに。」
「そんな事・・・、十分に承知していますわ。」
「うぅ、ストレェトだなぁ。なら祥子様に頼めば良いのに・・・。」
「祥子様は進学を控えらっしゃるんですよ!ご迷惑をかけるわけにはいきませんわ。」
そっかぁ、と肩をすくめる祐巳を見て瞳子は今日の休み時間、クラスメイトの会話を思い出す。
何でも彼女はお姉さまに、苦手な古典を教えていただくのだそうだ。
大好きなお姉さまに勉強を教わる・・・、そのシチュエーションが瞳子には羨ましくて仕様がなかった。
決してお姉さまではなくとも大好きな先輩には違いない、瞳子はその役に祐巳を選んだ。
「そういえば今日は乃梨子ちゃん、来ていなかったね。珍しいなぁ。」
一瞬厳しい表情を浮かべる瞳子。暗がりで祐巳はその表情に気が付かない。
「さて、どうしたんでしょうねぇ。」
誰に聞かせるわけでもなく瞳子はつぶやいた。


その真相を祐巳が知るのはその週の終わりだった。
日曜日、祐巳が何とか先輩らしく瞳子に数学の方程式を教授したその帰り道。
図書館帰りに何か食べていこうか、祐巳が帰りのコースを大通りに変更した。
街には多くの人間があふれている。多くの人間に包まれ、二人が横断歩道を渡ろうとしたときだった。
「あれ。」
祐巳が声を上げた。驚きに目を丸くする祐巳と反対に、瞳子はしまったと言わんばかりの表情を浮かべる
歩道の直前に停車している車。その助手席に彼女はいた。乃梨子は祐巳が知らない異性と楽しそうに話していた。
どう見ても異性の方は、乃梨子の家族ではなさそうな雰囲気である。その雰囲気は・・・まさに恋人同士といった所である。
校則ではさほど厳しく定められていないが、リリアンでは校外に異性を作る生徒はほとんどいない。
姉妹制度で恋人よりも深い関係になれる上級生や下級生ができるし、何より箱入りの令嬢ばかりのリリアンでは、
周りが認めていないような異性と付き合う者に対しては多少冷ややかな視線が送られる事になる。


洒落た喫茶店の一角、祐巳は先ほどの光景について瞳子に尋ねた。
「それじゃ、やっぱりさっきの人は乃梨子ちゃんの恋人かぁ。」
「お願いですから黙っていて頂けませんか?薔薇の館の皆さんにも。」
高校からリリアンに入学した乃梨子にはリリアンのそういった空気を知らないのだろう。
瞳子は大切な親友の乃梨子が、皆から冷たい視線に晒されることを心配しているのだ。
「うん。そうだね、あんまり皆に言わない方が良いよね。 
 でも、乃梨子ちゃんだって好きな人の一人くらいいたって不思議じゃないよ。」
祐巳の優しい物言いに瞳子は安心した。幼稚舎の頃からリリアンにいる彼女は、乃梨子の行為に軽蔑したって不思議ではないのだ。
「とりあえず、お姉さまには絶対黙っておかなきゃ!それから・・・」
「白薔薇様・・・。」
「そう、志摩子さんには何があっても絶対ばらしちゃ駄目だと思う。」
乃梨子の優しく美しい姉、志摩子。シスターを目指す潔癖な彼女が、乃梨子の行為を聞いたら祥子以上に怒る事は目に見えている。
互いだけを思いあうことを約束した妹が、校外で男を作っていたと知ったら志摩子はどんなに嘆き悲しむことか。
きっと静かに、けれども志摩子の怒りは燃え狂うだろう。


本当は志摩子も自分の妹の変化に気付いていた。乃梨子が異性と親しくしている事に、瞳子よりも前に気付いていたのだ。
しかしどうすれば良いのかが彼女にはまったく分からなかった。
それがもしクラスの生徒ならば、自分には関係ないと見過ごしたところだろう。
最悪な事に今回は自分の妹が当事者なのだ。姉だからといって口うるさく彼女の行動を制御しようとは思わない。
けれども、自分の妹は回りに認められない異性と付き合っている。これは学園の風紀を超えて、志摩子には許せないことだった。
志摩子にはもう一つ許せないことがあった。
それは乃梨子が自分に嘘をつく事である。乃梨子は愛する人と一秒でも多く側にいたいのだろう。
何かと理由をつけて彼女は薔薇の館に来ない日が多くなった。
志摩子は彼女の口から出てくる理由が嘘だとわかっていても、承諾した。
いつか彼女が自分の過ちに気付いてくれる事を願って。


ある日、掃除の関係で中庭にいる乃梨子に志摩子は声をかけた。
「乃梨子。」
「あっ、志摩子さん!!」
嬉しそうに声を上げた乃梨子は志摩子の側に駆け寄ってくる。
「掃除、頑張っているのね。」
「はい。掃除は大切なことです。」
「そう。ところで、最近薔薇の館にあまり顔を見せないようだけど・・・。」
乃梨子は屈託なく答えた。
「はい、ちょっと家の用事で。でもまた薔薇の館にも行きますよ!」
いつだったか志摩子も家の用事ということで薔薇の館から足を遠のいた時期があった。誰にも心が開けなかったあの頃。
しかし乃梨子には平気で嘘をつくような人間になって欲しくはない。乃梨子には自分がいる。
自分は乃梨子を正しい道に導いてやらなければならない。その為には一体どうすればよいのだろう・・・・。
重厚なプレッシャーの中でいつしか志摩子の心は壊れていった。


期末テストも無事終了したある土曜。
久しぶりに乃梨子が薔薇の館にやって来た。久々に全員が集合してクリスマス会について話し合っている。
菜々もクリスマス会に招待してやれば良い、祥子が提案した。パーティーのメニューを何にするか楽しそうに考えている令。
薔薇の館での最後のクリスマス会を二人はとても楽しみにしているようだった。
「じゃぁツリーのオーナメントは私が用意しますね。えっと、瞳子ちゃん、乃梨子ちゃん、お手伝いを頼めるかな?
 それからよかったら可南子ちゃんも呼んで上げて。可南子ちゃんにはお手伝いを沢山してもらったしね。」
いささか不満が残る口調で瞳子が返事をする。可南子の参加が認められないということは、自分の参加権もなくなってしまうからだ。
その時、乃梨子が立ち上がった。
「すみません。私、24日は用事があって。」
「まぁ残念ね。用事で遅くなっても良いのよ?いらっしゃいな。」
祥子が優しく微笑む。本当に申し訳なさそうに乃梨子は謝った。
「いえ、泊まりになりそうなので。」
祐巳と瞳子はぎくりとする。
「乃梨子。」
志摩子が今日初めて口を開いた。
「クリスマスは薔薇の館で皆で楽しく過ごそうと、いつか約束したじゃない。」
「でも用事は用事で仕方がないんです。」
「用事とは何?家族で旅行にでも行くの?」
珍しく志摩子が問いつめる形で喋る続ける。乃梨子も珍しく志摩子に食って掛かる。
「どうして生徒会の集まりに私の行動が規制されなくてはならないのですか!?」
「規制だなんて・・・そんなつもりは・・・。そんな風に取るような事をあなたはするつもりなの?」
いつの間にか言い合いになる二人に、他のメンバーは言葉を失ってしまった。


「わかった!乃梨子ちゃんが24日忙しいのはよく分かったから、また次の機会の集まりには参加してね!!
 とても楽しいから。」
祐巳が仲裁に入り何とかその場は静まった。
志摩子さんどうしたのかしら、由乃が祐巳に耳打ちする。わからない、祐巳は原因を知っていながら知らない振りをしていた。
その日、何となくぎくしゃくした雰囲気で会は終了した。
皆が帰り支度を始めたときだった。志摩子が乃梨子を呼び止めた。
「乃梨子、話があるの。」
素直に乃梨子は首を振った。心配そうに瞳子が乃梨子を見つめる。そんな彼女の様子に気が付いて乃梨子は微笑んで瞳子に声をかけた。
「先に帰っていて、瞳子。今日借りた本は月曜には返すね。」
「・・・ええ、分かりましたわ。ご機嫌よう。」
帰りがけに由乃も志摩子に囁いた。
「あんまり一人で何でも考え込まないようにして、私や祐巳さんも力になるわよ。」
「ええ、有難う。でも大丈夫よ。」
遠くを見つめる瞳で志摩子は声を返した。
由乃はもう少し早くこの言葉を志摩子にかけてやるべきだった。今はまだ誰も、これからこの館で起こる惨劇を予想などしていなかった。



さて、次からははっちゃけますよ!
前振り終了!!



死摩子の前にロザリオが翳される。春のあの日、桜の元で死摩子が乃梨子に託したロザリオだ。
「もう、耐えられません。嘘の姉妹ごっこは止めにしませんか?」
死摩子は黙ったままだ。申し分けなさそうに乃梨子は話を続けた。
「もちろんこれからも、できるだけ薔薇の館には出向いて皆さんのお手伝いはするつもりです。
 死摩子さんの立場が悪くなるようなら、私は貴方の妹ということで構いません。
 分かってください、死摩子さん。私は貴方やリリアンの皆と同じくらい・・・それ以上に、彼のことが好きなんです!!!!」
沈黙を続ける死摩子に乃梨子は戸惑う。けれども今の自分にはただただ謝る事しか出来ないのだった。
乃梨子は必死になって頭を下げた。
「ごめんなさい、死摩子さん。許してくれるとは思っていません・・・。
 でも私は死摩子さんの事・・・。」
「もう良いわ、乃梨子・・・。」
死摩子さん・・・、申し訳なさそうに顔を上げた乃梨子の瞳には、いつもの様に優しく微笑む死摩子の顔が映った。
自分の行動を許してくれたんだ!乃梨子の顔にも笑顔が浮かぶ。
「死摩子さん!!」
「そう、やっぱり貴方には悪魔が付いていたのよ。」
「へ?」
乃梨子は死摩子の口から出た聞きなれない言葉に我が耳を疑う。悪魔、そんなものが私に付くはずないじゃない・・・。


「貴方のお姉さまとして、絶対に私が貴方の悪魔を払ってあげるからね!」
「ど・・・どうにかしています!!なんで悪魔なんかが私に付くんですか。」
死摩子の瞳の輝きは異常である。後ずさる乃梨子の肩を死摩子は掴んだ。か細い指が乃梨子の肩に苦痛をもたらすほど食い込む。
「最初は誰だってそういうに決まっているわ。でも安心して乃梨子、私が必ず貴方を元に戻してみせるわ。
 乃梨子は何処の誰かもわからない男と遊んだり、その為に平気で嘘をつく子なんかじゃないもの・・・。」
死摩子に嘘をついていた、乃梨子の罪悪感が彼女から反論の言葉を奪った。急におとなしくなった乃梨子を死摩子は床に押し倒した。
不意をつかれ、乃梨子は無様に尻から床に着いた。
「い・・・痛いっ・・・・・。ああ、死摩子さん、許して・・・・。ご免なさい。」
もともとは素直な乃梨子である。乱暴に扱われながらも自分の非を死摩子に詫びた。
「きっと貴方の男が悪魔で、貴方を悪い道に引き込んだんだわ。そうに決まっているわ・・・。
 その証拠に聖なるロザリオを乃梨子は手放してしまった・・・。」
死摩子が何を言っているのか全然理解できない乃梨子だったが、優しい自分の恋人を悪魔扱いされて乃梨子は憤慨した。
「いくら自分が気に入らないからって、他の人の事を悪魔扱いするのは酷すぎます!!!」
「うるさいっっっ!!!!!」
「ああああぁぁあああっ!!!!ぐふぅぅっっ・・・。」
死摩子の拳が乃梨子の腹に入った。その一発で乃梨子は唾液をたらしながら床をのた打ち回る。
「ああ、ご免なさいご免なさい乃梨子、でも貴方の中の悪魔を追い払わなきゃ・・・・。そのためには仕方がないの・・・・。」
「が・・・ああ・・・ああぅぅ・・・。死摩子さん、止め・・・て。」
先ほどの一発で立ち上がれない乃梨子に向かい、死摩子はいつの間にか台所から持ってきていた包丁をかざした。
「ひいいぃ!!」
死摩子は乃梨子のセーラーの割れ目から、一直線にその包丁を下ろした。


制服と白い下着のの割れ目から乃梨子の裸体が見える。
「きゃああああああああああああ!!!!誰か!!誰かああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
乃梨子は必死で助けを呼ぶが、今は土曜の午後、一般の生徒は帰っていて離れのある薔薇の館の周りには誰もいない。
そんな乃梨子の様子を気に留めず、死摩子はガムテープで乃梨子の腕を固定する。
「ううぅ、死摩子さん、お願い、止めてぇ・・・・。」
涙を流しながら懇願する乃梨子に冷たく死摩子は言い放つ。
「お黙りなさい!この悪魔!!乃梨子の体から絶対に追い出してやるわ!」
「ひゃ!?いたぁあああいい!!!!」
死摩子のその包丁で乃梨子の体に大きな十字架を刻み付ける。
最初は右の胸から左の胸に一本の線を引き、もう一本の線は鎖骨の下から臍まで包丁で薄く切り裂かれた。
乃梨子の血液がその細い線の上に球状になって溜まっていた。
このままでは殺される、乃梨子は本能的に察した。
「わ・・・・わかりました!死摩子さん!!!!私あの人と別れます!!!!!だからもう止めてください!!!!!!
 嘘をついたことも謝ります!!!!もう死摩子さんに黙って男の人と付き合ったりしません!!!!!」
「・・・・悪魔はそんな嘘をつくのは上手いわ。」
ああ、今この人に何を言っても無駄なのだ。べったりと乃梨子の表情に絶望が張り付いた。
その時台所から湯の沸く音が聞こえてきた。いつもなら楽しいお茶会の始まりの合図なのだが、今日は違う。
けれども死摩子はまるでお茶会が始まる時のように嬉しいそうに微笑む。
「聖水を沸かしておいたの。今から乃梨子の体内に送り込むわね。」
「え!?あの熱湯をですか!!!???そんな、火傷してしまいます!!!」
「大丈夫、聖水は悪魔にしか反応しないわ。それに体の上の十字架から送り込むから、火傷なんてしないから安心して。」
死摩子はそういいながら先ほどまで沸き立っていた薬缶を乃梨子の上で傾けた。
「あぎゃああああ!?ああああああああああああ!!!!!ひいいいぁあああああああああああああああああ!!!!!!」
白目を剥きかけて乃梨子はのた打ち回る。白い煙が乃梨子の体から立ち上がった。
死摩子は腹の十字架に沿って熱湯を流しかけ、乃梨子の腹には大きく赤い十字架が画かれた。



「あげぇええ。あげっ。」
奇妙な声を発しながら乃梨子は体を魚のようにぴくぴくと痙攣させた。大きく開かれた口からは舌先が飛び出ている。
乃梨子の舌先をつまみあげながら死摩子は呟いた。
「なんて浅ましい姿、まさしく悪魔ね・・・。」
「ひっ、死摩子さっ、正気にっ、もどってぇ・・・。」
涙と鼻水でぐずぐずになった表情で乃梨子は、死摩子にお願いした。死摩子は悲しそうな表情を浮かべる。
「もうすぐよ、乃梨子。今神様にお願いしているからね。」
死摩子は手を重ねて、何やら呪文のようなものを唱えている。どう聴いてもそれはキリスト今日の聖典ではなさそうだ。
「っねがい、きゅうきゅう・・・・しゃをっ・・・・。」
「黙れ悪魔!!!」
「ひぎゅいいいいいい!!!!」
柔らかく盛り上がった乃梨子の胸を足蹴にして、死摩子はなおも呪文を唱え続けた。
白い乃梨子の胸からうっすらと血が滲み始めた。
激痛で乃梨子の意識は遠のいてゆく。ああ、このままこんな格好のまま自分は死んでいくのだろうか・・・・・・・。
次に彼女気が付いたとき彼女は股間に冷たいものを感じていた。ここは病院かな?死摩子さんが連絡をしてくれたのかな?
しかし天井を見て乃梨子は絶望した。ここはまだ薔薇の館だった。弱弱しく乃梨子が死摩子に尋ねる。
「・・・死摩子さん、私の体から悪魔は出て行きましたか?」
もとはといえば自分が死摩子に嘘をついていたからこうなってしまったのだ。嘘をついたばちが当たってしまった。
そのせいで大好きだった死摩子さんがこんなに変貌してしまったのだ。乃梨子は自分の行いを後悔するしかなかった。


死摩子は何やら自分の性器を広げて中を観察している様だった。乃梨子の狭い箇所を死摩子は無理やり押し広げていた。
冷たいと思ったものは部屋の空気が、押し広げられた部分から自分の体の中に流れ込んできているのだ。
「死摩子さん、何をされているんですか・・・。」
その様な信じることが出来ない状況にいるというのに、まるで他人事のように乃梨子は尋ねた。
「ここがきっと悪魔の入り口なのよ。こんな穢れた部分は閉じてしまわなければいけないわ。
 あぁ、汚い悪魔の唾液が流れ出してきている。」
「と・・・閉じてしまうって?」
「悪魔は男を通してここから入ってくるのよ。だからもう乃梨子が辛い思いをしないように、ここを針と糸で閉じてしまうのよ。」
「なななな・・・何を言っているんですか!!!!私、まだ、男の人とした事はありません!!!!!」
「悪魔よ黙りなさい!これ以上乃梨子の口から下品な言葉を吐き出させないで!!」
死摩子は乃梨子の性器にある突起を千切らんばかりに引っ張った。
「あぎゃああああああああああああああああ!!!!!」
「これは引っ張っても千切れそうにはないわね。これが悪魔を呼び寄せる印になるのに・・・。」
「いぎゃあああ!!!!止めて!!!!!!止めてえええええええ!!!!!」
死摩子は先ほどの包丁を取り出す。乃梨子はあまりの恐怖にまたも目を見開く。
「ひいいいぁあああああああああああああ・・・・!!!!!!」
緊張のあまり、乃梨子は失禁してしまった。しかしこの状況でそんな事を気にしている余裕などない。
「また汚い汁を出して!」
摘み上げた乃梨子の陰核に死摩子は、横から刃を付きたてた。思い切り力を込めた包丁叩きつけられ、一瞬で陰核は性器から離れた。
「ぐぎゃっ、ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
ぴちゃ、床に乃梨子の血に塗れた陰核が落ちた。
「がっ、あああああああああああ、あひいいいいいいいいいいいい、があああああああああああああああああああ!!!!!!」


悶え苦しむ乃梨子を横目に死摩子は針の用意をし始めた。
「ああああああ!ぅああああああああああああああああ!!ああああああああああああ・・・・・・!!!!」
あのガマガエルの様に酷い声はきっと悪魔の断末魔の声に違いない。死摩子は至福の笑みを浮かべた。
「さぁ、これが終わったら今日は久々に二人で帰りましょうね?」
そう言うと死摩子は、乃梨子の貝の様にぴったりと重ね合わせた性器に針を立てた。
「おおおおおおおおああああああああぁぁぁぁぁ!!!!止めでぇ・・・じまぐぉざあぁああん・・・。」
針はまだ乃梨子の半分の性器すら貫通しない。死摩子は全身の力を針に込めた。乃梨子の性器を針が徐々にではあるが通って行く。
「ひいいいいいいいいいぃぃぃぃぃ!!!」
針が進むたび乃梨子は聞くに堪えない声を喉から絞り出す。
さすがの死摩子も耳を塞ぎたくなったが、ここで耳を防いでしまえば悪魔に負けた事になる。
シスターになる為にも、悪魔の声に耐えることが出来なくてはならない。白い頬を朱に染めながら、死摩子は作業を続けた。
針が死摩子の汗と乃梨子の血で滑りやすくなってきた。けれども負けてはいけない、乃梨子も必死に絶えているのだ。
乃梨子の方は相変わらず酷い声を出しながらも、段々と反応が鈍くなってきた。いつの間にかその声も途切れがちになってしまった。
「さぁ、乃梨子、もう半分は縫えたわ。あと半分縫ってしまえばもう大丈夫よ。
 ・・・乃梨子?どうしたの?返事をして。」
かろうじて乃梨子は生きてはいたが、もう声を出す力は残っていなかった。



326 :名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 20:04:17 ID:t1dHfuQq
さてさて、やっと完結変を投下します。
あんまり慣れない内臓裂きがぬるくておやつみたいです。
お茶でも啜りながらどうぞ。



「あっ」
リリアン女学園から少々離れたショッピングモールの中、祐巳は思わず声を上げた。
テストも無事に終了したので祐巳と由乃は学校帰りに買い物に来たのだった。
「なぁに?祐巳さんたら急に。」
突然上げられた祐巳の声に由乃が答えた。
「どうしよう。お弁当箱を薔薇の館に忘れてきちゃった…。」
「明日は学校ないし、いくら冬でも土曜のお弁当箱を月曜に持って帰るのは悲惨よ。まだ間に合うから取りに帰りましょうか。」
「うう、ごめんなさい。由乃さん。」
「良いのよ。私はそのまま家に帰れるし。」
「あ、でも。」
祐巳は先ほどの死摩子と乃梨子を思い出した。
「薔薇の館に帰ってまだ二人が揉めていたらどうしよう…。」
「その時は私たちが仲裁に入れば良いじゃない。あれから大分経っているし、二人ともきっと帰っているんじゃない?」
「そうだよね。じゃあ取りに帰ろうか。」
そうして祐巳と由乃は薔薇の館に向かった。


何も知らない二人が薔薇の館に向かい始めたとき、やっと死摩子も乃梨子の異変に気が付いた。
縫合の手を止めて死摩子は乃梨子に呼びかけ続ける。
「乃梨子?如何したの…?目を覚まして!!」
乃梨子のすぐにでも消えてしまいそうな呼吸の音が、死摩子の耳に届いた。そのわずかな音に死摩子は眉を寄せる。
「悪魔め・・・、まだ乃梨子の中にいるのね。どうして、入り口は閉じてしまったのに・・・・。」
死摩子は一人確信を得た表情になる。そして、先程の包丁を取り出した。夕日が包丁を真っ赤に染めている。
「乃梨子、ねぇ乃梨子。」
いつのあの優しく甘い声が乃梨子の耳に響く。人とは不思議だ。その声に反応するかのように乃梨子は目を開いた。
「死摩子・・・さん?」
「乃梨子。怖かったでしょうね。悪魔が体の中にいるんだから。でもそれも、もう終わりよ。」
「・・・い・・・る・・・・・?」
こんな状況だというのに、死摩子の言葉の一つに疑問を抱けるほど乃梨子の冷静だった。
死摩子の言葉によると悪魔の存在は過去形ではなく現在形なのだ。
今までの壮絶な虐待は、すべて悪魔を追い出すための行為ではなかったのか。
終わったからこそ自分の名前を死摩子は優しい声で呼んでくれたのではないか。
「そうよ。今からあなたの中から悪魔を引きずり出すわ。」
「引きずり出すって・・・・。」
「こんな事、本当はしたくはなかったわ・・・・。」
勘の良い乃梨子は死摩子の手にある包丁を見てすべてを理解した。
「あああああああ・・・・・・。」
乃梨子は大きく大きく目を見開く。彼女あまりの目の見開きように、眼球とはやはり丸いものなんだという事がよく分かる。


「悪魔よ!去れ!!!!!!」
「ぎゃああああああああああああアァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
まず包丁の先は乃梨子の胸の真ん中に沈んだ。白い肌の中に鈍く輝く包丁が入り込んでいく。
「あああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
死摩子は一体何処からそんな力を出しているんだろうか。か細い腕は容赦なく包丁を臍の辺りまで切り裂いてゆく。
自分の死を目前として本能のままに乃梨子は泣き叫ぶ。ろくに動けもしない腕で死摩子を自分から引き離そうと必死だ。
生を求める乃梨子の抵抗は、死摩子の目にはすべて悪魔の抵抗と写っていた。
「ずるがしこく私の妹に乗り移る悪魔よ、去れ!去れ!!去れえええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
どのような人間が聞いてもぞっとするような声を、死摩子は乃梨子に浴びせかけた。普段の静かな印象は何処へ行ってしまったのだろう。
血走った目で包丁に力を加える死摩子の姿は、悪魔そのものだ。
「ふぁ、ぅぅう”うう・・・。」
乃梨子の白い腹に不自然な切れ目が入り、普通では決して見えない彼女の腹の中身が確認できる。
桃色の肺を守る白い肋骨、その下には乃梨子を構成する内臓がきっちりと詰め込まれていた。
死摩子は容赦せずにその切れ目を押し広げた。
「んがぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「どこおおぉぉ??悪魔は、この中の何処にいるのおおおぉぉぉぉぉ!!??」
包丁の先で乃梨子の腹の中をかき回す。
「コレかあああああぁぁっぁぁぁぁぁ!!!???」
死摩子は綱か何かを引っ張るかのように小腸を引きずり出した。
「がぎゃああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
乃梨子の腹から繋がったままの小腸を床に叩きつけると、死摩子はめった刺しにし始めた。
包丁が突き立てられる度に、乃梨子は潰された蛙のような声を上げる。
「あぎゃ!!!がぎゃ!!!ぐぎゃ!!!んぎゃ!!!!」
「出て行けええええぇぇぇぇぇ!!!乃梨子の中から出て行け悪魔あああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
聞くに堪えない声で乃梨子はのた打ち回り、恐ろしい臭いの体液が薔薇の館の床に飛び散る。


ぼろ雑巾のようになってしまった小腸は、ついに乃梨子の腹から離れてしまった。
「違ううううぅぅぅぅ!!!違ったああぁぁぁぁ!!!これに悪魔は最初からいなかったあああぁぁ!!!」
慌てて死摩子はまた乃梨子の残虐な切れ目に目をやる。
通常の人間なら吐き気がするような臭いが薔薇の館の中に充満している。しかしそんな臭い、今の死摩子にはまったく関係がない。
悪魔に取り付かれてしまった可哀想な妹のため、そんな事を気にしている余裕などないのだ。
乃梨子の腹からおぞましい臭いが湧き出ている。
あの大人びた、けれどもどこかあどけない所を持った妹は、いまや白目を剥いて口の端からは泡を吹き出している。
これもすべて悪魔のせいだ。一刻も早く悪魔を見つけなくては自分も二の舞になってしまう。
死摩子は懸命に死摩子の下腹を包丁でかき回した。
一体どの内臓がどのような状態でどこにあったのか、今の状態ではまったく分からない。
「が・・・あ・・・・あぁ・・・ぅぁ・・・・・。」
かろじて乃梨子は、まだ生きている証の音を喉の奥から搾り出している。
「うるさい悪魔!!!これ以上乃梨子の口から下品な音を出さないでええええぇぇぇぇぇぇ!!!!」
乃梨子の小さな口に死摩子は指を突っ込んだ。いくら死摩子の手が少女のもので小さく指が細くとも乃梨子の口にはすべて入りきらない。
「んぼぉぅ!!!」
指は口の奥にある小さな舌を捕まえた。
「うふふふふふふふ!!!!わかったわあああぁぁぁぁぁ!!!!お前は舌に取り付いていたのねぇぇぇぇぇぇ!!??」
限界まで口の外に乃梨子の舌を引っ張り出す。
「だから何時までも下品な声を出す事ができたのよおおおおおおおおお!!!!!!」
乃梨子の舌の真ん中に、包丁が突き立てられる。そして腹と同じようにまっすぐに包丁は下ろされた。
「あははははははははははは!!!!これで終わりよおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
「げええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!」


乃梨子の最期は近い。普通の人間ならそう見える動きが乃梨子の体を支配している。
その様子を見つめる死摩子が絶望的な声を上げる。
一滴の水滴が頬を流れた後、その水滴は止まることなく死摩子の頬を濡らしていく。
「どうしてえええええええ、どうしてうごかなくならいのおおおおおおおおおおおおお!!!!
 あくまはでていないのおおおおおおおおおお!!!!」
汗と涙と鼻水に塗れた顔の死摩子が泣き叫ぶ。柔らかな髪が顔にへばり付いている。
「あああああああああああああああ、わたしがわるいのおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
まるで壊れた人形だ。死摩子の美しい容姿が余計にそんな印象を与えていた。
「わたしがあああああああああああああああああああああ、のりこにきをまわしてあげられなかったからああああああああああああああ」
桜の下で出会った頃からの乃梨子の姿がフラッシュバックする。
「いいいいいいいえええええええええちがうのおおおおおおおおおおお、ぜんぶうううううううあくまのせいいいいいいいいいい」
 わるいのはあくまああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
死摩子はもう一度だけ乃梨子の切れ目に手を掛けた。
「ゆるしてええええええええええええのりこおおおおおおおおおおもうこうするしかないのおおおおおおおおおおおおおおおお」
死摩子は乃梨子の肺を守る骨を折り、そしてその奥の方で弱弱しく動く心臓に手を掛け・・・。



祐巳と由乃は無事に学園に到着した。夕日が眩しい。もうすぐ完全に日が沈んでしまう。
銀杏並木を二人は駆け抜けた。珍しく由乃が弱音を吐く。
「うぅん!こんな時間帯の学校ってきみわるぅい!!!」
「部活の人はまだいるみたいだし、大丈夫だよ。まだ日はあるし。」
二人の目の前に夕日に真っ赤に染まる薔薇の館が飛び込んできた。
「電気ついてないね。もう二人は帰ったのかな?」
「そう願うわ。」
扉を開けた二人の鼻にまず入ってきたのは、とにかく正体の分からない異常な臭いである。
祐巳と由乃は顔を見合わせた。
「何かしら?」
「ガス・・・じゃないよね。何だろう。」
静寂が薔薇の館を包んでいる。
「どうしよう・・・。誰かを呼んできた方が良いんじゃない?」
小声で由乃が囁く。無言で祐巳がこくりとうなずく。その時だった。
ビスケット扉が急に開いた。そして死摩子がゆっくりと姿を現した。
「もう、死摩子さんおどろか・・・・」
ふたりはぎくりとした。死摩子の制服が考えられない程赤く染まっていたからだ。
そして死摩子の手には赤黒い何かが掴まれていた。それは遠くでもはっきりと分かるほどに血が滴っていた。
「ヒ・・・きゃあああああああああああああああああああああああああ!!!!」
祐巳と由乃の悲鳴に反応するかのように死摩子は笑い出した。
「あはははははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!」
あまりの光景に二人は動く事ができない。しかし祐巳はあらん限りの声を張り上げた。
「誰か!!!!!誰かあああああああああああ!!!!!!」
乃梨子には”それ”はなかったが祐巳には”それ”があったらしい。
「何だ?」
男性の声がした。いつも聞きなれているあの声、先生の声だ。
「先生助けて!!!!助けてええええええええええええええええええ!!!!!」
もう一人誰かがいるらしい。様子が変だ。薔薇の館だ。そう叫ぶ声が聞こえた。


死摩子はその後すぐに取り押さえられた。
乃梨子の心臓を取り上げられたとき、大人の男性でも苦労するほど死摩子は暴れ狂ったらしい。
「乃梨子を返して!!!」
そう泣き叫びながら。
そのあまりにも異常さから、どれだけ学園の力を使っても事件は明るみに出てしまった。
『カトリック系名門女学園のオカルト儀式!!!』『偽の妹を悪魔祓い!!その真相は!!??』
マスコミはおもしろおかしくこの事件を取り上げた。代々高等部に受け継がれて来たスール制度など、興味本位で酷い書かれようだった。
山百合会は即解散。薔薇の館も来年の春までには取り壊されるそうだ。
事件が起こった時期も悪かった。毎年高確率になるリリアンの入学試験、編入試験の受験者は前年の三分の一以下になってしまった。
推薦入試の合格取り消し願いもリリアンに殺到した。
しかしそんな状況で一番傷ついていたのは、薔薇の館の人間たちを憧れの目で見ていた生徒たち、そして薔薇の館の人間本人たちだった。
「なんか・・・みぃんななくなっちゃったわね。」
取り壊される薔薇の館を遠目に見ながら由乃がつぶやく。
「今まで薔薇様たちが守ってきたものが、こんなに簡単に消えていくなんて・・・。」
祐巳が涙をためながら言葉を返す。
「未来のロサ・フェティダ・アン・ブゥトンになったかもしれない子は、他の学校に入るんだって。」
誰に話しかける風でもなく由乃は要った。菜々の事を言っているのだろう。
祐巳の周りでも希望校をリリアンから変更した生徒の話をよくい聞いた。
リリアンの人間だった、薔薇の館の人間だった・・・、他の場所で指を指されている人間も沢山要るらしい。
祐巳は何も言えず、精神病院に入れられている死摩子を思い浮かべた。



精神病院の一室。大暴れをするという理由で死摩子は檻に入れられていた。
今日も今日とて死摩子は自分が殺してしまった妹の名前を呼ぶ。
時に自らの血で壁に名前を書き始める事もある。
いくら気が狂ってしまったといえど、死摩子の人形のような美しさはそのままだ。
精神異常さ特有の美しさが加わり、死摩子は学園にいたころよりももっと美しく見えた。
「のりこのりこのりこのりこのりこのりこのりこのりこ・・・。」
鉄格子が付いた窓の隙間から青空が見える。
「のりこ。きょうはよくはれているわね。のりこのりこのりこのりこ・・・。」
此処に来て死摩子は数え切れないくらい乃梨子の名前を呼んだ。これからも数え切れないくらい乃梨子の名前を呼ぶのだろう。
まだ冬の空だがもうすぐこの監獄にも春はやってくるだろう。二人がであった季節がまたやってくる。
しかし共に過ごすはずだった人間も、場所すら彼女にはないのであった。
それでも彼女は必死につぶやく。まるで祈りの様に。
「乃梨子・・・。」
志摩子の声は無機質な壁にに囲まれた部屋に、虚しく響き続けるのだった。
×

この広告は60日間更新がないwikiに表示されております。

管理人/副管理人のみ編集できます