『被災地のLGBTが望むこと』のアイディア倉庫 - トップページ
以下は暫定的な案(下書き)です。書き込み、修正よろしくお願いします。

主旨等は『被災地のLGBTが望むこと』のアイディア倉庫をご覧下さい。

注意:以下の内容は、被災経験のあるLGBTの方たちには、嫌な思い出を思い出させてしまったり、フラッシュバックを起こしてしまう(トリガーになる)可能性があります。読み進める際は、その点に十分ご注意いただけたらと思います。よろしくお願いします。



1. LGBT* その他の人々、その家族、そして非LGBTの全ての人にとって、以下にまとめた権利や希望は災害時以外でも常に尊重されるべきものであることをまず認識してください。そして、それらの権利が災害時に「緊急だから」という理由で優先順位を下げられ、LGBTや周囲の人にとって更なる苦痛を与え、更に「緊急だから」という同じ理由で、自らの要望を伝えることが「わがまま」扱いを受けることがあります。
2. 洋服や化粧品、カミソリ等の支給があるのはもちろん、本人の望むものを支給してもらえること  
3. 移行中の性別の洋服や化粧品など身の回りの物を保管しておける場所を提供してもらうこと
4. ホルモンバランスの崩れによる精神的苦痛および体調不良を理解してくれる心理職の人がいること

5. 報道の際、本人の意思を尊重してください
6. トイレや体を洗うとき、寝るときその他のプライバシーが守られること
7. 救援活動をする人が全てを「男性」と「女性」に分けた活動をしないこと
8. セクハラ・性暴力の被害を受けないこと
9. 自分は後回しにされるのでは、という恐怖を感じないこと
10. 同性パートナー含め、非婚/未婚パートナーとの関係を「世帯」として扱ってもらうこと
11. 救援者・団体・施設などでフォローしきれない問題が出て来たときの連絡先
12. 問題は複合的に生じるということを互いに理解すること
13. 「LGBTの代表」である人を置かない
14. 彼氏、彼女、家族以外にも、"大切な人"という表現を使う
15. HIV感染者が必要な薬を手に入れられるようにしてほしい
16. GIDの人に対してのホルモン。錠剤でいいから、得られるようにしていただきたいです。
17. 性に関する支援の要求が、他の事柄よりも優先度が低いものであるのだと理解されてはならない。
18. 救援者のなかにも、LGBTである人びとがいるのだということが覚えておかれる必要がある
19. 身分証明書の性別に関わらず必要な医療措置を
20. LGBTだから、あるいはそのように見えるからという理由で、憶測による過剰な配慮を行わないでください
21. 性別がなんであれ、つらいときはつらい、代わってほしいときは代わってほしい、と言える環境を



基本姿勢

文書に付記出来るかもしれない情報
FMわぃわぃによる多言語防災情報提供
http://www.tcc117.org/fmyy/index.php

和歌山県の障害者・高齢者要援護者向けマニュアル(要援護者自身だけでなく支援者の心得も簡潔かつわかりやすい)
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/040400/bosai/...


コメント
‐ホルモン剤の部分に具体的な名称を書き込みしました。ただ、自分の使用している薬品の名前しか書きこめていませんので、他のもの(特にFtMの方の使用する薬品)等、代表的な物を書き込んだ方がよいかと思います。

お薬の問題について。HIVのお薬が必要なことは想像がつくと思うのですが、ホルモン剤がないとどのような被害が出るのか、この文面だとLGBTではない人にはよくわからないかもしれません。サプリと同じように考える人もいるかもしれません。ホルモン剤がどのくらい重要なのか、決してわがままではないという理由を、全く知識の無い人たちにもわかるように加えてはいかがでしょうか。