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弁護士や司法書士でないにもかかわらず、富山県の多重債務者の女性5人に対し、貸金業者への過払い金返還請求をもちかけて不当に利益を得ていたとして、富山県内の男2人が弁護士法違反で逮捕・起訴された。

弁護士法違反で逮捕・起訴されたのは富山市宝町の無職、宮島鉄男被告(60)と朝日町出身の住所不定で元貸金業者の追分富久被告(64)の2人。

魚津警察署によると、2人は去年1月から2月にかけて県在住の47歳から75歳の女性5人に対し「借金を払わなくても良くなり金も返ってくる」ともちかけ貸金業者に対する利息の過払い金返還請求を富山市の当時60歳の司法書士に依頼するよう勧誘した。

そして本来は被害者に全額が戻るはずの和解金、あわせて1430万円のうち宮島被告と追分被告、手続きをした司法書士でそれぞれ25パーセントずつ受け取っていた疑いがもたれている。

被害者には残る25パーセントしか戻っていなかった。
警察は被害者は10人を超えると見ていてさらに余罪を調べている。

また、手続きをした司法書士が去年5月に病死しているにもかかわらず、その後も同様の犯行を重ねていた可能性があることから、このほかにも関わった司法書士がいた可能性も視野に入れ調べを進めている。
解説
過払い金請求というのは法的な手続きで、法律の専門家である弁護士や、司法書士といった資格を持った者が行うことができる手続きです。
過払い金の請求を行う際は、必ずその事務所に有資格者がいるかどうかを調べ、信頼できる事務所であるかどうかを確認することが必要です。
過払い金請求の手続きは、弁護士や司法書士などの専門家と貸金業者の間で、ほとんどの交渉が進み、自分で交渉する場面はほとんどありません。高額な報酬を請求するような、悪質な仲介業者に騙されないように気を付けてください。多重債務
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• 引用元ページ：債務整理ニュース「過払い金返還仲介で不当に報酬 男2人を逮捕」
• 引用元サイト：自己破産・債務整理ガイド