債務整理Wiki - 「ドカベン」香川氏が自己破産…週刊文春報
ニュース記事
「ドカベン」のニックネームで親しまれた元南海ホークス(現福岡ソフトバンクホークス)の香川伸行氏(49)が自己破産していたことが分かったと、3日発売の週刊文春が報じた。

地元関係者によると、香川氏は02年に福岡市博多区に居酒屋を開いたが、急性腎不全を患って長期療養を余儀なくされ閉店。福岡県内に建てた自宅も08年に差し押さえられていた。
現在、資産が全くないことが裁判所で認定され、自己破産となったという。
解説
現役の選手がお金に困るというのはあまりないでしょうが、引退したプロスポーツ選手が多重債務に陥ったという話はよく耳にする話です。現役時代に大金を持ったために、金銭感覚が鈍ってしまうのかもしれません。
数年前には、ミスタータイガースの愛称で知られた有名選手も経営していた店舗の不振などにより多額の負債を抱え、自宅が競売にかけられるといった債務問題が話題になりました。

選手寿命が短いプロスポーツ選手の場合、特に引退後の人生が長くなりますが、監督・コーチ・解説者などになれる人も少ないので、何らかの仕組みを考えないと度々こういうことが起こる気がしてなりません。
幸い香川氏は福岡県太宰府の市議選に挑戦する意欲をみせています。見事、自己破産からの再出発をして頂き、今現在も多重債務で苦しむ方たちの希望の星となって頂けることを切に願います。

■香川伸行氏
大阪・浪商高出身で、79年夏の甲子園に捕手として出場。史上初の3試合連続ホームランを放ちました。172センチ、95キロの体形が漫画「ドカベン」の主人公・山田太郎に似ていることから、ドカベンの愛称で人気者に。1989年に現役を引退しています。

-引用元ページ:債務整理ニュース「「ドカベン」香川氏が自己破産…週刊文春報じる」