ニュース記事
貸金業者からの借入総額を年収の3分の1までに制限する「
総量規制」を柱とした
改正貸金業法が完全施行されて約3カ月。
足元では利用者からの苦情・相談件数が減少し、政府は「深刻な影響は出ていない」とする。
ただ、新規借り入れが困難な利用者を狙い実質的に高利で資金を融通する「クレジットカードの現金化」など悪質な商法も目立つ。
国民生活センターによると、
総量規制の対象外の「クレジットカード現金化」商法をめぐるトラブルの相談が4月から先月20日までで141件と前年同期比2.7倍に拡大。
貸金業者から
融資を受けられなくなった消費者を狙った悪質商法が横行し始めている。
解説
総量規制が導入された事で、貸金業者から
融資を受けることが難しくなった方が「クレジットカードの現金化」に手を出し、トラブルに巻き込まれるケースが多発しているようです。
一見、簡単に資金調達ができ、メリットがあるように感じる「クレジットカードの現金化」ですが、実際は高金利で
融資を受けている事と変わらず、悪徳業者による詐欺被害も多発しているのが現状です。
※また、「クレジットカードの現金化」はカード会社の規約に違反しており、現金化した事が発覚した際には強制退会させられるなどの可能性もございます。
既に「クレジットカードの現金化」を利用したり、
ヤミ金業者から
融資を受けなければいけない経済状況の方は、早急に弁護士・司法書士に相談して、前向きな解決方法をお探し下さい。
■クレジットカードのショッピング枠現金化(キャッシュバック型)
�仝酋皺酋伴圓�直接商品を仕入れ、それを利用者にクレジットカードで購入するよう指示
�⇒�用者には購入額の7〜9割程度のお金をキャッシュバック (返金)する
�８酋皺酋伴圓砲魯�ード会社から利用者の購入額が全額支払われ、返金額との差額が利益になる
�ね�用者は一時的に資金を調達できるが、利息とともに購入代金の支払いが残る
この差額による業者の利益は、金利換算にすると20%以上のケースも多く、
消費者金融よりも金利が高いという見方もできます。
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引用元ページ：債務整理ニュース「改正貸金業法施行から3カ月現金化などの悪質商法が横行も 」