債務整理Wiki - 自己破産にまつわるよくある質問★その2

自己破産にまつわるよくある質問★その2


コラム
前回に引き続き、ここでは、当事務所に寄せられる自己破産にまつわるよくある質問のうち、ここでは4つお答えします。

Q.借りたお金を返さないと、詐欺でつかまってしまいますか?
A.詐欺でつかまってしまうかどうかは、考え方によります。たとえば、次のように考えているとしたら、つかまることはありません。
「きちんと返すつもりだったが、いろいろな事情が重なって、返したいのに返せなくなってしまった。」
その一方で、初めから返すつもりなどなく、貸した相手を騙すつもりで借りたとしたら、詐欺だと判断されます。


Q.ブラックリストに載るとは、どういうことですか?
A.金融事故を起こした人が信用情報機関のリストに登録されることをいいます。
金融事故とは3ヶ月以上の借金の支払い延滞、自己破産任意整理といった債務整理などのことをいい、信用情報機関とはローンやクレジットの利用状況、金融事故の情報などが登録されている機関のことをいいます。
ブラックリストに登録されると、新しくクレジットカードをつくったり、ローンを組んだりするのが難しくなります。
それらの審査の際に、信用情報機関に登録されているかどうかが確認されるためです。


Q.一度ブラックリストに載ると、永久に消えないのでしょうか?
A.一般的には5〜7年間くらいといわれています。
自己破産の場合、10年間載るという話も耳にしたことがあります。
信用情報機関はいくつかあり、それぞれで事情が異なるようです。


Q.ブラックリストに載るのはコワイことですか?
A.信用情報機関に登録されている情報を調べられるのは、金融機関とお金を借りている本人に限られます。
ブラックリストとは金融事故を起こした人のリストのことを言います。それ以上でもそれ以下でもありません。