借金苦により収賄容疑 都住宅供給公社部長 
2012年09月21日（金）
ニュース記事
東京都住宅供給公社の発注工事をめぐる贈収賄事件で、同公社の住宅計画部長と建設会社社長が収賄容疑で逮捕された。
工務店の関連会社は公社発注工事でミスをしたが、通常より最も軽い１ヶ月間の指名停止処分にとどまっており、住宅計画部長が処分軽減を働きかけたとみられている。
捜査関係者によると、容疑者はギャンブルなどが原因でクレジットカード会社から多額の借り入れを繰り返し、総額数千万円にのぼっている。
借金苦により、建設会社へ賄賂を要求した可能性もあるとみてさらに詳しい捜査をすすめている。
解説
年々増える工事受注額。都住宅供給公社をめぐり過去にも汚職事件が起きており、元工事係長が工事情報を漏らすなどし業者に便宜を図った見返りに現金を受け取ったとして収賄容疑で警視庁に逮捕されている。
ギャンブルにつぎ込み借金を負い、他人のお金や公的資金に手をつけるケースは後を絶ちません。借金問題などでお悩みの際は、根本的な解決策を求めるためにも、早めにお近くの弁護士・司法書士事務所にご相談下さい。