債務整理Wiki - 新生銀行、 消費者金融のレイクを買収
ニュース記事
新生銀行は、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が日本で「レイク」の名称で営業する消費者金融子会社GEコンシューマー・ファイナンスを5800億円で買収すると、2008年7月11日に発表した。
9月末までにGEコンシューマーの全株式を取得する。
新生銀行グループの消費者金融事業の融資残高は、子会社で業界中堅のシンキ(ブランド名・ノーローン)と合わせると約8160億円と、プロミスなど上位4社に次ぐ規模になる。
解説
レイク買収の最終入札には新生銀行のほか、アコムとプロミスの3社が残っていてアコムが最有力とは言われていたのですが、一転、買収したのが新生銀行となった事に少し驚きました。
新生銀行は傘下にシンキと信販大手のアプラスを持ちますが、貸金業法改正でシンキやアプラスの業績は低迷。
それでも、消費者金融事業を柱に位置付ける戦略は変えずに、規模拡大による収益力回復を狙っているのでしょうか。
今回のレイクの売却問題はひとまず終息し、レイクに過払い金
がある人も問題なく請求できます。
しかし中小の消費者金融業者などは売却先を探すのは難しく、そのまま経営破綻に追い込まれて過払い金が払えないという可能性もあります。
長く取引きがあり、過払い金が発生している可能性がある人は早急に弁護士・司法書士に相談して調べてみた方が良いでしょう。