債務整理Wiki - 多重債務者狙い高金利で貸し付け

多重債務者狙い高金利で貸し付け


2012年10月05日(金)

ニュース記事
多重債務者をターゲットに高い金利で金を貸し付け、不法におよそ2400万円の利益を得たなどとして、貸金業法違反などの疑いで33歳の男が警視庁に逮捕されました。

去年9月から今年7月までの間、貸金業の登録をせずに神奈川県の会社員の男性ら86人に法定利息のおよそ6〜12倍の高金利で貸し付けていた。

自宅にて1人でヤミ金業を営み、事務所を持たず、取引は携帯電話のみで行っていたという。取り調べに対し「否認もしないがノーコメント」と供述しているようです。

解説
2010年6月に完全施行された改正貸金業法により、多重債務者は減少傾向にあり、今年8月末には貸金業利用者の1人当たりの残高は、3年前の約半分の約57万円に減少。各関係省庁などは、法改正の効果があったとしています。

しかし、新たな問題として、クレジットカードのショッピング枠の現金化が横行しているようです。27日には、金融庁で各関係省庁などなどが集まり、現状把握や今後の対策を整理する目的で懇談会も行われました。