債務整理Wiki - 武富士和解 創業家側が解決金

武富士和解 創業家側が解決金


2013年09月12日(木)

ニュース記事
会社更生手続き中の武富士(現TFK)が破綻前に不当な株主配当をしたとして、管財人が株主の創業家3人などに約129億円の返還を求めた訴訟ですが、東京高裁にて11日、和解が成立した。
管財人によると、創業家側が解決金として17億5000万円を支払うという。

訴訟で、管財人は「原資のない違法な配当だ」と主張したが、今年3月の東京地裁判決は「会計処理に問題はない」として請求を棄却、管財人が控訴していた。 
管財人によると、「1審敗訴が維持されれば、上告審で覆すのは困難。訴訟の長期化を考慮し、和解を受け入れるのが合理的だと判断した」としている。