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satofamilie 2025年02月15日(土) 15:56:00履歴

1867年、パリで開催された万博をきっかけに、ジャポニズムと呼ばれる日本ブームが起こりました。
浮世絵を扱う画廊も設立され、日本の浮世絵が世界的に注目されるようになりました。
プレイヤーは浮世絵を扱う美術商となり、浮世絵の個展を開いて成功を収めることを目指します。
浮世絵を扱う画廊も設立され、日本の浮世絵が世界的に注目されるようになりました。
プレイヤーは浮世絵を扱う美術商となり、浮世絵の個展を開いて成功を収めることを目指します。
このゲームはミハエル・シャハト氏が2003年に発表した「クレイジーチキン」をベースに作ったゲームです。「クレイジーチキン」は2人用のゲームですが、シャハト氏自身の手で「Drive」や「Call to Glory」などの4人用にもリメイクされています。いずれも面白いゲームなのですが、個人的にはもっと手軽にスピーディに遊びたいと考え、シャハト氏の協力のもと「ウキヨエ」を開発しました。
ここでは「クレイジーチキン」と「ウキヨエ」の違いをいくつか挙げたいと思います。
ここでは「クレイジーチキン」と「ウキヨエ」の違いをいくつか挙げたいと思います。
「クレイジーチキン」は9種類110枚ですが、「ウキヨエ」は7種類70枚です。
カード枚数を減らすことでプレイ時間の短縮を狙い、カード種類を絞ることで個展の上書きが起こりやすくなるようにデザインしました。
カード枚数を減らすことでプレイ時間の短縮を狙い、カード種類を絞ることで個展の上書きが起こりやすくなるようにデザインしました。
「クレイジーチキン」は1種類のカードの点数は固定ですが、「ウキヨエ」は1人の絵師につき複数の点数を配置しています。(例えば、菱川師宣のカードは1点と2点があります)
これにより、同じ絵師でもどのカードを捨てるかの選択が増えたり、高得点を狙うためにあえて少ない枚数で個展を開くなどの戦略が増えました。浮世絵が大量に複製されたアートであることもカード枚数のテーマとマッチしていると思います。
これにより、同じ絵師でもどのカードを捨てるかの選択が増えたり、高得点を狙うためにあえて少ない枚数で個展を開くなどの戦略が増えました。浮世絵が大量に複製されたアートであることもカード枚数のテーマとマッチしていると思います。
「クレイジーチキン」は全種類を出すか、いずれかのプレイヤーが既定の種類を出すか、山札が切れるかですが、「ウキヨエ」は6人の絵師(全種類‐1)を出すか、山札が切れるかです。
基本的にこのゲームは我慢比べのゲームだと思っているのですが、我慢しすぎると他のプレイヤーに出し抜かれてしまうため、そのジレンマを演出できるようにデザインしました。
基本的にこのゲームは我慢比べのゲームだと思っているのですが、我慢しすぎると他のプレイヤーに出し抜かれてしまうため、そのジレンマを演出できるようにデザインしました。
「クレイジーチキン」は山札2つに捨て札2つですが、「ウキヨエ」は山札1つに捨て札1つです。
ここは非常に悩んだところで、シャハト氏にも相談したところです。山札を1つにすることによってゲームのテンポがスピーディになることは間違いないから、パーティ寄りにしたいなら山札1つ、捨て札1つでよいと思うとシャハト氏からも背中を押され、現在の実装に落ち着きました。
ここは非常に悩んだところで、シャハト氏にも相談したところです。山札を1つにすることによってゲームのテンポがスピーディになることは間違いないから、パーティ寄りにしたいなら山札1つ、捨て札1つでよいと思うとシャハト氏からも背中を押され、現在の実装に落ち着きました。
「クレイジーチキン」は複数ゲームする場合、点数を紙などに記録しますが、「ウキヨエ」は個展中で一番小さい価値のカードを記録用に抜いていきます。
これにより、紙を用意する必要もなくなりますし、ラウンドが進むにつれて低い価値のカードが抜けていくので逆転しやすくなります。
シャハト氏の名を汚さないように丁寧にゲームディベロップしたつもりです。是非「ウキヨエ」をお楽しみください。
これにより、紙を用意する必要もなくなりますし、ラウンドが進むにつれて低い価値のカードが抜けていくので逆転しやすくなります。
シャハト氏の名を汚さないように丁寧にゲームディベロップしたつもりです。是非「ウキヨエ」をお楽しみください。
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