世界線1 - トルコ人民共和国

国名

トルコ共和国

国旗

地理

領土:トルコ、シリア、レバノン、キプロス、パレスチナ、ヨルダン
首都:アンカラ

歴史

オスマン帝国崩壊後のトルコでは長らく内戦状態が続いていたが、1928年にトルコ共産党が勝利して内戦が終結、トルコ人民共和国が成立した。
成立直後は領土拡張を進めていたが、それによる2度の戦争により軍隊は疲弊、それにも関わらず指導部は神聖スーモニア帝国との戦争を強行、その間に軍の青年将校らは指導部に対してのクーデターを計画、トルコの敗戦が明確となった時、クーデターを実行し、党指導部を逮捕、当時の書記長は処刑された。因みにこの事件は情報操作により闇に葬られた。
(続きは後で書く)

文化

国土は、ヒッタイト、古代ギリシア、ローマ帝国、イスラームなどさまざまな文明が栄えた地であり、諸文化の混交が文化の基層となっている。これらの人々が残した数多くの文化遺産、遺跡、歴史的建築が残っている。伝統的な文化はこのような基層文化にトルコ人が中央アジアからもたらした要素を加えて、東ヨーロッパから西アジアの諸国と相互に影響を受け合いながら発展してきた。

近現代のオスマン帝国、トルコは、ちょうど日本の文明開化と同じように、西洋文明を積極的に取り入れてきたが、それとともにトルコ文学、演劇、音楽などの近代芸術は、言文一致運動や言語の純化運動、社会運動などと結びついて独自の歴史を歩んできた。こうした近代化の一方で、歴史遺産の保全に関しては立ち遅れも見られる。無形文化財ではオスマン古典音楽の演奏者は著しく減少し、また剣術、弓術などいくつかの伝統的な技芸はすでに失われた。有形の遺跡もオスマン帝国時代以来のイスラム以前の建築物に対する無関心は現在も少なからず残っており、多くの遺跡が長らく管理者すら置かれない事実上の放置状態に置かれてきた。

食文化

トルコ料理は伝統的に世界三大料理とされ、ギリシャ料理やシリア地方の料理(レバノン料理など)とよく似通っている。またイスラム教国ではあるが飲酒は自由に行われており、ブドウから作られアニスで香りがつけられたラクが有名である。ワインやビールの国産銘柄も多数ある。コーヒー粉末と砂糖を入れた小さな容器を火にかけて煮出すトルココーヒーも有名である。

音楽

伝統的なトルコ音楽のひとつ、オスマン古典音楽はアラブ音楽との関係が深く、現代のアラブ古典音楽で演奏される楽曲の多くはオスマン帝国の帝都イスタンブールに暮らした作曲家が残したものである。

オスマン帝国とトルコ共和国で行われてきた伝統的な軍楽メフテルは多くの国に脅威と衝撃を与え、音楽家は着想を得ていくつものトルコ行進曲を製作した。

建築

建築は、イランとギリシャ双方の影響を受け、独自の壮麗なモスクやメドレセなどの建築文化が花開いた。その最盛期を担ったのがミマール・スィナンであり、スレイマン・ジャミィなどに当時の文化を垣間見ることができる。

俗に「トルコ風呂」などと呼ばれている公衆浴場文化は、中東地域に広く見られるハンマームの伝統に連なる。逆に、中東やアラブの後宮として理解されているハレムとは実はトルコ語の語彙であり、多くの宮女を抱えたオスマン帝国の宮廷のイメージが、オリエンタリズム的な幻想に乗って伝えられたものであった。

政治

政党

共和人民党(中道左派)
党首:ムスタファ・ケマル