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レイモン・ルクレール(Raymonnd)

生没年出身地身分・職業
1235-1292ラウプホルツヴィジランツ不明

人物評

 万能タイプのヴィジランツであるレイモンだが、中でも得意な武器は弓である。しかし弓以外の武術にも一通り心得があった。若い頃にいろいろと試して自分の可能性を探っていたのである。それは旺盛な好奇心と行動力のなせる業であり、良く言えば積極的、悪く言えばムラの多い性格といえる。結局は使い慣れた弓に落ち着いた。タイラーから長所を伸ばすようにアドバイスを受けてからは、他のものに目もくれず弓の技に磨きをかけていった。
 憧れのタイラーの影響もあったが、ヴィジランツは性格的に向いていると自分で分析していた。言動からは軽いお調子者の印象を受けるが、ヴィジランツとしては有能であった。落ち着いているパトリックとはいいコンビで、タイラーが育てた二人のヴィジランツとしてともに名を上げていくことになる。リッチがデビューしてからはパトリックと共にリッチのヴィジランツを買って出て、後年はエレノアに雇われ各地を廻った。
 北大陸へは仕事の関係で上陸したのだが、開拓民として永住することを決意。開拓村の一つに家族を呼び寄せ、その地で生涯の幕を閉じた。

主な交友関係

 同業者タイラーのことを心から尊敬していたレイモンは、ヴィジランツとしてデビューしてから数年後、自分の実力にある程度自信がついた時にタイラーを訊ねた。それ以来、弟子のような存在になる。レイモンは、陰ながらタイクーン・ウィルを支えてきたタイラーのようになりたいと常々思っていた。その憧れの人物と一緒に冒険できることを幸せに感じ、また間近で見るタイラーの戦い方や技のキレ味には、興奮と感動を覚えずにはいられなかった。もちろん単に見とれていたのではなく、タイラーの技術を観察して、自らのものとして実力を高めることに精を出した。

 ウィルはタイラーの紹介で初めて目にした。ワイドへ移住していたウィルの話を聞くことはあっても、実際にその姿を見たことはない。レイモンの中では、ウィリアム・ナイツはもはや生きた伝説であった。そのウィルは、噂以上のただならぬアニマの強さに、人のよさそうな風貌、戦いぶりやディガーとしての才覚など、驚かされることばかりだった。レイモンは同じパーティー内にいることに感激した。しかし、エッグへの執着には別の意味で驚かされた。エッグの力を感じていないレイモンは、ウィルが血眼になって追う理由がわからなかったのである。
 リッチのヴィジランツとなったのはウィルやタイラーの頼みもあったが、タイクーン・ウィルの息子がどれほどの活躍をするのかそばで見てみたいという個人的な興味があった。既に20年ヴィジランツをやってきて、いろいろな冒険者を見てきたレイモンから見ても、リッチの素質は父親譲りどころか、あのタイクーン・ウィルを凌ぐほどであった。ディガーとして成功するのは間違いないように思えたが、リッチは名誉や富には全く興味を示さない。そういう態度をレイモンは微笑ましく思い、偉大な父の陰に追われてもがいているリッチをできるだけサポートしようと心に決めた。
 こうしてナイツ家の親子二代に渡りヴィジランツを勤めたレイモンは、それを生涯誇りに思っていた。

簡易年表

年齢出来事ギュスターヴ編ウィル・ナイツ編サンダイル史
12350次男として誕生ギュスターヴ15歳
125419タイラーを訪問し、彼の元で成長する
1256321タイラーにウィルを紹介してもらうアニマ教の噂
1257222ウィル対エッグ
126429女性ディガーケイトと結婚*1将軍の思い出
127136リッチ、ディガーデビュー。パトリックと共にサポートするハン・ノヴァ炎上
127439エレノアが依頼主として加入
127540樹海へ
127641モンスターの巣へ
128045エレノアと北大陸に渡る。リッチと再会化石洞窟へ
128550開拓村の一つに落ち着き引退。家族を呼び寄せる
129257寿命により死去ケルヴィン最後の戦い



参考資料
パーフェクトワークス 195
アルティマニア 46,399

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