下中座について - 演目解説の見方
各演目の解説の見方をご案内いたします。
例)
外題絵本太功記 尼ケ崎の段
読み方えほんたいこうき あまがさきのだん
作者近松柳、近松湖水軒、近松千葉軒
初演寛政十一(1799)年。豊竹座。

どのような経緯で作られた演目なのか、演目の人気ぶりや相模人形芝居における演目の扱いなどを書いています。
多くの演目にはベースになる歴史的事件や昔の作品(能・狂言などの演目等)があるものです。

演目の筋書きを、紹介する段の前後を含めて書いています。
演じる段での話だけですと、話の内容がよく判らなかったりします。前後の話の把握は演目の理解を深めるのには大切ですよ。

相模人形芝居の特徴的な部分やお芝居の見せ場などを紹介します。
見所を押さえて『相模人形芝居通』になろう!

登場人物とそのデータを書いています。
筋力以下の能力値の種類は、有名な古典的名作ローププレイングゲーム『DUNGEONS & DRAGONS』の能力値の種類に従っています。
★の数は優劣を表しています。星の数が多いほど優秀ということになります。
★の後ろの( )にはちょっとした評価の解説が書かれています。
当該評価は下中座WEB担当の独断により設定されています。
また歴史上実在の人物であっても、評価は劇中の活躍状況により評価されますので史実を反映しません。
演目によっては動物や神様が出てくるものもあります。

例)
よみかたくまがい じろう なおざね
種族人間
職業武士
立場主人公。源氏の武将の一人で豪の者として知られ、源義経の旗下で活躍しています。
筋力★★★★★(大変強い武士です。)
敏捷力★★★★(藤の方の奇襲をかわします。)
耐久力★★★★★(とても強くて頑丈です。)
知力★★★★(義経の制札の真意を理解する高い知識力があります。)
判断力★★★★(敦盛の代わりに息子・小次郎を身代りにします。)
魅力★★★(豪の者に相応しい面立ちです。)