新宿ラクル美容外科クリニックが美容に関する用語や情報をご紹介します。

新宿ラクル美容外科クリニックの美容用語辞典。今回ご紹介する情報は、皮膚の構造についてです。皮膚は複雑な構造となっています。美肌を目指すならば、まずは皮膚の構造を知りましょう。


皮膚の老化

皮膚の老化は、シワやタルミ、シミ、乾燥など年齢と共に変化するものです。老化の要因として考えられているのが、遺伝的要素の影響を受ける細胞の寿命などによる内因性の老化。紫外線など自然環境によるものや、近年では大気中などの化学物質など生活環境による外因性の老化があります。
このうち内因性の老化は、万人が背負った宿命であり、平等に訪れるもので、簡単にどうにか出来るものではなく、ただ受け入れるしかありません。しかし外因性の老化は、化学などの進歩により、スキンケアなどの外的ケアと、栄養成分等による内的ケアによって、ある程度老化を防ぐことが出来るようになってきました。外因性の老化の中でも日光の影響は大きく、特に日光と共に降り注ぐ紫外線による老化を光老化と言います。

光老化

日光に含まれる紫外線は、波長の長さによって三種類に分けられています。紫外線はオゾン層によって吸収されますが、そのうちほとんど地表まで届くことのない紫外線を「UV-C」といいます。しかし、「UV-A」「UV-B」と言われる紫外線は、完全に吸収されずに地表にまで降り注ぎます。私達は日光による恩恵を受けていて、悪者のような紫外線も大事な働きをしています。日照時間の少ない地域では、その影響で精神的なダメージを受けることが解っていますし、体にとって必要なビタミンDは、食事から摂ることは難しいのですが、「UV-B」によって体内で合成することが出来ます。しかし皮肉にも「UV-A」は、ビタミンDを破壊してしまいます。
地表に届く紫外線のほとんどが「UV-A」で99%と多いですが、強さは「UV-B」の500分の1程度と弱くなっています。「UV-A」は日焼けをすると言うよりも、紫外線によって出来たメラニン色素を沈着させ皮膚を黒くします。また「UV-A」は、皮膚の表皮を通過し、真皮にまで達します。しかし皮膚への影響は目に見えるほど強いものではなく、徐々にダメージを蓄積し皮膚の細胞を傷つけていきます。受けたダメージはすぐには現われませんが、年齢と共に蓄積したダメージが徐々に現われてきます。
「UV-B」は、紫外線の内1%程しかありませんが、その強さは「UV-A」の500倍程と「UV-A」よりもかなり強い紫外線です。
波長が「UV-A」よりも短く、皮膚の表皮までしか届きませんが、「UV-B」を浴びると、いわゆる日焼けをします。この時皮膚が赤くなりヒリヒリしますが、これは日焼けと言うより皮膚が火傷したためで、ひどい場合は火膨れを起こします。
その後「UV-A」の影響で色素沈着し、皮膚が黒くなります。
最も怖い紫外線は、目に見えて症状が出る「UV-B」と思われていましたが、表皮までしか届かない上、日陰に入ることで避けることが出来ます。
しかし「UV-A」は、皮膚の奥の真皮まで届きます。また曇りの時でも降り注ぎ、日陰にまで届いてしまします。最も懸念されるのが、細胞内の核にあるDNA(遺伝子)を傷つけてしまうことです。傷ついたDNAをもつ細胞が分裂すると、その情報もコピーされた細胞が誕生しますが、こういった細胞が癌化すると考えられています。


参考:Gsunの基礎知識 皮膚(肌)編


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