- フロアには3つのタイプがある。それぞれランダムダンジョン、シャッフルダンジョン、街となっている。
ランダムダンジョン 
- プログラムによってランダムに発生する、いわゆる普通の不思議のダンジョン。
- 長方形の部屋が複数あり、それらが通路で繋がっているというのが基本構造。→部屋のタイプ
- 決まったパターンは無く、毎回完全なランダムでダンジョンが自動生成される。
- フロアの種類と形、シレン・モンスター・アイテム・罠・階段の配置はランダムで形成される。→部屋のタイプ
→ダンジョンの作られ方、1つのフロアができるまで その1、その2、その3(外部サイト:裏チュンBlog)
- 大部屋モンスターハウス以外のフロアは、フロアの真ん中に部屋が存在しない(真ん中に部屋があるとシレンにマップが重なり見難くなるため)。
- パターンは無数と考えてよい。
- 階段や落とし穴でフロア移動が可能。
- シレンには視界があり、通路では隣接1マス、部屋内では部屋全体と部屋の周囲1マスが視界となっていて、
視界の中にあるものはフロアマップに全て表示される。
- 通路に入ると視界が悪くなり、縦横1マス以内しか表示されなくなる。通路の奥が視認できない。
- あかりの巻物を読めば視界が晴れる。
- 階段や見た目の大きい一部の罠は、視覚では縦2マス、横1マスの距離で見える。
- 主に、迷路部屋で2マス離れた位置の階段を見つけれることが多い。
- マップに載らないため、迷路でダッシュをすると、階段を見逃しやすい。
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◆◆階階階◆◆ ◆◇◇◇◇◇◇
◆◆階階階◆◆ ◆◇◆◇◆◆◆ 左図は、階段を見つけられる範囲。
◆◆階試階◆◆ ◆◇◆階◆◇◇ 右図は、迷路部屋で階段を見つけれる距離の例。
◆◆階階階◆◆ ◇◇◆◆◆◇◆
◆◆階階階◆◆ ◆◇試◇◇◇◇
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- パコレプキン系の肉や死神の肉で壁の中へ進入が可能だが、壁の中で変身を解いてしまうと壁の中に埋まって出られなくなり、
1ターンにつき10ダメージを受けていく。
- 大部屋の巻物などで脱出しないと窒息死してしまうので注意。
- 壁の中にいるパコレプキン系や死神に、遠投した場所がえの杖を当てても進入可能。
- 場所がえの杖を遠投して、これらのモンスターに当ててしまわないように注意しよう。
- 壁の中に埋まってしまっても、隣のマスが部屋や通路なら歩いて出れる。
通常の移動で壁の中から脱出する場合は、通常の移動と同様に進める。
(1) (2) (3)
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◆◇◇◇☆◇◇ ◆☆☆◇◇◇◇ ◆◇☆☆◇◇◇ 壁:壁に埋まっているシレン
◆◇◆★壁★◆ ◆☆壁◆◆◆◆ ◆◇水壁◆◆◆ 水:水脈
◆◇◆◆◆◆◆ ◆◇◆◆◆◆◆ ◆◇◆◆◆◆◆ ☆:移動可能なマス
(1)では、★印の壁の存在のせいで斜め移動できない。
(2)では、斜めに移動することができる。
(3)では、水脈方向のみ斜め移動できる。
- 壁の中でモンスターハウスの巻物を読んでもワープしない。→モンスターハウスの巻物活用法
- ちなみに、マムルでも何でもいいのでモンスターに変身していると窒息ダメージを受けない仕様になっている。
- 死ぬと、死因は「身動きがとれずにたおれる。」 になる。
- モンスターを壁の中に閉じ込めても、ダメージは与えられない。
- 壁の中に入ったモンスターは1マス先に空間があると出てくる。
ランダムダンジョンの一覧 
シャッフルダンジョン 
- 杉並の旧街道のように、通過できない水路や壊せない壁で構成されたダンジョン。
- 変化する森や岩場といった、フィールド・シーンによるダンジョン。
- 広がりのある立体的な空間が、冒険をよりいっそうワクワクドキドキに演出する。
- 自然風景的なマップ構成が特徴であるため、部屋や通路の形は少々複雑で、単純な長方形の部屋や直線的な通路は少ない。
- 部屋は長方形ではなく、通路も斜めがあり、ランダムダンジョンと比べると整っていない印象。移動が若干しにくい。
- ランダムダンジョンと違い地形の種類は有限で、あらかじめ作られた一定数の地形の候補からシャッフルしてランダムに選ばれる。
→シャッフルダンジョン フロア構造全集(外部サイト:シレン99+の館)
→お ん¥のブロマガ(風来のシレン)【攻略】SFC風来のシレン シャッフルダンジョンのマップ
- 出口でフロア移動が可能。階段と違い、出口の位置は固定。
- そのため過去にプレイしたのと同じ地形に当たったら、出口の位置も分かってしまう。
- 店や天然のモンスターハウスは出現しない。
- 落とし穴が出現しない。底抜けの壺で落とし穴を作って落ちても、ダメージは受けるが、下の階層に落ちず上に這い上がってくる。
- 大部屋の巻物は効果が発揮されない。
- シレンは常に画面の範囲を見渡すことができ、通路に入っても視界が悪くならない。
- ランダムダンジョンの水路にあたる壁(斜め移動可・投擲貫通・ふきとばし等で進入するとワープ)と、
壁にあたる壁(斜め移動不可・投擲非貫通・進入不可能)がある。
- どちらも通過の腕輪では進入できず、つるはしで掘れない。
- 通過の腕輪では水路壁に「進入できない」だけで、通過の腕輪を装備しておき壁抜け系の肉で進入したあとシレンに戻ると、
水路壁から出ない限り自由に動けるようになる。→空中歩行
- パコレプキン系や死神は、水路壁のみ通過可能。
- 水路壁の上にいる敵には普通に攻撃可能だし、シレンが肉で水路壁の上にいても敵は普通に攻撃してくる。
- 水路壁は投擲物や杖の魔法弾が貫通するため、おばけ大根やボウヤー等には注意が必要。
- 山間渓流はほとんどの通行不可ゾーンが水路壁である。
- シレンが水路壁に着地(?)するとワープする。
- 壁壁には単なる投擲だけでなく、遠投も通らない。
- グラフィックでは対象を貫通しているように見えても、町やシャッフルダンジョンの壁から先は当たり判定が消えてしまう。回避音も鳴らない。
- ムゲン幽谷で壁に引っ掛かって動けない死神に、遠投矢を撃っても当たらないのはこのせい。
- 杉並の旧街道や山頂の森林など、壁壁なのか水路壁なのかを見た目だけでは判別できないことも多い。
- そのようなフロアでトドの壺・魔物のるつぼを壁に投げ当てた場合、手前の水路壁を通り抜けて奥の壁壁に当たって割れることがあり、
空きマスとの位置関係によっては壺の中の敵が出現できる位置が限られるため湧く数が少なくなることがある。
- 出口の隣を構成するマスによって、出口にも斜め移動で行ける場合と行けない場合がある。
- 斜め移動可:杉並の旧街道、山間渓流、山頂の森林、ムゲン幽谷。
- 斜め移動不可:天馬峠、瀑布湿原、滝壺の洞窟。
- こばみ谷にのみ登場し、その他のダンジョンでは全てランダムダンジョンで構成されている。
- 「シャッフルダンジョン」という名前の由来は「テクニカルガイドブック」の27ページより。
シャッフルダンジョンの一覧 
街 
- 冒険の途中で訪れる町には多くの施設があり、町の人から情報をもらったり、
店でアイテムを売り買いしたり、鍛冶屋で持っている武器を鍛えたり、さまざまなことができる。
- フロアの形やシレンの開始位置は固定で、倉庫や店などの有益な施設があり、多数のNPCと会話が出来る。
- 壁や水路の仕様はシャッフルダンジョンと同じ。
- 街でもアイテムが使える。矢の装備やおにぎりでの満腹度回復、アイテムを置いて整理に利用するといったことから、
住民を矢で倒したりモンスターにしたりするといった危ない行為も可能。
- シレンに全滅の巻物を読まれたり、アークドラゴンの肉で炎を吐かれたりと、悲劇の町になることもしばしば。
- 酒場のカウンター内にいる人に場所がえの杖を振ると、中に入ることができる。
- 戻る回数分を用意しておかないと出られなくなってハマるので注意。
- 街では階数が表示されないが、扱いとしてはその街の直前の階と同じ階数になる。
- 例えば、4Fと5Fの間にある竹林の村は4Fとして扱われる。
- 渓谷の宿場は例外で、0Fでなく1F。
- ダンジョンと違い、基本的に天然のモンスター・罠・アイテムは出現しない。
- モンスターの自然発生もなし。
- 泥棒した場合は、ダンジョン中の泥棒状態と同じく番犬隊が16ターンに1回発生するようになる。
- モンスターハウスの巻物を使うとフロア全体がモンスターハウスとなり、モンスター・アイテム・罠が出現する。
- 一部のターン経過による事象が無効になる。
- 街にいる間はシレンはハラヘラズ状態で満腹度が減らない。ただしペケジの腹は減る。
- HPが自然回復しない。街でなんらかのダメージを受けても、ダンジョン中のように自然回復はしない。
- 街に入る時にHPが減っていた場合、宿屋に泊ったり回復アイテムを使わない限り町を出るまでそのまま。
- しあわせの腕輪を装備しても経験値が増えない。
- 突風は吹くので注意。
- 裏CHUNSOFT 町のマップ集
- これを見れば、町でアークドラゴンに変身してマップ外に向かって炎を吐くと家の中にいるNPCに炎が当たるという現象の原因が分かる。
- シレンが武器を装備していても、街中では素手で表示される。
- 盾は街でも装備している。
- モンスターと戦う時は、ちゃんと武器の攻撃力・特殊能力は発揮される。
- 街中ではコッパの姿が表示される。
- マップが表示されない。
街の一覧 
コメント 
- バグーンとは? -- 2015-12-14 (月) 12:51:38
- つるはしなどで掘ろうとすると、「ここは、掘れない」と表示される箇所を素振りすると発生するバグ。ななめにある入口から部屋に入ると設定される目的地がごちゃごちゃになる。ほぼシャッフルダンジョンでしか起こり得ない。最初に発見されたのが謎の動きをするハブーンだったためバグーンと呼ばれた。 -- 2015-12-14 (月) 19:11:43
- 天馬峠5Fの特定のマップでモンスターが通路往復する現象のこと?原因解明されたんだな -- 2015-12-14 (月) 20:39:00
- それのことですね --- 消えてる -- 2018-04-09 (月) 18:55:20
- 報告ありがとうございます -- 2018-04-09 (月) 19:46:39
- 1~6Fと7F以降(こばみ谷なら8~13Fと14F以降)でランダムダンジョンの成形パターンが異なることについても書いたほうがいいかな? 若干説明が面倒になるけど -- 2018-06-10 (日) 02:10:29
- どうぞ。というかそんな分け方だったんだね -- 2018-06-10 (日) 09:40:51
- 部屋のタイプで書いてみた -- 2018-06-10 (日) 16:39:49
- 乙。個人的に気になってたところだったんで書いてくれて嬉しい -- 2018-06-10 (日) 17:30:58
- シャッフルダンジョンって出現率が高いマップと低いマップに分かれてるのは気のせいかな? -- 2018-11-13 (火) 21:10:31
- ちなみにトルネコ1のちょっと不思議のダンジョンはフロア生成パターンが極端に少なく階層ごとに偏った特徴を持つフロアが生成されるというシャッフルダンジョンのような特徴も持っていた。 -- 2019-08-02 (金) 06:04:50
- その傾向は本作にもある程度残しておいても良かったと思うわ。クリア後ダンジョンはずっと同じようなランダムダンジョンが続くから変化に乏しい -- 2019-08-02 (金) 18:49:47- 今回はこばみ谷限定のシャッフルダンジョンだが、後のシリーズではもっと不思議に相当するダンジョンでも登場する事に。 -- 2021-03-12 (金) 06:37:33
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