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ss_matomeru 2023年10月02日(月) 00:21:32履歴
没データとは開発中何らかの理由で没になってしまった通常出現しないデータ。
ROM内には一部存在してる為、デバッグモードもしくは改造で確認できる。
当記事ではROM内の没データだけではなく、昔の雑誌等に掲載されていた開発中の情報もまとめる。
目次
■0F(渓谷の宿場)
■1F(迷いの森)
■3F(ネブリ山廃坑?)
■4F(断崖の岩屋?)
■5F(二面地蔵の谷)
■7F(?)
■8〜9F(テーブルマウンテン?)
▲改造による再現
ROM内には一部存在してる為、デバッグモードもしくは改造で確認できる。
当記事ではROM内の没データだけではなく、昔の雑誌等に掲載されていた開発中の情報もまとめる。
目次
以下のようなシレン発売日(1995/12/1)前の情報が載っている雑誌等を所持している方は画像アップロード(imgur、GigaFile(ギガファイル)便等)募集です。
■既に画像のある雑誌(画像引用させてもらっています)
■確定で開発中の情報が載っている雑誌
■載っている可能性のある雑誌(情報求)
■既に画像のある雑誌(画像引用させてもらっています)
- 「月刊少年ギャグ王 ????年??月号」
- 画像:寄せては返す館主専用
- 「ファミコン通信(1995年1月6・13合併号)」
- 画像:かけるのブログ
■確定で開発中の情報が載っている雑誌
- 「電撃スーパーファミコン 1995年2月24日号 No.3」
■載っている可能性のある雑誌(情報求)
- 5chより
- 「マイコンBASIC Magazine 1995年2月号」
- 「覇王 1995年8月4日号」
- スレ内の「8/24号」というのは恐らく誤記?
- 「ファミリーコンピュータマガジン 1996年2月23日号」
- 該当号はあるようだが、日付が発売後なので誤っている可能性有
- 駿河屋 雑誌「風来のシレン」検索結果
- 「電撃スーパーファミコン 1995年3月10日号 No.4」
- 「電撃スーパーファミコン 1995年6月9日号 No.9」
- 「○勝 スーパーファミコン 1995年8月18日号 vol.13」
- 「WEEKLY ファミコン-通信 1995年9月22日号」
- 「○勝 スーパーファミコン 1995年10月27日号 vol.17」
- 国立国会図書館デジタルコレクション 「風来のシレン」検索結果
- 「小学五年生 1995年11月号」
→「デバッグモード」
稀に、バグで没アイテムやバグアイテムを入手してしまうことがある。
発生してしまった時はかなり危険で、下手に置いても危ない。セーブデータを確実に守るには渓谷の宿場に戻るしかないもし改造や回想バグで故意に出現させたのなら、データの安全の保障はできないので自己責任で。
後のシリーズで正式に登場した没アイテムもある。
発生してしまった時はかなり危険で、下手に置いても危ない。セーブデータを確実に守るには渓谷の宿場に戻るしかないもし改造や回想バグで故意に出現させたのなら、データの安全の保障はできないので自己責任で。
後のシリーズで正式に登場した没アイテムもある。
■無どくの盾

■アムテカの盾

-無どくの盾-
装備すると防御力が上がるぞ。
毒大将の毒をはねかえすぞ。
-合成時の説明文-
毒をはねかえす。
- 外見は金色で、うろこ状の模様のある盾。
- 毒をはねかえすという説明があるが、開発中に没になったためか、特殊な能力は実装されていない。
- どく草を飲んだときの毒、おばけ大根のどく草、毒矢。それら全てを通常通りくらってしまう。
- 防御力0であり、「装備すると防御力が上がるぞ。」の文章さえウソ。
- 毒大将というのは毒攻撃をしてくるモンスターだと思われるが、SFCシレンにそんなモンスターは登場しない。
- 毒大将はパルテノスと違ってデータが残っていないため、本当に毒大将の毒を跳ね返すのかは改造でもわからな合成しても能力が受け継がれるが、意味はない。
- 他の能力持ちの盾を合成した時と同じく、合成すると添え字がカウントされる。
- 通常は盾の添え字の最大値は「8」だが、その盾にさらに無どくの盾を合成すると、添え字「9」が実現する。
- 使い捨ての盾を含めたすべての能力が合成された盾に無どくの盾を合成すると、説明文の一部が重なってしまう。
- オドロの特技を受けると能力は消えるが、能力が消えた旨のメッセージは全く表示されない。(「オドロは、くさった息をはいた。」としか表示されない)
- 入手法によっては通常の装備品と同様に修正値がついていることがあるが、-1の修正値がついていた場合、盾の強さがフローして255になる。
- 前作トルネコの「うろこの盾」のポジションにあたる盾として登場する予定だったが、毒大将ごと没になってしまったのだろうか。
- 公式ガイドブックは開発中のデータを用いているのか、これを装備している画面写真も掲載されている。
- 後述する没メッセージには「オボロ銀の盾は毒をはねかえした」というものがある。
- この盾との関係性は不明だが、没アイテムでありながら名称変更の経緯があった名残かもしれない。
- 『シレン2』と『外伝』では、うろこの盾が登場している。
- 回想バグによる出現が確認されている。
■アムテカの盾
- ROM内には存在していないが発売前の雑誌にて存在が明らかになった。
- 出典:電撃スーパーファミコン 1995年2月24日号 No.3
■消え去り草
■物忘れの草
■話の種
■ ---(仮称:モンスターを集める草)
-消え去り草-
しばらく透明になれるぞ。
- 飲むと、エーテルデビルの肉で変身したときのように透明状態になれる。
- 説明では「しばらく」とあるが、解除までのターン数が設定されてないためか、実際の効果は永続。時間が経っても肉を食べても解除されない。
- 渓谷の宿場に戻る、変身状態から元に戻ると透明状態が解除される。
- ワナは普通に踏んでしまう。
- 説明では「しばらく」とあるが、解除までのターン数が設定されてないためか、実際の効果は永続。時間が経っても肉を食べても解除されない。
- 透明になるのはシレンの姿のみで、街でのコッパ、装備している剣と盾、杖を使用したときの杖、矢を撃つときの弓は透明にならない。
- 通常ではシレンの姿で隠れて見えない盾の裏側を見ることができる。
- モンスターに投げ当てても、エーテルデビルのように透明状態になる。
- 名前が「何者か」になり、透視の腕輪やめぐすり草などで見えるようになる点までエーテルデビルと同様。
- ふらふら移動をするようになったり、杖の反射能力が付いたりはしない。
- 前作トルネコの大冒険に登場するモンスターを透明にする杖「レムオルの杖」の仕様とほぼ同等。
- ただし、前作のモンスター「おおめだま」と違い、消え去り草でゲイズの催眠を封じることはできない。
- 飲んだ際、草むらが揺れるような専用の効果音が流れる。
- 『ドラゴンクエストIII』に登場した同名アイテムが元ネタかもしれない。
- 後にリメイクのDS版や、『シレン3』で正式なアイテムとして登場している。
- 回想バグによる出現が確認されている。
■物忘れの草
-物忘れの草-
識別した物を忘れてしまうぞ。
- 飲むと、識別されていたアイテムがすべて未識別の状態に戻ってしまう。
- フェイの最終問題では剣・盾・腕輪・草・巻物・杖・壺が、それ以外のダンジョンでは剣・盾・腕輪・杖・壺が未識別になる。
- こばみ谷におけるガイバラの壺のような、元から識別されているアイテムは未識別にならない。
- 名前を付けていたアイテムは、名前がついたまま変化しない。
- 識別の壺の中のものも未識別になる。
- 物忘れの草を飲んだ後の未識別名は、識別される前の未識別名と同じ名前になる。
- 例えば、赤い草に識別の巻物を読んで薬草だと判明した後に物忘れの草を飲むと、薬草は赤い草という名前に戻る。
- 値段が設定されている。買値が100G、売値が25G。
- 飲んだ際、専用の効果音が流れる。
- 飲んだ後、デバッグモードで空欄の腕輪を取り出すと没死因の名前になる(「時限爆弾で爆発した」など)。
- リメイクのDS版のほか、『シレン3』『シレン4』『シレン5』『外伝』に正式なアイテムとして登場している。
- 『Win月影村(インターネット版)』では、ほぼ同じ効果の「物忘れの巻物」が登場している。
- 回想バグによる出現が確認されている。
■話の種
-話の種-
小話を一つ言うぞ。
- 飲むと小話を言い、専用のヘンテコな効果音と以下のメッセージと共に部屋全体のモンスターに以下のいずれかの効果が出る。
----小話その1----
そこで、妖刀かまいたちを
装備してるのって・・・
鎌井達?
- 1. ○○はずっこけた。
- 5〜35ポイント?の固定ダメージ。
- 2. ○○は固まった。
- 金縛り状態にさせる。
- 3. ○○は怒りだした。
- NPCが敵対状態の店主と同様の状態となり、こちらに向かってきて攻撃するようになる。
- 旅仲間の場合、仲間にした後で飲めば攻撃してこないが、仲間にする前に飲んだ場合は容赦なく攻撃してくる。
- 敵対状態のNPCに対しては話が通じず、Aボタンを押しても通常攻撃が放たれるようになる。
- 通常のモンスターに対しては恐らく効果なし。
- 小話が1つしか用意されてないためか、何回飲んでも上記の小話その1しか言ってくれない。
- 値段が設定されている。買値が3000G、売値が1500G。
- 妖刀かまいたちの元ネタである『かまいたちの夜』にも「鎌井達の夜編」というシナリオがあった。
- 『シレン2』で正式なアイテムとして登場し、さまざまな小話を言ってくれるようになった。(シレン2攻略wiki)
- 上記の「ずっこけた」「固まった」「怒りだした」の効果もほぼ再現されている。
- シレン2では部屋にモンスターが誰もいないときに飲むと効果が自分に及ぶが、本作ではそのような仕様はない。
- 回想バグによる出現が確認されている。
■ ---(仮称:モンスターを集める草)
-----
置いたところにモンスターが集まるぞ。
- 名称は「---」。
- 説明文にあるような効果は実装されておらず、置いても飲んでも何も起こらない。
- ギタン袋に群がるガマラのような動きをさせたかったのだろう。
- 他のシリーズにこれらしきアイテムが登場していないため、どんな名称にする予定だったかは不明。
- 回想バグによる出現が確認されている。
■--の巻物(仮称:時限爆弾の巻物)
■--の巻物(仮称:全滅の巻物)
■---(仮称:聖域の巻物)
■--の巻物(仮称:時の砂の巻物)
■新規アイテム(仮称:パルプンテの巻物)

---の巻物-
床に置くと、すこしたってから
爆発するぞ。
まだ開発中だぞ。
- 名称は「--の巻物」。
- 説明文にあるような効果は実装されておらず、置いても読んでも何も起こらない。
- 没アイテムで唯一、未完成であることを示す説明が記されている。
- 恐らく、没罠の時限爆弾のようなアイテムにするつもりだったと思われる。
- 似たようなアイテムとして、『シレン2』に「バクハの巻物」、『トルネコ3』に「時限爆弾の巻物」が登場している。
- ただし、ターン経過ではなく通常攻撃をすることで爆発するようになっている。
- 似たようなアイテムとして、『シレン2』に「バクハの巻物」、『トルネコ3』に「時限爆弾の巻物」が登場している。
- 回想バグによる出現が確認されている。
■--の巻物(仮称:全滅の巻物)
---の巻物-
部屋にいるすべてのモンスターが
消滅するぞ。
- 名称は「--の巻物」。
- 白紙に書く全滅の巻物(白紙:ぜんめつ)のほかに、白紙:ぜんめつと同じ効果を持った巻物がこのようにデータとして存在している。
- こばみ谷を倉庫を使わずにクリアしないと使えないという点まで白紙:ぜんめつと同じ。
- 回想バグによる出現が確認されている。
■---(仮称:聖域の巻物)
- 名称は「---」。
- 説明には何も書かれていない。
- 読むと『このアイテムは読まずに足元に置けば・・・』と出て、 効果無し。
- 白紙に書く聖域の巻物を読んだときと同じメッセージ。
- 置いた時の聖域効果がないため、恐らく白紙に書いて使える聖域の巻物(白紙:せいいき)とは別データである。
- 物忘れの草を飲むと、何故か未識別名の腕輪になる。(エメラルドの腕輪固定?)
- 回想バグによる出現が確認されている。
■--の巻物(仮称:時の砂の巻物)
---の巻物-
時間を戻せるぞ。
- 名称は「--の巻物」。
- 読むと、今居るフロアに下りた直後の状態に戻されてしまう。ただし、読んだこの巻物だけは戻らずに消える。
- 前作トルネコにあったアイテム「時の砂の巻物」と同じ効果である。
- 読んだ際、前作トルネコと同様の効果音が流れるが、それに加えて前作トルネコにはなかった専用の画面エフェクトが出る。
- 回想バグによる出現が確認されている。
■新規アイテム(仮称:パルプンテの巻物)

-新規アイテム-
透明なアイテムなので、よくわからない。
- 名称は「新規アイテム」。アイテムID:7B。
- 読んだ時のメッセージ「見えないので読めない。」
- めぐすり草を使わない限り、名称や床落ち時のグラフィックが見えず、読めない。拾ったり投げたりすることはできない。
- よく見え状態時に読むと、専用SE(?)と共に以下の8種類の効果の中からいずれかの効果が起こる。
- 1. 「全てのステイタスが回復した。」HP・ちから・満腹度が回復。
- 2. 「シレンはレベルxxに上がった。」レベルが3上がる。
- 3. 「シレンのステイタスが、すべて3ポイント上がった。」HP・HPの最大値・ちから・ちからの最大値がそれぞれ3上がる。
- 4. 「アイテムの効果が、すべて3ポイント上がった。」所持している武器・盾の強さと杖の使用回数が3上がる。壺の容量は増えない。
- 5. 「モンスターが、すべて死んでしまった!」その階にいるモンスター・NPCがすべて死ぬ。
- 6. 「モンスターが、すべてアイテムに変わってしまった!」その階にいるモンスター・NPCがすべてアイテムになる。
- 階段上にモンスターがいた場合、チキン爆風によるバグのように階段が消滅する。
- 7. 「すべてのモンスターがはぐれメタルになった。」その階にいるモンスター・NPCがすべてマムルになる「はぐれメタルになった」と表示されるが、シレンにはぐれメタルなんていないので残念な事にマムルになる。
- 8. メッセージが出る前にメッセージログが現れた画面と共にハングアップ(ゲーム停止)。
- 前作トルネコの効果と照らし合わせると、「その階から5階下に降りる」という効果だったと思われる。メッセージリスト(参照:裏CHUNSOFT)にも「0081 (効果音0082)一気に(F9 10)階まで下りてしまった。」というメッセージが存在する。
■---(仮称:手封じの壺)
■増加の壺
ROM内には存在していないが発売前の雑誌にて存在が明らかになった。
-----
手が抜けなくなるぞ。
- 名称は「---」。
- 説明文にあるような効果は実装されておらず、普通にアイテムを入れることが出来る。
- 中身を見ると保存の壺のように中身のアイテムを選べるが、使ったり、置いたり、投げたりしようとしてもターンを消費するだけで何も起こらない。
- 壺からアイテムを出すには、結局投げ割る必要がある。
- 後発シリーズに登場したアイテム「手封じの壺」のプロトタイプだと思われる。
- アイテムを入れようとすると手がつっかえて抜けなくなり、壺を割るまで他のアイテムが使えなくなるというマイナスアイテム。
- 回想バグによる出現が確認されている。
■増加の壺
ROM内には存在していないが発売前の雑誌にて存在が明らかになった。
- 壺に入れたアイテムが空き容量分増える。
- 現在の「分裂の壺」に効果が似ているがこちらのほうが効果が強力。
- 出典:ファミコン通信(1995年1月6・13合併号)

- シレンに存在するすべてのキャラクター(モンスター・CPU)には肉が存在する。
- 「剣の肉」「壺の肉」といったアイテム種の肉も存在する。
- 敵に投げつけた場合、姿がアイテムに変身し攻撃はしてこずにウロウロする。
- 「剣の肉」「壺の肉」といったアイテム種の肉も存在する。
- それぞれのモンスター種別にLv1〜99までの肉も存在する(マムル30の肉等)
- 敵に投げつけても火炎入道等のLV1固定の種族以外だとLv3のモンスターになるのみ。
- デバッグモードにて入手することが可能である。
- Lvを1〜99まで選択することも可能。
■ンドゥバ
■黄金の羽根
■しあわせの箱
■奇妙な箱
-ンドゥバ-
コッパ「あそこに見えるの、
もしかして黄金郷じゃ・・・
- フリーズの危険はないが、説明がバグっているので一応このページにも記載。
■黄金の羽根
-黄金の羽根-
これを王様にわたせば不思議のダンジョンで冒険ができるぞ。
- 拾うとその時点でダンジョンをクリアした扱いとなり、渓谷の宿場に戻される。
- 交換コマンドで拾った場合、クリア処理は行われない。
- 渓谷の宿場に戻っても、黄金の羽根はアイテム欄に残る。
- その場で置いてまた拾っても、またクリア処理は行われる。
- グラフィックは、クリア済みのこばみ谷の黄金のコンドルが居た場所にある羽根と同じ。
- 何故か説明文が、前作トルネコにあったアイテム「王様の宝石箱」と同じものになっている。
- 持っていると、ンドゥバ系も羽根に化ける事がある。
- 回想バグの応用でアイテムとして入手が可能。
■しあわせの箱
-しあわせの箱-
これこそ、長いあいださがしもとめていた宝ものだ。
- 前作トルネコにあったアイテム。
- 黄金の羽根と同じく、拾うとダンジョンをクリアした扱いとなる。グラフィックも羽根。
- 回想バグによる出現が確認されている。
■奇妙な箱
-奇妙な箱-
なんかヘンなにおいがするぞ。
- 前作トルネコにあったアイテム。
- 黄金の羽根、しあわせの箱と同じく、拾うとダンジョンをクリアした扱いとなる。グラフィックも羽根。
- 回想バグによる出現が確認されている。
バグアイテム。打つと激しくフリーズする。(変な音が鳴り、変な画面になる)
危険だが、まず発生しないので安心。(ンドゥバ(アイテム)の次が赤→青→黄色→緑というidになっている)
危険だが、まず発生しないので安心。(ンドゥバ(アイテム)の次が赤→青→黄色→緑というidになっている)
- ROM内では各モンスター種にそれぞれLv1〜3までモンスターが設定されている。だが、Lvアップで別種類に変身する、もしくはLv固定(幸せ・不幸無効)等の制約によりゲーム上では見ることのできないLvのモンスターが存在する。
- 「(モンスター名)X」のような名前設定をされている場合が多い。
- X系モンスターのステータス・肉の値段は全て一緒。(恐らく仮入力)
- HP5,EX2,攻撃力2,守備力1,買値売値(肉)0
- 以前パルテノスXをゲーム内で見かけた伊集院光が中村光一(プロデューサー)に直接尋ねた際、ゲームに出ないことを分かりやすく示す為に「バツ(×)」を付けたんだと説明された。(伊集院光「深夜の馬鹿力」2003年8月1119:58〜より)なので文字はXだが読み方は「エックス」ではなく「バツ」。

- 上記のようなX系モンスターではなく、完全に新種の没モンスター。
- 詳細は個別ページ参照。
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- 出典:ファミコン通信(1995年1月6・13合併号)
- ROM内には存在していないが発売前の雑誌にて存在が明らかになった。
- カラーリングはLv2の「隊長アリ」。
- 現在の単体で洞窟を掘り進める「兵隊アリ」と違い「軍隊アリ」は集団で1列となり道を塞ぐ動きをしていたと思われる。
- ちなみに「キャラクターデビューブック」内の紹介では、「本当はアリの行列を作りたいのかも!?」と没設定の名残がある。
- 1994年のインタビューで少し取り上げられた。
- 例えば軍隊アリというモンスターは列を作って攻撃してきます。なかなか手強いやつですよ。
- 引用元:ゲームスタッフリスト、インタビューまとめ保管所
- ROM内に存在しているいやしウサギ種のLv2,3。見た目・特技は変わらない。
- 後述する開発中のこばみ谷の1F「迷いの森」に「カーバンクル」として出ていることから没名と思われる。
- 1Fから登場していることからステータスは製品版より弱くする予定であったと推測できる。
- 現在と同じように回復の特技を使っている。
- 後述する開発中のこばみ谷の1F「迷いの森」に「カーバンクル」として出ていることから没名と思われる。
- パルテノスX
- パルテノス種のLv2,3。
- チキンX
- チキン種のLv2,3。
- カラクロイドX
- カラクロイド種のLv2,3。
- ボウヤー4〜99
- 見た目はボウヤーX。それぞれ放つアイテムが異なる。
- 予備3
- 見た目がおばけ大根。特殊攻撃はない。ステータスはX系と同じ。
- 予備4
- 見た目がいやしウサギ。特殊攻撃はない。ステータスはX系と同じ。
- 参考:風来のシレン改造動画 没罠だらけの掛軸裏
- 参考:剛魔窟 罠効果大全(攻略サイト・没ワナの画像つき)
- 開発前の雑誌記事に存在していたこばみ谷の姿。
- 色褪せの関係でHUD表示の色が判別できない為他ダンジョンの画像が混じっている可能性もある。
- 出典:ファミコン通信(1995年1月6・13合併号)
■0F(渓谷の宿場)
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- 渓谷の宿場の没マップ。
- スタート地点という点では変わりはないが、CPUや建物の姿はなく奥には広大な滝(?)が広がっている。
- 製品版と違い、街内にも関わらず左上に「1F」と階層数の表示がされている。
- 1994年のインタビューでこばみ谷はジャングルの奥地が舞台と説明されており、その特徴が強く出ている。
- 「ジャングルの奥地にある「こばみ谷」がメインの舞台です。谷の中央には台地状のテーブルマウンテンがあって、その前人未踏の頂上には何かがあるんです。」
■1F(迷いの森)
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- 杉並の旧街道の前身である1F「迷いの森」。 シャッフルダンジョンではなくランダムダンジョンのようで、『月影村の怪物』の変化の森に似ている。
- 画像の通り1Fからマムルの姿はなく、代わりに「いやしウサギ」が没名「カーバンクル」として登場している。
■3F(ネブリ山廃坑?)
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■4F(断崖の岩屋?)
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■5F(二面地蔵の谷)
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▲製品版 |
■7F(?)
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■8〜9F(テーブルマウンテン?)
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- ROM内に存在するフェイの最終問題の次にあるダンジョンのデータ。全10フロア。
- デバッグ用フロアからアクセスすることが出来る。
- ダンジョン名はなし。
- デバッグ用フロアからアクセスすることが出来る。
- モンスター分布図(下記)と先程紹介した開発中の没こばみ谷の出現モンスターが一致しているため、その残骸データと思われる?
- 開発中と比べてモンスターの強さの調整がされているのでこのまま純粋に遊ぶことは不可能。
- モンスター分布図(引用:http://oyasen20.tripod.com/distribution5.html )
- ()は各モンスターの出現率。若干の誤差あり。
階層 | モンスター | |||
---|---|---|---|---|
1F | マムル(1/2) | いやしウサギ(1/2) | ||
2F | マムル(1/3) | いやしウサギ(1/3) | マスターチキンX(1/3) | |
3F | マムル(1/3) | いやしウサギ(1/3) | マスターチキンX(1/3) | |
4F | マムル(1/4) | いやしウサギ(1/4) | マスターチキンX(1/4) | ガマラ(1/4) |
5F | マムル(1/4) | カラクロイド(1/4) | マスターチキンX(1/4) | ガマラ(1/4) |
6F | マムル(1/3) | カラクロイド(1/3) | ガマラ(1/3) | |
7F | 兵隊アリ(1/3) | カラクロイド(1/3) | ノロージョ(1/3) | |
8F | オヤジ戦車(1/4) | カラクロイド(1/4) | ノロージョ(1/4) | ぬすっトド(1/4) |
9F | オヤジ戦車(1/3) | ノロージョ(1/3) | ぬすっトド(1/3) | |
10F | オヤジ戦車(1/3) | ノロージョ(1/3) | ぬすっトド(1/3) |
下記2つともルーチンとしてROM内で確認されており、改造でしか出現させることができない。
■大迷路

■二部屋(片方が迷路、モンスターハウスなし)
■大迷路

- 前作トルネコの50F、60F、70F、80F、90F、99Fで出現した特殊地形。
- 参考:風来のシレン改造動画 大迷路
- スイッチの5の死線の回廊で正式に登場している
■二部屋(片方が迷路、モンスターハウスなし)
- 片方がモンハウという従来の二部屋構造とは異なる。
- 前作トルネコの40Fで出現した特殊地形。
![]() | ![]() | ![]() |
- 地形名の文字コード一覧から(下記参照)、当初は「怨念坂」という地形を入れる予定だった事と、「ムゲン幽谷」ではなく「ムクゲ幽谷」にする予定だった事が推測される。(もしくは「ムクウゲ峠」等のそれ以前の文字コードを組み合わせた名前)
- また、デバッグ用フロアから入れる「山頂の森林」らしきステージでは「谷間の森林」という地形名で表示されている。
- 前述の没ダンジョン「迷いの森」については、「迷」「い」の文字コードが製品版では没になっている。
- 地形名の文字コード一覧(未使用文字は太字)
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | A | B | C | D | E | F | |
00 | 渓 | 谷 | の | 宿 | 場 | 杉 | 並 | 旧 | 街 | 道 | 山 | 間 | 流 | 竹 | 林 | 村 |
10 | 天 | 馬 | 峠 | 怨 | 念 | 坂 | 頂 | 町 | ネ | ブ | リ | 廃 | 坑 | 二 | 面 | 地 |
20 | 蔵 | 断 | 崖 | 岩 | 屋 | 霊 | 洞 | 窟 | 奇 | 森 | 瀑 | 布 | 湿 | 原 | テ | ー |
30 | ル | マ | ウ | ン | 下 | 水 | 脈 | ム | ク | ゲ | 幽 | 幻 | 魔 | 試 | 練 | 竜 |
40 | 哭 | 最 | 後 | 太 | 陽 | 大 | 黄 | 金 | 都 | 市 | 虹 | 根 | も | と | 滝 | 壺 |
50 | フ | ェ | イ | 問 | 題 | 食 | 神 | ほ | こ | ら | 掛 | 軸 | 終 | 裏 |
- 文字コード及び画像1枚目引用元:裏CHUNSOFT - その他のROMイメージ改造
- 画像2枚目引用元:裏チュンBlog
- 画像3枚目引用元:裏CHUNSOFT - デバッグ用フロア

- ROM内にどのダンジョンにも使用されていないアイテム出現率のデータが存在する。 (確認したところ第5ダンジョン?とも異なっていた。)
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- 一枚目出典:????(桜ヶ丘(箱庭観察地域/ネタ居住区)(アーカイブ))
- 二枚目出典:月刊少年ギャグ王 ????年??月号
- つかみ取りの店改造による再現映像:sfc改造シレン#17
- ROM内データにも開発前の雑誌記事にも存在。
- 店の別形態である「つかみ取りの店」。
- 内容としては、罠が張り巡らされた店内で10ターンの間に好きなアイテムをつかみ取り(タダで拾える)できる店。1回1000Gであり、不足している場合はイベントは開始されない。10ターン経つと強制的にワープさせられて終了する。地形によってはバグが起きる。
- ROM内にイベントデータが一部残っており、デバッグモードの「78の肉」をキャラに投げつけると擬似的に体験できる。
- 店主のシルエットとなり、攻撃はいわゆる店主の攻撃となる。しかし、攻撃力は8ダメージと弱い。
- 会話パターン(はい)
店主「つかみ取りの店にようこそ。
1回1000ギタンで
制限時間は10ターンです。
つかみ取りをしますか?」
▷はい いいえ
「つかみ取り開始!」
店主「時間切れです。
そのままお帰り下さい。」
- 会話パターン(いいえ)
店主「つかみ取りの店にようこそ。
1回1000ギタンで
制限時間は10ターンです。
つかみ取りをしますか?」
はい ▷いいえ
店主「それは残念です」
- 会話パターン(お金不足)
店主「お客さん、お金が足りませんよ!」
- 大部屋になる
店主「大変だ!
大部屋になると、
つかみ取りの商売なんて、
できやしねぇ!」
- 「システムメッセージ集」参照。
- 一部の没メッセージからは、トルネコの大冒険をベースとして作られたことが垣間見られる。
- 「オボロ銀の盾」「復讐の一撃」「身代りの霊」など、前作や内部データ、資料にもない単語が記された没メッセージがある。
- 「バーサーカー状態」は、のちの『トルネコ2・3』におけるキグニ族状態の名称。本家ドラゴンクエストに同名ーがいたのでそのまま採用したのだろう。
- 空腹時(番号0044〜0048)や突風が吹いた時(番号00AF〜00B3)に没メッセージがある。
- ゲーム中ではモンスターのアイテムドロップ率は種族ごとに統一されている。
- しかしROM内にモンスターのレベルごとのアイテムドロップ率データの存在が確認された。 バグなのか仕様なのかは定かではないが、実際の確率はそのモンスターの種族レベル1の値を参照するようになっている。
- 詳細:アイテムドロップ率バグ
「和風の世界観に合わせる」「作中の固有名詞を活用」「当初予定していた性質の変更」等の理由が考えられる。
■モンスター・NPC
■アイテム
■モンスター・NPC
- カーバンクル → いやしウサギ(没ダンジョン→没こばみ谷参照)
- デスゴースト → 死の使い
- 軍隊アリ → 兵隊アリ(モンスター項参照)
- 警官 → 盗賊番
■アイテム
- ROM内のキャラクターIDの順番が、豆山賊系・小僧天狗系除く全モンスター → アイテム群(用途不明)→ 豆山賊系 → 天狗系 の為、この2種族は開発終盤に後から付け足されたモンスターだと推測できる。
- 前述の「没こばみ谷」開発中、なんらかの理由で低層の「カーバンクル」を「いやしウサギ」として深層に置くことになった結果、低層に置くモンスターが減ってしまったので穴埋めの為に作成したという流れだろうか。
- 豆山賊系・小僧天狗系のLv2以降が、全ダンジョンにおいて自然発生しないことからも裏付けられる。
- Lv2以降は自然発生しないため当然といえば当然なのだが、ステータス設定も雑。
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「緑色のマスターチキン」はシレン6で採用
グレートチキンが紫、ミラクルチキンが黒になるというスライド方式になった
トウヤがトルネコ2の剣を消え去りでクリアした
大迷路は5の死線回廊で登場
10フロア事に登場
一部の没アイテムは改造に登場