じょりおの白マティまとめwiki - サンプル
手牌のサンプルをいくつか挙げ、待ちや点数を記載する。

が無い場合

普通の手

基本的に、が無い場合は普通の麻雀と大して変わらない。
カンチャン待ち
ガリ ロン ドラ
待ち。
バンバン(2)+メンゼン(1)+(1)+(1)+純正(3)+ガリ(2)+赤(1)=11点。
リャンメン待ち
ガリ ツモ ドラ
-待ち。は赤ドラになった方が高いのでとして扱う。
ツモなので二人から回収できる。
バンバン(2)+メンゼン(1)+ツモ(1)+(1)+(1)+ガリ(2)+赤(1)=9点オール。
ペンチャン、シャボ、単騎
普通すぎるので省略。
複合
普通すぎるので省略。

普通じゃ無い場合

が手に無いからと言って、必ずしも普通だとは限らない。
無スジの三面張(via. [放言]四枚使いの七対子)
ガリ リーチ一発ツモ ドラ裏ドラ
待ち。が無くてもこういった不思議な待ちがたまにある。(の場合は4枚使いの七対子、の場合は一盃口のシャボ)
今回はをツモったが、七対子に取った方が点が高いのでとして扱う。
バンバン(2)+メンゼン(1)+リーチ(1)+一発(3)+ツモ(1)+4枚七対子(6)+混一色(6)+ガリ(2)+赤(2)=24点オール。
純正のみ
ポン ポン ガリ ロン ドラ全部
-待ち。
ドラ表示牌がだと、こんな仕掛けをすることも。
でも、を引いたら純正が消えるから上がれなくなっちゃうんだよね。を叩っきるか、あきらめてトイトイを目指すか。
バンバン(2)+純正(3)+表ドラ(16)+赤(1)+ガリ(2)=22点。
純カラと見せかけて…
ガリ ツモ ドラ
待ち。…純カラですから!それもう全部残ってないですから!と普通の麻雀なら考える。(があと一枚あるじゃん。て思った人はドラをよく見てね)
でも、があるから基本的に白マティには純カラなんて存在しない。を暗槓しているバカが居れば話は別だけど。
バンバン(2)+メンゼン(1)+ツモ(1)+清一色(10)+一盃口(1)+ドラ(1)+ガリ(2)=18点オール。

のおかげで待ちが増えるパターン

基本形(一向聴+1枚)

が一枚あるから、一向聴で塔子→面子、単騎→頭の受け入れがそのまま待ちになる形シリーズ。
リャンメン+リャンメン
ガリ リーチロン ドラ裏ドラ
--待ち。にすれば前者に、にすれば後者になる。
バンバン(2)+リーチ(1)+メンゼン(1)+(1)+(1)+ガリ(2)+赤(2)=10点。
カンチャン+ペンチャン
ガリ ツモ ドラ
待ち。のおかげで、カンチャンペンチャンでも2面待ちに!
バンバン(2)+ツモ(1)+メンゼン(1)+(1)+(1)+ガリ(2)+赤(2)=10点オール。
単騎+単騎
ガリ ロン ドラ
待ち。七対子(と国士無双)はが一枚増えても待ちが一枚ずつしか増えないからつまらない。
バンバン(2)+メンゼン(1)+七対子(4)+ガリ(2)=9点。
シャボ+リャンメン
ガリ ロン ドラ
-待ち。シャボ待ちとリャンメン待ちで合わせていわゆるシャボリャンメン。同様にシャボカンチャンやシャボペンチャンもある。また、白マティで言うシャボとは同牌の4枚使いも含む。以下同様。
バンバン(2)+ツモ(1)+メンゼン(1)+三暗刻(10)+(1)+(1)+ガリ(2)+赤(3)=21点。
シャボ+シャボ
オープン ガリ オープンリーチツモ ドラ裏ドラ
待ち。シャボ+シャボでいわゆるトリプルシャボ。
バンバン(2)+オープン(2)+リーチ(1)+ツモ(1)+メンゼン(1)+(1)+(1)+赤(1)+ガリ(2)=12点オール。
リャンメン+単騎
ガリ ロン ドラ
-待ち。いわゆるリャンメン単騎。同様にカンチャン単騎とペンチャン単騎がある。
バンバン(2)+メンゼン(1)+(1)+(1)+ドラ(2)+ガリ(2)=9点。

白マティ特有の形(1枚)

周り+
オープン ガリ オープンリーチ一発ツモ ドラ裏ドラ
--待ち。いわゆる周り()+
白マティの醍醐味。たった4枚で6面待ち。
バンバン(2)+メンゼン(1)+オープン(2)+リーチ(1)+一発(3)+ツモ(1)+(1)+(1)+赤ドラ(2)+ガリ(2)=16点オール。
無限待ち
ガリ リーチ一発ツモ ドラ裏ドラ
単騎待ち。…嘘です。抜きドラ以外は全部待ち。いわゆる無限待ち。
「ピンズに染めよう!」とか言ってソーズを全部切ってってこんな混一色一向聴(メンツ手としては待ちのテンパイ)になったと思ったらツモっちゃって無限待ち。とかがたまに起こる。
当然フリテン扱い、オープンしたらチョンボなので注意。
バンバン(2)+メンゼン(1)+リーチ(1)+一発(3)+ツモ(1)+混一色(6)+(1)+(1)+ガリ(2)=18点オール。

複合系(1枚)

トリプルシャボ+リャンメン(一盃口形)
オープン ガリ オープンリーチツモ ドラ裏ドラ
-待ち。と扱えば、が頭になって-待ちになるという形。
いわゆるトリプルシャボ+リャンメン。同様にトリプルシャボ+カンチャン、トリプルシャボ+ペンチャンがある。ならトリプルシャボ+カンチャン+カンチャン。
バンバン(2)+オープン(2)+リーチ(1)+ツモ(1)+メンゼン(1)+平和(1)+一盃口(1)+赤(2)+ガリ(2)=13点オール。
リャンメン単騎+ノベタン
オープン ガリ オープンリーチ一発ツモ ドラ裏ドラ
--待ち。いわゆるリャンメン単騎+ノベタン。として扱えばノベタンで待ちが増える形。
バンバン(2)+メンゼン(1)+オープン(2)+リーチ(1)+一発(3)+ツモ(1)++(1)+(1)+赤(1)+ガリ(2)=15点オール。
カンチャン単騎+カンチャン単騎
オープン ガリ オープンリーチ一発ツモ ドラ裏ドラ
--待ち。いわゆるダブルカンチャン単騎。を頭とみれば前者の待ちに、を頭とみれば後者の待ちになる。
バンバン(2)+メンゼン(1)+オープン(2)+リーチ(1)+一発(3)+ツモ(1)+(1)+(1)+赤(1)+ガリ(2)=15点オール。
シャボリャンメン+七対子
オープン ガリ オープンリーチツモ ドラ
-待ち。いわゆるシャボリャンメン+七対子。シャボリャンメンの残り2面子が一盃口になると七対子の受けが増える。同様にシャボカンチャン+七対子、シャボペンチャン+七対子がある。七対子に気づかず一盃口形をオープンし損ねるとチョンボなので注意。
バンバン(2)+メンゼン(1)+オープン(2)+リーチ(1)+ツモ(1)+七対子(4)+赤(4)+ガリ(2)=17点オール。
トリプルシャボ+七対子
オープン ガリ オープンリーチツモ ドラ裏ドラ
待ち。いわゆるトリプルシャボ+七対子で「見えている牌全部待ち」。別名四暗刻5面待ち。5面のうち2面は七対子だけど。恐怖の無スジ5面。
たまにトリプルシャボ+リャンメン+七対子とかトリプルシャボ+カンチャン+カンチャン+七対子とか、すごい形になることがある。
バンバン(2)+メンゼン(1)+オープン(2)+リーチ(1)+ツモ(1)+(1)+(1)+四暗刻(50)+対々和(2)+ガリ(2)=63点オール。
(シャボ+カンチャン)+(リャンメン+単騎)
オープン ガリ オープンリーチツモ ドラ裏ドラ
-待ち。形の種類が多くて言いにくい。周りの形じゃないのにこの幅の広さ。ぱっと見で待ちが分かれば上級者です。
バンバン(2)+メンゼン(1)+オープン(2)+リーチ(1)+ツモ(1)+平和(1)+一盃口(1)+赤(3)+ガリ(2)=14点オール。
(周り+)+リャンメン
オープン ガリ オープンリーチ一発ツモ ドラ裏ドラ
---待ち。周り待ちにがくっつくことにより、と見れば待ちが-待ちに伸びた形。待ちに気づかずをオープンし損ねるとチョンボなので注意。
バンバン(2)+メンゼン(1)+オープン(2)+リーチ(1)+一発(3)+ツモ(1)+混一色(6)+(1)+(1)+赤(1)+ガリ(2)=19点オール。
(周り+)+シャボリャンメン
オープン ガリ オープンリーチ一発ツモ ドラ裏ドラ
---待ち。いわゆる周り+()++シャボリャンメンで周りにがくっついて待ちが-待ちに伸びた形と見ることもできる。
もうめんどくさいから「から」とか言ったりする。を頭としか見ないでシャボリャンメンと勘違いするというミスがたまに起こるので注意。発展形としてがある。これは周り+周り++待ち。
バンバン(2)+メンゼン(1)+オープン(2)+リーチ(1)+一発(3)+ツモ(1)+混一色(6)+(1)+(1)+赤(2)+ガリ(2)=20点オール。

(周り+[)+周り]
オープン ガリ オープンリーチ一発ツモ ドラ裏ドラ
-----待ち。いわゆる周り+周り+。もうめんどくさいから「ソーズ以外と」とか言ったりする。周りにがくっついてそれぞれのスジが伸びた形と見ることもできる。
バンバン(2)+メンゼン(1)+オープン(2)+リーチ(1)+一発(3)+ツモ(1)+混一色(6)+三暗刻(10)+(1)+(1)+赤(2)+ガリ(2)=30点オール。

2枚

基本的には、1枚の頃と変わらない。二向聴で塔子→面子、単騎→頭の受け入れがそのまま待ちになる。がんがん複合するけど。
ここでは、特殊な形のみを紹介する。
周り+周り(無スジ、頭無し)
オープン ガリ オープンリーチ一発ツモ ドラ裏ドラ
周り+周り。が2枚になったことで、頭候補が移動できるようになった。たった4枚で恐怖の10面待ち。
バンバン(2)+メンゼン(1)+オープン(2)+リーチ(1)+一発(3)+ツモ(1)+(1)+ドラ(1)+裏ドラ(1)+ガリ(2)=15点オール。
周り+周り(無スジ、頭無し)+七対子
オープン ガリ オープンリーチツモ ドラ裏ドラ
周り+周り。同牌4枚使いとはそれだけでシャボであり単騎であるのだ。
バンバン(2)+メンゼン(1)+オープン(2)+リーチ(1)+ツモ(1)+三暗刻(10)+ガリ(2)=19点オール。8枚使い七対子は幻と消えた。
(役牌、100点オール)テンパイ
ガリ ツモ ドラ
と見られるので無限待ちだが、シャボ待ちとしてが引ければが暗刻になりダブル役満。しかし現実は甘くなく、他家から残りの2枚を使った太いオープンリーチが入り、泣く泣くツモ宣言。
バンバン(2)+メンゼン(1)+ツモ(1)+(1)+(1)+ガリ(2)=8点オール。

3枚以上

基本は変わらない。むしろ(役牌)を積極的に狙っていきたいことが多いので、実質的には0〜1枚と全く変わらない。
(役牌、100点オール)テンパイ
ガリ ツモ ドラ
面子手としては無限待ちだが、-を引けばを役牌として使える形になり、ダブル役満。
バンバン(2)+メンゼン(1)+ツモ(1)+(100)+ガリ(2)=106点オール。

余談だが、(役牌)テンパイ時は必ず無限待ちになり、フリテンのためロン上がりができない(ポンして明刻になってるとき、槓子として確定しているときは除く)。
証明は簡単。(役牌)をテンパイしていると言うことは、必ず面子手で次のいずれかの形に分類することができるが、どの場合も一枚を残して単騎待ちとすることができる。
  • を暗刻として見た場合に塔子→面子待ちでテンパイ
    • この場合、の一枚をすでにある頭にくっつけて面子、もう一枚を塔子にくっつけて面子にすれば最後の一枚だけあまる
  • を暗刻として見た場合に単騎→頭でテンパイ
    • この場合、二枚を単騎にくっつけて面子にすれば最後の一枚だけあまる
  • を頭として見たときに何かしらとのシャボでテンパイ
    • この場合、一枚をシャボの片割れにくっつけて面子にすれば最後の一枚だけあまる
(役牌、100点オール)テンパイ+
ガリ ツモ ドラ
面子手としては無限待ちだが、周り+を引ければ(うち3枚)を役牌として使える形になり、ダブル役満。残りの一枚はオールマイティとして使えるのでおいしい。
バンバン(2)+メンゼン(1)+ツモ(1)+三暗刻(10)+混一色(6)+(1)+(100)+ガリ(2)=123点オール。

特筆すべき面白い待ち

シャボ+単騎
+周り。数牌なら横に広がるのに…
リャンメン+リャンメンが被った
--待ち。こんなの、が無くてもできるわ!
カンチャン+ペンチャンが被った
ペン+カン待ち。手変わりを待て。合掌。
これが本当の単騎!
待ち。誰も捨てない。
ピンズ全部
オープン
周り+周り+待ち。都合、ピンズ全部。7枚で無駄なく9面待ち。
一枚で待ち最多(除く無限待ち)
オープン
--周り、周り。11面待ち。
…よく考えたら、純正国士無双()の12面待ちの方が多いか。これも一枚。
2枚で待ち最多(除く無限待ち)
オープン
周り+周り+周り+周り+周り。17面待ち。待ち。かわいそうな。むしろ天和/地和できなかったことを悔やむレベル。
3、4枚で待ち最多(除く無限待ち)
たぶん上の17枚が最多。
緑一色or(役牌)
  • 緑一色になるのは、
    • このうちは四暗刻も併合する(は七対子)
  • (役牌)になるのは、-
だが、を引いたからと言って緑一色+(役牌)のトリプル役満にはならない。(役牌)は緑一色には使えないからね…