はたちゃんの看護師メモ - PAD pain agitation delirium スケール一覧

PAD pain agitation delirium スケール一覧

2013年にPADガイドラインが改訂されましたね

集中治療領域において、みなさんPADガイドラインを活用していますか?
それぞれのスケールを提示していきます。


<Painスケール>
 PADガイドラインでは、BPSやCPOTを推奨しています。
個人的には、BPSよりCPOTの方がいいのなあと思います。
それは、非挿管患者でも使えることです。
意思疎通できればNRSも検討してもいいかもしれませんね。

CPOTスケール


<Agitationスケール>
 PADガイドラインでは、RASSやSASを推奨しています。
最近では、Agitation評価できるため、もうRASSがだいぶ広まっていますね。

RASSスケール


<Deliriumスケール>
 PADガイドラインでは、CAM-ICUやICDSCを推奨しています。
RASSが広まると同時に、CAM-ICUも広まってきていると思います。
個人的な感想としてはCAM-ICUは、少し手間がかかるという点です。
ICDSCは、8時間〜24時間の患者の状態を観察した結果の評価ですので、評価時間としては短くなります。
ただ、ICDSCは、日本語訳が難しく、評価しづらい部分もありますので注意してください。
どのスケールも一長一短ですね

CAM-ICU


ICDSC