著者:
許慎?
刊行時期:西暦100年(永元12年)元日
解説:後漢の和帝の永元12年(西暦100年)(序による)に著され、後に息子の許沖により安帝の建光元年(西暦121年)に朝廷に献上される。全15篇。ただし、最後の1篇が序文。
当時経書の解釈が混乱していたため、正しい解釈を示すために、『五経異義
<ごけいいぎ>』と共に著した。
また当時の字形解釈においても誤った字形で恣意的な解釈を施していたため、それに対する正しい解釈を示すために、より古くより信頼できる書体(と考えた)、小篆を基礎に置いた。