大寒波により、深刻な食糧問題を起こしていた
ラコルニア帝国。
レアルーシは、内政ではなく、元々寒冷地で寒波の影響をそれほど受けずに作物がとれていた
クレアクライシスを侵略することで、この問題を解決させようとした。
だが、
クレアクライシスは、元々
クレアムーンの流れを組んでいた為、将兵から民衆に至るまで、帝国という存在そのものに潜在的な警戒心を持ち続けていた。
そのため、今回の寒波においても、帝国が攻め込んでくる事はクレアクライシスにとって予想の範疇であり、逆に「防衛」を旗印に、帝国が持つ豊富な資源地帯
カッチェを侵略するべく、あえて帝国軍が出兵するのを待っていた。
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