基本情報


略歴

謎の弓「スロウスアーケ」を手にした状態で、記憶を失って森をさ迷っていた。
偶然出会ったサフィアと共に、ガリニアード馬賊に襲われていたフレーディア一行を救出したことから、サフィアと行動を共にすることとなる。
以後は、魔王ベリスを討つべく旅を続けるが、六蛇団ナルバにあしらわれる等、当初は武器の力を全く発揮できずにいた。
魔王ベリス軍に侵略されていたケドナの町では、ソニアと出会い共に撃退、港町リンスボンでもコゼットと遭遇し、武器に見初められし者の仲間を増やしていく。
魔王側についたガリニアード馬賊との戦いでは、マカティアの魔獣によって一度は捕らわれるが、一瞬の隙をついてビルをはじめとする馬賊を全滅させ、マカティアが使っていた研究施設に攻め込み、これ以上の魔獣を作れない様に破壊する。
さらわれたフレーディア姫の奪還にも成功し、反撃ムードは高まると、一度は魔王ベリスを追い詰めるが魔王の前に壊滅、更にシャルナは魔王ベリスの娘であるという事実を告げられる。

魔王たちは、シャルナの記憶を奪った上で、どこまでのことができるのかをそれぞれ賭けの対象にするという「ゲーム」をしていたため、彼女たちの冒険はすべて魔王たちの手のひらの上の遊びであった。
更に、魔王の娘という素性を知られたことから、アガルティア国では、裏切り者として投獄される。
ローラの協力でかろうじて城から脱出に成功したシャルナは、魔王に囚われた仲間を救出すると、脅える彼女たちにもう一度魔王討伐を決意させると、魔王の呪いの武器であった7つの武器を光の武器にして、魔王の居城に乗り込み、ついにベリスを打ち破る。

しかし、シャルナは心の奥で、父を討ったら、その後継者になる覚悟を決めており、勝利の直後に仲間たちを束縛して、魔王の後継者になることを宣言する。
呪いの力によって6人の仲間を完全に部下としたシャルナは、一度は属国として存続させたアガルティア国を、完全併合するべくガーマス6220年に侵攻。
以後はそこを拠点として、周辺への侵略を開始するが、6238年、フレーディアの子である勇者によって討たれた。
この時彼女は、父と同じように「勇者がどこまで戦えるのか見届ける」という考えから、すぐに勇者を討伐せず、あえて段階的に関門を用意したという。

人物

  • 本人には自覚はなかったが、彼女には「魔王の目」という呪いの力があった。彼女に見つめられた者はシャルナの思惑通りに動き、なおかつそれを「自分の意思」で決めたと思ってしまう。心が折れた仲間たちが再び魔王討伐を決意したのも、この呪いの力のためである。

関連項目

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