基本情報


略歴

シャクティアナ帝国の領主、その力は周囲の領主からは一目置かれるほどの存在で、かつては帝国の将軍であったが、戦場よりも統治を望み、領主の地位を望んで中央から派遣された。
スレイベル白狐と並んで三賢者と呼ばれるほど民衆からは慕われ、統治は行き届き、大きな反乱もなかったが、ルーイガルド15429年に勃発した七巫女に関する一連の騒動が彼女の運命を狂わせていく。
アザミイノフリージアユーノファルサス領土に派遣し、七巫女の保護を狙うが、あまりにも少なすぎる情報から失敗、バルニアシスティ七巫女を引き連れて領内にきたことから、自らもこの事件の当事者となる。

トルティアナは、ゲルガインを封印した三姉妹魔導師の長女直系の子孫であり、システィは自分こそが長女だと信じていたが、彼女の先祖はあくまでも魔導師の補佐的な存在の三女であった。
そのことを指摘したことから、プライドを傷つけられたシスティとの間に確執が生じ、協力体制を築くことはできなかった。

スレイベル白狐と共にゲルガイン封印の儀式を準備するが、ゲルガインの力を得たバルニアによって儀式は邪魔をされ、バルニアとの戦いに敗れる。
更に、バルニアが落命したことによりゴッズを新たな宿主としたゲルガインが領内で暴れ始めるが、囚われの身となっていたトルティアナには何も手を打つことはできず、結局帝都から派遣された後に三魔王と呼ばれるガルゾーマジルダーシャラダンによって討たれるまで待つしかなかった。
ガルゾーマ達が自らの手柄を残さなかったことで、民衆はトルティアナ達三賢者が突如現れて暴れ出した魔物を討伐したと信じて、その功績を称えたというが、その話題になるたびに彼女は目をそらしたという。

その後は再び領主としての働きを続けるが、いくつかの小さな動乱こそあったものの、大きな戦いに巻き込まれることはなく領地を統治。
15956年に流行り病によって没する。

人物

  • ゲルガインの討伐に失敗したことを屈辱と考えていたが、不可能と言われていた傀儡の術の解呪に成功したことは、間違いなく三賢者の名に相応しい歴史に残る功績であった。

関連項目

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