概要

ブルクアの戦いとは、レイトン9539年のビバスク大陸で行われたパラスティア国とナルミア国の間で行われた戦いである。

戦闘に至るまでの背景

9538年、世界を荒廃させる戦争「第四次世界大戦」が勃発し、各地で戦闘が開始された。
まだスレイヴギアは存在せず、各国はマクセスオルトリンデ社の制作した武器と、それぞれの国が独自に作った武器による混成部隊が主であり、敵味方に同機体が存在する戦場も珍しくはなかった(色や追加装備でそれぞれの区別はつけていたので視覚的に混乱することはなかった)

パラスティア国は、当時最大の領土をほこったナルミア国に進軍、ゼルト大橋を占領下におき、大陸東部の勢力図を一気に塗り替えようとした。
この地はもともと未開の地であり、面積に反比例して都市は少なかったが、ゼルト大橋を抑えることは戦略的な意味があったため、本命はそちらであった。

両軍の戦力

攻撃側守備側

パラスティア国軍
軍勢
ナルミア国軍
総兵力55000兵力総兵力48000
ロドモス総指揮
ユーカーン参謀
主要参戦者

戦闘経緯

パラスティア国は、全軍を3手に分けて次々とナルミア国の都市を占拠していく、これに対してナルミア国は、ゼルト大橋で迎撃の準備をするという情報を意図的に流して、密かにブルクアの地に兵力を集中させ、北側からの強襲を計画していた。
スレイヴギアが存在しないこの時代、兵器の性能差で圧倒する様な戦法はまだ存在せず、指揮官の能力がそのまま戦いの結果に直結していた。
「パラスティアの鬼神」と異名をもつロドモスと、彼の名参謀ユーカーンにとって、ナルミア国の動きは手の内にあり、パラスティア国の主力部隊はブルクアで集結中のナルミア国軍に奇襲を仕掛ける。
自分たちが密かに攻撃を仕掛ける側だと信じていたナルミア国軍は、その準備中に逆に奇襲を受けて混乱し、反撃らしい反撃もできずに壊滅する。

戦いの結末

ゼルト大橋までの領地を一気にパラスティア国のものとするが、前述の通りこの地は面積の広大さに見合うほどの実入りは存在しなかった。
それでも、敵軍の進軍ルートを潰したことは大きく、同時に複数の国を相手にしていたパラスティア国にとっては、戦略的に大きな意味があった。

余談だが、後に記憶を失ったホワイトフォックス隊が最初に物資を補給することになるのがこのブルクアの古戦場であり、彼女たちはナルミア国軍が残していった長年物資を劣化させずに保護する保存コンテナに残されていた弾薬などを手に入れた。



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