基本情報


略歴

クレアクライシスの将軍。
副官達が呆然とする作戦を平気で立案し、それを実現させてしまう神がかり的な指揮を発揮させ、水鏡莉奈の時代より続く「異形魔物」との戦いにおいて数々の勝利をもたらした。

その後、ラコルニア帝国との戦いが始まると、少数精鋭の強襲部隊をつくり、カッチェの戦いレアルーシを撃退する大戦果をあげる。
そのままカッチェに駐屯するが、この地では勝利に奢った朽木をはじめとするクレアクライシス軍兵士の略奪が激しく、その鎮圧に奔走させられた。
続いて、カッチェ・ドルムウントの戦いにおいて、ラコルニア帝国軍を撃退し、一度は帝都ドルムウントを包囲するまでに至るが、ノイエの強襲もあり撤退する。
ラコルニア帝国との決戦となったロイカーンの戦いでも西部戦線の実質上の総指揮官として活躍。
帝国とクレアクライシスの和睦と同盟が結ばれた後、クレアクライシスの将軍職を辞してラコルニア帝国へ移住する。

レアルーシによって帰化が認められ、かつて帝国将軍であった男と結婚、子宝にも恵まれ幸せは絶頂に達したかと思われた。
だが、帝都に出仕していた息子がラコルニア皇帝リックと意見の対立から衝突し、徐々に疎まれはじめていく。
そして1554年、帝国からクレア色の完全排除を唱える過激派によって白峰翠は毒殺された。

人物

  • どんな時にも笑顔でマイペース、「すっとぼけた寝言を言わせたら世界一」とからかわれていた。
  • 参戦する戦いを次々と勝利に導いた将だが、彼女の言動は常勝を誇る大陸最強の武将のものとは思えないほど明るくて朗らかであり、そのあまりの能天気ぶりに副官達から「大きい子供」扱いされていたという、だが、見え隠れする知性の輝きと硬い信念の生み出す不思議なカリスマにより部下を従えていた。
  • 夫となったラコルニア帝国将軍と出会ったのは、戦場での話だったと言われている。その際、1対のストラップを2人で分け、再会を約したという趣旨のエピソードが挿入される戯曲も存在する。このエピソードの信憑性については諸説分かれているが、後世になってこの話に因んだストラップが実際に作製、販売されたこともある。
  • 彼女に仕えていた部下によると、月餅が好物だったらしい。

関連項目

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

管理人/副管理人のみ編集できます