元々は
アル国の艦隊指揮官の一人だったが、
ディアルが
アル国領内で
ベルザフィリス国を建国したとき、暴君
ルドリアに未来はないと、周辺の城は
ディアルに靡いた。
彼が駐屯していた領土も
ベルザフィリス国のものとなった為、イェーガも
ディアルに希望を見つけ、そのまま仕官した。
その際、接収された艦艇は、そのまま
ベルザフィリス国
ムーン艦隊となり、イェーガが指揮官として艦隊を率いていた。
シーア海戦(693)では、
アル国最強の
ルッダリザ艦隊を誘い込み包囲するが、そこに現れた海戦の天才
フェザリアードの
サイリオン艦隊に側面を突かれて敗北し、苦渋を舐めさせられるが、
フェザリアードが
アル国で疎まれはじめ、中央の意向で艦隊から要塞指揮に移ったと知ると、ここが勝敗の分かれ目と、
ムーン艦隊から機動力の高い
ザルド艦隊に乗り移り、
エンパイアコスモスの戦いに挑み、艦隊特攻を仕掛け、勝利と引き替えに自らは戦死する。
最後の戦いは、もはや戦術や戦略とかけ離れた賭けに近いものであり、
ルッダリザ艦隊の指揮官が
ネイゲイだったこと、
フェザリアードの動きが封印されたことを差し引いても、艦隊性能、布陣、艦隊数からして説明が難しい奇跡の逆転勝利と呼ばれている。