レヴァイア王国の国王にして、
レナスティーナの父。
1247年、
レヴァイア王国は
ローグライスの戦いにて
ラグライナ帝国の前に大敗する。
降伏という形で国はかろうじて存続するが、完全に帝国への恐怖心を受け付けられたカルドスは、その後
ガルデス共和国に帝国の後背を討つ様に頼まれても承諾することなく、ひたすら従順であり続けた。
しかし、娘である
レナスティーナがこれを承諾し、
ローグライスの戦いにおける屈辱を晴らしたい将兵もこれに乗じて、ほぼクーデター状態で兵権を奪って北へ出兵する。(
レヴァイアの乱)
国に残されたカルドスは、急ぎ
ラグライナ帝国へ「この出兵は王国の意思ではなく、一部の造反者の起こした事」と弁明するが、
レナスティーナの率いた軍勢は壊滅し、カルドスは皇帝
セルレディカの命令で帝都へと出立する。
セルレディカが用意した賓客室で、捕虜となっていた
レナスティーナと親子の対面を果たすが、逆上したカルドスは
レナスティーナの首を締めあげる。
だが、彼女が苦し紛れに振り下ろした花瓶に頭部を殴打され、カルドスは娘の手によって落命した。