シャクティアナ帝国の領主だが、彼の土地は痩せ細り治安も悪かった。
隣接する領主
サラ、
ファルサスとの関係も、険悪とまではいかなくとも決して良好ではなかった。
それでも、祖父の代から定期的に行っている
サラとの食事会は行っていたが、その席で
サラが「北から山賊が流れ込んで困っている」と言った言葉を「自分の領土を侮辱した」と早とちりして激怒し、賊を討伐するという口実で部隊を派遣すると、
サラ直轄地であるオーティスの街を占領して
サラを監禁する。
だが、彼の短絡的で後先考えない行動は、
ファルサスに出兵の口実を与え、
サラ領土奪還作戦の軍が派遣される。
もはや本国にも戻れないと悟ったギードは、迫り来る軍勢に特攻、
ファルサスの娘である
ソフィアに斬りかかり、あと一歩まで追い詰めるが、傭兵として所属していた
バルニアによって討ち取られた。