ラグライナ帝国で、皇帝を守る誇り高き親衛隊長を務めていた。
ただし、父の役職をそのまま受け継いだだけの世襲であり、実戦の経験がなかったため、
ローグライスの戦いにおいて、敵中突破してきた
レヴァイア王国軍
ソードスの前に腰を抜かして戦線離脱する。
この失態により親衛隊長の地位を失い、もう抵抗することもないと思われた
レヴァイア王国との国境守備隊へと左遷させられた。
しかし、1253年に
レヴァイアの乱が勃発し、
レヴァイア王国軍が
ラグライナ帝国に向けて出兵。
この報告を聞くと、汚名返上とばかりに国境守備軍を率いて
レヴァイア王国軍と対峙、
セルレディカ率いる主力部隊の到着まで時間を稼いだ。
その後、
レヴァイア王国は
ラグライナ帝国軍の前に大敗を喫して完全に併合されるが、ハイレイス自身は変わらずこの地に駐屯。
帝国内乱戦争においては、駐屯地が
セリーナ派閥であったことから
セリーナ派となるが、辺境であったことからこの地が内乱の舞台になることはなく、何事もなく内乱終結まで生き延び、その後は引き続き帝国将軍としての人生を全うした。